JIS C 1082-2:1999 電気技術文書―第2部:機能図 | ページ 3

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C 1082-2 : 1999 (IEC61082-2 : 1993)
2.7.3 論理否定又は極性反転での代替記号の利用 機能線図において,論理否定の数は,理解を容易にす
るために最小限にすることが望ましい。例えば,接続線の駆動側及び被駆動側の両方に示されている論理
否定(二重否定)の記号は,機能線図を回路図に変換するというような特別な要求がない限り,省略する
ことが望ましい(表4参照)。
回路図の中では,入力における論理極性又は否定の表記は,その入力に供給される信号源のものと同じ
物を選ぶことが望ましい。これがなされれば,図面の読み手は,出力の内部論理状態をその出力で駆動さ
れる入力の内部論理状態としてそのまま適用できる。論理極性直接表示の場合,信号名の形式をIEC 61175
に規定するように選択するならば,信号の指定はレベルの表示を除き,内部論理状態の意味を直接表現す
る(図23参照)。
しかし,信号によって接続されているすべての入出力が同じ極性又は否定表記をもつように記号の組を
選ぶことは,常に可能ではない。信号源の論理極性又は否定表記と,分配先の表記とに食い違いがあると
きは,図面の読み手は信号源の内部論理状態を,次の入力の内部論理状態として使う前に反転しなければ
ならない。この不整合は,論理回路設計における誤りの共通要因であるので,どこにこの不整合(及び反
転)が意識的に存在するかを示すことは役に立つ。この不整合(及び反転)を強調することが望ましく,
これは接続線に交差した短い直交線(不整合記号)を用いてなされることが望ましい(図24参照)。
この記号は,接続を不整合記号で二つの部分に分割し,その個々は一致する論理極性又は否定表記を含
む。接続線が分岐していれば,接続ツリーを一致する分岐に分けるために一つ以上の記号を使うことが望
ましい(図25参照)。

2.8 電流及び磁束の向き;電圧極性

 分岐線中の電流の基準の向き,磁束の向きの表示,電圧の基準極
性及び結合している電気回路の電圧極性の対応は,IEC 60375に従って示されることが望ましい。この規
格の抜粋は附属書Aにある。

2.9 共通的に使われる基本回路の配置

 共通的に使われる基本回路は,様式化された形(パターン)を
もつことが望ましい。追加の部品は,基本形が認識できるようにして配置することが望ましい。
2.9.1 端子の表記 二端子受動回路は,同一の側の端子で表示する(図26参照)。
フィルタ,平滑回路,減衰器(アッテネータ)及び移相回路のような四端子受動回路は,仮想的な四角
のコーナーに示される端子で表すことが望ましい(図27参照)。
2.9.2 基本ブリッジ回路 基本ブリッジ回路は,図28のように表すことが望ましい。
2.9.3 RC結合増幅段 RC結合増幅段の基本要素の記号は,次の図に示すように配置することが望まし
い。
a) ベース接地(二つの変形),図29参照
b) エミッタ接地,図30参照
c) コレクタ接地(エミッタフォロア),図31参照
2.9.4 基本双安定回路 電気的双安定回路の基本要素の記号は,図32に示すように配置することが望ま
しい。
2.9.5 スターデルタ始動器のあるモータ回路 スターデルタ始動器のあるモータ回路は,図33に示すよ
うに描くことが望ましい。外部接続のための全端子は,特に始動器が図40のように端子機能線図によって
表される場合は,同一の相の順序で示すことが望ましい。

2.10 内部分岐線に接続される端子

 端子指定の位置及び配列についての般規則は,JIS C 1082-1の4.7.3
で与えられる。
内部分岐線への端子接続については,例えば,1個の部品の幾つかの接点についての共通端子について

――――― [JIS C 1082-2 pdf 11] ―――――

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は,端子指定は最も外側の接続点の外部に配置しなければならない。
端子13が4個の接点のすべてに共通である制御スイッチを示す図34を参照。
付図35は端子1が入力又は出力として交互に使われる例を示す。

2.11 簡略化技法

 簡略化技法の一般規則は,JIS C 1082-1の4.6で与えられている。
2.11.1 多重接続 一つの回路の二つ以上の同一の分岐線は,一つの分岐線で表現すること,及びIEC
60617の記号03-02-09を用いて示すことができる。例として,図36を参照。
JIS C 1082-1の4.4.7.2及び4.6.3に記述される技法は,図37に示すように使われてもよい。品目指定を
除いては同一である右側の8回路は,簡略化して示している。
2.11.2 多機能端子 2値論理装置の中の多機能入出力の全機能が,同じ極性の動作記号を要求する場合,
及びどのラベルを入力及び出力機能に適用しているかに関してあいまいさがない場合は,1個の端子で示
してよく,そして斜線 (/) が異なる機能に関係するラベルを分けるために使われる。
図35の中のものとは異なる機能を示している図38を参照。
図面の配置を改善するために,多機能端子を2.4.4.4の要求事項を満足することを条件として,記号の外
形に,端子指定を繰り返して一つ以上描いてもよい。図35の中のものと同じ機能を示している図39を参
照。
2.11.3 端子機能線図 機能ユニット,グループ又は構成ユニットの内部機能は,端子機能線図でも表示で
きる。
端子機能線図は,次のものを含む外枠又は境界で構成しなければならない。
− 回路図(適用できれば,簡略化して)
− 機能線図
− ファンクションチャート又はシーケンスチャート
−文
端子機能線図は,ユニットがある応用においてどのように接続できるか,及びどこで必要な測定をする
ことができるかが明らかであるような方法で作成されなければならない。
端子機能線図は,他の機能に関する図と同一の配列の原則で配置することが望ましく,また機能ユニッ
ト,グループ若しくは構成ユニットのすべての動作又は実行を理解するために必要なすべての文書の参照
を含んでいることが望ましい。
図40は,物理装置の中に組み込まれたスターデルタ始動器についての端子機能線図の例を含む。機能は,
簡略化回路図及び端子機能線図の下方左側のグラフで表されている。
JIS C 1082-1の図19と図20は,他の二つの例である。
図41は,機能がファンクションチャートで表されている端子機能線図である。
2.11.4 ブロック記号及び端子機能線図で表示される回路 機能ユニット又はグループは,明確化と場所の
節約のために,ブロック記号又は端子機能線図で表示してよい。この場合は,機能ユニット又はグループ
の更に詳細な情報を与える参照を図面に対して作成しなければならない。例として,図40及び図42を参
照。
2.11.5 繰返し回路 繰返し回路の配置は,それぞれの繰返し回路について使われる適当な表示で一度だけ
示されるだけでよい。この場合,詳細な表示についての参照は,それぞれの簡略化表示で示されなければ
ならない。例として,図5及び図43を参照。

2.12 補足

 外部回路及び説明文のような追加の情報を図面に,その回路の理解又は応用の目的で加えて
よい(図40参照)。

――――― [JIS C 1082-2 pdf 12] ―――――

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回路を理解するために必要な外部又は共通回路を簡略化様式で含んでよい。
図1 機能に関係する部品の例

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図2 重要度の等しい並列の経路の例
図3 回路番号参照方式の例

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コンデンサ −C5
抵抗 −R14 −R17 −R18 −R20
−R15 −R19
−R16
その他 −V18 −V6 −Kl
−V7
図4 表形式参照方式の例

――――― [JIS C 1082-2 pdf 15] ―――――

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JIS C 1082-2:1999の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 61082-2:1993(IDT)

JIS C 1082-2:1999の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 1082-2:1999の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称