JIS C 1082-1:1999 電気技術文書―第1部:一般要求事項 | ページ 16

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2. IEC 61346-1によれば,対象=B2A3は+S1AB2によっても見いだすことができる。
3. IEC 61346-1によれば,対象=B2A2は+S1AB1によっても見いだすことができるが,+
S1AB1内部での正確な位置は未知のままとなる。
4.10.4.3 遷移を含む参照指定 共通部分最後の単一レベル参照指定が構成対象の最初の単一レベル参照
指定と異なる場合には,最初の共通部分の後ろに後者の接頭記号を付けるものとする。
構成対象の参照指定は,最初の共通部分に示した最後の接頭記号と同じ接頭記号から始まる構成対象の
参照指定と最初の共通部分を連結することにより見いだされる(図101参照)。
備考 境界枠を別の境界枠内に完全に収めてもよい。表を境界枠内に表示してもよい。
図101 境界枠を用いた遷移を含む参照指定
4.10.4.4 製図エリア ある文書のあるページすべての製図エリアの最初の共通部分が同一な対象の表示
を含むだけの場合は,製図エリアのアウトラインは境界枠とみなすことができ,同じ規定が適用される。
この境界枠は,参照指定の共通部分が示されることになっているページの左上隅に製図エリアの小部分の
範囲を限定して部分的に示すのが好ましい(図102及び図103参照)。
図102 参照指定共通用エリア

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図103 製図エリア並びに関連する共通部分を含む参照指定の簡略化表示
ある文書のあるページと関連した参照指定の共通部分は,文書全体に首尾一貫した位置に設けるのがよ
い。
4.10.4.5 信号の指定 境界枠内部の記号が最初の部分が共通する参照指定と関連している場合は,この共
通部分をセミコロン ( ; ) を後ろに付けて境界枠の外側に表示してもよい。
この場合,信号指定の共通部分は,境界枠内部に表示してはならない(図104参照)。
図104 製図エリア並びに関連する共通部分を含む信号指定の簡略化表示
4.10.4.6 表及びリスト 表及びリスト内に参照指定を簡略化表示する場合は,次を適用する。
− リスト内,又は表並びにリストのセクション内に表示される対象が最初の部分が同じ参照指定をもつ
場合は,この共通部分をリスト又は表セクションの先頭に一度だけ表示してもよく,その際,表又は
リストの行及び/又は列内の個々の参照指定を示してはならない。
参照指定の共通部分は一行で表示しなければならない。
− 各列は,同じ参照指定に従って対象を指定する参照指定だけを含まなければならない。
− 参照指定の最初の部分が同一なリスト若しくは表,又はリスト若しくは表のセクションが複数ページ
にまたがる場合には,共通部分を各ページに表示するものとする。
図105は,二つの参照指定を適用して線図上の表を簡略化表示した場合を示す。

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図105 線図表内の参照指定の簡略化表示
4.10.4.7 簡略化表示から除外される表示 簡略化表示が適用される場合で文字記号 ( > ) が参照指定又は
記号指定に先行する場合,このことは参照又は記号指定が文書の該当ページ上に現れるその他の参照指定
よりも先行してはならないということを意味する(図106参照)。
そのページに表示される参照指定の一部が先行することから1個以上の対象の参照指定が除外されなけ
ればならないことがあり得る。その場合,これらの対象は二点鎖線を用いた枠で完全に囲むものとする
(4.5.1参照)。このような枠の内部では,あたかも新しいページであるかのように同じ規定が適用される。
図106 簡略表示内で連結から除外される記号指定

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附属書A(参考)
一般的製図規則を規定するISO規格からの抜粋

序文

 この附属書A(参考)は,解説のまとめ方について記述するものであり,規定の一部ではない。
次は,図面(技術用)の際に通常最も適用するISO規格から抜枠したものだが,すべてを網羅はしてい
ない。
A.1 ISO 128, Technical drawings−General principles of presentation
A.1.1 投影図 2種類のうちいずれかの正射投影図法を用いることができる。
− 第一角法(以前の方法E)
− 第三角法(以前の方法A)
備考 従来第三角法が適用されている。
A.1.2 線のタイプ 次の表に示す線のタイプ並びに太さに限って用いる。
特定分野に他の線を用いる際(例えば,電気又は配管線図),又は表に規定する線が表中に詳述する以外
の適用に用いられる場合,採用している適用方法を,他の国際規格で示すか,又は当該製図の注で説明す
るようにしなくてはならない。
ISO 128の表
線 説明 一般的適用,図9,10及び他の関連図を参照
A 太い実線 A1 目に見える外形
A2 目に見える端部
B 細い実線 B1 交差の想像線
B2 寸法線
B3 寸法補助線
B4 引出線
B5 ハッチング
B6 適所の回転図示断面図の外形
B7 短いセンターライン
C 波形の細い実線2) C1 部分又は断面投影又は図の限界,
その限界が細鎖線でない場合
(図53及び図54を参照)
D1) ジグザグ線 D1
(直線)
E 太い破線2) E1 かくれ外形
E2 かくれ端部
F 細い破線 F1 かくれ外形
F2 かくれ端部
G 細い一点鎖線 G1 センターライン
G2 対称の線
G3 軌線
H 細い一点鎖線で,端 H1 切断面
部及び方向の変わる
部分を太くしたもの
J 太い一点鎖線 J1 特別の要求事項を適用する線
又は表面の指示

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線 説明 一般的適用,図9,10及び他の関連図を参照
K 細い二点鎖線 K1 隣接部分の外形
K2 可動部分の反転及び極限
K3 重心線
K4 フォーミング前の最初の外形
(図58を参照)
K5 切断面の前に位置する部分
(図58を参照)
備考1) この線のタイプは機械による製図に適している。
2) いずれかを用いることができるが,一つの製図では,一つの線だけの使用が望ましい。
A.1.3 線の太さ 線の太さは2種類用いられる。細線に対する太線の比率は,2 : 1以下であってはならな
い。
線の太さは次の適用範囲から選択することが望ましい。
0.18 - 0.25 - 0.35 - 0.5 - 0.7 - 1 - 1.4 - 2mm
製図上の困難さから,0.18mmの線の太さは避けるのが望ましい。
A.1.4 線の間隔 ハッチングを含む平行線の間隔は最低,最太線の2倍以上とする。ただし,これらの間
隔は0.7mmを下回らないようにするのがよい。
A.1.5 引出線の終端 引出線は,次のように終端するのが好ましい。
− 点(ドット)で。対象の外形内で終わる場合(図12を参照)
− 矢印で。対象の外形線で終わる場合(図13を参照)
− ドット又は矢印を付けずに,寸法線上で終わる場合(図14を参照)
ISO 128の図12 ISO 128の図13 ISO 128の図14
A.2 ISO 129, Technical drawings−Dimensioning−General principles, definitions, methods of execution
and special indications
A.2.1 寸法線の終端並びに原点指示 二つのタイプの線の終端(図11参照)並びに原点指示(図12参照)
を,この規格で規定する。それらは,
a) 矢印,15°と90°との間の適切な角度で,矢を形成する短い線として描く。矢印は開けても,閉じて
も,又は閉じて塗りつぶしてもいい[図11a)を参照]。
b) 斜めストローク。45°の傾きの短い線として描く[図11b)を参照]。
c) 基準点指示。直径約3mmの小開放円として描く[図12を参照]。
一つの製図には矢印の形は1種に限定して用いなければならない。ただし,矢印を描くのにスペースが
小さすぎる場合は,斜めストローク又は点(ドット)を代用することもできる。

――――― [JIS C 1082-1 pdf 80] ―――――

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JIS C 1082-1:1999の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61082-1:1991(MOD)
  • IEC 61082-1:1991/AMENDMENT 1:1995(MOD)
  • IEC 61082-1:1991/AMENDMENT 2:1996(MOD)

JIS C 1082-1:1999の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 1082-1:1999の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC1082-2:1999
電気技術文書―第2部:機能図