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JIS C 60695-8-1:2021 規格概要
この規格 C60695-8-1は、電気・電子製品及びこれらを構成する材料からの発熱量の測定及び解釈についての指針。発熱量データは,IEC 60695-1-11[2]及びIEC 60695-1-12[3]に記載されているように,火災危険性評価の一部として,また,火災安全工学に用いることが可能である。基本安全規格として,IEC Guide 104及びJIS Z 8051に記載されている原則に従って,製品規格の作成に用いることを意図している。この規格の要求事項,試験方法又は試験条件は,関連規格に明確に引用される場合に限り,適用される。
JISC60695-8-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C60695-8-1
- 規格名称
- 火災危険性試験―電気・電子―第8-1部 : 発熱量―一般指針
- 規格名称英語訳
- Fire hazard testing -- Part 8-1:Heat release -- General guidance
- 制定年月日
- 2004年4月20日
- 最新改正日
- 2021年8月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60695-8-1:2016(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 13.220.40, 29.020
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2004-04-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2020-06-22 確認日, 2021-08-20 改正
- ページ
- JIS C 60695-8-1:2021 PDF [22]
C 60695-8-1 : 2021 (IEC 60695-8-1 : 2016)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 発熱量測定の原理・・・・[5]
- 4.1 酸素ボンブ熱量計で測定した完全燃焼・・・・[5]
- 4.2 不完全燃焼・・・・[6]
- 5 発熱量データを報告するために用いるパラメータ・・・・[9]
- 5.1 燃焼熱(総量及び正味)・・・・[9]
- 5.2 発熱速度(HRR)・・・・[9]
- 5.3 発熱量(HR)・・・・[10]
- 5.4 単位面積当たりの発熱速度(HRR*)・・・・[10]
- 5.5 総発熱量(Total heat release)・・・・[11]
- 5.6 最高発熱速度・・・・[11]
- 5.7 最高発熱速度までの時間・・・・[11]
- 5.8 有効燃焼熱・・・・[11]
- 5.9 FIGRA指数・・・・[13]
- 5.10 ARHE及びMARHE・・・・[14]
- 6 試験方法選択のための検討・・・・[16]
- 6.1 着火源・・・・[16]
- 6.2 試験試料の種類・・・・[16]
- 6.3 条件の選択・・・・[16]
- 6.4 試験装置・・・・[16]
- 6.5 火災試験の選択・・・・[17]
- 7 発熱量データの関連性・・・・[17]
- 7.1 火災危険性への貢献・・・・[17]
- 7.2 二次的な着火及び炎の広がり・・・・[17]
- 7.3 自己伝ぱ(播)する火災しきい値の決定・・・・[18]
- 7.4 フラッシュオーバに発達する確率・・・・[18]
- 7.5 煙及び有害ガスの生成・・・・[18]
- 7.6 研究開発における発熱量試験の役割・・・・[18]
- 参考文献・・・・[19]
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C 60695-8-1 : 2021 (IEC 60695-8-1 : 2016)
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS C 60695-8-1:2004
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。
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日本産業規格 JIS
C 60695-8-1 : 2021
(IEC 60695-8-1 : 2016)
火災危険性試験−電気·電子−第8-1部 : 発熱量−一般指針
Fire hazard testing-Part 8-1: Heat release-General guidance
序文
この規格は,2016年に第3版として発行されたIEC 60695-8-1を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
1 適用範囲
この規格は,電気·電子製品及びこれらを構成する材料からの発熱量の測定及び解釈についての指針を
示す。
発熱量データは,IEC 60695-1-11[2]及びIEC 60695-1-12[3]に記載されているように,火災危険性評価の
一部として,また,火災安全工学に用いることが可能である。
この規格は,基本安全規格として,IEC Guide 104及びJIS Z 8051に記載されている原則に従って,製
品規格の作成に用いることを意図している。
この規格の要求事項,試験方法又は試験条件は,関連規格に明確に引用される場合に限り,適用される。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60695-8-1:2016,Fire hazard testing−Part 8-1: Heat release−General guidance(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こと
を示す。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格のうち,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その
後の改正版(追補を含む。)は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)
を適用する。
JIS C 60695-4:2010 耐火性試験−電気·電子−第4部−電気·電子製品のための耐火性試験用語
注記1 対応国際規格における引用規格 : IEC 60695-4:2012,Fire hazard testing−Part 4: Terminology
concerning fire tests for electrotechnical products
注記2 この規格の対応国際規格で引用しているIEC 60695-4:2012に対応するJISに改正されてい
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C 60695-8-1 : 2021 (IEC 60695-8-1 : 2016)
ないが,この規格で引用している箇所は,IEC 60695-4:2005をJISとしたJIS C 60695-4:2010
の規定事項と同等である。
注記3 JIS C 60695-4:2010の附属書JAは,ISO 13943:2008を参照している。このため,対応国際
規格に引用規格として記載されている“ISO 13943:2008”は削除した。
JIS Z 8051 安全側面−規格への導入指針
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO/IEC Guide 51,Safety aspects−Guidelines for their
inclusion in standards
IEC 60695-8-2,Fire hazard testing−Part 8-2: Heat release−Summary and relevance of test methods
IEC Guide 104,The preparation of safety publications and the use of basic safety publications and group safety
publications
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS C 60695-4:2010による。
3.1
燃焼(combustion)
物質と酸化剤との発熱反応
注釈1 燃焼は,一般に火炎及び/又は赤熱を伴い,燃焼放出物を発生する。
(出典 : JIS C 60695-4:2010の附属書JAの4.46)
3.2
燃焼生成物(combustion product,product of combustion)
燃焼によって発生する固体,液体及び気体
注釈1 燃焼生成物には,燃焼放出物,灰,炭化物,燃焼残さ(渣)及び/又はすすを含む。
(出典 : JIS C 60695-4:2010の附属書JAの4.48)
3.3
完全燃焼(complete combustion)
全ての燃焼生成物が完全に酸化される燃焼
注釈1 酸化剤が酸素の場合に完全燃焼するとき,全ての炭素は二酸化炭素に変化し,かつ,全ての水
素は水に変化する。
注釈2 可燃物の中に炭素,水素及び酸素以外の元素が存在する場合,それらの元素は,絶対温度298
Kにおける標準状態において最も安定的な生成物に変化する。
(出典 : JIS C 60695-4:2010の附属書JAの4.50)
3.4
有効燃焼熱(effective heat of combustion)
燃焼する試験試料から規定する長さの時間に放出される発熱量を,その試験試料から同じ時間長さの間
に失われた質量で除した値
注釈1 全ての試験試料が揮発性の燃焼生成物に変換し,かつ,全ての燃焼生成物が完全に酸化する場
合,真燃焼熱と同じである。
注釈2 代表的な単位は,キロジュール毎グラム(kJ·g−1)である。
(出典 : JIS C 60695-4:2010の附属書JAの4.74)
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3
C 60695-8-1 : 2021 (IEC 60695-8-1 : 2016)
3.5
火,火災(fire)
<一般>熱及び燃焼放出物の放出によって特徴付けられ,通常は煙,火炎,赤熱又はこれらの組合せを
伴う燃焼のプロセス
注釈1 英語では,fireという用語は,3.5を含め三つの概念を示すために用いられている。3.6及び3.7
の二つは,異なる意味をもつ特定のタイプの自己継続する燃焼に関連し,フランス語及びドイ
ツ語において二つの異なる用語が示されている。
(出典 : JIS C 60695-4:2010の3.19の内容を変更し,注釈1を追加)
3.6
火(fire)
<制御>有効な効果が得られるように意図的に設定され,時間及び場所を制限された,自己継続する制
御された燃焼
(出典 : JIS C 60695-4:2010の附属書JAの4.97)
3.7
火災(fire)
<非制御>有効な効果が得られるように意図的に設定されたものでなく,時間及び場所を制限されな
い,自己継続する制御されない燃焼
(出典 : JIS C 60695-4:2010の附属書JAの4.98)
3.8
燃焼放出物(fire effluent)
燃焼又は熱分解によって生じる気体状,粒子状又はエアゾル状の放出物の全ての物質
(出典 : JIS C 60695-4:2010の3.23の内容を変更)
3.9
火災危険性(fire hazard)
火災による傷害若しくは生命の喪失及び/又は財産の損傷が生じる可能性
(出典 : JIS C 60695-4:2010の3.26)
3.10
火災安全工学(fire safety engineering)
規定する火災シナリオの解析又は火災シナリオの組合せにおける火災リスクの定量化に基づく,構築さ
れた環境の開発及び設計のための規定を原則とする工学的手法
(出典 : JIS C 60695-4:2010の附属書JAの4.126)
3.11
火災試験(fire test)
火災の挙動を測定する試験,又は対象物を火にさらす試験
注釈1 火災試験の結果は,試験試料の耐火性若しくは火に対する反応の決定,又は火災の激しさの定
量化に用いることが可能である。
(出典 : JIS C 60695-4:2010の附属書JAの4.132に注釈1を追加)
3.12
フラッシュオーバ(flashover)
<火災の段階>囲まれた空間内の可燃物表面の全てが,火災に関与する状態に変化する現象
――――― [JIS C 60695-8-1 pdf 5] ―――――
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JIS C 60695-8-1:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60695-8-1:2016(IDT)
JIS C 60695-8-1:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.220 : 火災に対する防御 > 13.220.40 : 材料及び製品の発火性及び燃焼性
JIS C 60695-8-1:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ8051:2015
- 安全側面―規格への導入指針