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C 0117 : 1997 (IEC 60721-3-4 : 1995)
の規定したすべてのパラメータの複合作用を考慮する必要がある。しかし,分類4C3及び4C4の厳しさは,
不経済な過剰設計を避けるために,すべてのパラメータの複合作用を考慮する必要はない。これらの分類
の場合には,適用する場所に関係すると思われる単一のパラメータの厳しさだけを選択することが可能で
ある。例えば,地域に存在している化学的に活性な物質について,分類4C3又は4C4の単一のパラメータ
を選択した場合には,特に指定していないすべての他のパラメータに対しては,分類4C2の厳しさを適用
する。
注 −この規格では,海塩又は融雪用の塩以外の化学的に活性な液体及び固体は,考慮しない。
5.5 機械的に活性な物質 砂及びじんあいは同一の分類となっているが,これらの環境条件で生じる効
果が似ているからである。
5.6 機械的条件 振動(正弦波)の条件は,高い振動数及び低い振動数範囲について,各々の加速度振
幅及び変位振幅の厳しさで分類する。
ランダム振動は,この規格では考慮していない。十分な情報が入手できたときに取り入れる。衝撃を含
む非定常振動は,一次の最大衝撃応答スペクトル(減衰していないもの)を用いて分類する(JIS C 0110
の表1の6.1.3による。)。
6. 環境条件の組合せの記号表示
5.で示したように,どのような場所で使用される製品についても,環
境条件の組合せが規定できる。したがって,その組合せの数とフレキシビリティは非常に大きい。しかし,
このフレキシビリティは実際にいつも利点であるというわけではない。例えば,特定の場所に対する環境
条件の仕様を異なったグループで設計すると,いつもわずかな違いが生じ,混乱が生じることがある。
一般的な場合に対する可能性を制限するために,標準的な組合せの分類を表7から選定する。与えられ
た場所又は製品に対して,例えば,IE42というような条件を引用する。この分類で包含できない場合は,
5.で示すそれぞれの分類を引用する。さらに,組合せからはずれたパラメータの厳しさについては,記号
の後に例えば,
[IE42,ただし,砂の条件は30mg/m3である。]
というような文を追加する。
附属書Dに環境条件を組み合わせた分類を示す。
――――― [JIS C 60721-3-4 pdf 6] ―――――
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表1 気象条件の分類
環境パラメータ 単位 分類
4K1 4K2 4K3 4K4 4K4H 4K4L 4K56) 4K66)
a) 低温 ℃ −20 −33 −50 −65 −20 −65 +5 −20
b) 高温5) ℃ +35 +40 +40 +55 +55 +35 +40 +55
c) 低相対湿度1) % 20 15 15 4 4 20 30 4
d) 高相対湿度1) % 100 100 100 100 100 100 100 100
e) 低絶対湿度1) g/m3 0.9 0.26 0.03 0.003 0.9 0.003 6 0.9
f) 高絶対湿度1) g/m3 22 25 36 36 36 22 36 27
g) 降雨の強さ mm/min 6 6 15 15 15 15 15 15
h) 温度変化の速度2) ℃/min 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5 0.5
i) 低圧3) kPa 70 70 70 70 70 70 70 70
j) 高圧 kPa 106 106 106 106 106 106 106 106
k) 日射 W/m2 1 120 1 120 1 120 1 120 1 120 1 120 1 120 1 120
5) 5) 5) 5) 5) 5) 5) 5)
l) 熱放射 なし
5) 5) 5) 5) 5) 5)
m) 周囲空気の動き m/s 50 50
n) 結露(凝縮) なし あり あり あり あり あり あり あり あり
なし
o) 降水(降雨,降雪,降ひょうなど) あり あり あり あり あり あり あり あり
p) 低雨温度4) ℃ +5 +5 +5 +5 +5 +5 +5 +5
5) 5) 5) 5) 5) 5) 5) 5)
q) 雨以外の水 なし
r) 氷の生成 なし あり あり あり あり あり あり なし あり
1)
低相対湿度は低絶対湿度に,高相対湿度は高絶対湿度に,それぞれ制限されるので,例えば,表の環境パラメー
タのa)とc),又はb)とd)は同時には生じない。
附属書Bの気温と湿度の相関図参照。
2)
5分間の平均値
3)
70kPaは,屋外使用の限界値であり,通常約3 000mの高度である。これより高い地域で屋外で使用されること
もある。より低い地域に制限する場合には,表2から選んでもよい。
4)
雨の温度は,b)高温及びk)日射と共に考慮することが望ましい。雨による冷却効果は,製品の表面温度との関連
で考慮することが望ましい。
5)
表2から選択した場所に関連して生じる条件
6)
4K5(熱帯湿潤)及び4K6(熱帯乾燥)の分類の詳細は,附属書Eに規定する。
表2 特別な気象条件の分類
環境パラメータ 分類 単位 特別条件Z
i) 低圧3) 4Z10 kPa 84
l) 熱放射1) 4Z1 なし 無視できる
4Z2 なし 熱放射がある条件,例えばプロセスの条件による
m) 周囲空気の動き 4Z3 m/s 20
4Z4 m/s 30
4Z5 m/s 50
q) 雨以外の水2) 4Z6 なし 無視できる
4Z7 なし はね
4Z8 なし 水噴射
4Z9 なし 波浪
1)
熱放射は特別な場合に起こることがあり,適用できる場所には考慮することが望まし
い。
2)
水中の条件は考慮しない。
3)
分類4Z10は,約1 400mの高度に対応する。
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表3 生物的条件の分類
環境パラメータ 単位 分類
4B1 4B2
a) 植物系 なし かび,菌など かび,菌など
b) 動物系 なし げっ歯動物及びその他製げっ歯動物及びその他
品に有害な動物[白あり製品に有害な動物[白あ
(蟻)を除く] りを含む)
表4 化学的に活性な物質の分類
環境パラメータ 単位 分類
4C1 4C2 4C3 4C4
最大値 平均値 最大値 平均値 最大値 平均値 最大値
a) 海塩及び融雪用の塩 なし なし 塩霧
b) 二酸化硫黄 mg/m3 0.1 0.3 1.0 5.0 10 13 40
cm3/m3 0.037 0.11 0.37 1.85 3.7 4.8 14.8
c) 硫化水素 mg/m3 0.01 0.1 0.5 3.0 10 14 70
cm3/m3 0.0071 0.071 0.36 2.1 7.1 9.9 49.7
d) 塩素 mg/m3 0.1 0.1 0.3 0.3 1.0 0.6 3.0
cm3/m3 0.034 0.034 0.1 0.1 0.34 0.2 1.0
e) 塩化水素 mg/m3 0.1 0.1 0.5 1.0 5.0 1.0 5.0
cm3/m3 0.066 0.066 0.33 0.66 3.3 0.66 3.3
f) ふっ化水素 mg/m3 0.003 0.01 0.03 0.1 2.0 0.1 2.0
cm3/m3 0.0036 0.012 0.036 0.12 2.4 0.12 2.4
g) アンモニア mg/m3 0.3 1.0 3.0 10 35 35 175
cm3/m3 0.42 1.4 4.2 14 49 49 247
h) オゾン mg/m3 0.01 0.05 0.1 0.1 0.3 0.2 2.0
cm3/m3 0.005 0.025 0.05 0.05 0.15 0.1 1.0
i) 窒素酸化物 mg/m3 0.1 0.5 1.0 3.0 9.0 10 20
(二酸化窒素の当量 cm3/m3 0.052 0.26 0.52 1.56 4.68 5.2 10.4
値で表示)
1)
平均値は長期間の期待値。最大値は限界値又はピーク値で,1日に付き30分以内で生じる。
2)
分類4C3及び4C4は,規定のすべてのパラメータの組合せ効果を満たすことが必ず(須)ではない。
該当する場合,単一のパラメータの値をこれらの分類から選択してもよい。この場合,特に明記しな
いパラメータはすべて,分類4C2の厳しさを適用する。
3)
単位cm3/m3の数値は,単位mg/m3の数値から温度20℃,圧力101.3kPaにおいて,計算によって求めた
もの。数値は概略値である。
表5 機械的に活性な物質の分類
環境パラメータ 単位 分類
4S1 4S2 4S3 4S4
a) 砂 mg/m3 30 300 1000 4000
b) じんあい(浮遊) mg/m3 0.5 5.0 15 20
c) じんあい(沈殿) mg/ (m2・h)15 20 40 80
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表6 機械的条件の分類
環境パラメータ 単位 分類
4M1 4M2 4M3 4M4 4M5 4M6 4M7 4M8
a) 定常振動,
正弦波 :
変位振動(片振幅) mm 0.3 1.5 1.5 3.0 3.0 7.0 10 15
加速度振幅 m/s2 1 5 5 10 10 20 30 50
振動数範囲 Hz 2-9 9-200 2-9 9-200 2-9 9-200 2-9 9-200 2-9 9-200 2-9 9-200 2-9 9-200 2-9 9-200
b) 非定常振動 衝撃を含む
(注参照)
衝撃応答スペクトルタイプL
ピーク加速度a m/s2 40 40 70 なし なし なし なし なし
衝撃応答スペクトルタイプI
ピーク加速度a m/s2 なし なし なし 100 なし なし なし なし
衝撃応答スペクトルタイプII
ピーク加速度a m/s2 なし なし なし なし 250 250 250 250
注 図1参照。説明は,JIS C 0110の表1の6.1.3参照。
表7 環境条件の組合せの記号表示
環境条件 組合せ記号
IE41 IE42 IE43
気象 4K2 4K3 4K4
特別な気象 4Z1 4Z1 4Z1
4Z5 4Z5 4Z5
4Z7 4Z7 4Z7
生物 4B1 4B1 4B2
化学的に活性な物質 4C2 4C2 4C2
機械的に活性な物質 4S2 4S2 4S4
機械的条件 4M3 4M3 4M3
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図1 衝撃応答スペクトルのモデル
――――― [JIS C 60721-3-4 pdf 10] ―――――
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JIS C 60721-3-4:1997の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60721-3-4:1995(IDT)
- IEC 60721-3-4:1995/AMENDMENT 1:1996(IDT)
JIS C 60721-3-4:1997の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 60721-3-4:1997の関連規格と引用規格一覧
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