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B 8672-2 : 2011
表2−漏れ量のしきい値
音速コンダクタンス 最大漏れ量
C dm3/h (ANR) )
dm3/(s・MPa) ラバーシール メタルシール
[クラス1.5 b)] [クラス2.5 b)]
C≦10 6.0 60
1016 28 46 80 130 220 360 600 注a) IS B 8393による。
b) 附属書A参照。
9.4 切換圧力に関連する故障
供試品は,8.2及び8.3に従って測定された電磁弁又はパイロット操作切換弁に関して,切換圧力が製造
業者の試験データシート又は製品仕様上の最低作動圧力を超えた場合,故障したとみなす。
10 データの解析
試験データは,JIS B 8672-1に従って解析しなければならない。
試験データシートの一例を,附属書JAに示す。
11 試験報告書
データは,JIS B 8672-1に従って報告しなければならない。
12 規格準拠表示
この規格に準拠しているとき,試験報告,カタログ及び販売資料に,次の文言を使用する。
“この方向制御弁の信頼性と寿命時間は,JIS B 8672-2(空気圧−試験による機器の信頼性評価−第2
部 : 方向制御弁)に準拠する。”
――――― [JIS B 8672-2 pdf 11] ―――――
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B 8672-2 : 2011
附属書A
(参考)
漏れ量のしきい値の決定
A.1
序文
表2の漏れ量のしきい値は,この附属書に記載されている方法に従って決定した。この方法は,空気圧
機器のしきい値を体系的に決定するものである。この附属書の式は,物理的相関又は物理的法則を示すも
のではなく,しきい値の計算だけに使用される。
A.2 記号
この附属書では,表A.1の記号を使用している。
表A.1−記号リスト
記号a) 内容 SI単位
C 音速コンダクタンス dm3/(s・MPa)
c しきい値,サイズなどの境界値を表す下付文字記号 −
S 機器サイズ mm
ピストン径,呼び径などの代表的な寸法又は性能データ
K 漏れ値水準を表す係数 dm3 (h/ ANR )
mmn
m しきい値のクラス(上付文字) −
しきい値クラス係数を使用することで,空気圧機器のクループを異な
ったしきい値レベルに割り当てることができる。異なった品質クラス
又は設計原理を考慮するために必要となる。
n 傾斜指数(上付文字) −
pabs 絶対作動圧力 MPa
q しきい値 dm3/h (ANR)
注a) 他の文書では他の記号を使用してよい。
A.3 漏れしきい値のモデリング
A.3.1 dm3/h (ANR) で表されているしきい値qは,式(A.1)及び(A.2)を使用して算出する。
q=KS n (A.1)
ここに, S≧Sc
小形機器(境界値未満)のしきい値qは,一定の値に限定することができる。
c
q q KScn (A.2)
ここに, SK=0.06×10m pabs (A.3)
A.3.2 図A.1は,しきい値と異なるパラメータの影響を表している。
――――― [JIS B 8672-2 pdf 12] ―――――
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B 8672-2 : 2011
記号
n 傾斜指数 : n=1及びn=2の例をグラフ中に図示
Sc 境界機器サイズ
qc 境界しきい値
a 漏れ水準Kとしきい値クラスmの影響[式(A.3)も参照]
図A.1−しきい値と異なるパラメータの影響を表した図
A.4 バルブの漏れしきい値
A.4.1 表2の漏れ量のしきい値は,式(A.1),式(A.2)及び式(A.3)を使用して算出する。
a) 式(A.4)を使用して,機器サイズSをバルブの音速コンダクタンスに関連付けをする。
S .145 C (A.4)
注記 技術委員会ISO/TC 131/WG 4のエキスパートの経験に基づき,しきい値に合う係数1.45を選
定した。
b) バルブに対して二つのしきい値クラスを定義する。
1) クラス1.5,ラバーシールのバルブに使用
2) クラス2.5,メタルシールのバルブに使用
c) バルブの漏れは内部シール部品の長さに関係するため,傾斜指数nを1に設定する。
d) 0.73 MPaの絶対作動圧力pabsを使用する。
e) クラス1.5(ラバーシールのバルブ)には6 dm3/h,クラス2.5(メタルシールのバルブ)には60 dm3/h
の境界しきい値qcを設定する。
図A.2に結果を示す。
――――― [JIS B 8672-2 pdf 13] ―――――
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B 8672-2 : 2011
記号
X 音速コンダクタンスC [dm3/(s・MPa) ] で表現
Y 漏れ値q [dm3/h (ANR) ] で表現
1 クラス1.5のしきい値
2 クラス2.5のしきい値
図A.2−バルブの漏れしきい値
A.4.2 表2の漏れしきい値は,図A.2(四捨五入)に準拠している。
――――― [JIS B 8672-2 pdf 14] ―――――
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B 8672-2 : 2011
附属書JA
(参考)
試験データシート
ISO空気圧バルブの信頼性の試験データシートの一例を次に示す。
――――― [JIS B 8672-2 pdf 15] ―――――
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JIS B 8672-2:2011の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 19973-2:2007(MOD)
JIS B 8672-2:2011の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.100 : 流体動力システム > 23.100.01 : 流体動力システム一般
JIS B 8672-2:2011の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0125-1:2020
- 油圧・空気圧システム及び機器―図記号及び回路図―第1部:図記号
- JISB0142:2011
- 油圧・空気圧システム及び機器―用語
- JISB8390:2000
- 空気圧―圧縮性流体用機器―流量特性の試験方法
- JISB8393:2000
- 空気圧―標準参考空気
- JISB8672-1:2011
- 空気圧―試験による機器の信頼性評価―第1部:通則
- JISZ8115:2019
- ディペンダビリティ(総合信頼性)用語
- JISZ8203:1964
- 単位記号
- JISZ8203:2000
- 国際単位系(SI)及びその使い方