13
B 8850 : 2015
表8−最大使用力の換算値
最大使用力 最大使用力 最大使用力
kN kg t
0.25 25 −
0.5 50 −
0.75 76 −
1 101 −
1.25 127 −
1.5 152 −
2 203 −
2.5 254 −
3.75 382 −
4 407 −
5 509 −
6 611 −
7.5 764 −
10 1 010 1.01
12 1 220 1.22
12.5 1 270 1.27
15 1 520 1.52
20 2 030 2.03
25 2 540 2.54
40 4 070 4.07
50 5 090 5.09
4) ベルトラッシング長さ1)(m)
5) 製造業者名又はその略号2)
6) 製造年月又はその略号 略号は,一般に分かりやすい方法とする。
例 1403(2014年3月)
7) その他必要な事項(受渡当事者間の協定による。)
注1) 両端アイ形及び端末金具付き形は,固定側長さ及び調節側長さを表示する。
2) 製造業者名の略号は,できるだけ登録商標とするのがよい。
b) 表示例は,次による。
表示例
1) 規格番号及び種類の記号 JIS B 8850 RK-50L
2) ベルト幅 50 mm
3) 最大使用力 7.5 kN(764 kg)
4) ベルトラッシング長さ 1 m+5 m
5) 製造業者名又はその略号 株式会社〇〇〇
6) 製造年月又はその略号 1403
13 取扱説明書
ベルトラッシングには,次の事項を記載した取扱説明書を添付する。
a) ベルトラッシングの選定と使用上の注意は,附属書Bによる。
b) ベルトラッシングの点検基準は,附属書Cによる。
――――― [JIS B 8850 pdf 16] ―――――
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B 8850 : 2015
附属書A
(規定)
端末金具ワンピース付きベルトラッシング
A.1 構造
端末金具付き形ベルトラッシングのうち,ワンピース付きを図A.1に示す。
図A.1−ワンピース付きベルトラッシング
A.2 種類及び記号
ワンピース付きの種類は,バックルの種類,形式及びベルト区分に応じて表A.1による。
表A.1−種類及び記号
ベルト区分 バックルの種類及び記号
ラチェットバックル オーバーセンターバックル
R O
形式及び記号
端末金具付き形 端末金具付き形
K K
35 RK-35 −
38 RK-38 −
45 − OK-45
50L RK-50L OK-50L
A.3 最大使用力
ワンピース付きをストレート状態で使用する場合の最大使用力は,表A.2による。
――――― [JIS B 8850 pdf 17] ―――――
15
B 8850 : 2015
表A.2−最大使用力
単位 kN
ベルト区分 バックルの種類及び記号
ラチェットバックル オーバーセンターバックル
R O
形式及び記号
端末金具付き形 端末金具付き形
K K
35 3.25 −
38 3.25 −
45 − 3.25
50L 3.25 3.25
A.4 プルーフロード
ワンピース付きのプルーフロードは,表A.3による。
表A.3−プルーフロード
単位 kN
ベルト区分 バックルの種類及び記号
ラチェットバックル オーバーセンターバックル
R O
形式及び記号
端末金具付き形 端末金具付き形
K K
35 6.5 −
38 6.5 −
45 − 6.5
50L 6.5 6.5
A.5 破断荷重
ワンピース付きの破断荷重は,表A.4による。
表A.4−破断荷重
単位 kN
ベルト区分 バックルの種類及び記号
ラチェットバックル オーバーセンターバックル
R O
形式及び記号
端末金具付き形 端末金具付き形
K K
35 13 −
38 13 −
45 − 13
50L 13 13
――――― [JIS B 8850 pdf 18] ―――――
16
B 8850 : 2015
附属書B
(規定)
ベルトラッシングの選定と使用上の注意
B.1 選定
ベルトラッシングの選定は,次による。
a) ベルトラッシングは,使用方法に適した十分な強度と正しい長さとを備えていなければならない。
b) ベルトラッシングの選定においては,次の項目を考慮する。
1) 荷の寸法,形状及び重量
2) 荷の性質(液体,薬品,危険物,易破損品)
3) 荷の輸送環境
4) 使用方法
5) 取付け及び取外し作業の容易さ
6) 輸送工程中に荷の一部を荷下ろしする場合
7) 荷の固定に必要なベルトラッシングの数量及び荷の固定方法
B.2 使用上の注意
ベルトラッシングの使用上の注意は,次による。
a) 荷の輸送開始前及び輸送中定期的にベルトラッシングの状態を確認する。
b) 端末金具付き形を使用するときは,正しく固定点に掛ける。
c) ベルトラッシングを取り外すときは,荷が安定して移動及び落下しないか確認する。
d) 積み上げた荷を下ろすときは,必ずベルトラッシングを外してから荷を持ち上げて下ろす。
e) 角のある荷を固定するときは,ベルトの損傷を防ぐために当て物を装着する。
f) ベルトラッシングは,玉掛け作業に使用しない。
g) ベルトを結んだり,ベルト同士を引っ掛けたりしない。
h) 使用温度は100 ℃以下とし,−30 ℃50 ℃の温度範囲を超えて使用する場合は,最大使用力につい
て製造業者の指示によらなければならない。
i) ラチェットバックルは,ベルトを巻軸に巻き過ぎないように,余分な長さはハンドル操作前に調節す
る。
j) ラチェットバックルは,ベルトを巻軸に1回半以上巻き取る。
k) ベルトラッシングを引きずったり,投げたりしない。
l) 走行中の振動などで荷が移動してベルトに緩みが発生することがあるため,ベルトラッシングを定期
的に増締めする。
m) 壊れやすい荷を固定するときは,ベルトラッシングの締付力を調節する。
n) バックルの作動を円滑にするために,適時注油を行う。ただし,注油後に余分な油は拭き取る。
――――― [JIS B 8850 pdf 19] ―――――
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B 8850 : 2015
附属書C
(規定)
ベルトラッシングの点検基準
C.1 日常点検及び定期点検
ベルトラッシングは,日常点検1) 及び定期点検2) を行って使用しなければならない。
注1) 使用前に行う点検をいう。
2) 使用頻度によって異なるが,通常1か月ごとに行う。
C.2 点検基準
点検項目,点検方法及び廃棄基準は,表C.1による。
表C.1−点検基準
点検項目 点検の種類 点検方法 廃棄基準
日常点検 定期点検
ベルトの損傷a) アイ ○ ○ 目視 1) 織目が分からないほどに毛羽立ちし,たて糸の
の状態(摩耗, 損傷が認められるもの。
きず及び縫糸 2) 目立った切りきず,擦りきず,引っ掛けきずな
の切断) どが認められるもの。
3) 縫糸が切断して,アイの形状が保たれないもの。
b) 縫製部 ○ ○ 目視 1) 目立った切りきず,擦りきず,引っ掛けきずな
どが認められるもの。
2) 縫糸が切断して,ベルトの離が少しでも認め
られるもの。
c) 本体 ○ ○ 目視 1) 全幅にわたって織目が分からないほどに毛羽立
ちし,たて糸の損傷が認められるもの。
2) 目立った切りきず,擦りきず,引っ掛けきずな
どが認められるもの。
その他の外観異常 ○ ○ 目視 熱,薬品などによる著しい変色,着色,溶融,溶解
などが認められるもの。
使用期間 − ○ 管理台帳,表ベルトラッシングの使用状況によって,外観に損傷
示などの確 及び異常がなくても,次の使用期間を超えるもの。
認 − 屋内で使用する場合,使用開始後7年。
− 常時屋外で使用する場合,使用開始後3年。
バックル及びa) 変形 ○ ○ 目視 曲がり,ねじれ,ゆがみなどが認められるもの。
端末金具 b) きず ○ ○ 目視 著しい当たりきず,切欠ききずなどが認められるも
の。
c) 亀裂 ○ ○ 目視 亀裂が認められるもの。
磁粉探傷a) 又
目視によって亀裂の疑いがあり,点検方法に定めら
は浸透探傷b)れた方法で,亀裂が認められるもの。
d) 摩耗 − ○ 計測 摩耗量が,元の寸法の10 %を超えるもの。
e) 腐食 ○ ○ 目視 全体に腐食が認められるもの,又は局部的に著しい
腐食のあるもの。
注a) IS Z 2320-1による。
b) IS Z 2343-1,JIS Z 2343-5及びJIS Z 2343-6による。
JIS B 8850:2015の国際規格 ICS 分類一覧
JIS B 8850:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0148:2006
- 巻上機―用語
- JISL0105:2020
- 繊維製品の物理試験方法通則
- JISL0204-2:2010
- 繊維用語(原料部門)―第2部:化学繊維
- JISL0204-2:2020
- 繊維用語(原料部門)―第2部:化学繊維
- JISZ2320-1:2017
- 非破壊試験―磁粉探傷試験―第1部:一般通則
- JISZ2343-1:2017
- 非破壊試験―浸透探傷試験―第1部:一般通則:浸透探傷試験方法及び浸透指示模様の分類
- JISZ2343-5:2012
- 非破壊試験―浸透探傷試験―第5部:50℃を超える温度での浸透探傷試験
- JISZ2343-6:2012
- 非破壊試験―浸透探傷試験―第6部:10℃より低い温度での浸透探傷試験