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C 5930-1 : 2016
クロスポート光出力
規格化した光出力
バーポート光出力
光路長差
図D.2−熱光学効果式光スイッチの光出力パワー
ON OFF ON
印加パワー及び光出力
印加パワー
光出力
時間
図D.3−熱光学効果式光スイッチの応答性能の例
2×2光スイッチを複合的に組み合わせることによって,大規模の光スイッチを構成する。1×8光スイッ
チ及び3×3光スイッチの構成例を図D.4に示す。
入力端子1 出力端子3
出力端子2
入力端子2
入力端子3 出力端子1
1×8光スイッチ 3×3光スイッチ
2×2光スイッチエレメント
図D.4−1×8及び3×3熱光学効果式光スイッチの構成例
――――― [JIS C 5930-1 pdf 16] ―――――
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C 5930-1 : 2016
附属書E
(参考)
切替時間の定義のまとめ
光スイッチの切替時間に関する定義のうち,待ち時間,立ち上がり時間及び立ち下がり時間は,光スイ
ッチの方式及び切替前後の端子対の状態によって異なる。光スイッチの方式ごと及び切替前後の端子対の
状態ごとの,待ち時間,立ち上がり時間及び立ち下がり時間の定義のまとめを,それぞれ表E.1,表E.2
及び表E.3に示す。
表E.1−待ち時間の定義のまとめ
端子対の状態 スイッチの方式 開始時間 終了時間
阻止から伝達 ラッチスイッチ及び非ラッチ駆動エネルギー印加時から光出力の10 %に達するまで
スイッチ(ノーマリオフ)
非ラッチスイッチ(ノーマリ駆動エネルギー除去時から
オン)
伝達から阻止 ラッチスイッチ及び非ラッチ駆動エネルギー除去時から光出力の90 %に達するまで
スイッチ(ノーマリオフ)
非ラッチスイッチ(ノーマリ駆動エネルギー印加時から
オン)
表E.2−立ち上がり時間の定義のまとめ
端子対の状態 スイッチの方式 開始時間 終了時間
阻止から伝達 ラッチスイッチ,非ラッチス伝達の安定状態の光出力の光出力の90 %に達するまで
イッチ(ノーマリオン)及び10 %に達したときから
非ラッチスイッチ(ノーマリ
オフ)
表E.3−立ち下がり時間の定義のまとめ
端子対の状態 スイッチの方式 開始時間 終了時間
伝達から阻止 ラッチスイッチ,非ラッチス伝達の安定状態の光出力の光出力の10 %に達するまで
イッチ(ノーマリオン)及び90 %に達したときから
非ラッチスイッチ(ノーマリ
オフ)
――――― [JIS C 5930-1 pdf 17] ―――――
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C 5930-1 : 2016
附属書JA
(参考)
4端子光スイッチの光学性能パラメータと伝達行列との関係
JA.1 挿入損失,アイソレーション,反射減衰量及びクロストーク
光スイッチにおいて,挿入損失,アイソレーション,反射減衰量及びクロストークの用語の意味を光ス
イッチの図記号と伝達係数とを用いて,4端子の光スイッチについて記載する。
4端子の光スイッチには,図JA.1に示すように10通りの状態が存在する。それぞれの状態に対応して
伝達行列が定める。
図JA.1−4端子光スイッチの取り得る全ての状態
この中から例として二つの状態をもつ光スイッチを考える。二つの状態のうち,一方の状態Bの伝達係
数を“bij”,もう一つの状態Cの伝達係数を“cij”とすると,挿入損失,アイソレーション,反射減衰量及
びクロストークは,表JA.1の例となる(図JA.2参照)。
――――― [JIS C 5930-1 pdf 18] ―――――
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C 5930-1 : 2016
図JA.2−4端子光スイッチの例
表JA.1−4端子光スイッチの例
性能及び単位 状態B 状態C
挿入損失 −10log10c12,−10log10c21
dB −10log10b14,以下b41,b23,b32につい
ても同様とする。
アイソレーション −10log10c13,以下c14,c23,c24,c31,
dB −10log10b12,以下b13,b21,b24,b31,
c32,c34,c41,c42,c43についても同様
b34,b42,b43についても同様とする。
とする。
反射減衰量 −10log10c11,以下c22,c33,c44につい
dB −10log10b11,以下b22,b33,b44につい
ても同様とする。 ても同様とする。
クロストーク dB 状態B
端子1→端子4 : −10log10b14/b24,−10log10b14/b34
端子4→端子1 : −10log10b41/b21,−10log10b41/b31
端子2→端子3 : −10log10b23/b13,−10log10b23/b43
端子3→端子2 : −10log10b32/b12,−10log10b32/b42
状態C
端子1→端子2 : −10log10c12/c32,−10log10c12/c42
端子2→端子1 : −10log10c21/c31,−10log10c21/c41
――――― [JIS C 5930-1 pdf 19] ―――――
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C 5930-1 : 2016
附属書JB
(参考)
光スイッチの個別仕様書の様式例
光スイッチの個別仕様書の様式例を,次に示す。
a) 適用範囲
b) 引用規格
c) 構造
d) 試験
e) 試験成績書
f) 定格
表JB.1−定格の規定項目の様式例
項目 記号 条件 最大定格値 単位
保存温度 Tstg − + ℃
使用温度範囲 Ta − + ℃
使用波長範囲 λband − + nm
最大入射光パワー Pmax dBm
印加電圧/電流 Vf/If V/A
消費電力 Wmax W
g) 光学特性試験
表JB.2−光学特性試験項目及び試験条件の様式例
項目 試験方法a) 試験条件 最小値 標準値 最大値 単位
挿入損失 dB
反射減衰量(rl) dB
クロストーク dB
アイソレーション dB
偏光依存性損失(PDL) dB
偏波モード分散(PMD) ps
切替時間 ms
待ち時間 ms
立ち上がり時間 ms
立ち下がり時間 ms
バウンス時間 ms
切替再現性 dB
各項目の性能値は,表JB.1に示す使用温度範囲及び使用波長範囲,並びに全ての偏光状態の入射光に対する,
最小値,標準値及び最大値とする。
注a) 試験方法は,JIS C 5901による。
――――― [JIS C 5930-1 pdf 20] ―――――
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JIS C 5930-1:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60876-1:2014(MOD)
JIS C 5930-1:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.20 : 光ファイバ接続装備
JIS C 5930-1:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC5630-1:2017
- マイクロマシン及びMEMS―第1部:マイクロマシン及びMEMSに関する用語
- JISC5900:2019
- 光伝送用受動部品通則
- JISC5931:1988
- 光スイッチ試験方法