JIS B 9713-2:2004 機械類の安全性-機械類への常設接近手段-第2部:作業用プラットフォーム及び通路 | ページ 2

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B 9713-2 : 2004 (ISO 14122-2 : 2001)
作業用プラットフォームは,人が人間工学的な位置で作業できるように設置されなければならず,で
きれば作業位置高さは作業用プラットフォームの床上5001700mmの間が望ましい。
4.2.2 寸法 運転及び保全用の通路と作業用プラットフォームの内のり長さと幅は,次の条件によって
決められなければならない。
a) 作業上の要求事項,例えば,位置,動きの性質及び速度,力のかけ方など。
b) 工具,予備部品などが携行されているかどうか。
c) 作業及び使用の頻度並びに持続時間。
d) 同時に通路及びプラットフォームの上にいるオペレータの人数。
e) オペレータのすれ違いの可能性。
f) 安全服の装着又は個人用保護具の携帯のような付加的な装備がされているかどうか。
g) 独立した障害物の存在。
h) 負傷者の退避。
i) 袋小路で終わる通路。
j) オペレータの衣服をきずつけ又は汚しそうな壁。
k) 自由な作業動作の必要性及び予測される道具類を使用するための空間の必要性。
例外的な環境でない限り,作業用プラットフォームと通路の最小頭上空間は2100mmでなければなら
ない。
参考 EN 547-1及びEN 547-3に関連事項がある。
備考1. リスクアセスメントによって許され,及び機械又は環境の制約によって止むを得ないとき
は,次の場合に限り,障害物のない高さを1900mmまで低くすることができる。
― 作業用プラットフォーム若しくは通路がたまにしか使われない,又は
― その高さの低減が短い区間に対してだけなされる場合
例外的な状況がない限り,通路の内のり幅は最小600mmでなければならず,できれば800mmが望
ましい。通路の通常目的が,幾人かの人が同時通行したり横断したりすることである場合は,その幅は
1000mmに拡張されなければならない。避難路として設計される場合の通路の幅は,適切な規則の要求
事項を満たさなければならない。
備考2. リスクアセスメントの結果,及び機械又は環境の制約によって止むを得ないときは,次の
場合に限り,障害のない幅を最小500mmまで狭くすることができる。
― 作業用プラットフォーム又は通路が,たまにしか使用されない,及び
― その幅の縮小は,短い距離に対してだけなされる。
壁又は天井の下に,要求される幅又は高さを減じる独立した障害物があるときは,それらへの防護手
段を講じなければならず,更に,傷害を防ぐために,例えば当て物などの安全方策を講じなければなら
ない。また,警告標示も考慮することが望ましい。
4.2.3 施設又は附帯設備 床上高さ500mm以上の通路又は作業用プラットフォームから墜落する危険が
ある場合は,JIS B 9713-3に規定する防護さく(柵)を設けなければならない。
また,防護さく(柵)は,踏み抜き又は損壊の危険がある場所(例えば,屋上の換気装置に接近する
ための通路)にも必要である。
プラットフォーム上で,重い物を転がしたり置いたりせずに取り扱えるように,適切な附帯設備が備
えられていなければならない。
4.2.4 床面

――――― [JIS B 9713-2 pdf 6] ―――――

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B 9713-2 : 2004 (ISO 14122-2 : 2001)
4.2.4.1 液体の滞留及び/又は蓄積による危険源 床面は,その上にこぼれたいかなる液体も排出するよ
うに設計しなければならない。この要求が何か特別な理由によって不可能な場合,こぼれた液体によっ
て起こる滑りや他の危険源は,他の適切な方法で防止又は最小限にしなければならない。
4.2.4.2 蓄積物質による危険源 床面は,ほこり,雪,氷など,又は他の物質がたい積しないように作ら
なければならない。そのためには,格子又は穴あき鋼板のような透過性の床面が優れている。それが不
可能で透過性床面が使えないときは,たい積物質を除去するためのものを,必要な場所に設けなければ
ならない。
4.2.4.3 つまずきの危険源 つまずきの危険源を回避するために,隣接の床材との最大段差は4mmを超
えてはならない。
4.2.4.4 落下物によって引き起こされる危険源
a) 床面 一般に,リスクアセスメントは,作業用プラットフォーム又は通路への穴あき床材の使用を
選択させる。
― 作業用プラットフォーム又は通路の床材の目の粗さは,35mm径の球が抜け落ちない程度でな
ければならない。
― 人がたまたま通るのではなく,常時人が仕事をする場所の上の床材は,同程度の安全が他の適
切な手段で保証されないときは,目の粗さを20mm径の球が抜け落ちない程度にしなければな
らない。
リスクアセスメントの結果,床面から落下したり通過したりする物又は他の材料によって引き起こ
される危険源が,滑り,墜落などの危険源よりも重大である場合は,床面に開口部があってはならな
い。
b) 結合部 床端と隣接した構築物,又は例えば,配管,容器若しくはサポートなど床面を貫通する構
造物と床面開口部間の距離が30mmを超える場合は,つま先板が必要である。
4.2.4.5 床面貫通落下による危険源 床面が,例えば,床下に据え付けられた機器の保全に求められる箇
所など,取り外し可能な部材で作られ,除去可能に作られているときは,
― それらの部材のいかなる危険な動きも,止め金具などによって防止されなければならない。
― 締め金具のわずかな腐食,わずかな緩み又は位置の変化を見つけるための点検ができなければなら
ない。
4.2.4.6 滑りによる危険源 床面は,滑りの危険を低減するように設計された仕上げ表面でなければならな
い。滑り特性は附属書A(参考)を参照のこと。
4.2.5 設計荷重 作業用プラットフォーム及び通路の仕様一覧表には,設計荷重を明示しなければならな
い。
上がり場,通路及びプラットフォームの計算に使用する最小使用荷重は次のとおりである。
― 構造部材への分配荷重は2kN/m2。
― 床面に対しては,最も過酷な場所で,200mm×200mm当たりの集中荷重は1.5kNを適用。
設計荷重を負荷したとき,床面のたわみは支点間距離の1/200を超えてはならず,荷重部と隣接する
非荷重部との段差は4mmを超えてはならない。
通路及び作業用プラットフォームの安全設計強度は,計算又は試験によって検証されなければならな
い。
5. 据付要領書 適切な据付のための全情報が,据付要領書に含まれていなければならない。特に,固定

――――― [JIS B 9713-2 pdf 7] ―――――

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B 9713-2 : 2004 (ISO 14122-2 : 2001)
方法の情報が盛り込まれなければならない。

――――― [JIS B 9713-2 pdf 8] ―――――

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B 9713-2 : 2004 (ISO 14122-2 : 2001)
附属書A(参考) 抗滑り特性決定基準についての各種方法
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
規格は存在しないが,次の文書が利用できる。
フランス
床面の滑り度測定規格としての必要条件 ― 協議のための調査文書 ―
Exigences pour une norme de mesure de la glissance des sols Etude documentaire et discussion- ND
1987-159-95-INRS
抗滑り床面 ― 抗滑り度の判定基準 ― 食料品工業の床面への応用
Sols anti-derapants-Critere devaluation de la resisitance au glissement Application aux sols des industries de
ialimentation ND 1853-145-91
短靴の床面での滑り度合いの標準化
Normalisation de la glissance des sols et des chaussures ND 1936-152-93
床面の滑りにおける表面摩擦の影響
Glissance de sols et coefeficients de frottement Cahier 2484(avril 1991)-CSTB
ドイツ
滑り危険に関する労働場所と仕事領域の床被覆材への説明書
Merkblatt fr Fnβboden in Arbeitsrumen und Arbeisbereichen mit Rutschgefahr ZH 1/571- (Oktober 1993)-
HVBG
英国
衝撃吸収床面への要求事項と試験方法
BS 7188(1989)- Impact absorbing playground surfacing Performance requirements and test methods Clause 5
“Slip resistance ”
BS 8204-2:1993 In-situ flooring Part 3. Code of practice for polymer modified cementitious wearing surfaces
Annex C “Determination of slip resistance value SRV”
日本
安全靴技術指針 : 産業安全研究所指針,RIIS-TR-90,1991年3月
階段・通路の安全性に関する研究“4.4滑り止め材” : 産業安全研究所研究報告RIIS-TR-92-29-2
安全靴の滑り試験方法に関する研究(第一報 測定の基本について) : 産業安全研究所研究報告
RIIS-RR-89
安全靴の滑り試験方法に関する研究(第二報 滑り試験装置の開発) : 産業安全研究所研究報告
RIIS-RR-90

――――― [JIS B 9713-2 pdf 9] ―――――

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B 9713-2 : 2004 (ISO 14122-2 : 2001)
附属書B(参考) 参考文献
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
この規格の作成に当たって,次の規格が考慮されている。
JIS B 9702, 機械類の安全性−リスクアセスメントの原則
JIS B 9708, 機械類の安全性−危険区域に下肢が到達することを防止するための安全距離
JIS B 9711, 機械類の安全性−人体部位が押しつぶされることを回避するための最小隙間
JIS B 9713-4, 機械類の安全性−機械類への常設接近手段−第4部 : 固定はしご
ISO 12100-1 Safety of machinery Basic concepts, general principles for design Part 1:Bacic terminology,
methodology
ISO 12100-2 Safety of machinery Basic concepts, general principles for design Part 2:Technical principles
EN 131-2:1993 Ladders Requirements, Tests, Markings
EN 353-1 Personal protective equipment against falls from a height Guided type fall arresters on a rigid
anchorage line
EN 364 Personal protective equipment against falls from a height Test methods
EN 547-1 Safety of machinery - Human body dimensions - Part 1: Principle for determining the dimensions
required for openings for whole body across into machinery
EN 547-2 Safety of machinery - Human body dimensions - Part 2: Principle for determining the dimensions
required for access openings
EN 547-3 Safety of machinery - Human body dimensions - Part 3: Anthropometric data
EN 795 Protection against falls from a height Anchorage devices Requirements and testing
EN 1070 Safety of machinery - Terminology

JIS B 9713-2:2004の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 14122-2:2001(IDT)

JIS B 9713-2:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 9713-2:2004の関連規格と引用規格一覧