この規格ページの目次
JIS C 1400-12-1:2010 規格概要
この規格 C1400-12-1は、単一の風車の出力性能特性を計測する手順を規定し,かつ,電力系統に接続されるすべての形式及び規模の風車の試験に適用。
JISC1400-12-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C1400-12-1
- 規格名称
- 風車―第12-1部 : 発電用風車の性能試験方法
- 規格名称英語訳
- Wind turbines -- Part 12-1:Power performance measurements of electricity producing wind turbines
- 制定年月日
- 2010年6月21日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 61400-12-1:2005(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 27.180
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2010-06-21 制定日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS C 1400-12-1:2010 PDF [84]
C 1400-12-1 : 2010 (IEC 61400-12-1 : 2005)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[2]
- 2 引用規格・・・・[2]
- 3 用語及び定義・・・・[3]
- 4 記号及び単位・・・・[5]
- 5 性能試験の準備・・・・[8]
- 5.1 風車及び系統連系システム・・・・[8]
- 5.2 試験サイト・・・・[8]
- 6 試験装置・・・・[10]
- 6.1 電力・・・・[10]
- 6.2 風速・・・・[10]
- 6.3 風向・・・・[11]
- 6.4 大気密度・・・・[11]
- 6.5 ロータ角速度及びピッチ角・・・・[11]
- 6.6 ブレード状態・・・・[11]
- 6.7 風車制御装置・・・・[11]
- 6.8 データ収録システム・・・・[11]
- 7 計測手順・・・・[12]
- 7.1 一般・・・・[12]
- 7.2 風車運転・・・・[12]
- 7.3 データ収録・・・・[12]
- 7.4 データの削除・・・・[12]
- 7.5 データ補正・・・・[13]
- 7.6 データベース・・・・[13]
- 8 導出結果・・・・[14]
- 8.1 データの正規化・・・・[14]
- 8.2 実測出力曲線の決定・・・・[14]
- 8.3 推定年間発電量(AEP)・・・・[15]
- 8.4 出力係数・・・・[15]
- 9 報告形式・・・・[16]
- 附属書A(規定)試験サイトの障害物の評価・・・・[26]
- 附属書B(規定)試験サイトの地形評価・・・・[30]
- 附属書C(規定)サイトキャリブレーション手順・・・・[31]
- 附属書D(規定)計測における不確かさの評価・・・・[33]
- 附属書E(参考)ビンの方法を用いる計測の不確かさを決定する理論的根拠・・・・[35]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 1400-12-1 pdf 1] ―――――
C 1400-12-1 : 2010 (IEC 61400-12-1 : 2005)
pdf 目次
ページ
- 附属書F(規定)カップ形風速計の校正手順・・・・[50]
- 附属書G(規定)気象観測マストへの計器の取付け・・・・[57]
- 附属書H(規定)小形風車の出力性能試験・・・・[65]
- 附属書I(規定)風速計の等級分類・・・・[68]
- 附属書J(参考)カップ形風速計の評価・・・・[70]
- 附属書K(参考)風速計のサイト比較・・・・[78]
- 参考文献・・・・[80]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS C 1400-12-1 pdf 2] ―――――
C 1400-12-1 : 2010 (IEC 61400-12-1 : 2005)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本電機工業会(JEMA)から,工
業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済
産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS C 1400-12:2002は廃止され,この規格に置
き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
JIS C 1400の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 1400-0 風力発電システム−第0部 : 風力発電用語
JIS C 1400-1 風車−第1部 : 設計要件
JIS C 1400-2 風車−第2部 : 小形風車の設計要件
JIS C 1400-11 風力発電システム−第11部 : 騒音測定方法
JIS C 1400-12-1 風車−第12-1部 : 発電用風車の性能試験方法
JIS C 1400-21 風力発電システム−第21部 : 系統連系風車の電力品質特性の測定及び評価
(pdf 一覧ページ番号 3)
――――― [JIS C 1400-12-1 pdf 3] ―――――
C 1400-12-1 : 2010 (IEC 61400-12-1 : 2005)
pdf 目次
白 紙
(pdf 一覧ページ番号 4)
――――― [JIS C 1400-12-1 pdf 4] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 1400-12-1 : 2010
(IEC 61400-12-1 : 2005)
風車−第12-1部 : 発電用風車の性能試験方法
Wind turbines-Part 12-1: Power performance measurements of electricity producingwind turbines
序文
この規格は,2005年に第1版として発行されたIEC 61400-12-1を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にない事項である。
この規格の目的は,風車の出力性能の計測及び解析においての一貫性,精度及び再現性を保障する統一
した方法論を提供することにある。この規格は,次の関係者によって適用されることを想定して作成され
ている。
− 明確な出力性能要求事項及び/又はあり得る性能表示システムの充足を目指す風車の製造業者。
− 明確な性能要求事項を指定する風車の購入者。
− 新設又は改造装置に関して記載された又は要求された出力性能仕様が満たされていることを検証する
風車の運用者。
− 新設又は改造設備に対する法規制又は認証要求に応じて,風車の出力性能特性を正確かつ公正に明示
する計画者又は規制者。
この規格は,風車の出力性能試験の計測,解析及び報告のための指針を与える。この規格は,風車の製
造,設置計画,認可,運転,利用及び規制に携わる関係者の利益となるはずである。風車の継続的な開発
及び運転が諸関係者の間でそご(齟齬)がなく正確な情報伝達が保持された環境下で実施するために,す
べての関係者は,この文書で推奨する技術的に正確な計測及び解析技術を適用する。この規格は,その他
の人によっても再現性がある正確な結果をもたらすと期待される計測及び報告の手順を提供する。
なお,この規格の利用者は,きわめて多様なウィンドシア及び乱流に起因する差異又はデータ選択に起
因する差異があることを認識しておく必要がある。利用者は,出力性能計測を実施する前に,これらの差
異の影響及びデータ選択の基準を試験目的に照らして検討しておく。
出力性能試験のかぎとなる要素は,風速の計測である。この規格は,風速を計測するのにカップ形風速
計の使用を規定する。この計器は頑丈で,以前からこの種の試験に適しているとみなされていた。たとえ,
適切な風洞校正手順を指示していても,現地の気流条件は大きさ及び方向の両方が変化する風ベクトルと
関係しており,気流条件によっては異なる計器が潜在的に異なる結果を与えることがある。
カップ形風速計を等級分類する手段及び手順を附属書Iに規定及び附属書Jに記載してある。しかし,
試験結果は,風速計測器の選択によって影響を受ける可能性が常にある。したがって,風速を計測するた
めに選ばれる計器の選択には特別な注意を払うべきである。
――――― [JIS C 1400-12-1 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS C 1400-12-1:2010の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61400-12-1:2005(IDT)
JIS C 1400-12-1:2010の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.180 : 風力タービンエネルギーシステム
JIS C 1400-12-1:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称