JIS C 60721-3-1:2009 環境条件の分類―第3-1部:環境パラメータ及びその厳しさのグループ別分類―保管条件

JIS C 60721-3-1:2009 規格概要

この規格 C60721-3-1は、製品又は包装された製品を保管するときにさらされる環境パラメータ及びその厳しさのグループの分類について規定。

JISC60721-3-1 規格全文情報

規格番号
JIS C60721-3-1 
規格名称
環境条件の分類―第3-1部 : 環境パラメータ及びその厳しさのグループ別分類―保管条件
規格名称英語訳
Classification of environmental conditions -- Part 3:Classification of groups of environmental parameters and their severities -- Section 1:Storage
制定年月日
1997年3月20日
最新改正日
2018年10月22日
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対応国際規格

ISO

IEC 60721-3-1:1997(IDT)
国際規格分類

ICS

19.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 I 2020, 電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
1997-03-20 制定日, 2002-06-20 確認日, 2004-03-20被移行日, 2009-02-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS C 60721-3-1:2009 PDF [17]
                                                            C 60721-3-1 : 2009 (IEC 60721-3-1 : 1997)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 一般事項・・・・[2]
  •  5 環境パラメータ及びその厳しさのグループ別分類・・・・[3]
  •  5.1 気象条件・・・・[3]
  •  5.2 特別な気象条件・・・・[3]
  •  5.3 生物的条件・・・・[3]
  •  5.4 化学的に活性な物質・・・・[4]
  •  5.5 機械的に活性な物質・・・・[4]
  •  5.6 機械的条件・・・・[4]
  •  6 環境条件の組合せの記号表示・・・・[4]
  •  附属書A(参考)各クラスが包含する条件の要約・・・・[10]
  •  附属書B(参考)環境分類を組み合わせた分類の条件・・・・[13]
  •  附属書C(参考)熱帯の環境分類1K10及び1K11の説明・・・・[14]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 60721-3-1 pdf 1] ―――――

C 60721-3-1 : 2009 (IEC 60721-3-1 : 1997)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本電子
部品信頼性センター(RCJ)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改
正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)であ
る。
これによって,JIS C 60721-3-1 : 1997は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
JIS C 60721-3の規格群には,次に示す規格がある。
JIS C 60721-3-0 通則
JIS C 60721-3-1 保管条件
JIS C 60721-3-2 輸送条件
JIS C 60721-3-3 屋内固定使用の条件
JIS C 60721-3-4 屋外固定使用の条件
JIS C 60721-3-5 車載機器の条件
JIS C 60721-3-6 船舶搭載機器の条件
JIS C 60721-3-7 携帯及び移動使用の条件
JIS C 60721-3-9 製品内部の環境条件

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 60721-3-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 60721-3-1 : 2009
(IEC 60721-3-1 : 1997)

環境条件の分類−第3-1部 : 環境パラメータ及びその厳しさのグループ別分類−保管条件

Classification of environmental conditions-Part 3: Classification of groups of environmental parameters and theirseverities-Section 1: Storage

序文

  この規格は,1997年に第2版として発行されたIEC 60721-3-1を基に,技術的内容を変更することなく
作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,製品又は包装された製品を保管するときにさらされる環境パラメータ及びその厳しさのグ
ループの分類について規定する。
この規格で規定する環境条件は,製品又はその最終的な性能に直接影響を及ぼす環境条件だけに適用す
る。製品に対する環境条件の影響は,特に規定しない。
保管した状態での移動には適用しない。
火災又は爆発に直接関係する環境条件及び電離放射線に関する条件には適用しない。その他の予測され
ない事象にも適用しない。特別な場合には,このような事象が発生する可能性について考慮することが望
ましい。海上の場合は,適用しない。
屋内固定使用の条件,携帯及び移動使用の条件,車及び船舶内の条件並びに輸送の条件は,JIS C 60721-3
の他の規格で規定する。
この規格は,広い分野に適用する限られた数の環境条件の分類について規定する。この規格の利用者は,
保管の条件を満たすために必要な最低限の分類を選択する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60721-3-1:1997,Classification of environmental conditions−Part 3: Classification of groups of
environmental parameters and their severities−Section 1: Storage (IDT)
なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを示す。

――――― [JIS C 60721-3-1 pdf 3] ―――――

2
C 60721-3-1 : 2009 (IEC 60721-3-1 : 1997)

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。
JIS C 60721-1:2008 環境条件の分類−第1部 : 環境パラメータ及びその厳しさ
注記 対応国際規格 : IEC 60721-1:2002,Classification of environmental conditions−Part 1:
Environmental parameters and their severities (IDT)
JIS C 60721-3-0:1995 環境条件の分類 通則
環境パラメータとその厳しさのグループ別分類
注記 対応国際規格 : IEC 60721-3-0:1984,Classification of environmental conditions−Part 3:
Classification of groups of environmental parameters and their severities−Introduction,Amendment
1 (1987) (IDT)
JIS C 60721-3-3:1997 環境条件の分類 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類屋内固定
使用の条件
注記 対応国際規格 : IEC 60721-3-3:1994,Classification of environmental conditions−Part 3:
Classification of environmental parameters and their severities−Section 3: Stationary use at
weatherprotected locations (IDT)
JIS C 60721-3-4:1997 環境条件の分類 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類屋外固定
使用の条件
注記 対応国際規格 : IEC 60721-3-4:1995,Classification of environmental conditions−Part 3:
Classification of groups of environmental parameters and their severities−Section 4: Stationary use
at non-weatherprotected locations (MOD)

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 60721-1によるほか,次による。
3.1
保管 (storage)
製品を一定の場所に長期間置いておくが,その期間中に製品を使用しない状態。
3.2
屋内 (weatherprotected location)
製品が気象の影響から保護されている場所。
− 完全な屋内(囲われている場所) : 気象の直接的影響が完全に遮断されている場所。
− 部分的な屋内(雨よけがある場合) : 気象の直接的影響が完全には遮断されていない場所。
3.3
屋外 (non-weatherprotected location)
製品が気象の直接的な影響から保護されていない場所。

4 一般事項

  一般的な指針は,JIS C 60721-3-0による。
規定した値は,すべて最大又は限界値であるため,規定した厳しさを超える可能性は低い。通常,これ
らの値に達することはあっても,永続はしない。場所によっては,ある一定期間の発生頻度が異なること
もある。このような発生頻度は,この規格に含めないが,すべての環境パラメータを考慮することが望ま

――――― [JIS C 60721-3-1 pdf 4] ―――――

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C 60721-3-1 : 2009 (IEC 60721-3-1 : 1997)
しい。必要な場合には,発生頻度を追加して規定することが望ましい。
発生持続時間及び発生頻度の詳細は,JIS C 60721-3-0による。
与えられた環境条件の組合せによっては,製品に対する影響が強まる場合があることに注意しなければ
ならない。このことは,特に,生物的条件又は化学的若しくは機械的に活性な物質の条件に,高い相対湿
度が加わった場合にいえる。
極端な又は特殊な環境条件が存在することも考えられる。こうした特殊条件のもとで保管する製品の仕
様は,受渡当事者間の協定による。

5 環境パラメータ及びその厳しさのグループ別分類

  気象条件(K),特別な気象条件(Z),生物的条件(B),化学的に活性な物質(C),機械的に活性な物質(S)及
び機械的条件(M)について,それぞれの区分を表1表6に規定する。
この分類によって,保管時の製品に適用する各種環境条件のいろいろな組合せが可能になる。これは,
屋外気候などの局部的な影響も考慮した世界各地の保管条件として現実的な条件を示す。
環境パラメータの中には,厳しさを数値で規定することができないものがある。
特定の場所及び製品は,例えば,次に示すように規定して全部のクラスを一組にして参照しなければな
らない(箇条6 参照)。
例 1K2/1Z1/1B1/1C2/1S1/1M3
各クラスが包合する条件の要約を,附属書Aに示す。

5.1 気象条件

  製品の保管条件に関する気象条件は,クラス1K11K11で規定する。これらは,製品に影響を与えるす
べてのパラメータを考慮したものであり,長期間にわたり世界中で経験してきたものである。例えば,屋
外の気象条件,建物の構造,温度・湿度制御システム,屋内条件,各種機器からの熱放散,人間の存在な
どである。これらの条件では,すべて通常の場合を対象としており,例外的な事象は対象としない。
クラス1K10及び1K11で規定する熱帯地域の気象条件は,附属書Cで説明する。
適切なクラスを選択するために,屋内の環境条件は屋外の条件,特に気温,日射及び建物の構造によっ
て左右されるという事実に注意することが望ましい。断熱効果がよい又は熱容量が大きい壁は,昼夜間の
又は長期間の外気温変化のピークを緩やかにする。断熱効果が悪い又は熱容量が小さい壁では,そのよう
な効果をもたないので,昼間の日射と夜間の建物からの熱放射の効果によって,むしろピークが拡大する。
日射の効果は,蓄熱効果及び温室効果によっても大きくなる。
製品及び機能部品に対する影響の面で,屋外では屋内よりも大きな割合を占める気象条件がある。この
観点から,特に温度変化,日射,降雨,風速及び風冷の影響を考慮することが望ましい。
これらの効果の厳しさは,例えば,建物の状況(材料の種類及び厚さ,表面の色,外壁などの気密性又
は通気性など)及び保管の条件(保管場所,風雨にさらされる程度)によって影響を受ける。

5.2 特別な気象条件

  熱放射,周囲空気の動き及び/又は雨以外の水といったパラメータが,他の気象条件と組み合わされる
と新たな厳しさを生じる場合があるので,これらの特別な条件を,表2に規定する。この場合,厳しさを
増す事象が同時発生すると仮定した場合,不要な過剰設計につながることもある。

5.3 生物的条件

  これらの条件については,定量的な厳しさを規定しない。表3の規定パラメータは,代表例であり,完
全であるとは限らない。

――――― [JIS C 60721-3-1 pdf 5] ―――――

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JIS C 60721-3-1:2009の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 60721-3-1:1997(IDT)

JIS C 60721-3-1:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 60721-3-1:2009の関連規格と引用規格一覧

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