JIS C 1910-2:2017 人体ばく露を考慮した直流磁界並びに1Hz~100kHzの交流磁界及び交流電界の測定―第2部:測定に対する要求事項

JIS C 1910-2:2017 規格概要

この規格 C1910-2は、直流磁界並びに1Hz~100kHzの周波数帯域の準静的磁界及び電界の人体へのばく露レベルを評価するために,磁界及び電界の強度測定の要求事項について規定。特に,人体ばく露の評価に関する明確な目的を達成し,測定手順を確立するための要求事項について規定。

JISC1910-2 規格全文情報

規格番号
JIS C1910-2 
規格名称
人体ばく露を考慮した直流磁界並びに1Hz~100kHzの交流磁界及び交流電界の測定―第2部 : 測定に対する要求事項
規格名称英語訳
Measurement of DC magnetic, AC magnetic and AC electric fields from 1 Hz to 100 kHz with regard to exposure of human beings -- Part 2:Basic standard for measurements
制定年月日
2017年10月20日
最新改正日
2017年10月20日
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対応国際規格

ISO

IEC 61786-2:2014(IDT)
国際規格分類

ICS

17.220.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電磁両立性(EMC) 2020
改訂:履歴
2017-10-20 制定
ページ
JIS C 1910-2:2017 PDF [30]
                                                                C 1910-2 : 2017 (IEC 61786-2 : 2014)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 一般的な考慮事項・・・・[3]
  •  4.1 測定の種々の目的・・・・[3]
  •  4.2 複数の周波数をもつ磁界及び電界の発生源・・・・[9]
  •  4.3 測定前の考慮事項・・・・[11]
  •  5 測定手順及び注意事項・・・・[11]
  •  5.1 交流磁界・・・・[11]
  •  5.2 直流磁界・・・・[13]
  •  5.3 交流電界・・・・[13]
  •  6 測定不確かさ・・・・[15]
  •  7 測定報告書・・・・[16]
  •  附属書A(参考)典型的な環境における磁界及び電界特性の例・・・・[17]
  •  附属書B(参考)測定距離の例・・・・[20]
  •  附属書C(規定)測定不確かさ・・・・[22]
  •  附属書D(参考)測定不確かさの例・・・・[25]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 1910-2 pdf 1] ―――――

C 1910-2 : 2017 (IEC 61786-2 : 2014)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人電気学会(IEEJ)及び一般財団
法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本
工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS C 1910:
2004は廃止され,この規格及びJIS C 1910-1に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 1910の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 1910-1 第1部 : 測定器に対する要求事項
JIS C 1910-2 第2部 : 測定に対する要求事項

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 1910-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 1910-2 : 2017
(IEC 61786-2 : 2014)
人体ばく露を考慮した直流磁界並びに
1 Hz100 kHzの交流磁界及び交流電界の測定−
第2部 : 測定に対する要求事項

Measurement of DC magnetic, AC magnetic and AC electric fields from1 Hz to 100 kHz with regard to exposure of human beings-Part 2: Basic standard for measurements

序文

  この規格は,2014年に第1版として発行されたIEC 61786-2を基に,技術的内容及び構成を変更するこ
となく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,直流磁界並びに1 Hz100 kHzの周波数帯域の準静的磁界及び電界の人体へのばく露レベ
ルを評価するために,磁界及び電界の強度測定の要求事項について規定する。
この規格は,特に,人体ばく露の評価に関する明確な目的を達成し,測定手順を確立するための要求事
項について規定する。
注記1 測定器及び校正に対する要求事項は,JIS C 1910-1で規定している。
様々な環境にある発生源からの磁界及び電界の特性(例えば周波数成分,時間的及び空間的変化,偏波
並びに大きさ)には違いがあり,また,測定の目的にも違いがあるため,具体的な測定手順は,状況によ
って異なる。
磁界及び電界の発生源は,商用周波数で動作し,商用周波数及びその高調波の磁界及び電界を発生する
機器,商用周波数以外の磁界及び電界を発生する機器,直流送電線並びに地磁気である。この規格が対象
とする磁界及び電界の強度は,交流磁界では0.1 μT200 mT,直流磁界では1 μT10 T,及び交流電界で
は1 V/m50 kV/mとする。
この強度範囲を超える測定を実施する場合も,この規格の規定のほとんどが適用できるが,規定する不
確かさ及び校正手順については,特に注意することが望ましい。
この規格に従って測定できる磁界及び電界の発生源の例を,次に示す。
− 商用周波数(50 Hz又は60 Hz)で動作し,商用周波数及びその高調波の磁界及び電界を発生する機器
(例えば,電力線,電気器具など)
− 商用周波数以外の磁界及び電界を発生する機器[例えば,電気鉄道(直流から20 kHzまで),民間航
空機(400 Hz),誘導加熱器(100 kHzまで)及び電気自動車]
− 静磁界を発生する機器(例えば,MRI,直流送電線,直流溶接,電気分解,磁石,電気炉など)。直流

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2
C 1910-2 : 2017 (IEC 61786-2 : 2014)
電流は,コンバータによって発生するが,同時に交流成分(商用周波数の高調波)も発生する。この
ような交流成分も評価することが望ましい。
電磁界に関する製品規格がある場合には,その製品規格を適用することが望ましい。
電界測定に関しては,この規格は,空間中又は導体近傍のある点における,じょう(擾)乱がない電界
強度(測定器及び測定者が存在しない場合の電界)の測定だけを対象とする。
測定時における不確かさの要因も同定し,全体の測定不確かさを求めるために,要因ごとの不確かさを
合成する方法についての指針を示す。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 61786-2:2014,Measurement of DC magnetic, AC magnetic and AC electric fields from 1 Hz to
100 kHz with regard to exposure of human beings−Part 2: Basic standard for measurements
(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。
JIS C 1910-1:2017 人体ばく露を考慮した直流磁界並びに1 Hz100 kHzの交流磁界及び交流電界の
測定−第1部 : 測定器に対する要求事項
注記 対応国際規格 : IEC 61786-1:2013,Measurement of DC magnetic, AC magnetic and AC electric
fields from 1 Hz to 100 kHz with regard to exposure of human beings−Part 1: Requirements for
measuring instruments(IDT)
ISO/IEC Guide 98-3:2008,Uncertainty of measurement−Part 3: Guide to the expression of uncertainty in
measurement (GUM:1995)
注記 対応標準仕様書 : TS Z 0033,測定における不確かさの表現のガイド(IDT)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
注記 “磁束密度”と“磁界”とは,同義として扱う。
3.1
平均ばく露レベル(average exposure level)
人体がばく露される磁界及び電界の全身にわたる空間平均値。
3.2
補正係数(correction factor)
既知の誤差を補償するために,補正されていない測定値に乗じる数値。
注記 既知の誤差を完全に把握することはできないため,完全な補償はできない。
3.3
包含係数(coverage factor)
拡張不確かさを得るために,合成標準不確かさに乗じる数値。
注記 平均値μz及び標準偏差σの正規分布に従う量zに対し,包含係数k=1,2及び3に対する区間

――――― [JIS C 1910-2 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
C 1910-2 : 2017 (IEC 61786-2 : 2014)
μz±kσは,それぞれ分布の68.27 %,95.45 %及び99.73 %を包含する。
3.4
(測定結果の)繰返し性[repeatability (of results of measurements)]
同一測定量に対して,次の条件で連続的に測定を実施する場合における測定結果間の一致度合い。
− 同一測定手順
− 同一測定者
− 同一測定器,同一使用条件
− 同一実験室内
− 比較的短い時間間隔
(出典 : IEC 60050-311:2001,311-06-06を修正,注記を削除した。)
3.5
(測定の)再現性[reproducibility (of measurements)]
同一測定量に対して,次の条件を変えて測定を実施する場合における測定結果間の一致度合い。
− 測定原理
− 測定方法
− 測定者
− 測定器
− 適用規格
− 実験室
− 通常とは異なる測定器の使用条件下
− 1回の測定に要する時間と比較して長い時間間隔
(出典 : IEC 60050-311:2001,311-06-07を修正,注記を削除した。)
3.6
標準不確かさ(standard uncertainty)
標準偏差で表現する測定結果の不確かさ。
3.7
測定不確かさ(uncertainty of measurement)
測定量に起因すると合理的に考えられる値のばらつきを特徴付ける,測定結果に関係するパラメータ。
注記 測定不確かさは,一般に多くの成分を含む。これらの成分のうち幾つかは,一連の測定結果の
統計的な分布に基づいて評価してもよく,実験で得られる標準偏差で表すことができる。他の
成分は,経験又は他の情報に基づいて評価できる。

4 一般的な考慮事項

4.1 測定の種々の目的

4.1.1  一般事項
磁界及び電界は,幾つかのパラメータ,すなわち,大きさ,周波数,偏波など(JIS C 1910-1:2017の附
属書C参照)によって特徴付けられる。これらのパラメータの一つ又は複数の特徴付け,及びそれらと人
体ばく露との関連付けが,測定の目的となる。磁界及び電界の測定計画書の作成に関心のある人の助けと
なるよう,この箇条では,想定できる測定の目的のリスト及び目的を達成するために考えられる方法を示
す。

――――― [JIS C 1910-2 pdf 5] ―――――

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  • IEC 61786-2:2014(IDT)

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