JIS C 3315:2000 規格概要
この規格 C3315は、発電機,電動機及びその他の電気機器などの口出しに用いる口出用ゴム絶縁電線について規定。
JISC3315 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C3315
- 規格名称
- 口出用ゴム絶縁電線
- 規格名称英語訳
- Rubber insulated lead wires for electric machinery and apparatus
- 制定年月日
- 1967年4月1日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 29.060.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ゴム・エラストマー II 2020
- 改訂:履歴
- 1967-04-01 制定日, 1970-02-01 確認日, 1971-04-01 改正日, 1974-04-01 確認日, 1977-04-01 確認日, 1978-03-01 改正日, 1983-03-01 改正日, 1987-05-01 改正日, 1993-03-01 改正日, 1998-06-20 確認日, 2000-12-20 改正日, 2006-06-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS C 3315:2000 PDF [16]
C 3315 : 2000
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本電線
工業会 (JCMA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調
査会の審議を経て,通商産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによってJIS C 3315 : 1993は改正
され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願などの知的財産権にかかわる確認については,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS C 3315 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 3315 : 2000
口出用ゴム絶縁電線
Rubber insulated lead wires for electric machinery and apparatus
1. 適用範囲 この規格は,主として発電機,電動機及びその他の電気機器などの口出しに用いる口出用
ゴム絶縁電線(以下,口出線という。)について規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 3005 ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法
JIS C 3102 電気用軟銅線
JIS C 3152 すずめっき軟銅線
3. 種類及び記号 種類及び記号は,表1による。
表1 種類及び記号
種類 記号(1)
口出用 600 V天然ゴム絶縁クロロプレンシース電線 600 V LRN
口出用 600 Vクロロプレン絶縁電線 600V LN
口出用 600 Vクロロスルホン化ポリエチレン絶縁電線 600 V LHH
口出用 600 V EPゴム絶縁電線 600 V LP
口出用3300 V EPゴム絶縁電線 3 300 V LP
口出用6600 V EPゴム絶縁電線 6 600 V LP
口出用600 V EPゴム絶縁クロロプレンシース電線 600 V LPN
口出用3300 V EPゴム絶縁クロロプレンシース電線 3 300 V LPN
口出用6600 V EPゴム絶縁クロロプレンシース電線 6 600 V LPN
3 300 V LPH
口出用3300 V EPゴム絶縁クロロスルホン化ポリエチレンシース電線
6 600 V LPH
口出用6600 V EPゴム絶縁クロロスルホン化ポリエチレンシース電線
口出用 600 Vけい素ゴム絶縁ガラス編組電線 600 V LKGB
口出用3300 Vけい素ゴム絶縁ガラス編組電線 3 300 V LKGB
口出用6600 Vけい素ゴム絶縁ガラス編組電線 6 600 V LKGB
口出用 600 Vけい素ゴム絶縁電線 600V LK
口出用3300 Vけい素ゴム絶縁電線 3 300 V LK
口出用6600 Vけい素ゴム絶縁電線 6 600 V LK
――――― [JIS C 3315 pdf 2] ―――――
2
C 3315 : 2000
注(1)記号の意味は,次による。
L : 口出線
R : 天然ゴム
H, HH : クロロスルホン化ポリエチレン
K : けい素ゴム
N : クロロプレン
P : EPゴム
GB : ガラス繊維
4. 特性 特性は6.によって試験を行ったとき,表2による。
表2 特性
項目 特性 試験方法
適用箇条
導体抵抗 付表116の値以下 6.3
耐電圧 半成品(2) 付表1113の試験電圧に1分間耐えなけ 6.4
ればならない。
完成品 付表116の試験電圧に1分間耐えなけれ
ばならない。
絶縁抵抗 付表116の値以上 6.5
表面漏れ抵抗 付表116の値以上 6.6
絶 天然ゴム絶縁体 引張強さ 6MPa以上 6.7
縁 伸び 250%以上
体
及 クロロプレン絶縁体 引張強さ 6MPa以上
び 伸び 250%以上
シ
ー クロロスルホン化 引張強さ 8MPa以上
ス ポリエチレン絶縁体 伸び 300%以上
の
引 EPゴム絶縁体 引張強さ 7MPa以上
張 伸び 400%以上
り
けい素ゴム ガラス編組の 引張強さ 4MPa以上
絶縁体 あるもの 伸び 200%以上
ガラス編組の 引張強さ 7MPa以上
ないもの 伸び 200%以上
クロロプレンシース 引張強さ 13MPa以上
伸び 300%以上
クロロスルホン化 引張強さ 13MPa以上
ポリエチレンシース 伸び 300%以上
加 天然ゴム絶縁体 引張強さ 加熱前の値の70%以上 6.8
熱 伸び
クロロプレン絶縁体 引張強さ 加熱前の値の60%以上
伸び
クロロスルホン化 引張強さ 加熱前の値の80%以上
ポリエチレン絶縁体 伸び 加熱前の値の70%以上
EPゴム絶縁体 引張強さ 加熱前の値の80%以上
伸び
けい素ゴム絶縁体 引張強さ 加熱前の値の70%以上
伸び 加熱前の値の60%以上
クロロプレンシース 引張強さ
伸び
――――― [JIS C 3315 pdf 3] ―――――
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C 3315 : 2000
項目 特性 試験方法
適用箇条
クロロスルホン化 引張強さ
ポリエチレンシース 伸び
耐油 クロロプレン及び 引張強さ 浸油前の値の60%以上とする。 6.9
クロロスルホン化ポリエチレン伸び
難燃 クロロプレン口出及びクロロスルホン化 60秒以内で自然に消えなければならない。 6.10
ポリエチレン口出線
曲げ(ガラス編組のあるもの) ガラス編組に裂け目ができたり又はコン6.11
パウンドが著しくはがれてはならない。
引裂き(ガラス編組のないけい素ゴム) 250N/cm以上とする。 6.12
耐オゾン 高圧口出線に使用するEPゴム き裂が生じてはならない。 6.13
及びクロロスルホン化ポリエチレン
注(2) 半成品とは,5.c)のガラス編組前のものをいう。
5. 材料,構造及び加工方法 材料,構造及び加工方法は,付表116及び次の各項による。
a) 導体 導体は,JIS C 3152に規定するすずめっき軟銅線又はJIS C 3102に規定する軟銅線をより合わ
せたものとする。
b) 絶縁体 絶縁体は,a)の導体上に天然ゴム,クロロプレン,クロロスルホン化ポリエチレン,EPゴム
又はけい素ゴムを付表116の厚さに被覆する。
なお,導体上には適切なセパレータ又は半導電層を施してもよい。この場合,半導電層の厚さは絶
縁体の厚さに含めるものとする。絶縁体の平均厚さは,付表116の値の90%以上とし,最小厚さは,
付表116の値の80%以上とする。外部被覆なしの電線については,この絶縁加工を終わったものを
完成品とする。
なお,電線の表面には,有害なきず及び気ほうがあってはならない。
c) 外部被覆
1) シース シースは,b)の絶縁体の上に必要によって,布テープ,その他の適切なテープの押さえを
施した後,クロロプレン又はクロロスルホン化ポリエチレンを付表116の厚さに被覆する。
シースの平均厚さは,付表116の値の90%以上とし,最小厚さは付表116の値の85%以上と
する。
2) ガラス編組 ガラス編組は,b)の絶縁体の上にガラス糸で二重に編組を施した後,耐熱性コンパウ
ンドを含浸する。
下側の編組をガラステープにしてもよい。
なお,電線の表面には,有害なきずがあってはならない。
6. 試験方法
6.1 外観 外観は,JIS C 3005の4.1(外観)による。
6.2 構造 構造は,JIS C 3005の4.3(構造)による。
6.3 導体抵抗 導体抵抗は,JIS C 3005の4.4(導体抵抗)による。
6.4 耐電圧 耐電圧は,JIS C 3005の4.6のa)(水中)による。
なお,ガラス編組口出線の半成品の耐電圧は,JIS C 3005の4.6のa)による。完成品の耐電圧は,適当
な長さの試料をとり,その中央部約1mを浸水してJIS C 3005の4.6のa)によって行うか,又はその中央
――――― [JIS C 3315 pdf 4] ―――――
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C 3315 : 2000
部約1mに金属はくを巻き付け,JIS C 3005の4.6のb)(空中)による。
6.5 絶縁抵抗 絶縁抵抗は,JIS C 3005の4.7(絶縁抵抗)による。
6.6 表面漏れ抵抗 表面漏れ抵抗は,JIS C 3005の4.14(表面漏れ抵抗)による。
6.7 絶縁体及びシースの引張り 絶縁体及びシースの引張りは,JIS C 3005の4.16(絶縁体及びシース
の引張り)による。
6.8 加熱 加熱は,JIS C 3005の4.17(加熱)による。加熱温度及び加熱時間は,表3による。
表3 加熱条件
種類 加熱条件
天然ゴム絶縁体 JIS C 3005の4.17.2(試験方法)の表5のBによる。
クロロプレン絶縁体 JIS C 3005の4.17.2の表5のBによる。
JIS C 3005の4.17.2の表5のFによる。
クロロスルホン化ポリエチレン
絶縁体及びシース
EPゴム絶縁体 JIS C 3005の4.17.2の表5のCによる。
けい素ゴム絶縁体 JIS C 3005の4.17.2の表5のHによる。
クロロプレンシース JIS C 3005の4.17.2の表5のCによる。
6.9 耐油 耐油は,クロロプレン,クロロスルホン化ポリエチレンについてJIS C 3005の4.18(耐油)
による。浸油温度及び浸油時間は,JIS C 3005の4.18の表6のCによる。
6.10 難燃 難燃は,クロロプレン口出線,クロロスルホン化ポリエチレン口出線,クロロプレンシース
口出線及びクロロスルホン化ポリエチレンシース口出線についてJIS C 3005の4.26(難燃)による。試験
方法は,JIS C 3005の4.26.2のa)(水平試験)による。
6.11 曲げ 曲げは,ガラス編組口出線についてJIS C 3005の4.27(曲げ)による。加熱温度及び加熱時
間は,JIS C 3005の4.17.2の表5のDによる。ただし,円弧の半径は,表4による。
表4 円弧の半径
標準仕上外径 円弧の半径
mm
7以下 仕上外径の 6倍
7を超え 12以下 仕上外径の 7倍
12を超え 20以下 仕上外径の 8倍
20を超え 30以下 仕上外径の10倍
30を超える 仕上外径の12倍
6.12 引裂き 引裂きは,口出用けい素ゴム絶縁電線について行う。
図1に示す試験片3個を完成品の絶縁体から(完成品の絶縁体から取ることができない場合には,完成
品とする前のけい素ゴム混合物のコンパウンドから)取り,16℃以上32℃以下の温度において,引張試験
機によって毎分500mm±25mmの速さでそれぞれの試験片を切断するまで引っ張ったとき,次の式によっ
て算出した引裂強さの平均値を求める。
この場合において,試験片の幅を25mmとすることができないときは,その幅を25mm未満とすること
ができる。
――――― [JIS C 3315 pdf 5] ―――――
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JIS C 3315:2000の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 3315:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC3005:2014
- ゴム・プラスチック絶縁電線試験方法
- JISC3102:1984
- 電気用軟銅線
- JISC3152:1984
- すずめっき軟銅線