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C 61300-3-38 : 2015 (IEC 61300-3-38 : 2012)
図12−平面導波路フィルタにおける波長分散及び光損失スペクトル
8.3 可変分散補償器[ファイバブラッググレーティング(FBG)]
偏光による変動を平均化するMPS法を用いて測定したFBGの群遅延と,その直線フィッティングとの
偏差及び位相リップルを,図13及び図14に示す。変調周波数fRFは,500 MHzである。
図13−FBGにおける群遅延と直線フィッティングとの偏差
――――― [JIS C 61300-3-38 pdf 26] ―――――
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C 61300-3-38 : 2015 (IEC 61300-3-38 : 2012)
図14−FBGにおける位相リップル
8.4 ランダム偏光モード結合デバイス
ランダム偏光モード結合をもつデバイスにおける群遅延の測定例を,図15に示し,複数の偏光状態にお
いて群遅延を平均化処理することの利点を示す。平均化しない場合,群遅延カーブはDGDの1/2まで変化
する。
図15−ランダム偏光モード結合をもつデバイスの群遅延
――――― [JIS C 61300-3-38 pdf 27] ―――――
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C 61300-3-38 : 2015 (IEC 61300-3-38 : 2012)
ランダム偏光モード結合をもつデバイスにおける波長分散の測定例を,図16に示す。
図16−ランダム偏光モード結合をもつデバイスの波長分散
9 個別に規定する事項
必要に応じて,次の事項を製品規格などに規定する。
− 測定の不確かさ
− 用いる測定方法
− 測定波長範囲
− 波長精度
− 波長分解能
− 環境条件(気温,気圧及び湿度)
− 高周波変調周波数
− 位相測定の平均化回数
− スペクトルの平均化範囲
――――― [JIS C 61300-3-38 pdf 28] ―――――
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附属書A
(参考)
群遅延差の算出
A.1 一般事項
この測定方法では,偏光した光源を使う。多くの光部品は偏光依存性を示すため,6.1に規定する偏光に
対して平均化した群遅延スペクトルを得るため,十分に多い入力偏光状態において測定する。この附属書
に記載する手順によって,DGDのスペクトルを示すDGD(λ) を求めるための十分な測定値を得る。この附
属書の目的は,同じ測定装置で群遅延及びDGDを同時に測定するための方法を示すことである。DGD又
はPMDに特化した方法は,JIS C 61300-3-32及びIEC 61282-9に記述する。
A.2 入力偏光の四つの状態でMPS法による測定値からのDGDの算出
この方法では,ミュラー法の入力偏光状態として選択した四つの異なる偏光状態の光を入力して,6.1.3
に規定する手順c)手順f) を繰り返す必要がある。ミュラー法における四つの偏光状態は,図A.1に示し
たポアンカレ球上で容易に表現することができる。
図A.1−ポアンカレ球上に示したミュラー法における入力光の偏光状態
――――― [JIS C 61300-3-38 pdf 29] ―――――
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C 61300-3-38 : 2015 (IEC 61300-3-38 : 2012)
注記 対応国際規格では,ポアンカレ球上にミュラー行列の基準となる四つの偏光状態を点A,B,C
及びDとして示しているが,式(A.1)におけるジョーンズベクトルのパラメータも記載している。
このパラメータを,ポアンカレ球の球座標と誤解する可能性があるため,図A.1の四点のパラ
メータの記載を削除した。
互いに直交する偏光状態は,ポアンカレ球上では180°離れた位置となる。図A.1に示すように,三つ
の偏光状態は,ポアンカレ球上の大円上にあり,互いに90°ずつ離れている。大円上の任意の点Aで始ま
り,“北極点”に対して右手の法則で90°ずつ加えると,点B及び点Cの位置になる。点Dの位置は,他
の三点と直交し,右手の法則を使って“上”に位置付けられる。正規化した入力ストークスベクトルs0及
び正規化したジョーンズベクトルj0を,式(A.1)に示す。ストークスベクトルは,大円が赤道上にあるミュ
ラー法での偏光状態の組合せ例を定義するために用いる。パラメータθは,正規化したジョーンズベクト
ルj0の傾きを表す。パラメータμは,ベクトルのx成分とy成分との間の位相差である。
cos 2 cos exp i 2/
0s
sin 2cos j0 (A.1)
sin exp i2/
sin 2sin
ミュラー法での偏光状態の組合せ例を,表A.1に示す。
表A.1−ミュラー法での偏光状態の組合せ
位置 θ μ 説明
A 0 0 直線偏光0°(水平方向)
B π/4 0 直線偏光45°(45°方向)
C π/2 0 直線偏光90°(垂直方向)
D π/4 π/2 円偏光(右回転)
注記 この表のθ及びμは,図A.1のポアンカレ球で示すミュラー行列の基準となる
四つの偏光状態に対する,ジョーンズベクトルのパラメータを示す。
点A,B,C及びDにおける位相シフト(ラジアン) び
って,測定する。
二つの偏光状態の位相平均を 刀 ‰地替 式(A.2)によって算出する。
A C
RF (A.2)
2
位相平均を用いて,測定した位相値を,式(A.3)によって補正する。
RF, A A RF
RF, B B RF (A.3)
RF, D D RF
位相差 刀 ‰ 式(A.4)によって算出する。
2 2 2
RF 2 arctantan RF,A tan RF, B tan RF,D (A.4)
DGDを, 刀 ラジアン)及び変調周波数f(GHz)を用いて,式(A.5)によって算出する。
3 RF
DGD 10 (A.5)
2 πf
――――― [JIS C 61300-3-38 pdf 30] ―――――
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JIS C 61300-3-38:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61300-3-38:2012(IDT)
JIS C 61300-3-38:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.10 : 光ファイバ及び光ケーブル