JIS C 60068-2-65:2019 環境試験方法―電気・電子―第2-65部:音響振動(試験記号:Fg)

JIS C 60068-2-65:2019 規格概要

この規格 C60068-2-65は、供試品がさらされる又はさらされやすい特定の音圧レベルの環境に供試品が耐える能力を決定するための音響試験の標準的手順及び指針について規定。120dB未満の音圧レベルの環境の場合には,適用しない。

JISC60068-2-65 規格全文情報

規格番号
JIS C60068-2-65 
規格名称
環境試験方法―電気・電子―第2-65部 : 音響振動(試験記号 : Fg)
規格名称英語訳
Environmental testing -- Part 2-65:Tests -- Test Fg:Vibration -- Acoustically induced method
制定年月日
2006年6月20日
最新改正日
2019年1月21日
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対応国際規格

ISO

IEC 60068-2-65:2013(IDT)
国際規格分類

ICS

19.040, 29.020
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2006-06-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2019-01-21 改正
ページ
JIS C 60068-2-65:2019 PDF [26]
                                                          C 60068-2-65 : 2019 (IEC 60068-2-65 : 2013)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語,定義,記号及び省略記号・・・・[2]
  •  3.1 用語及び定義・・・・[2]
  •  3.2 記号及び省略記号・・・・[6]
  •  4 試験の音響環境及び要求事項・・・・[6]
  •  4.1 試験の音響環境・・・・[6]
  •  4.2 音源・・・・[8]
  •  4.3 測定装置・・・・[8]
  •  4.4 試験要求事項・・・・[9]
  •  5 厳しさ・・・・[12]
  •  6 前処理・・・・[12]
  •  7 初期測定・・・・[13]
  •  8 試験・・・・[13]
  •  8.1 標準試験・・・・[13]
  •  8.2 加速試験・・・・[13]
  •  9 中間測定・・・・[13]
  •  10 後処理・・・・[13]
  •  11 最終測定・・・・[13]
  •  12 製品仕様に規定する事項・・・・[13]
  •  13 試験報告書に規定する事項・・・・[14]
  •  附属書A(参考)試験要求事項に関する指針・・・・[16]
  •  参考文献・・・・[23]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 60068-2-65 pdf 1] ―――――

C 60068-2-65 : 2019 (IEC 60068-2-65 : 2013)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般財団法人日本
規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS C 60068-2-65:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS C 60068の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS C 60068-1 第1部 : 通則及び指針
JIS C 60068-2-1 第2-1部 : 低温(耐寒性)試験方法(試験記号 : A)
JIS C 60068-2-2 第2-2部 : 高温(耐熱性)試験方法(試験記号 : B)
JIS C 60068-2-6 第2-6部 : 正弦波振動試験方法(試験記号 : Fc)
JIS C 60068-2-7 加速度(定常)試験方法
JIS C 60068-2-11 塩水噴霧試験方法
JIS C 60068-2-13 減圧試験方法
JIS C 60068-2-14 第2-14部 : 温度変化試験方法(試験記号 : N)
JIS C 60068-2-17 封止(気密性)試験方法
JIS C 60068-2-18 第2-18部 : 耐水性試験及び指針
JIS C 60068-2-20 第2-20部 : 試験−試験T−端子付部品のはんだ付け性及びはんだ耐熱性試験方法
JIS C 60068-2-21 第2-21部 : 試験−試験U : 端子強度試験方法
JIS C 60068-2-27 第2-27部 : 衝撃試験方法(試験記号 : Ea)
JIS C 60068-2-30 第2-30部 : 温湿度サイクル(12+12時間サイクル)試験方法(試験記号 : Db)
JIS C 60068-2-31 第2-31部 : 落下試験及び転倒試験方法(試験記号 : Ec)
JIS C 60068-2-38 第2-38部 : 温湿度組合せ(サイクル)試験方法(試験記号 : Z/AD)
JIS C 60068-2-39 第2-39部 : 低温,減圧及び高温高湿一連複合試験
JIS C 60068-2-40 低温・減圧複合試験方法
JIS C 60068-2-41 高温・減圧複合試験方法
JIS C 60068-2-42 接点及び接続部の二酸化硫黄試験方法
JIS C 60068-2-43 接点及び接続部の硫化水素試験方法
JIS C 60068-2-45 耐溶剤性(洗浄溶剤浸せき)試験方法
JIS C 60068-2-46 接点及び接続部の硫化水素試験−指針
JIS C 60068-2-47 第2-47部 : 動的試験での供試品の取付方法
JIS C 60068-2-49 接点及び接続部の二酸化硫黄試験−指針
JIS C 60068-2-52 塩水噴霧(サイクル)試験方法(塩化ナトリウム水溶液)
JIS C 60068-2-53 第2-53部 : 耐候性(温度・湿度)と動的(振動・衝撃)との複合試験及び指針

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――――― [JIS C 60068-2-65 pdf 2] ―――――

                                                          C 60068-2-65 : 2019 (IEC 60068-2-65 : 2013)
JIS C 60068-2-54 はんだ付け性試験方法(平衡法)
JIS C 60068-2-55 第2-55部 : ルーズカーゴに対するバウンス試験及び指針(試験記号 : Ee)
JIS C 60068-2-57 第2-57部 : 時刻歴及びサインビート振動試験方法(試験記号 : Ff)
JIS C 60068-2-58 第2-58部 : 表面実装部品(SMD)のはんだ付け性,電極の耐はんだ食われ性及び
はんだ耐熱性試験方法
JIS C 60068-2-60 第2-60部 : 混合ガス流腐食試験(試験記号 : Ke)
JIS C 60068-2-61 一連耐候性試験
JIS C 60068-2-64 第2-64部 : 広帯域ランダム振動試験方法及び指針(試験記号 : Fh)
JIS C 60068-2-65 第2-65部 : 音響振動(試験記号 : Fg)
JIS C 60068-2-66 高温高湿,定常(不飽和加圧水蒸気)
JIS C 60068-2-67 基本的に構成部品を対象とした高温高湿,定常状態の促進試験
JIS C 60068-2-68 砂じん(塵)試験
JIS C 60068-2-69 第2-69部 : 試験−試験Te : 表面実装部品(SMD)のはんだ付け性試験方法(平衡
法)
JIS C 60068-2-70 第2-70部 : 指及び手の擦れによる印字の摩滅試験
JIS C 60068-2-75 第2-75部 : ハンマ試験
JIS C 60068-2-77 表面実装部品(SMD)の本体強度及び耐衝撃性試験方法
JIS C 60068-2-78 第2-78部 : 高温高湿(定常)試験方法(試験記号 : Cab)
JIS C 60068-2-80 第2-80部 : 混合モード振動試験方法(試験記号 : Fi)
JIS C 60068-2-81 第2-81部 : 衝撃応答スペクトル合成による衝撃試験方法
JIS C 60068-2-82 第2-82部 : 試験−試験XW1 : 電気・電子部品のウィスカ試験方法
JIS C 60068-2-83 第2-83部 : 試験Tf−ソルダペーストを用いた平衡法による表面実装部品(SMD)
のはんだ付け性試験方法
JIS C 60068-3-1 第3-1部 : 低温(耐寒性)試験及び高温(耐熱性)試験の支援文書及び指針
JIS C 60068-3-2 第3-2部 : 温度/減圧複合試験を理解するための必す(須)情報
JIS C 60068-3-3 機器の耐震試験方法の指針
JIS C 60068-3-4 第3-4部 : 高温高湿試験の指針
JIS C 60068-3-5 第3-5部 : 温度試験槽の性能確認の指針
JIS C 60068-3-6 第3-6部 : 支援文書及び指針−温湿度試験槽の性能確認の指針
JIS C 60068-3-7 第3-7部 : 支援文書及び指針−負荷がある場合の低温試験(試験A)及び高温試験
(試験B)の試験槽の温度測定のための指針
JIS C 60068-3-8 第3-8部 : 振動試験方法の選択の指針
JIS C 60068-3-13 第3-13部 : 支援文書及び指針−はんだ付け

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――――― [JIS C 60068-2-65 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 60068-2-65 : 2019
(IEC 60068-2-65 : 2013)

環境試験方法−電気・電子−第2-65部 : 音響振動(試験記号 : Fg)

Environmental testing-Part 2-65: Tests- Test Fg: Vibration-Acoustically induced method

序文

  この規格は,2013年に第2版として発行されたIEC 60068-2-65を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
音響雑音は,部品及び機器に無視できない振動を引き起こすことがある。音響雑音場では,圧力の変動
が供試品に直接伝わるので,その応答は機械的励振によるものとは異なることがある。
音響雑音に特に敏感な部品には,比較的軽量の部品が含まれる。これらの部品の寸法は,試験振動数範
囲の音波の波長と類似しており,単位面積当たりの質量は小さい。これらの部品としては,パラボラアン
テナ,太陽電池パネル,電子デバイス,プリント配線板,電線,光学素子などが挙げられる。
音響試験は,高い音圧レベルの条件にさらされる部品,機器,機能ユニット及びそのほかの製品(以下,
供試品という。)並びに/又はその条件下で機能することが要求される供試品に適用する。使用状態におい
ては,供試品は機械的な励振と音響的な励振とに同時にさらされることがあるので,注意が必要である。
高い音圧レベルは,ジェットエンジン,そのほかの航空機エンジン,ロケットエンジン,高出力ガス循
環器などによって発生する。この規格は圧縮性気体を用いる音響試験を規定しているので,高速分離流に
よる乱流が引き起こす励振応答のシミュレートにも適用できる。
この規格の試験手順は,残響室法(残響室試験),進行波法(進行波管試験),空洞共鳴試験又は定在波
試験のいずれかで,高い音響雑音場を造ることを意図したものである。
音響雑音によって発生する振動の影響に関する試験では,ある程度の技術的判断を必要とする。このこ
とは,供試品の製造業者(供給者)及び購入者双方が認識しなければならない。製品仕様の作成者は,こ
の規格に基づいて,供試品の性質及び使用目的を考慮して,適切な試験方法及び厳しさの値を選択するこ
とが望まれる。
試験で発生する音響レベルは人間の聴覚に害を与えるおそれがあるので,準備作業及び試験に従事する
者が雑音にさらされる度合いを,聴覚保護の観点から許容可能とみなされるレベルまで下げるための適正
な措置を講じる必要がある。

1 適用範囲

  この規格は,供試品がさらされる又はさらされやすい特定の音圧レベルの環境に供試品が耐える能力を
決定するための音響試験の標準的手順及び指針について規定する。

――――― [JIS C 60068-2-65 pdf 4] ―――――

2
C 60068-2-65 : 2019 (IEC 60068-2-65 : 2013)
この規格は,120 dB未満の音圧レベルの環境の場合には,適用しない。
この規格は,供試品の機械的弱点及び/又は性能劣化を決定し,この情報を製品仕様とともに用いて供
試品の合否を判定することを目的とする。供試品の機械的堅ろう性又は耐疲労性を確立する手段としてこ
の試験方法を用いてもよい。
試験を実施し音響雑音場の音圧レベルの測定手順の二つを記載し,供試品の指定した点での振動応答測
定の必要性を考察する。音響雑音環境,スペクトル,音圧レベル及び試験時間の選択のための指針を附属
書Aに示す。
進行波管法は,空気力学的乱れが外部表面の一部又は全ての部分を励起する材料に関連する。この方法
は,片側だけ励起する航空機のパネルアセンブリにも適用できる。残響室試験法は,動電式加振機を用い
た固定点の分散型励起よりも,機器の外表面全体に振動を誘発する点で適切である。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60068-2-65:2013,Environmental testing−Part 2-65: Tests−Test Fg: Vibration−Acoustically
induced method(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 1509-1 電気音響−サウンドレベルメータ(騒音計)−第1部 : 仕様
注記 対応国際規格 : IEC 61672-1,Electroacoustics−Sound level meters−Part 1: Specifications
JIS Q 17025:2005 試験所及び校正機関の能力に関する一般要求事項
注記 対応国際規格 : ISO/IEC 17025:2005,General requirements for the competence of testing and
calibration laboratories

3 用語,定義,記号及び省略記号

3.1 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1.1
音響ホーン(acoustic horn)
最大のエネルギーが伝達するように音響源と試験室,例えば,残響室とを接続するために使う,一端の
断面積が他端の断面積よりも大きく,通常断面積が指数関数的に変化する管。
注記 各音響ホーンは,音響スペクトルに影響を与える固有の伝達特性をもっている。
3.1.2
分析積分時間(analysis integration time)
信号を平均処理する時間間隔。
注記 A.8参照。

――――― [JIS C 60068-2-65 pdf 5] ―――――

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JIS C 60068-2-65:2019の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60068-2-65:2013(IDT)

JIS C 60068-2-65:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 60068-2-65:2019の関連規格と引用規格一覧