JIS C 2143-6:2014 電気絶縁材料―熱的耐久性―第6部:固定時間枠法を用いる絶縁材料の熱的耐久性指数(温度指数及び相対熱的耐久性指数)の求め方 | ページ 8

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C 2143-6 : 2014 (IEC 60216-6 : 2006)
対比時間=40 000時間における追加の長期劣化処理時間
10 000時間での追加の劣化処理時間は,説明のために40 000時間の4分の1として選んだ。
図E.5−対比時間を40 khにした場合の劣化処理時間及び劣化処理温度

――――― [JIS C 2143-6 pdf 36] ―――――

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C 2143-6 : 2014 (IEC 60216-6 : 2006)
附属書F
(規定)
二つの回帰推定値の差の統計的有意性
熱的耐久性指数を数回求めた場合(すなわち,照査標準電気絶縁材料について何回か測定した場合),二
つの結果の間の差が許容できるかどうかは12.4の式を用いて評価する。
注記 次の検討の中で,添字A及びBは一つの材料についての二つのデータセットに関連している。
最初のデータセット(A)は実績熱的耐久性指数データとして,2番目のデータセット(B)は
評価対象電気絶縁材料のデータとして扱う。データセットAは,幾つかの他の値をプールした
値であってもよい。
評価の手順を,次に示す。
・ 最初のデータセット(実績熱的耐久性指数)についての温度指数の値に対応するxの値[式(50)],対
比時間[式(51)]及びxAの分散[式(55)]を計算する。
・ この対比時間に対応するxBの値[式(52)]及びその分散[式(56)]を計算する。
・ 差(xB−xA)の自由度の数[式(58)式(61)]を計算する。
・ この差についてのtの値を次の式によって計算し,その値を表C.2中のものと有意水準0.05で比較す
る。
xB xA
tND
sD
tの値が表C.2中の値より大きい場合は,結果の間の差が有意なことを意味している。このことは,照査
標準材料又は劣化処理条件の変化を意味している。これについては調査し,必要な場合は修正することが
望ましい。

――――― [JIS C 2143-6 pdf 37] ―――――

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C 2143-6 : 2014 (IEC 60216-6 : 2006)
附属書G
(参考)
コンピュータプログラム
対応国際規格では,この規格中で用いる計算用プログラムをCD-ROMの形で提供している。対応国際規
格の附属書Gの記述はプログラムの解説であって,その実行には直接関係しないと判断したため,この規
格では不採用とした。
このCD-ROMは,一般財団法人日本規格協会からIEC 60216-6を購入すると,入手することができる。
この規格にはCD-ROMは添付しない。また,動作環境(OS,プログラム言語など)は,我が国の現状
に照らしてやや旧版に属するものを前提としている。現在は,最新のOS上で動作する市販の統計計算用
ソフトウェアが種々存在するため,比較的容易に計算を行うことが可能である。

JIS C 2143-6:2014の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60216-6:2006(IDT)

JIS C 2143-6:2014の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 2143-6:2014の関連規格と引用規格一覧