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C 5201-6 : 1999
附属書1(規定) 形名及び記号
1. 適用範囲 この附属書は,日本工業規格(日本産業規格)としてJIS C 5201-1の2.4.2(記号化)の備考に規定する電子
機器用固定抵抗器の形名の記号化に基づき,固定ネットワーク抵抗器(以下,抵抗器という。)の形名及び
記号について規定したもので,原国際規格にはない事項である。
2. 形名の構成 形名の構成は,次に示す配列による。
例1.
例2.
備考 例2.の定格抵抗値は,抵抗器を構成する素子の抵抗値がR1: 330 地 刀 ヰ地
3. 記号
3.1 抵抗器の種類 抵抗器の種類を表す記号は,JIS C 5201-1の附属書1の2.1(抵抗器の種類)に基づ
いて2英大文字で表す。最初の第1文字は,抵抗器を示す英大文字Rで表し,第2文字は,主な抵抗素子
によって区分する。第1文字と第2文字との組合せは,この規格の附属書1表1による。
附属書1表1 抵抗器の種類を表す記号
記号 主な抵抗素子
RC 炭素混合体
RD 炭素皮膜
RK 金属系混合皮膜
RN 金属皮膜
3.2 形状 形状を表す記号は,JIS C 5201-1の附属書1の2.2(形状)に基づいて,2数字に1英大文字
を加えた3文字で表し,この規格の附属書1表2による。
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C 5201-6 : 1999
附属書1表2 形状を表す記号
記号 形状 参考図
73A チップネットワーク
78A デュアルインラインパッケージ (DIP)
78B スモールアウトラインパッケージ (SOP)
92A シングルインラインパッケージ (SIP)
3.3 特性 特性を表す記号は,JIS C 5201-1の附属書1の2.3(特性)に基づいて,I, Oを除く1英大文
字で表し,この規格の附属書1表3に示す抵抗温度係数の記号とする。
附属書1表3 特性を表す記号
記号 B C D E F G H K L M
抵抗温度係数 106/℃±5 ±10 ±15 ±20 ±25 ±50 ±100 ±250 ±300 ±500
3.4 端子数 端子数を表す記号は,2数字で端子数を表す。端子数が9以下の場合は,第1数字を0とす
る。
なお,最低端子数及び最高端子数の規定は,個別規格に規定する。
3.5 回路形式 回路形式を表す記号は,抵抗回路網及び端子配列で区分し,1英大文字で表し,この規格
の附属書Aによる。
3.6 定格抵抗値 各抵抗素子の定格抵抗値を表す記号は,JIS C 5201-1の附属書1の2.5の(定格抵抗値)
に基づいて,3数字(E12,及びE24)又は4数字(E48, E96及びE192数列)で表す。
3数字の場合,第1及び第2数字はオームを単位とする有効数字とし,第3数字は有効数字に続くゼロ
の数を示す。
4数字の場合,第1,第2及び第3数字は有効数字とし,第4数字は有効数字に続くゼロの数を表す。た
だし,小数点がある場合は,小数点を英大文字Rで表し,この場合は,すべて有効数字とする。
なお,定格抵抗値が2種類以上の場合は,この規格の附属書1の2.(形名の構成)の例2のようにR1/R2/R3
······Rnと各抵抗値を記号で表す。
470······47 圀 47R5······47.5 圀
102······1k 圀 1001······1k 圀
154······150k 圀 1543······154k 圀
――――― [JIS C 5201-6 pdf 17] ―――――
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C 5201-6 : 1999
105······1M 圀 1004······1M 圀
3.7 抵抗値許容差 抵抗値許容差を表す記号は,JIS C 5201-1の附属書1の2.6(抵抗値許容差)に基づ
いて,1英大文字で表し,この規格の附属書1表4による。
附属書1表4 抵抗値許容差を表す記号
記号 B C D F G J K
抵抗値許容差 % ±0.1 ±0.25 ±0.5 ±1 ±2 ±5 ±10
3.8 評価水準 評価水準を表す記号は,本体の3.3.3(評価水準)に基づいて1英大文字で表し,Eとす
る。
3.9 安定性クラス 安定性クラスを表す記号は,JIS C 5201-1の附属書1の2.8(安定性クラス)に基づ
いて1英大文字で表し,この規格の附属書1表5による。
附属書1表5 安定性クラスを表す記号
記号 クラス % 短期試験での抵抗変化量 長期試験での抵抗変化量
B 0.1 圀
± (0.02%+0.01 圀
± (0.1%+0.01
C 0.25 ±(0.05%+0.01圀 ± (0.25%+0.05圀
D 0.5 ±(0.1%+0.01圀 ± (0.5%+0.05圀
F 1.0 ±(0.25%+0.05圀 ± (1.0%+0.05圀
G 2.0 ±(0.5%+0.05圀 ± (2.0%+0.1圀
J 5.0 圀
± (1.0%+0.05 圀
± (5.0%+0.1
K 10.0 圀
± (2.0%+0.1 ± (10%+0.5圀
3.10 その他必要な事項 その他必要な事項を表す記号は,英大文字又は数字とし,3.13.9で表せない性
能,構造,材質及びその他必要な事項を表す場合に適用し,形名の末尾に追加する。この場合の記号は,
個別規格の規定による。ただし,誤認を防止するため,安定性クラスの記号を使用してはならない。
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C 5201-6 : 1999
電子部品JIS原案作成第1委員会名簿
氏名 所属
(委員長) 平 山 宏 之 東京都立科学技術大学
(委員) 吉 田 裕 道 東京都立産業技術研究所
寺 岡 憲 吾 防衛庁装備局管理課調達補給室
藤 倉 秀 美 財団法人電気安全環境研究所
岩 田 武
村 岡 桂次郎
曽我部 浩 二
永 松 荘 一 通商産業省機械情報産業局電子機器課
橋 爪 邦 隆 工業技術院標準部情報電気規格課
福 原 隆 沖電気工業株式会社
村 上 昭 次 株式会社ケンウッド
山 本 克 巳 ソニー株式会社
西 林 和 男 株式会社東芝
中 島 眞 人 日本電気株式会社
小 林 弘 日本電気株式会社
中 野 武 松下通信工業株式会社
三 宅 敏 明 松下電器産業株式会社
山 本 佳 久 三菱電機株式会社
三 浦 春 夫 TDK株式会社
杉 岡 由 皓 日立エーアイシー株式会社
阿慈知 良 雄 ニチコン株式会社
栗 林 孝 志 松下電子部品株式会社
江 口 正 則 東京コスモス電機株式会社
豊 嶋 協 一 TDK株式会社
平 野 芳 行 日本電気株式会社
秦 考 生 松下電子部品株式会社
山 本 圭 一 進工業株式会社
山 名 法 明 株式会社村田製作所
三 宅 邦 彦 松尾電機株式会社
尾 村 博 幸 日本ケミコン株式会社
佐 藤 広 志 TDK株式会社
宮 島 明 美 多摩電気工業株式会社
(事務局) 塚 田 潤 二 社団法人日本電子機械工業会
中 山 正 美 社団法人日本電子機械工業会
JIS C 5201-6分科会名簿
氏名 所属
(主査) 宮 島 明 美 多摩電気工業株式会社
(委員) 本 田 義 夫 KOA株式会社
山 本 圭 一 進工業株式会社
嶋 田 真 人 北陸電気工業株式会社
秦 考 生 松下電子部品株式会社
笹 川 蔽 雄 理研電具製造株式会社
(事務局) 塚 田 潤 二 社団法人日本電子機械工業会
中 山 正 美 社団法人日本電子機械工業会
JIS C 5201-6:1999の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60115-6:1983(MOD)
- IEC 60115-6:1983/AMENDMENT 1:1987(MOD)
JIS C 5201-6:1999の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 5201-6:1999の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC5063:1997
- 抵抗器及びコンデンサの標準数列
- JISC5201-1:2011
- 電子機器用固定抵抗器―第1部:品目別通則
- JISC60068-1:2016
- 環境試験方法―電気・電子―第1部:通則及び指針
- JISZ9015:1980
- 計数調整型抜取検査(供給者を選択できる場合の購入検査)