JIS C 60079-25:2008 爆発性雰囲気で使用する電気機械器具―第25部:本質安全システム | ページ 11

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C 60079-25 : 2008 (IEC 60079-25 : 2003)
Ui≧Uo
Ii≧Io
Pi≧Po
記号
1 本安関連機器
2 インダクタンスのパラメータ
図D.1−典型的な誘導性回路

――――― [JIS C 60079-25 pdf 51] ―――――

50
C 60079-25 : 2008 (IEC 60079-25 : 2003)
附属書E
(参考)
システム図面及び施工図面の様式

序文

  この附属書は,システム図面及び施工図面の様式について記載するものであって,規定の一部ではない。
この附属書は,準備することが望ましいシステム図面及び施工図面に記述する情報を示す。これらの図
面に特別な様式を求めたり,記述することが望ましい情報を記録するその他の方法が,同等な効果をもた
ないことを示したりするものではない。この附属書の例は,その複雑さのために慎重に選択され,システ
ム設計のすべてのことを挙げている。主に使われるところは,この例より単純であり,一つの発信器及び
インタフェースの構成である。
ブロック図は,システムの状態を確認して,附属書A及び附属書Bで規定する評価方法を可能にするた
めに,すべての必要な情報を含む。測温抵抗体 (RTD) の注記では,測温抵抗体が単純機器であり,その
温度区分が,現場のプロセス温度によって決定されることを記述している。測温抵抗体が500 V絶縁試験
を適用しないということは,測温抵抗体がその点で接地されているとみなされる。そのため1点接地回路
の要件を満たすためには,発信器内で電気的に分離(ガルバニックアイソレーション)されることである。
発信器は,認証された機器であり,測温抵抗体入力と420 mA出力との両方の安全パラメータをもつ。
その入力キャパシタンスは,許容ケーブルキャパシタンスを変動させる。そして発信器は,許容周囲温度
範囲では,プラント内のほとんどの場所で設置できることを示す。
電気的に分離(ガルバニックアイソレーション)されたインタフェースは,許容ケーブルパラメータを
決めるために用いられる出力パラメータを規定している。限定されたケーブルパラメータは,文書番号の
下の注記に“80 nFケーブルキャパシタンス”と記載される。グループIIBでは,特有な応用面があるので,
別のパラメータが与えられる。
施工図面は,システム図面の施工への要件に具体化するものである。施工者が,正しく設計された情報
に基づき施工することを前提としている。施工者は,施工が適切であるかどうか疑問を抱く場合,システ
ム図面を確認する必要がある。施工図面では,単純な接続箱を含んだり,特殊なケーブル及びケーブルグ
ランドを指定している。この場合,当該規格に適合した社内標準に認められているものである。測温抵抗
体の温度区分が明示され,ケーブルスクリーンのボンディング方法の具体的な指示書が与えられる。この
図面上の情報は,施工後の検査が適切に行えるものでなければならない。
この附属書では,この情報を表す一つの例だけを挙げている。システム文書は,適切な安全システムを
作るためにすべての情報を含むことが望ましい。施工図書は,特定の場所において安全に施工を行えるよ
うに,そのシステムの施工の詳細に関する情報を含むことが望ましい。

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C 60079-25 : 2008 (IEC 60079-25 : 2003)
会社名/所在地 システム文書番号 BC001 図面番号 001
危険区域 システムの有効性 : ia IIC
測温抵抗体は,危険度0区域と危険度1区域のインタフェースに適合する。
注記 ケーブルBのキャパシタンスはIICで80 nF,IIBで647 nFである。
非危険区域
回路B : ia IIC
回路A : ia IIC
ケーブルパラメータ 回路C
ケーブルパラメータ 1 000 F,350 mH
80 nF,4.2 mH,
測温抵抗体側で接地 54 H/Ω
注記 Tクラスは最高測定温度で決定する。 接地する
温度発信器 本安インタフェース 非認証機器
測温抵抗体
ケーブルX
ケーブルY
タイプ350L タイプ365S タイプ4041 非認証機器は
A社 B社 C社 Umが250 V以下とする。
証明書 : Ex ia IIC T4 (FUML No 983065)
JIS C 60079-11,5.4 a) の受動素子に 証明書 : Ex ia IIC (SPVTB No 983012)
よる単純機器 周囲温度 : −40 ℃+80 ℃ 周囲温度 : −20 ℃+60 ℃
PS061 端子A 端子B Um : 250 V IICパラメータ
最高使用温度 : 450 ℃ Uo : 1.0 mV U1 : 30 V Uo : 28 A C1 : 83 nF
C6
Tクラスは最高測定温度で決定する。Io : 10 mA I1 : 120 mA Io : 93 mA L1 : 4.2 mH
0
Co : 1 000 FP1 :1W Po : 650 mW L/Ro : 54 mH/Ω
07
絶縁テスト 150 V Lo : 350 mH C1 : 3 nF
9
IIBパラメータ
-
L1 : 10 H
25
電気的分離を設ける。Co : 650 nF
: 2
接地されているとみなす。
本安回路間に電気的分離を設ける。 Lo : 16.8 mH
0
L/Ro : 216 mH/Ω
08(IEC6
改正 検討者 作図者
注記 ケーブルX又はYが多心ケーブルである場合,このケーブルはJIS C
0
日付
0
60079-14に規定するタイプA又はタイプB多心ケーブルとする。 日付
79-25 : 2
本安システムのシステム文書の典型的なブロック図例
00
図E.1−一般的な本安システムのシステム文書のブロック図
1
3
0
)

――――― [JIS C 60079-25 pdf 53] ―――――

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C 60079-25 : 2008(IEC 60079-25 : 2003)
C6
10
会社名/所在地 施工図番号 054
0079
BC001
-
システム文書番号
2
危険区域
5 : 2
達成システム区分 ia IIC
008(
要求システム区分 ia IIB
IEC6
危険度0区域(Zone 0) 危険度1区域(Zone 1) 危険度2区域(Zone 2)
IIB T3 IIB T3 IIB T3 非危険区域
007
インタフェースキャビネット
9-
非危険区域
2
場所 : 62
コンピュータラック4
5 : 2
図面番号666
00
接続箱 本安インターフェース
3
温度抵抗体 本安インタフェース
)
MB01 101
RT101 ケーブルD07
タイプ3506
A社
温度発信器
TR101 タイプ4041
C社
インタフェース 電源
単純機器 FUML
タイプ365S 単純機器 キャビネット 0 V SPV TB ラック6
単純機器
PS001 FUML
Ex983065
B社 単純機器
PS051 PS5
PS001 Ex983065 PS051 Ex983912
図面番号P6-006
D10 無機物絶縁 B08 2心スクリーン G07 32多心ペアケーブル
3心ケーブル長さ2 m 付ケーブル タイプ3 の2心ケーブル タイプ64
ケーブルパラメータ問題なし 長さ15m 長さ150 m
ケーブルグランド タイプ 4 ケーブルグランド タイプ3ケーブルグランド タイプ8
B08とG07の結合はケーブルパラメータに問題はないこと。
TR101は最高温度102 ℃の冷却水を測定する。
B08とG07との結合はケーブルパラメータに問題があってはならない。
したがって,RTDはT4である。
改正 検討者 作図者
日付 日付
図E.2−一般的な本安システムの取付図

――――― [JIS C 60079-25 pdf 54] ―――――

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C 60079-25 : 2008 (IEC 60079-25 : 2003)
附属書F
(参考)
本質安全回路のサージ保護

序文

  この附属書は,本質安全回路のサージ保護について記載するものであって,規定の一部ではない。
F.1 全般
この附属書は,落雷によって誘導されたサージから本安回路を保護するための可能な技術を示す。落雷
の可能性をリスク分析して,それによって引き起こされる事象がサージからの保護を必要とする場合にだ
け,この保護方式が適用される。保護方式に必要な分析手法を例として表しているが,ここで述べている
ことだけが可能な解決方法ではない。
F.2 保護の対象
図F.1は,中性点が直接接地されている場合の典型的な例である。他のボンディング技術も同等に許容
される。温度センサ素子は,可燃性物質を含む貯蔵タンクのファラデーケージを貫通している。センサ抵
抗は,絶縁形変換器によって420 mAに変換される。電流は,電気的に分離したもの(ガルバニックア
イソレータ)を通してコンピュータ入力ネットワークに入る。アイソレータ,変換器,センサの組合せは,
附属書Eにおいて評価された本安システムであることが必要である。
F.3 雷誘導サージ
一例として,タンクX点に落雷し,その結果,生じる電流はタンク基礎と等電位のボンディングとを経
由して分散する。タンク頂部のX点とコンピュータのボンディング点(0 V)Yとの間で,過渡電圧(例
えば60 kV)が誘起する。過渡電圧は電気的に分離したもの(ガルバニックアイソレータ)と変換器の絶
縁を破壊させ,爆発の可能性の高いタンクの側面に沿って蒸気空間でフラッシュを生じるおそれがある。
F.4 予防手段
発信器が電気的に孤立するのを防ぐために,サージサプレッサがタンク上に付けられる。それによって
タンク内が異なる電位になるのを防ぐ。サージサプレッサは,ファラデーケージを保護するためにタンク
に接地される。多点素子のサージサプレッサは,発信器の絶縁によってすぐに吸収することができるレベ
ルになるように電圧変位 (60 V) を制限する。
二つ目のサージサプレッサは,電気的に分離したもの(ガルバニックアイソレータ)及びコンピュータ
入力回路を破損させないために必要である。このサージアレスターは,例で示されたように,通常,安全
区域に設置される。その結果,生じるアイソレータにかかるコモンモードサージは,電気的に分離したも
の(ガルバニックアイソレータ)内での絶縁に過重なストレスを与えない。
システムは,過渡電圧の生じている間は本質安全ではないが,危険度の最も高いタンク内から,高電流
及び高電圧が除去され,そして相互接続ケーブルで結ばれている相対的に安全な場所に存在する。
システムは,二つの場所で間接的に接地され,過渡期における循環電流は着火能力がある (incendive)。
しかし,通常状態では,間接接地は非導通であり,大きな電流を流すにはサージ抑制ネットワークの接

――――― [JIS C 60079-25 pdf 55] ―――――

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JIS C 60079-25:2008の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60079-25:2003(IDT)

JIS C 60079-25:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 60079-25:2008の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISC60079-0:2010
爆発性雰囲気―第0部:電気機器―一般要件