JIS C 60364-5-52:2006 建築電気設備―第5-52部:電気機器の選定及び施工―配線設備 | ページ 3

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C 60364-5-52 : 2006 (IEC 60364-5-52 : 2001)
表52-3 (52H) 許容電流を求める指針としての施設方法の例(続き)
項目 許容電流を求めるために使用する
施設方法 記述
番号 基準施設方法(附属書A参照)
30 単心ケーブル又は多心ケーブル : C
− 非打抜き形トレイに施設 (10) 表A.52-17の項目2も使用 (8)
31 − 打抜き形トレイに施設 (10) E又はF
表A.52-17の項目4も使用 (8),(9)
32 − ブラケット又はワイヤメッシュに施設 E又はF

(pdf 一覧ページ番号 )

  33                        − 壁面からケーブル直径の0.3倍を超える        E若しくはF
すき間 表A.52-17の項目4若しくは5も
使用,又はG (8),(9)
34 − ラダーに施設 E又はF
35 ちょう架用線から懸垂した又はちょう架用線 E又はF
と一体化した単心又は多心ケーブル
36 がいし引きなどの裸線又は絶縁電線 G
注(8) 場合によっては,特別の係数,例えば,表A.52-20及び表A.52-21を用いることがより適切であろう(附属書
AのA.52.4.2参照)。
(9) ケーブルを垂直に施設し,換気が制約される場合は注意しなければならない。垂直部の頂部の周囲温度は,か
なり上昇することがある。この問題は検討中である。
(10) e=多心ケーブルの外径 :
− 単心ケーブル3本を俵積みに束ねている場合は,ケーブルの外径の2.2倍,又は,
− 単心ケーブル3本を並列に配置している場合は,ケーブル外径の3倍。

――――― [JIS C 60364-5-52 pdf 11] ―――――

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C 60364-5-52 : 2006 (IEC 60364-5-52 : 2001)
表52-3 (52H) 許容電流を求める指針としての施設方法の例(続き)
項目 許容電流を求めるために
番号 施設方法 記述 使用する基準施設方法(附
属書A参照)
40 建築物空所内の単心又は多心ケーブル (11),(12) 1.5De≦V<5 De
B2
5 De≦V<50 De
B1
41 建築物空所内に施設した電線管内の絶縁電 1.5 De≦V<20 De
線 (11),(13) B2
V≧20De
B1
42 建築物空所内に施設した電線管内の単心又は多 検討中
心ケーブル
43 建築物空所内に施設したケーブルダクト内の絶 1.5 De≦V<20 De
縁電線 (11),(13) B2
V≧20 De
B1
44 建築物空所内に施設したケーブルダクト内の 検討中
単心又は多心ケーブル
45 熱抵抗率2 m・K/W以下の石造内に施設したケー 1.5 De≦V<5 De
ブルダクト内の絶縁電線 (11),(12) B2
5 De≦V<50 De
B1
46 熱抵抗率2 m・K/W以下の石造内に施設したケー 検討中
ブルダクト内の単心又は多心ケーブル
47 二重床内又は二重天井内に施設した単心又は多 1.5 De≦V<5 De
心ケーブル (11),(12) B2
5 De≦V<50 De
B1
注(11) は石造のダクト若しくは空所の小さい方の寸法若しくは直径,又は方形ダクト,二重床若しくは二重天井内
空間の垂直深さ。
(12) e=多心ケーブルの外径 :
− 単心ケーブル3本を俵積みに束ねている場合は,ケーブルの外径の2.2倍
− 単心ケーブル3本を平列に配置している場合は,ケーブル外径の3倍
(13) eは電線管の外径又はケーブルダクトの垂直深さ

――――― [JIS C 60364-5-52 pdf 12] ―――――

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C 60364-5-52 : 2006 (IEC 60364-5-52 : 2001)
表52-3 (52H) 許容電流を求める指針としての施設方法の例(続き)
項目 許容電流を求めるために使
番号 施設方法 記述 用する基準施設方法(附属書
A参照)
50 床面埋込形ケーブルトランキング内の絶縁電線 B1
又は単心ケーブル
51 床面埋込形ケーブルトランキング内の多心ケー B2
ブル
B1
52 埋め込んだトランキング内の絶縁電線又は単心
53 ケーブル
B2
埋め込んだトランキング内の多心ケーブル
54 水平又は垂直に施設した非換気形ケーブルチャ 1.5De≦V<20 De
ネル内に施設した電線管内の絶縁電線又は単心 B2
ケーブル (15) V≧20 De
B1
55 床内の開放形又は換気形ケーブルチャネル内に B1
施設した電線管内の絶縁電線 (14),(16)
56 水平又は垂直に施設した開放形又は換気形ケー B1
ブルチャネル内の単心又は多心外装ケーブル

(pdf 一覧ページ番号 )

  57                          機械的損傷に対する保護を施さずに,熱抵抗率          C
2 m・K/W以下の石造内に直接埋設した単心又は
多心ケーブル (17),(18)
58 機械的損傷に対する保護を施して,熱抵抗率2 C
m・K/W以下の石造内に直接埋設した単心又は
多心ケーブル (17),(18)
注(14) 方法55で施設した多心ケーブルに対しては,基準方法B2に対する許容電流を使用する。
(15) eは,電線管の外径。
Vは,チャネルの内部の深さ。
チャネルの深さは,幅よりも重要である。
(16) これらの施設方法は,じんあいのたい積による許容電流の減少及び火災の危険を防止できるように,認められ
た人以外の人の立入りが制限された区域に限って使用することを推奨する。
(17) 導体が16 mm2以下のケーブルでは,許容電流はより多くなる可能性がある。
(18) 石造の熱抵抗率は,2 m・K/W以下である。

――――― [JIS C 60364-5-52 pdf 13] ―――――

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C 60364-5-52 : 2006 (IEC 60364-5-52 : 2001)
表52-3 (52H) 許容電流を求める指針としての施設方法の例(続き)
項目 許容電流を求めるために使用する
施設方法 記述
番号 基準施設方法(附属書A参照)
59 石造壁内に施設した電線管内の絶縁電線又は B1
単心ケーブル (19)
60 石造壁内に施設した電線管内の多心ケーブル B2

(pdf 一覧ページ番号 )

  70                       地中に埋設した管路内の多心ケーブル                  D
71 地中に埋設した管路内の単心ケーブル D
72 地中に直接埋設した単心又は多心外装ケーブ D

− 機械的損傷に対する保護を施さない
(備考参照)
73 地中に直接埋設した単心又は多心外装ケーブ D

− 機械的損傷に対する保護を施す
(備考参照)
80 水中の単心又は多心外装ケーブル 検討中
備考 土壌熱抵抗率が2.5 m・K/W程度であるとき,この項目に直接埋設ケーブルを含めることができる。より低い
土壌熱抵抗率では,直接埋設ケーブルに対する許容電流は,管路内のケーブルに対するものよりもかなり多い。
注(19) 石造の熱抵抗率は,2 m・K/W以下である。

――――― [JIS C 60364-5-52 pdf 14] ―――――

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521.6 電線管及びトランキング方式

 すべての導体が,そのうちの最大公称電圧に対して絶縁されている
場合は,複数の回路を同一の電線管又はトランキング内に収めることができる。

522 外的影響に関する配線設備の選定及び施工

    備考 JIS C 60364-5-51の表51Aに分類する外的影響のうち,配線設備にとって関係の深いものをこ
の箇条に規定する。

522.1 周囲温度 (AA)

522.1.1 配線設備は,その使用場所の最高周囲温度に対し適切であるように,また,表52-4に示す最高許
容温度を超えないように選定及び施工しなければならない。
522.1.2 ケーブル及び配線器具類などの配線設備構成部品は,当該製品規格又は製造業者が示す限度内の
温度に限り施設し又は取り扱わなければならない。

522.2 外部熱源

522.2.1 外部熱源からの悪影響を避けるため,次の対策の一つ又はこれらと同等の有効な方法を講じ,配
線設備を保護しなければならない。
− 遮へい
− 熱源からの十分な離隔
− 起きるおそれのある温度上昇に関し十分に配慮した方式の選定
− 絶縁材料の局部的強化又は取替え
備考 外部熱源からの熱は,次のものから放射,対流又は伝導によって伝わる。例えば,
− 温水システム
− プラント装置及び照明
− 生産工程
− 熱伝導材料
− 配線設備又はその周囲媒体が受ける太陽熱

522.3 水の存在 (AD)

522.3.1 配線設備は,水の浸入による損傷がないように選定及び施工しなければならない。完成した配線
設備は,それぞれの場所に適した保護等級IPに適合しなければならない。
備考 一般に固定配線設備におけるケーブルの外装及び絶縁物は,そのままの状態で湿気の浸入に対
し耐性があるとみることができる。頻繁に飛まつを受けるか,水浸又は水没するおそれのある
ケーブルは,特別な考慮を払わなければならない。
522.3.2 配線設備内に水が滞留又は凝結するおそれがある場合は,それを排出するための措置を講じなけ
ればならない。
522.3.3 配線設備が波にさらされるおそれがある場合 (AD6) は,機械的損傷に対して保護するため522.6,
522.7及び522.8の措置の一つ以上を講じなければならない。

522.4 侵入固形物の存在 (AE)

522.4.1 配線設備は,固形物の侵入によって起こる危険を最小にするように選定及び施工しなければなら
ない。完成した配線設備は,それぞれの場所に適した保護等級IPに適合しなければならない。
522.4.2 影響のある量のほこりが存在する場所 (AE4) では,追加予防措置を講じて配線設備の放熱を阻害
するような量のほこり又はその他の物質がたい(堆)積するのを防止しなければならない。
備考 ほこりの除去をより容易にするような配線設備が必要な場合がある(箇条529参照)。

――――― [JIS C 60364-5-52 pdf 15] ―――――

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JIS C 60364-5-52:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60364-5-52:2001(IDT)

JIS C 60364-5-52:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 60364-5-52:2006の関連規格と引用規格一覧