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C 3216-6 : 2019
入れるようにサイクルの加熱日数を増減させてもよい。
d) 試験片の平均寿命時間は,その試験片が試験電圧で破壊しなかった合計の加熱時間に破壊したときの
サイクル加熱時間の1/2を加えた値で示す。全ての試験片が破壊し終わったとき,各加熱温度での平
均寿命を計算する。計算した値は,図JA.2に示す耐熱寿命グラフにプロットし,回帰直線1)を求める。
注1) 注記の回帰直線の簡易計算方法を参照。
e) 温度指数は,回帰直線を20 000時間まで外挿し,その交点から求めた温度で表す。
表JA.2−1サイクルの推奨加熱日数
加熱温度 加熱日数 日
℃ 推定温度指数
105109 120130 150159 180189 200209 220229 240249
320 1
310 2
300 1 4
290 2 7
280 1 4 14
270 2 7 28
260 1 4 14 49
250 2 7 28
240 4 14 49
230 1 7 28
220 2 14 49
210 1 4 28
200 2 7 49
190 1 4 14
180 2 7 28
170 4 14 49
160 7 28
150 14 49
140 28
130 49
120
表JA.3−試験電圧
両側皮膜厚さ 試験電圧
mm V
を超え 以下
0.015 0.024 300
0.024 0.035 400
0.035 0.050 500
0.050 0.070 700
0.070 0.090 1000
0.090 0.130 1200
――――― [JIS C 3216-6 pdf 11] ―――――
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C 3216-6 : 2019
図JA.2−耐熱寿命グラフ
注記 回帰直線の簡易計算方法 この注記の目的は寿命試験値に対して,簡単に回帰直線をプロット
する方法を示すことにある。この方法は,各試験温度における多くの測定値に対して適用され
る。信頼限界が必要な場合は,IEC 60216-3に従って詳細に解析することができる。
多くの絶縁材料は,次の式に従って劣化する。
L=AeB/T (JA.1)
ここに, L : 絶縁材料の寿命(h)
T : 絶対温度(K)
A,B : 各絶縁材料に対する定数
e : 自然対数の底
式(JA.1)は対数をとることによって直線関係で表される。
log 10 e
log 10 L= log 10 A (JA.2)
Y=a+bX (JA.3)
ここに, Y : log10 L
a : log10 A
X : 1/T
b : (log10 e)・B
高温での試験値をlog10 L−1/Tグラフ用紙にプロットし,直線を引き,低温まで外挿してもよ
いが,対数プロットの性質によって,試験値から最適直線を引こうとしても正確な外挿を行う
ことはできないので,精度及び一様性を上げるため,もっと厳密な方法が必要になることがあ
る。
最小二乗法によって,定数a及びbは試験値から求めることができる。
――――― [JIS C 3216-6 pdf 12] ―――――
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C 3216-6 : 2019
Y X
a= (JA.4)
N
N XY X Y
b= 2
(JA.5)
N X2 X
ここに, X : 1/T=ケルビン単位(θ ℃+273)で表した試験温度の逆数
N : 平均寿命の数
Y : log10 L=破壊時間の対数値
: N個の値についての総和
参考文献 JIS C 3003:1999 エナメル線試験方法
JIS C 3006:1999 横巻線試験方法
IEC 60216-3,Electrical insulating materials−Thermal endurance properties−Part 3: Instructions for
calculating thermal endurance characteristics
――――― [JIS C 3216-6 pdf 13] ―――――
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C 3216-6 : 2019
C3
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附属書JB
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(参考)
6-
6 : 2
JISと対応国際規格との対比表
019
JIS C 3216-6:2019 巻線試験方法−第6部 : 熱的特性 IEC 60851-6:2012,Winding wires−Test methods−Part 6: Thermal properties
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際 の評価及びその内容 の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
3 耐熱衝撃 3.1 一般事項 3.1 JISとほぼ同じ 選択 受渡当事者間の合意があればJA.1 国内のIEC規格への対応状況を勘
の方法でもよいとした。 案し,経過処置としてJIS C
3003:1999の12.2のB法を追加し選
択できるようにした。
4 耐軟化 4.1 一般事項 4.1 JISとほぼ同じ 選択 受渡当事者間の合意があればJA.2 国内のIEC規格への対応状況を勘
の方法でもよいとした。 案し,経過処置としてJIS C
3003:1999の11.2のB法を追加し選
択できるようにした。
5 温度指数 温度指数について規定 5 JISとほぼ同じ 選択 受渡当事者間の合意があればJA.3 国内のIEC規格への対応状況を勘
の方法でもよいとした。 案し,経過処置としてJIS C
3003:1999の20.を追加し選択でき
るようにした。
附属書A(参考) − 附属 高温中破壊試験 削除 対応国際規格の高温中破壊試験に 我が国では使用されない試験であ
高温中破壊試験 書A 関する記載を削除した。 るため,高温中破壊試験に関する記
(エナメル丸線 載を削除した。
に適用)
耐熱衝撃について規定
附属書JA(規定) − − 追加 国内で従来から普及している測定 国内の対応国際規格への対応状況
JA.1 耐熱衝撃 を勘案し,経過処置としてJIS C
方法を追加した。線の種類に対する
試験方法が異なる。 3003:1999の12.2のB法を追加し
た。
耐軟化について規定
附属書JA(規定) − − 追加 国内で従来から普及している測定 国内の対応国際規格への対応状況
JA.2 耐軟化 方法(昇温法)を追加した。 を勘案し,経過処置としてJIS C
3003:1999の11.2のB法を追加した
――――― [JIS C 3216-6 pdf 14] ―――――
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C 3216-6 : 2019
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差異
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
国際 の評価及びその内容 の理由及び今後の対策
規格
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
番号
及び題名 番号 の評価
温度指数について規定
附属書JA(規定) − − 追加 国内で従来から普及している測定 国内の対応国際規格への対応状況
JA.3 温度指数 方法を追加した。試験条件が異な を勘案し,経過処置としてJIS C
る。 3003:1999の20.を追加した。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : IEC 60851-6:2012,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 選択 国際規格の規定内容とは異なる規定内容を追加し,それらのいずれかを選択するとしている。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
C3 216-
6 : 2019
2
JIS C 3216-6:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60851-6:2012(MOD)
JIS C 3216-6:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 3216-6:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB1501:2009
- 転がり軸受―鋼球
- JISC3216-1:2011
- 巻線試験方法―第1部:全般事項
- JISC3216-3:2011
- 巻線試験方法―第3部:機械的特性
- JISC3216-5:2019
- 巻線試験方法―第5部:電気的特性