6
C 5564-1991 (IEC 94-3 : 1979)
関連する記録情報の動的位相差 (°) 11.6.2
(ダイナミックスキュー,最大位相ジッタ)
9.2 電気的性能
9.2.1 一般性能
単位 測定方法
参照項目
最大消費電力 VA又はW 12.1 A
9.2.2 再生系性能
単位 測定方法
(表示法) 参照項目
当該キャリブレーションテープを再生したときの指定周波数範囲 グラフ又は (dB) 12.2.1
における平たん再生特性からの最大偏差
SN比(電気的雑音) 12.2.2
聴感補正なし dB
聴感補正あり dB
オクターブフィルタ使用 グラフ
1オクターブフィルタ使用
3 グラフ
規定全高調波ひずみ率(望ましくは1%及び5%)における出力電 dB 12.2.3
圧レベル
出力不平衡度(平衡形出力についてだけ) dB 12.2.4
出力インピーダンス(全出力について個別に) 圀 12.2.5
規定全高調波ひずみ率(望ましくは1%及び5%)における内蔵電 dB 12.2.6
力増幅器での出力電力レベル
再生チャネル間偏差 dB 12.2.7
9.2.3 総合性能
単位 測定方法
(表示法) 参照項目
当該キャリブレーションテープ及びリファレンステープを使用し グラフ又は (dB) 12.3.1
たときの指定周波数範囲における平たん総合特性からの最大偏差
SN比 12.3.2
聴感補正なし dB
聴感補正あり dB
オクターブフィルタ使用 グラフ
1オクターブフィルタ使用
3 グラフ
隣接トラック間セパレーション グラフ又は (dB) 12.3.3
消去 dB 12.3.4
総合チャネル間偏差 dB 12.3.5
第三高調波ひずみ率 dB 12.3.6
――――― [JIS C 5564 pdf 6] ―――――
7
C 5564-1991 (IEC 94-3 : 1979)
9.2.4 録音系性能
単位 測定方法
(表示法) 参照項目
指定周波数範囲における平たん録音特性からの最大偏差(計算値) グラフ又は (dB) 12.4.1
最小入力レベル dB又はV 12.4.2
最大入力レベル dB又はV 12.4.3
入力不平衡度(平衡形入力についてだけ) dB 12.4.4
入力インピーダンス(全入力について個別に) 圀 12.4.5
第3章 測定時の注意事項
10. 測定条件
10.1 測定方法に特に記載のない限り,8.の規定条件を厳密に適用する。
10.2 恒久的に接続されているものでない限り,ノイズリダクション及び自動利得調整回路は非作動状態
とする。
10.3 機器の性能特性値は,次のいずれかで測る。
(a) 製造業者から受理したままの状態。
(b) 5.に列挙した可変調整機構類を,9.に列挙した要求項目にできるだけ近い性能になるように調整した後
の状態。
10.4 試験時の注意事項
(a) 測定前にどの可変調整機構を設定調整したかを記録する。
(b) 測定前の機器に施した変更や修理を記録する。
(c) 8.に指定された規定条件との差異を記録する。
(d) 測定前に測定装置は,次の状態であることを確認する。
1) 安定状態に達していること。
2) 測定結果に影響する装置が負荷されていないこと。
3) 周波数に依存することなく十分な感度をもつこと。
4) 測定に必要な精度の少なくとも10倍の精度をもつこと。
(e) 測定前の機器は,直接テープに触れる部分又はその近傍に汚れがなく,かつ消磁されていることを確
認する。
(f) 測定の前後で機器に何らの変化もないこと。
10.5 グラフは,ヘルツ表示の周波数を対数目盛で横軸に,デシベル表示の出力を等分目盛で縦軸に表す
ものとする。
第4章 測定方法
特に記載がないかぎり,10.に指定した条件に従うこと。
11. 機械的特性の測定
11.1 録音及び再生テープ速さ 録音時と再生時のテープ速さは同一と仮定する。このため,測定は再生
時においてだけ行う。
――――― [JIS C 5564 pdf 7] ―――――
8
C 5564-1991 (IEC 94-3 : 1979)
標準録音再生テープ速さは,JIS C 5562(磁気テープ録音再生システム第1部一般条件及び要求事項)
に記載されている。
参考 JIS C 5562はIEC 94-1 (Magnetic tape sound recording and reproducing systems. Part1 : General
conditions and requirements) との一致規格である。
11.1.1 標準再生テープ速さからの平均偏差 この項は,製造時の試験用を除き,録音再生時のテープ速さ
調整機構をもたない機器にだけ適用する。供給及び巻取りリールともに,テープがおよそ半分ほど巻かれ
た状態とする。
定義
vm vo
v% 100
vo
ここに, △ 滿 標準再生テープ速さからの平均偏差
測定再生テープ速さ
標準再生テープ速さ
方法A 機器の再生時に,ある長さ (lcm) のテープが,ある一点を通過するのに要する時間(t秒)
を時間計で計測する。
結果 次の式によって求める。
l/ tvo
v% 100
vo
方法B 標準テープ速さでの再生周波数foHzが得られる正弦波信号録音テープを,供試機器で再
生する。
この場合fo=3150Hzであることが望ましい。このときの再生周波数fmHzを,周波数カウンタによ
って測定する。
結果 次の式によって求める。
fm fo
v% 100
fo
方法C テープ長さ方向に対して垂直に一定間隔 (dcm) でマークを有するテープを供試機器で走
行させ,毎秒n回点滅する光を当てる。1秒間にある1点を通過するマークの数 (N) を数える。も
しマークがテープ走行方向に流れて見えれば,Nは正の数であり,もし反対方向に流れて見えれば,
Nは負の数となる。
実際のマークの間隔 (d) は,テープが標準速さで送られるとき,マークが止まって見えるよう
に設定されているものとする。更に,観察しやすいように,目に見えるマークの間隔は0.3cmより
も大きいことが望ましい。
係数Kはあるテープ速さに対してn及びdの値に依存する。
次の表においては,n及びdは係数Kが単一になるよう設定されている。n, dに他の値(n'及び
d')が使われるとすれば,それはn及びdの整数倍又は約数でなければならない。
また,その値はKと次のような関係にある。
n d
K
n d
マークの間隔と係数Kは反比例する。
――――― [JIS C 5564 pdf 8] ―――――
9
C 5564-1991 (IEC 94-3 : 1979)
50Hz電源 60Hz電源
Vo
n d n d K
cm/s
点滅回数/秒 cm 点滅回数/秒 cm
76.2 200 0.381 0 240 0.317 5 1
38.1 100 0.381 0 120 0.317 5 1
19.05 50 0.381 0 60 0.317 5 1
9.53 25 0.381 0 30 0.317 5 1
41.76 12.5 0.381 0 15 0.317 5 1
結果 次の式によって求める。
K N
V% 100
n
11.1.2 再生テープ速さ偏差
定義 再生時に供給及び巻取りリールのテープ巻取り径が変化することによる速さ変化のことで
ある。
方法 リール・ツー・リール機器の測定には,装着可能な最大径リールを使用する。いっぱいにテ
ープを巻いたリールは供給側リール軸に,空リールは巻取り側リール軸に装着する。最初に正弦波
信号を全幅に録音したテープを再生し,その再生周波数f1Hzを測定する。
次に,供給側と巻取り側のリールを入れ替え,再び正弦波を再生し,その再生周波数をf2Hzと
する。この場合に正弦波信号の周波数は,標準速さで再生したとき3 150Hzであることが望ましい。
結果 次の式によって求める。
2 f1 f2
(%)
f1 f2
参考 この特性値を測定するには,11.1.1の方法A,方法B及び方法Cも適用できる。
11.1.3 再生テープ速さ変動(ワウ・フラッタ) 速さ変動は,JIS C 5569(録音再生機器における速さ変
動の測定方法)に基づいて測定し,表示する。
参考 JIS C 5569はIEC 386 (Method of measurement of speed fluctuations in sound recording and
reproducing equipment) との一致規格である。
11.2 定常状態でのテープテンション(リール・ツー・リール機器に適用) 測定は供給リールにテープ
をいっぱいに巻いた状態で,テープ巻初め,中央及び巻終わり部において行う。測定は,供給リールとキ
ャプスタンとの間,キャプスタンと巻取りリールとの間,マルチキャプスタン方式の場合には二つのキャ
プスタンとの間においても行う。再生テープ速さ及び最大早巻きテープ速さにおけるこれら6個,又は9
個の最大及び最小測定値を記録する。
定義 テープが定常状態の速さで走行するときのテープテンションをいう。
方法 それぞれの測定位置で張力計のアイドラローラを介して測定する。
結果 張力計の読み値をテープテンションとする。最大及び最小のテープテンションは,再生テー
プ速さ及び早巻きテープ速さについて求める。
11.3 立上り時間の最大値及び停止時間の最大値 リール・ツー・リール式の機器については供試機器に
適用する最大径のリールを使用する。カートリッジ及びカセット装置については,カートリッジ及びカセ
ットの種類及びテープの種類を明記する。
11.3.1 録音再生テープ速さに至る立上り時間の最大値
――――― [JIS C 5564 pdf 9] ―――――
10
C 5564-1991 (IEC 94-3 : 1979)
定義 始動操作をしてから,テープが規定速さに達するまでに要する経過時間の最大値をいう。
方法 周波数3 150Hzを全幅に録音したテープを,供給リールにいっぱいに巻き,テープ巻初め,
中央及び巻終わり部を再生する。再生信号を,中心周波数3 150Hzの周波数弁別器に入力し,その
出力を記録計で記録する。始動操作をしてから記録計が一定値を示すまでの時間を測定する。
結果 経過時間の最大値で表す。
11.3.2 録音再生テープ速さからの停止時間の最大値
定義 規定テープ速さにおいて停止操作をしてからテープが停止するまでに要する経過時間の最
大値をいう。
方法 規定テープ速さで再生中,停止装置を操作してからテープが停止するまでの時間を測定す
る。測定は供給リールにテープをいっぱいに巻き,テープ巻初め,中央部及び巻終わりにおいて行
う。
結果 経過時間の最大値で表す。
11.3.3 最大早巻きテープ速さからの停止時間の最大値
定義 最大早巻きテープ速さにおいて,停止操作をしてからテープが停止するまでに要する経過時
間の最大値をいう。
方法 最大早巻きテープ速さで早巻き中,停止装置を操作する。停止操作をしてからテープが停止
するまでに要する時間を測定する。測定は供給リールにテープをいっぱいに巻き,テープ巻初め,
中央及び巻終わり部において行う。テープ両走行方向について測定する。
結果 測定値のうち,最大の時間で表す。
11.3.4 最大テープ長での早巻き時間の最大値
定義 指定最大径のリールにテープを規定の長さだけ巻き,早巻きするのに要する時間の最大値を
いう。
方法 この測定には,最大径リールのテープを使用する。早巻き操作をしてからテープの全長が一
方のリールから他方のリールに巻きとられるのに要する時間を,テープ両走行方向について測定す
る。
結果 測定値のうち最大の時間で表す。
11.4 マルチトラックヘッドの寸法
定義 JIS C 5567(磁気テープ録音再生システム第6部リール・ツー・リールシステム),JIS C 5568
(磁気テープ録音再生システム第7部テープレコード用及び民生用カセット)及びIEC 94-8
(Magnetic tape sound recording and reproducing systems. Part8 : Eight track magnetic tape cartridge for
commercial tape records and domestic use) で規定するトラック構成で録音したテープを再生するのに
必要な正しい寸法をいう。
参考 JIS C 5567はIEC 94-6 (Magnetic tape sound recording and reproducing systems. Part6 :
Reel-to-reel systems) と,JIS C 5568はIEC 94-7(Magnetic tape sound recording and
reproducing systems. Part7 : Cassette for commercial tape records and domestic use) との一致規
格である。また,IEC 94-8-1987はJIS S 8603(カートリッジテープレコード)とその内
容は同等である。
方法 テープ幅方向のヘッドギャップの相対的な位置を顕微鏡で測定する。この測定をするために
供試機器からヘッドを外してもよい。
結果 ヘッドギャップの相対的な位置をJIS C 5567,JIS C 5568及びIEC 94-8の規定と比較,確認
――――― [JIS C 5564 pdf 10] ―――――
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JIS C 5564:1991の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60094-3:1979(IDT)
JIS C 5564:1991の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.160 : オーディオ,ビデオ及びAV技術 > 33.160.30 : オーディオシステム