19
C 2552 : 2014
附属書JB
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS C 2552:2014 無方向性電磁鋼帯 IEC 60404-8-4:2013 Magnetic materials−Part 8-4: Specifications for individual
materials−Cold-rolled non-oriented electrical steel strip and sheet delivered in the
fully-processed state
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
1 適用範 両面に絶縁皮膜をも 1 絶縁皮膜の両面・片面に 追加 この規格では,適用範囲を両面海外では,絶縁皮膜が施されてい
囲 つ無方向性電磁鋼帯 言及していない。 に絶縁皮膜をもつ無方向性電磁ない製品もあるが,国内で製造・
について規定してい 鋼帯に限定している。 使用されている無方向性電磁鋼
る。 帯は,両面に絶縁皮膜がある。
3 用語及 主な用語及び定義を 3 主な用語及び定義を示し 変更 この規格に必要な用語を残し, −
び定義 示している。 ている。 JIS C 2550-1及びJIS C 2550-2
を参照する形態とした。技術的
差異はない。
4 分類 分類について規定し 4 鉄損値の記号を規定して 追加 この規格では,鉄損値を表す記従来からJISで使用してきた記号
ている。 いない。 を追加した。内容に違いはない。
号,W15/50及びW15/60,を従来か
らのJISの内容を引き継いでい
る。
5 鋼帯の 鋼帯の種類について 5 種類の表し方の記号につ 変更 この規格では,種類を表す記号種類の表し方の問題であり,内容
種類の記 規定している。 いて規定している。 は従来からのJISの内容を引き に違いはない。また,附属書Bと
号 継いでいる。 して関連国際規格の記号の表し
方を記載した。
6.2 供給 供給形態について規 6.2 2条以上の巻込みについ 追加 この規格では,従来からのJIS 我が国で一般的となっている技
形態 定している。 て言及していない。 の内容を引き継ぎ,コイルの2 術と整合させた。
C2
条以上の巻込みについて規定しIEC規格の修正を提案する。
552
ている。
: 2014
3
――――― [JIS C 2552 pdf 21] ―――――
20
C 2552 : 2014
C2
3
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
5
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
52 : 2
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
01
及び題名 の評価
4
6.2 供給 6.2 コイルの内径は508 mm 追加 この規格では,国際的にも一般IEC規格の修正を提案する。
形態(続 及び610 mmを推奨して 的な500 mmから520 mmの間
き) いる。 とし,508 mmを推奨している。
6.3 納品 納品状態について規 6.3 絶縁皮膜を施す場合,片 削除 絶縁皮膜は両面に施すこととし我が国で一般的な納品状態とし
状態 定している。 面か,両面かに言及して た。 た。
いる。施さない場合も言
及している。
6.4 表面 鋼帯の表面状態につ 6.4 溶接部に言及していな 追加 この規格では,溶接部に言及し我が国で一般的となっている技
状態 いて規定している。 い。 ている。 術と整合させた。
IEC規格の修正を提案する。
6.5 切断 切断時の工具及び鋼 6.5 試験方法にだけ,受渡当 追加 試験方法だけではなく,その限我が国で一般的となっている条
性 帯の条件を規定して 事者間の協定を認めてい 度も受渡当事者間の協定とし 件と整合させた。
いる。 る。 た。
7.1.2 磁 磁束密度について規 7.1.2 変更
2 500 A/m,5 000 A/m及び この規格では,2 500 A/m及び 旧JISにおいては規定していない
束密度 定している。 10 000 A/mの磁束密度を 10 000 A/mの磁束密度を参考値値であったことから,この規格に
規定している。 とした。 おいては参考値として記載した。
7.1.3 鉄 鉄損の最大値につい 7.1.3 厚みによってエージング 変更 この規格では,エージング試験我が国では一般的にエージング
損 て規定している。 試験片を用いる場合を含 片を用いる設定を含まない。 試験片を使用しない。IEC規格の
む。 修正を提案している。
7.1.4 鉄 鉄損の異方性につい 7.1.4 鉄損の異方性の最大値を 変更 この規格では,鉄損の異方性の我が国では一般的に異方性を測
損の異方 て規定している。 規定している。 最大値は規定しない。 定していない。
性 IEC規格の修正を提案する。
7.2.1 厚 厚さの寸法及びその 7.2.1 幅方向の厚さの偏差を鋼 追加 この規格では,幅方向の厚さの我が国で一般的となっている技
さ 許容差について規定 帯の幅によって区分して 偏差に関して,従来からのJIS 術と整合させた。
している。 いない。 の内容を引き継ぎ,幅1 000 mm
以上で異なる値とした。
7.2.2 幅 幅の許容差について 7.2.2 幅の許容差を,表3で規 変更 この規格では,許容差を,従来我が国で一般的となっている技
規定している。 定している。 のJISに合わせた。 術と整合させた。
――――― [JIS C 2552 pdf 22] ―――――
21
C 2552 : 2014
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
8.2 供試 供試材の採取方法に 8.2 受渡単位ごとに供試材を 変更 この規格では,供試材採取を従実際の供試材採取はコイルの前
材の採取 ついて規定してい 採取することになってい 来からのJISに従い最終焼なま 後で製造ライン上で採取されて
る。 る。 し時のコイルごととした。 いる。
IEC規格の修正を提案する。
8.3.1 磁 磁気特性の試験片の 8.3.1 試験片は熱処理を行わな 追加 この規格では,試験片は熱処理実態に合わせた。
気特性 準備について規定し いことを明記していな を行わないことを明記した。 IEC規格の修正を提案する。
ている。 い。
8.4.1 一 試験方法の一般的な 8.4.1 供試材の採取方法は,受 変更 この規格では,供試材採取を従実際の供試材採取はコイルの前
般事項 要件を規定してい 渡単位ごととしている。 来からのJISに従い最終焼なま 後で製造ライン上で採取されて
る。 し時のコイルごととした。 いる。
IEC規格の修正を提案する。
8.4.4.2 繰繰返し曲げ回数の試 8.4.4.2 割れ確認の判断にクラッ 追加 この規格では,割れの確認の判実態に合わせた。
返し曲げ 験方法について規定 ク音は用いない。 断に目視又はクラック音を用いIEC規格の修正を提案する。
回数 している。 る。
8.5 再試 再試験の供試材の採 8.5 同じ受渡単位から供試材 変更 この規格では,供試材採取を8.2
実際の供試材採取は同じコイル
験 取方法について規定 を採取することになって に従い,同じ最終焼なましコイから採取されている。
している。 いる。 ルとした。 IEC規格の修正を提案する。
9 マーキ 包装について規定し 9 包装について言及してい 追加 JISでは,従来からのJISの内 我が国で一般的となっている技
ング,ラ ている。 ない。 容を引き継ぎ,包装について規術と整合させた。
ベリング 定した。 IEC規格の修正を提案する。
及びこん
包
11 発注 発注時に購入者が提 11 箇条11のi)で,8.1を引 削除 この規格では,ISO 404に基づ 我が国での一般的な取引によっ
時に購入 供すべき情報を規定 用し,ISO 404に基づく検 く検査を伴う発注,及びISO た。
者が提供 している。 査を伴う発注,及びISO 10474に基づく検査書類の種類
すべき情 10474に基づく検査書類 についての記載事項を削除して
報 いる。
C2
の種類について言及して
いる。
552 : 2014
3
――――― [JIS C 2552 pdf 23] ―――――
22
C 2552 : 2014
C2
3
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差
5
国際規格 ごとの評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
52 : 2
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
01
及び題名 の評価
4
11 発注 11 箇条11のj)で,8.4.2の注削除 この規格では,単板磁気特性測我が国での一般的な取引によっ
時に購入 記を引用し,単板磁気特 定方法に関する記載事項を削除た。
者が提供 性測定方法に関する特別 している。
すべき情 な要求事項について言及
報(続き) している。
12試験成 試験成績表について − 規定がない。 追加 この規格では,従来からのJIS IEC規格では,試験方法の規格に
績表 規定している。 に従い試験成績表及び記載すべ記載しているが,対応JISでは,
き内容について規定している。試験方法の規格になじまないと
いう理由で除外している。このた
め,この規格で規定している。
附属書JA 繰返し曲げ試験方法 規定がない。 追加 IEC規格(8.4.4.2)では,ISO IEC 60404シリーズの中で,JIS
(規定) 及び試験機器仕様 7799を採用しているが,この規の繰返し曲げ試験方法を追加す
るよう提案する。
格では,JIS C 2550:2000で活用
していた規定に置き換えた。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : IEC 60404-8-4:2013,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除·················· 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加·················· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更·················· 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD··············· 国際規格を修正している。
JIS C 2552:2014の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60404-8-4:2013(MOD)
JIS C 2552:2014の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 2552:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC2550-1:2011
- 電磁鋼帯試験方法―第1部:エプスタイン試験器による電磁鋼帯の磁気特性の測定方法
- JISC2550-2:2020
- 電磁鋼帯試験方法―第2部:寸法・形状の測定方法
- JISC2550-5:2020
- 電磁鋼帯試験方法―第5部:電磁鋼帯の抵抗率,密度及び占積率の測定方法