JIS B 8833-3:2008 クレーン―荷重及び荷重の組合せに関する設計原則―第3部:タワークレーン

JIS B 8833-3:2008 規格概要

この規格 B8833-3は、第1部に規定した一般設計原則に加えて,JIS B 0146-1で規定するタワークレーンの,限界状態設計法に基づく荷重の組合せ及び諸係数の値について規定。

JISB8833-3 規格全文情報

規格番号
JIS B8833-3 
規格名称
クレーン―荷重及び荷重の組合せに関する設計原則―第3部 : タワークレーン
規格名称英語訳
Cranes -- Design principles for loads and load combinations -- Part 3:Tower cranes
制定年月日
2008年3月25日
最新改正日
2017年10月25日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 8686-3:1998(MOD)
国際規格分類

ICS

53.020.20
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
物流 2019
改訂:履歴
2008-03-25 制定日, 2012-10-25 確認日, 2017-10-25 確認
ページ
JIS B 8833-3:2008 PDF [9]
                                                                                 B 8833-3 : 2008

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号及び略語・・・・[2]
  •  5 一般・・・・[2]
  •  6 荷重及び適用係数・・・・[2]
  •  7 荷重の組合せ-設計に関する一般的な事項・・・・[5]
  •  7.1 慣性力・・・・[5]
  •  7.2 作業時風荷重・・・・[5]
  •  8 現場における荷重の組合せ・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 8833-3 pdf 1] ―――――

B 8833-3 : 2008

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本クレーン協会 (JCA) 及び財団
法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工
業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,
このような特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認に
ついて,責任はもたない。
JIS B 8833の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 8833-1 第1部 : 一般
JIS B 8833-2 第2部 : 移動式クレーン
JIS B 8833-3 第3部 : タワークレーン
JIS B 8833-4 第4部 : ジブクレーン
JIS B 8833-5 第5部 : 天井走行クレーン及び橋形クレーン

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 8833-3 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 8833-3 : 2008

クレーン−荷重及び荷重の組合せに関する設計原則−第3部 : タワークレーン

Cranes-Design principles for loads and load combinations- Part 3 : Tower cranes

序文

  この規格は,1998年に第1版として発行されたISO 8686-3を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,設
計方法を国内実態に合わせるため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
対応国際規格の規格群は,限界状態設計法及び許容応力設計法が規定されているが,この規格群の第1
部第5部までは限界状態設計法を規定し,JIS B 8831は許容応力設計法を規定している。

1 適用範囲

  この規格は,第1部に規定した一般設計原則に加えて,JIS B 0146-1で規定するタワークレーンの,限
界状態設計法に基づく荷重の組合せ及び諸係数の値について規定する。
注記1 日本国内での使用には,強制法規であるクレーン構造規格に従う必要がある。
なお,JIS B 8831は強制法規の規定に沿って作成されている。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 8686-3 : 1998,Cranes−Design principles for loads and load combinations−Part 3 : Tower
cranes (MOD)
なお,対応の程度を表す記号 (MOD) は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していること
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0146-1 クレーン用語−第1部 : 一般
注記 対応国際規格 : ISO 4306-1,Cranes−Vocabulary−Part 1 : General (MOD)
JIS B 8830 クレーン−風荷重の評価
注記 対応国際規格 : ISO 4302,Cranes−Wind load assessment (MOD)
JIS B 8833-1 : 2008,クレーン−荷重及び荷重の組合せに関する設計原則−第1部 : 一般
注記 対応国際規格 : ISO 8686-1 : 1989,Cranes−Design principles for loads and load combinations−

――――― [JIS B 8833-3 pdf 3] ―――――

2
B 8833-3 : 2008
Part 1 : General (MOD)
ISO 12485 : 1998,Tower cranes−Stability requirements

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS B 8833-1 : 2008による。

4 記号及び略語

  この規格で用いる記号は,JIS B 8833-1 : 2008の表1による。

5 一般

  構成部品は,JIS B 8833-1 : 2008に規定した限界状態設計法によって性能照査を行う。
ティッピング及び吹き流し状態となるタワークレーンの設計は,ISO 12485 : 1998の規定による。

6 荷重及び適用係数

  表1は,荷重及び荷重の組合せを示す。
表2は,表1に規定された荷重組合せに使用される動的影響係数φnを規定する。また,JIS B 8833-1及
び他の関連する規格についても記述する。
注記 表2の第1欄に規定された行番号は,表1の第6欄に同じである。
クレーンの質量及び重心が実験及び/又は実測によって決定される場合,表1の行番号1,“荷重減少効
果あり1)”の係数を適用する。
質量及び重心が最終の部品リストに基づいて計算された場合,表1の行番号1,の“荷重減少効果あり
2)”の係数を適用する。

――――― [JIS B 8833-3 pdf 4] ―――――

                                                                                                                                                                                                                 3
B 8833-3 : 2008
表1−荷重及び荷重の組合せ
荷重の種類 荷重 荷重の組合せA 荷重の組合せB 荷重の組合せC
部分荷重 A1 A2 A3 A4 部分荷重 B1 B2 B3 B4 B5 部分荷重 C1 C2 C3 C4 C5 C6 C7 C8 行番号
係数γp 係数γp 係数γp
定常荷重 重力,加速力 クレーンの質量 荷重減少効果なし 1.22 φ1 φ1 1 − 1.16 φ1 φ1 1 − − 1.1 φ1 1 φ1 1 − 1 − 1 1
JIS B 8833-1及び衝撃力 による荷重 荷重減少効果あり1) 1.16 1.1 1.05
6.1参照 (実験・実測によって
決定される場合)
荷重減少効果あり2) 1.1 1.05 1.0
(重心が最終の部品
リストに基づいて計
算された場合)
総荷重 1.34 φ2 φ3 1 − 1.22 φ2 φ3 1 − − 1.1 − η − 1 − 1 − 1 2
平たんでない場所を走行するクレーン 1.22 − − − φ4 1.16 − − − φ4 φ4 − − − − − − − − 3
の質量による荷重及び総荷重
駆動装置による クレーンの質量 巻上作動除く 1.34 φ5 φ5 − − φ5 φ5 − − − − − φ5 − − − − − 4
加速 による荷重及び 巻上作動含む − − φ5 φ5 1.22 − − φ5 φ5 − 1.1 − − − − − − − − 5
総荷重
変位 JIS B 8833-1 6.1.5参照 1.16 1 1 1 1 1.1 1 1 1 1 1 1.05 1 1 1 1 − 1 − 1 6
非定常荷重 気象の影響 作業中の風荷重 1.16 1 1 1 1 1 − − − − − − − − 7
JIS B 8833-1 雪及び氷による荷重 1.22 1 1 1 1 1 1.1 − 1 − − − − − − 8
6.2参照 温度変化による荷重 1.16 1 1 1 1 1 1.05 − 1 − − − − − − 9
スキュー(蛇行) JIS B 8833-1 6.2.2参照 1.16 − − − − 1 − − − − − − − − 10
特殊荷重 地上に置かれた荷のつり上げによる荷重 1.1 φ2 − − − − − − − 11
JIS B 8833-1休止時の風荷重 1.1 − 1 − − − − − − 12
6.3参照 試験荷重 1.1 − − φ6 − − − − − 13
緩衝器への衝突荷重 1.1 − − − φ7 − − − − 14
ティルティング(傾動)による荷重 1.1 − − − − − − − − 15
非常停止による荷重 1.1 − − − − − φ5 − − 16
機械の故障による荷重 1.1 − − − − − − − − 17
クレーンの基礎の振動による荷重 1.1 − − − − − − − 1 18
抵抗係数γm 1.1

――――― [JIS B 8833-3 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS B 8833-3:2008の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 8686-3:1998(MOD)

JIS B 8833-3:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 8833-3:2008の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0146-1:2017
クレーン―用語―第1部:一般
JISB8830:2001
クレーン―風荷重の評価