JIS B 8601:2001 規格概要
この規格 B8601は、冷凍装置に関する計画図・設計図・系統図・計装図などの図面に,機器,配管,計装及びそれらの附属品を簡略化された方法で図示する場合の共通,かつ,基本的な図記号について規定。
JISB8601 規格全文情報
- 規格番号
- JIS B8601
- 規格名称
- 冷凍用図記号
- 規格名称英語訳
- Graphical symbols for refrigerating systems
- 制定年月日
- 1978年3月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 01.080.20, 27.200
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1978-03-01 制定日, 1983-03-01 確認日, 1989-06-01 改正日, 1994-09-01 確認日, 2001-02-20 改正日, 2007-03-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS B 8601:2001 PDF [11]
B 8601 : 2001
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本冷凍
空調学会 (JSRAE) /財団法人日本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべ
きとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。こ
れによって,JIS B 8601 : 1989は改正され、この規格に置き換えられる。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS B 8601 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
B 8601 : 2001
冷凍用図記号
Graphical symbols for refrigerating systems
1. 適用範囲 この規格は,冷凍装置に関する計画図・設計図・系統図・計装図などの図面に,機器,配
管,計装及びそれらの附属品を簡略化された方法で図示する場合の共通,かつ,基本的な図記号について
規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0011-1 製図−配管の簡略図示方法−第1部 : 通則及び正投影図
3. 管の図記号 管又は配管を簡略化された方法で図示する場合には,次による。ただし,この規格に規
定していない事柄は,JIS B 0011-1によるのがよい。
3.1 管の表し方 管などを表す流れ線は,原則として1本の実線で表し,同一図面内では一種類の太さ
の線を用いる。ただし,管の系統,管内を流れる流体の種類,状態,目的又は管の太さを表すために線の
種類(実線・破線・鎖線・2本の平行線など,及びそれらの太さ)を変えて図示してもよい。この場合に
は,それぞれの線の種類の意味を図面上の見やすい位置に明示する。
なお,管を破断して示す場合には,図1のように破断線を用いて表す。
図1 管を破断した表し方
3.2 管の太さ・種類の表し方 管の太さ及び種類を図示する場合には,管を表す線の上側に沿って図面
の下辺又は右辺から読めるように,管の太さ及び種類を表す文字・文字記号を記入する[図2 a),b)]。
ただし,複雑な図面などで誤解を招くおそれがあるときには,それぞれ引出し線を用いてもよい[図2 c)]。
また,文字,文字記号の意味は,図面上の見やすい位置に記入する。
図2 管の太さ・種類の表し方
――――― [JIS B 8601 pdf 2] ―――――
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B 8601 : 2001
3.3 流体の種類・状態・目的の表し方 管内を流れる流体の種類・状態・目的を示す場合には,管を表
す線の上側に沿わせて図面の下辺又は右辺から読めるように文字・文字記号[図3 a),c),d)]を記入す
る。ただし,複雑な図面などで誤解を招くおそれがあるときには,それぞれ引出し線を用いて記入しても
よい。
なお,流体の種類を表す文字記号は,表1の記号を用いる。ただし,これらの種類の詳細を示す必要の
ある場合[図3 b)]には,これによらなくてもよい。また,文字記号の意味は,図面上の見やすい位置に
明示する。
表1 流体の種類と文字記号
図3 流体の種類・状態・目的の表し方
備考 往き管と返り管を区別する必要
がある場合には,文字記号(往
きにS,返りにR)を付記しても
よい。
3.4 流体の流れ方向の表し方
3.4.1 管内の流れ方向 管内の流れ方向は,管を表す線に付けた矢印の向きで指示する(図4)。
図4 管内の流れ方向の表し方
3.4.2 配管系の附属品,部品,構成品及び機器内の流れ方向 配管系の附属品・機器内の流れ方向を特に
指示する必要がある場合には,その図記号に沿わせた矢印で指示するか,又は配管を示す線上に矢印で指
示する(図5)。
図5 配管系の附属品,部品,構成部品及び機器内の流れ方向の表し方
――――― [JIS B 8601 pdf 3] ―――――
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B 8601 : 2001
3.4.3 運転条件によって方向が変わる場合の流体の流れ方向の表し方 ヒートポンプ装置のように,運転
条件によって流体の流れ方向が変わる場合には,図6のように配管又は配管系内の機器に沿わせた矢印で
流れの方向を指示する。
この場合には,原則として冷房運転時は実線の矢印,また,暖房運転時は破線の矢印とする。
図6 流れ方向の変わる場合の流れ方向の表し方
4. 管の交差部及び接続部の表し方 管を表す線が交差している場合には,表2の表し方によってそれぞ
れの管が接続しているか,接続していないかをホす。
表2 管の接続状態の表し方
管の接続状態 図示方法
接続していないとき
接続して 交差
いるとき
分岐
備考 接続していないことを表す線の切れ目の幅は実線の太さの5倍以上,接続していることを
表す黒丸の直径は実線の太さの5倍以上とする。
5. 管の結合方式の表し方 管の結合方式は,表3の図記号によって表す。
表3 管の結合方式の表し方
結合方式の種類 図記号 備考
一般 継手の種類を明示する場合には,その
名称を付記する。
溶接式 −
フランジ式 インロー結合方式のめす
“F”,おす“M”の区別
は,次による。
受口式 −
ユニオン式 −
フレア式 −
クイックジョ −
イント式
6. 管継手の表し方 固定式管継手は,表4の図記号によって表す。
――――― [JIS B 8601 pdf 4] ―――――
4
B 8601 : 2001
表4 固定式管継手の表し方
管継手の種類 図記号 備考
エルボ 結合方法を表す図記号と組み合わせて
及び 用いる。
ベンド 径違いの表示を必要とする場合には,そ
の呼び径は引出線を用いて記入する。
T
クロス
レジューサ
ディストリビュータ
たわみ管継手 例 ゴムホース,フレキシブルチ
ューブなど。
7. 管の末端部の表し方 管の末端部は,表5の図記号によって表す。
表5 管の末端部の表し方
末端部の種類 図記号
管端フランジ
又は
閉止フランジ
ねじ込み式キャップ
及び
ねじ込み式プラグ
溶接式キャップ
チェックジョイント
ピンチオフ
8. バルブの表し方 バルブは,表6の図記号によって表す。バルブと管との結合方式を,特に示したい
場合には,結合方式を表す図記号と組み合わせて用いる。ただし,バルブの機能を詳細に示す必要がある
場合には,これによらなくてもよい。
表6 バルブの表し方
バルブの種類 図記号 備考
バルブ一般 手動弁であることを示す必
要がある場合には,次の例
による。
例
バルブが閉じている状態を
示す場合には,次の例によ
る。
例
――――― [JIS B 8601 pdf 5] ―――――
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JIS B 8601:2001の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.200 : 冷蔵技術
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.080 : 図記号 > 01.080.20 : 特定設備に使用するための図記号
JIS B 8601:2001の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0011-1:1998
- 製図―配管の簡略図示方法―第1部:通則及び正投影図