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C 0062-1987
のために,不完全接続試験を実施する場合,炎の高さ及び燃焼持続時間を測定し記録する必要がある。
11. 製品規格に規定すべき事項
(1) 前処理(必要がある場合) 6.
(2) 供試品の数(3個以外の場合) 8.6
(3) 供試品の姿勢 8.2
(4) 試験を行う接続部及び適切な試験用ヒータ 8.3
(5) 燃焼している小片及び赤熱している小片の影響を調べるために供試品の下方に置くもの 4.
(6) 厳しさの程度 (a)試験用電力の値,(b)通電時間(30分以外の場合) 5.
(7) 1個の機器で,複数の端子に対する試験(必要がある場合) 8.7
(8) 評価基準
(a) 火災の予測に際し,10.に規定した(1)又は(2)のどちらを用いるか
(b) 安全基準への適合性を調べる場合に,規定した判定基準で十分であるかどうか又は他の判定基準を
必要とするかどうかの条件
(9) 許容できる物理的パラメータ及び電気的パラメータの劣化
――――― [JIS C 60695-2-3 pdf 6] ―――――
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附属書A 試験用ヒータ作製の指針
A1. 緒言 接続部に対して行う不完全接続試験に使用する試験用ヒータの寸法及び形状は,接続部の構造
及び大きさに関係し,試験電力は,接続部に流れる実際の電流に関係する。
供試品へ外部から銅線を接続するねじ止め端子部の試験用ヒータは,次の方法によって作製する。
この作製方法は,本文の4.を参考として,他の寸法及び形状の試験用ヒータを作製する場合の指針とし
ても使用することができる。
A2. 試験用ヒータの構成部品 試験用ヒータの抵抗線は,JIS C 2520の電熱用ニッケルクロム線2種(ニ
ッケル57%以上,クロム1518%,炭素0.15%以下,けい素0.751.6%,マンガン1.5%以下及び残部が鉄
の合金線)であり,体積抵抗率が23℃で1.12 圀 抗線の両端に極細の銅線をより合わ
せて,断面を円形にした長さ120±2mmのリード線を,銅合金製のスリーブを用いて接続する(附属書A
図1参照)。
試験用ヒータの接続には,適切なプライヤ又は圧着工具及び銀の含有量が40%以上の銀ろうを用いる(附
属書A図4及び図5参照)。
らせん形の試験用ヒータは,適切な直径の円筒棒を用いて作製する。
A3. 試験用ヒータの寸法及び形状 試験用ヒータの寸法(抵抗線,リード線,及び圧着前後のスリーブ寸
法)及び形状は,附属書A表1による。
試験用ヒータの寸法,形状,リード線及び抵抗線の長さと直径は,試験すべき接続部の導体を入れる空
間容積に一致していて,正常な使用状態において接続部に流れる最大電流に相当する電流を流したとき生
じる熱放散に対応するように注意する(附属書A表2のサドル端子参照)。
A4. 試験用ヒータの作製
A4.1 リード線のねじれ具合が変わらないように,また,素線がスリーブから突き出ないように注意しな
がら,120mmの長さの2本のリード線のそれぞれ片端に銅合金製のスリーブをかぶせる。
A4.2 附属書A図4に示す適切なプライヤ又は圧着工具によってリード線の端を平行に圧着する。圧着し
たこれらの端を冷端という。
A4.3 2本のリード線の反対側の端にもそれぞれスリーブをかぶせ,縫い針のようなとがった棒を使用して,
スリーブ内部のリード線の中心に,抵抗線を挿入できる大きさの穴を開ける。
A4.4 2本のリード線の中心の穴に,抵抗線の両端を押し込む。
A4.5 リード線に抵抗線を挿入した端のスリーブは,附属書A図4に示す適切なプライヤ又は圧着工具に
よって圧着する。この場合,以下のことに注意する。
(1) 圧着後のスリーブの狭い方の端が同平面になるようにする。
(2) スリーブは,リード線の端に作られた穴の部分を含めて全体を圧着する。
(3) 圧着後のスリーブの寸法a及びbは,附属書A表1のとおりとする。
A4.6 抵抗線とリード線をろう付けする。
銀ろうを抵抗線側から圧着接続側へ注ぎ込む。この場合,Lh(附属書A図1参照)の長さ部分に銀ろう
が付着しないように,かつ,余分の量の銀ろうが,スリーブの外側のリード線に溶け込まないように注意
する。
ろう付け用器具の例を附属書A図5に示す。
――――― [JIS C 60695-2-3 pdf 7] ―――――
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A4.7 次に試験用ヒータを,U形,W形,C2形及びC3形に加工する(附属書A図2及び附属書A表2
参照)。
直径1.2mm以下の抵抗線は,加熱しないで必要な形状に加工してもよい。
直径1.2mmを超える抵抗線は,き裂を避けるために,加熱して加工する。U形の試験用ヒータは,適切
な電流を流すか又はガスの炎を用い加熱して加工する。U形及びW形は,圧着したスリーブの狭い方の面
が同一平面になるように,かつ,抵抗線がねじれないように注意する。
A4.8 試験用ヒータは,抵抗線を酸化皮膜で覆うため通常の雰囲気条件のもとで,10分間赤熱する。
附属書A表1 試験用ヒータの形状及び寸法
(pdf 一覧ページ番号 )
圧着後のスリー
試験用ヒータ 抵抗線 リード 圧着前のスリーブ
ブ
線
(1) (2) (2) (1) (1) (2) (2) (2) (1) (1)
記号 形状
dh lg Lh de Le ds mm2 mm2 L Di a b
HP 1 U 0.9 36 22 2.0 6.5 − 1.5 2.5 7 2.3 2.3 2.2
HP 2 U 1.0 39 25 2.4 7.0 − 1.5 2.5 7 2.3 2.3 2.2
HP 3 U 1.3 47 29 2.8 8.0 − 2.5 4.0 9 2.8 2.3 2.8
HP 5 U 1.4 53 33 3.4 9.0 − 4.0 6.0 10 3.6 2.8 3.6
HP 6 U 1.5 60 40 4.0 11.0 − 4.0 6.0 10 3.6 2.8 3.6
HP 7 U 1.7 72 48 5.0 13.0 − 6.0 10.0 12 4.5 2.8 4.0
HS 0 C2 1.0 41 27 − − 2.9 1.5 2.5 7 2.3 2.3 2.0
HS 1 C2 1.0 44 30 − − 3.3 1.5 2.5 7 2.3 2.3 2.0
HS 2 C2 1.2 49 35 − − 3.8 1.5 2.5 7 2.3 2.3 2.0
HS 3 C2 1.2 58 40 − − 4.4 2.5 4.0 9 2.8 2.3 2.7
HS 4 C3 1.2 87 69 − − 5.5 2.5 4.0 9 2.8 2.3 2.7
HS 5 C3 1.2 91 71 − − 5.5 4.0 6.0 10 3.6 2.8 3.4
HS 6 C3 1.2 94 74 − − 5.5 4.0 6.0 10 3.6 2.8 3.4
HS 7 C3 1.4 111 87 − − 6.6 6.0 10.0 12 4.5 2.8 4.0
HM 0 U 0.65 39 25 1.4 7.5 − 1.5 2.5 7 2.3 2.3 2.0
HM 1 U 0.8 44 30 1.7 8.4 − 1.5 2.5 7 2.3 2.3 2.1
HM 2 U 0.9 39 35 1.9 10.0 − 1.5 2.5 7 2.3 2.3 2.2
HM 3 U 1.0 60 42 2.2 12.0 − 2.5 4.0 9 2.8 2.3 2.7
HM 4 U 1.0 69 51 2.5 14.5 − 2.5 4.0 9 2.8 2.3 2.7
HM 5(4) W 0.8 80 60 4.2 16.0 − 4.0 6.0 10 3.6 2.8 3.4
HM 6(4) W 0.8 90 70 4.2 19.0 − 4.0 6.0 10 3.6 2.8 3.4
HM 7(4) W 0.8 110 86 4.2 23.0 − 6.0 10.0 12 4.5 2.8 4.0
附属書A図2 附属書A図1 附属書A図2 − 附属書A図3
注(1) 最大値 (mm)
(2) 最小値 (mm)
(3) 極細銅線
(4) 暫定値
――――― [JIS C 60695-2-3 pdf 8] ―――――
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附属書A表2 ねじ端子部試験用ヒータの記号及び形状
電流(5)
端子の種類 記号 形状
A
押し締め端子 10 HP 1 U
16 HP 2 U
25 HP 3 U
32 HP 3 U
32 HP 5 U
40 HP 6 U
63 HP 7 U
巻締め及びスタッド端子 6 HS 0 C2
10 HS 1 C2
16 HS 2 C2
25 HS 3 C2
32 HS 4 C3
32 HS 5 C3
40 HS 6 C3
63 HS 7 C3
サドル端子 25 HP 3 U
32 HP 3 U
32 HP 5 U
40 HP 6 U
63 HP 7 U
マントル端子 6 HM 0 U
10 HM 1 U
16 HM 2 U
25 HM 3 U
32 HM 4 U
32 HM 5 W
40 HM 6 W
63 HM 7 W
注(5) 通常の使用状態において端子に流れる電流
附属書A図1 抵抗線の寸法
――――― [JIS C 60695-2-3 pdf 9] ―――――
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附属書A図2 試験用ヒータの形状及び寸法
附属書A図3 スリーブの寸法
附属書A図4 圧着工具の例
附属書A図5 ろう付け用器具の例
JIS C 60695-2-3:1987の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60695-2-3:1984(NEQ)