JIS C 60721-3-4:1997 環境条件の分類 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類 屋外固定使用の条件

JIS C 60721-3-4:1997 規格概要

この規格 C60721-3-4は、屋外に設置する製品がさらされる環境パラメータとその厳しさの分類について規定。さらされる時間には,設置作業,非稼動時間,保守及び修理時間を含む。屋外条件とは,製品が常時又は一時的に設置される地上又は沖合いの場所であり,車両の中及び車両の上での条件を除外。

JISC60721-3-4 規格全文情報

規格番号
JIS C60721-3-4 
規格名称
環境条件の分類 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類 屋外固定使用の条件
規格名称英語訳
Classification of environmental conditions Part 3:Classification of groups of environmental parameters and their severities Section 4:Stationary use at non-weatherprotected locations
制定年月日
1997年11月20日
最新改正日
2018年10月22日
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対応国際規格

ISO

IEC 60721-3-4:1995(IDT), IEC 60721-3-4:1995/AMENDMENT 1:1996(IDT)
国際規格分類

ICS

19.040
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
電子 I 2020, 電子 II-1 2020, 電子 II-2 2020, 電子 III-1 2020, 電子 III-2 2020
改訂:履歴
1997-11-20 制定日, 2003-09-20 確認日, 2004-03-20被移行日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS C 60721-3-4:1997 PDF [24]

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。
JIS C 0117には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考) 環境パラメータとその厳しさを選択する条件の要約
附属書B(参考) 気温,相対湿度及び絶対湿度の相関
附属書C(参考) この規格で規定する分類の適用例
附属書D(参考) 環境分類を組み合わせた分類の条件
附属書E(参考) 熱帯の環境分類4K5及び4K6の説明

――――― [JIS C 60721-3-4 pdf 1] ―――――

                                                                 C 0117 : 1997 (IEC 60721-3-4 : 1995)

pdf 目次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[2]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. 一般事項・・・・[2]
  •  5. 環境パラメータ及びその厳しさの分類・・・・[2]
  •  6. 環境条件の組合せの記号表示・・・・[4]
  •  附属書A(参考) 環境パラメータとその厳しさを選択する条件の要約・・・・[9]
  •  附属書B(参考) 気温,相対湿度及び絶対湿度の相関・・・・[15]
  •  附属書C(参考) この規格で規定する分類の適用例・・・・[17]
  •  附属書D(参考) 環境分類を組み合わせた分類の条件・・・・[19]
  •  附属書E(参考) 熱帯の環境分類4K5及び4K6の説明・・・・[20]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 60721-3-4 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 0117 : 1997
(IEC 60721-3-4 : 1995)

環境条件の分類環境パラメータとその厳しさのグループ別分類屋外固定使用の条件

Classification of environmental conditionsPart 3 : Classification of groups of environmental parameters and theirseveritiesSection 4 : Stationary use at non-weatherprotected locations

序文

 この規格は,1995年第2版として発行されたIEC 60721-3-4 (Classification of environmental conditions
−Part 3 : Classification of groups of environmental parameters and their severities−Section 4 : Stationary use at
non-weatherprotected locations) 及びAmendment 1 (1996) を翻訳し、技術的内容及び規格票の様式を変更す
ることなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。ただし,修正票 (Amendment) については編集し,一体とした。
なお,この規格で点線の下線を施してある事項は,原国際規格にはない事項である。また,IEC規格番号
は,1997年1月1日から実施のIEC規格新番号体系によるものであり,これより前に発行された規格に
ついても,規格番号に60000を加えた番号に切り替えた。これは,番号だけの切替えであり,内容は同一
である。

1. 適用範囲

 この規格は,屋外に設置する製品がさらされる環境パラメータとその厳しさの分類につい
て規定する。さらされる時間には,設置作業,非稼働時間,保守及び修理時間を含む。
屋外条件とは,製品が常時又は一時的に設置される地上及び沖合いの場所であり,車両の中及び車両の
上での条件を除外する。
この規格で定める環境条件は,製品の性能に直接影響を及ぼすものに限定し,そのような環境条件だけ
を考える。環境条件の製品に対する影響については,特に規定しない。
火災や爆発に直接関係する環境条件及び電離放射線に関する条件は除外する。その他の予測されない事
象も除外する。特別な場合には,このような事象が発生する可能性を考慮することが望ましい。製品内の
局所的な条件は除外する。
屋内固定使用の条件,携帯及び可動使用の条件,車両及び船舶内設置の条件,保管及び輸送の条件,並
びに製品内の局所的な条件は,IEC 60721-3の他の規格に示す。
参考 IEC 60721-3とは,IEC 60721-3 (Classification of environmental conditions−Part 3 : Classification of
groups of environmental parameters and their severities) の一連の規格である。

――――― [JIS C 60721-3-4 pdf 3] ―――――

2
C 0117 : 1997 (IEC 60721-3-4 : 1995)
この規格は,広い適用分野を包含した環境条件を限定した数の分類に区分けしているので,環境条件を
分類する際は,使用条件を満たす必要最低限の分類を選択する。この選択の指針を附属書Aに示す。

2. 引用規格

 次の規格は,この規格が引用している規格であり,出版時に明示されている版号が有効で
ある。
JIS C 0110-1995 環境条件の分類 環境パラメータとその厳しさの分類
備考 JIS C 0110-1995は,IEC 60721-1 : 1990, Classification of environmental conditions−Part 1 :
Environmental parameters and their severitiesと一致している。
JIS C 0111-1995 環境条件の分類 自然環境の条件−温度及び湿度
備考 JIS C 0111-1995は,IEC 60721-2-1 : 1982, Classification of environmental conditions−Part 2 :
Environmental conditions appearing in nature. Section 1 : Temperature and humidityと一致して
いる。
JIS C 0112-1995 環境条件の分類 環境パラメータとその厳しさのグループ別分類 通則
備考 JIS C 0112-1995は,IEC 60721-3-0 : 1984, Classification of environmental conditions−Part 3 :
Classification of groups of environmental parameters and their severities. Section 0 :
Introductionと一致している。

3. 定義

 JIS C 0110の3.(用語の定義)の定義に加え,次の定義を適用する。
3.1 固定使用 (stationary use) 製品を構造物又は取付け具に堅固に固定して使用するか,又は特定の場
所に設置して使用すること。携帯又は可動使用を含まない。しかし,設置場所での短時間の設置作業,保
守時間及び修理時間を含む。
3.2 屋外 (non-weatherprotected location) 気象の直接的な影響から製品が保護されていない場所。

4. 一般事項

 一般的な説明は,JIS C 0112による。
設置作業中の条件は,しばしば断続があり,稼働期間中の条件と異なることに留意する必要がある。し
たがって,特別の注意事項がない場合,この期間に対しては他の分類を選択してもよい。
環境条件が規定した厳しさを超える可能性は低い。規定したすべての値は,最大値又は限界値である。
これらの値に到達することはあっても永続はしない。場所によっては,ある一定期間の発生頻度が異な
ることもある。このような発生頻度は,この規格では規定しないが,すべての環境パラメータで考慮し,
適用可能なら追加して規定したほうがよい。継続期間及び発生頻度の情報はJIS C 0112の6.(環境パラメ
ータごとの発生期間と発生頻度)に規定してある。
環境パラメータの組合せによっては,製品に対する影響が強まる場合があることに注意すべきである。
このことは,特に生物的条件,化学的又は機械的に活性な物質に,高い相対湿度が加わった場合にいえる。
環境条件が他の要因,例えば,熱源,特別なプロセスの条件などによって影響を受ける場所もある。
環境条件の測定は,製品に近接し,環境全体を代表する場所で行う。
極端な又は特殊な環境条件が存在することも考えられる。こうした特殊条件で稼働する製品の仕様は,
当事者間の協議事項である

5. 環境パラメータ及びその厳しさの分類

 表16に,次の事項に関する分類を規定する。
− 気象条件 (K)

――――― [JIS C 60721-3-4 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
C 0117 : 1997 (IEC 60721-3-4 : 1995)
− 特別な気象条件 (Z)
− 生物的条件 (B)
− 化学的に活性な物質 (C)
− 機械的に活性な物質 (S)
− 機械的条件 (M)
この分類によって,製品が使用される場所に応じた環境条件の組合せが規定できる。また,屋外気象に
よる局地的影響,設置方法,プロセスの条件などの影響を含んだもので,世界各地の現実的な使用条件を
表すことができる(6.参照)。
大きい数値の分類は,通常,小さい数値の分類の厳しさを包含している。
環境パラメータの中には,厳しさを数値で規定することができていないものがある。
特定の場所や製品に対しては,例えば,
4K2/4Z1/4Z4/4Z6/4B1/4C2/4S2/4M4
などとして,全部の分類を一組にして参照することが望ましい。
附属書Aでは,この分類の基本的な適用範囲を説明する。それぞれの分類の概略,及び環境パラメータ
とその厳しさの選択に影響を与える条件の概要を示す。
附属書Bには,温度,相対湿度及び絶対湿度の相互の関係を表す気候図を示す。
附属書Cには,この分類の実際の適用の例を示す。
5.1 気象条件 屋外使用場所の気象条件は,JIS C 0111の5.4(統計的屋外気候群)を参照して,分類4K1
から4K4に規定する(この気象条件の分類は附属書Aで述べる。)。参照した値は,温度と湿度の年間極値
の累年平均値である。
分類4K5及び4K6に規定する熱帯地域の気象条件は附属書Eで述べる。
環境条件の影響は,屋外では屋内よりも顕著である。特に,温度,日射,降水及び風速とそれによる冷
却の影響を考慮することが望ましい。
これらの影響の厳しさは,製品の構造や設置方法,例えば,材料の種類と厚さ,表面の色,ケースの気
密性と呼吸作用,設置場所によって風雨の影響を避ける程度などによって影響を受ける。
5.2 特別な気象条件 熱放射,周囲空気の動き,雨以外の水及び低圧などのパラメータが,他の気象条
件と組み合わされると新たな厳しさを生じる場合がある。これらの特別な条件を表2に規定する。この場
合,厳しさを増加させる事象が同時に発生すると仮定すると,不必要な過剰設計につながることもある。
5.3 生物学的条件 これらの条件については定量的な厳しさを規定していない。表3のパラメータは代
表例であり,完全であるとは限らない。
5.4 化学的に活性な物質 自然大気中の汚染は,主に工業活動,自動車,暖房システムから放出される
化学物質で生じる。さらに,塩霧によっても化学的影響が生じる。汚染は,製品の機能及び材質に影響を
及ぼすことがある。
この分類で規定している値は,数年間の調査から得られたものである。短期間に高い濃度の汚染にさら
されると,その直接の影響で材料に急激な損傷を生じ,再生できないことがあるので,最大値を規定した。
さらに,製品の内部に対する長期間の影響も重要であるから,平均値も規定してある。
実際には,この規格で分類した汚染物質(パラメータ)が同時に存在するというわけではない。さらに,
これらの汚染物質が同時に,かつ,均一に増加するという可能性は低い。地域の状況によっては,1種類
の汚染物質の値だけが高いということもしばしばある。分類4C1で規定した値は,通常,田園地域の場合
の値である。分類4C2で規定した値は,都市地域の値である。これらの二つの分類の厳しさは,それぞれ

――――― [JIS C 60721-3-4 pdf 5] ―――――

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