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C 61800-5-2 : 2019 (IEC 61800-5-2 : 2016)
表D.8−モーション及び位置フィードバックセンサ(続き)
考慮するフォールト フォールトの除外 補足
基準発振器における周波数 なし −
なし
基準発振器における間違っ なし −
た周波数
基準発振器からの周期信号 なし −
なし
信号処理におけるゲインエ なし −
ラー又は発振(基準波,Sin
波,Cos波)
設備地点における磁気的影 設備地点における 例えば,電磁ブレーキの磁場が原因となる。
響 適切な遮蔽
この表は,光学センサ及びレゾルバの使用を仮定して記載している。他のセンサ(例えば,誘導センサ)を使用
する場合は,対応するフォールトを適用する。
注a) レゾルバには適用しない。
――――― [JIS C 61800-5-2 pdf 66] ―――――
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C 61800-5-2 : 2019 (IEC 61800-5-2 : 2016)
附属書E
(規定)
PDS(SR)の電磁イミュニティ要求事項
E.1 一般事項
6.2.6に記載する電磁イミュニティに関するPDS(SR)の設計要求事項への適合を示すため,次の表E.1,
表E.2及び表E.3に示す電磁イミュニティ要求事項を9.3.3の性能評価基準に適用する。
IEC Guide 107に従い,この附属書Eの要求事項はIEC 61000-6-7:2014に基づいている。
IEC 61000-6-7とJIS C 4421との間でポート及びインタフェースの定義が異なるため,PDS(SR)の電
磁イミュニティ要求事項は,次の表E.1,表E.2及び表E.3に示す。
表E.1,表E.2及び表E.3の全ての現象に対する安全サブ機能の電磁イミュニティは,試験だけでなく,
計算又はシミュレーションを用いて確認してもよい。
E.2 電磁イミュニティ要求事項−低周波妨害
これらの要求事項は,次の電源ポートに適用する。
− 低電圧PDS(SR)の安全サブ機能に電力を供給する全ての電源ポート
− 定格電圧が1 000 Vを超えるPDS(SR)の安全サブ機能に電力を供給する全ての低電圧補助電源ポー
ト(第2種環境に限る。)
表E.1−電圧変動,電圧ディップ及び短時間停電に対する最小イミュニティ要求事項
現象 第1種環境 第2種環境
参照規格 レベル レベル
電圧変動 IEC 61000-2-4 ±10 % a) ±10 %/−15 % a)
(>60 s) クラス2
電圧ディップc) 残存電圧 サイクル 残存電圧 サイクル
JIS C 61000-4-11 d) 0% 1 0% 1
又は 40 % 25/30 b) 40 % 10/12 b)
JIS C 61000-4-34 d) 70 % 25/30 b) 70 % 25/30 b)
− − 80 % 250/300 b)
60 V未満の補助直流電源IEC 61000-4-29 40 % 0.5 40 % 0.5
ポートの電圧ディップe) 70 % 0.5 70 % 0.5
短時間停電 残存電圧 サイクル 残存電圧 サイクル
JIS C 61000-4-11 d) − − 0% 10/12 b)
又は 0% 25/30 b) 0% 25/30 b)
JIS C 61000-4-34 d) 0% 250/300 b) 0% 250/300 b)
注a) “電圧変動”は,公称電源電圧からの電源電圧の変動である。三相のPDSの電圧変動試験は,三相全ての電
圧を同時に増加又は低下させることを要求する。
b) “x/yサイクル”の表記は,“50 Hzの試験に対してはxサイクル”及び“60 Hzの試験に対してはyサイクル”
を意味する。
c) 定格電流が75 A以上の電源ポートは,IEC 61400-21:2008の7.5に従った電圧降下試験方法を用いることがで
きる。
d) 定格が16 A以下の機器にはJIS C 61000-4-11を,定格が16 Aを超える機器にはJIS C 61000-4-34を適用する。
e) この試験は,安全サブ機能に電力を供給する外部直流電源を対象とする。
――――― [JIS C 61800-5-2 pdf 67] ―――――
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C 61800-5-2 : 2019 (IEC 61800-5-2 : 2016)
注記 IEC 61000-6-7の試験レベルと比較してPDS(SR)による伝導性コモンモード電圧のエミッシ
ョンが高いため,伝導性コモンモード試験は要求しない。
表E.2−定格電圧が1 000 Vを超える主電源ポートの電圧変動,電圧ディップ及び短時間停電に対する
PDS(SR)の最小イミュニティ要求事項
現象 参照規格 レベル
1分間を超える電圧変動d) EC 61000-2-4 +10 %/−15 % a)
クラス3
1分間以下の電圧変動 IEC 61000-2-4 +10 %/−15 % a)
クラス3
電圧ディップ JIS C 61000-4-34 b) 残存電圧 サイクル
0% 1
40 % 10/12 c)
70 % 25/30 c)
80 % 250/300 c)
60 V未満の補助直流電源ポIEC 61000-4-29 40 % 0.5
ートの電圧ディップe) 70 % 0.5
短時間停電 JIS C 61000-4-34 b) 残存電圧 サイクル
0% 10/12 b)
0% 25/30 b)
0% 250/300 c)
注a) “電圧変動”は,公称電源電圧からの電源電圧の変動である。三相のPDSの電圧変動試
験は,三相全ての電圧を同時に増加又は低下させることを要求する。
電圧変動を考慮するときは,電圧ステップを公称電圧の±12 %以下とし,ステップ間
の間隔を2秒以上にする。
電圧が公称値未満の場合,回転速度及び/又はトルクの最大出力定格は,電圧に依存
するため,低下することがある。
b) 典型的な電圧ディップの深さ及び持続時間は,IEC 61000-2-8に示す。
c) “x/yサイクル”の表記は,“50 Hzの試験に対してはxサイクル”及び“60 Hzの試験に
対してはyサイクル”を意味する。
d) 反転モードで作動している他励変換装置については,ヒューズの開路があってもよい。
e) この試験は,安全サブ機能に電力を供給する外部直流電源を対象とする。
――――― [JIS C 61800-5-2 pdf 68] ―――――
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C 61800-5-2 : 2019 (IEC 61800-5-2 : 2016)
E.3 電磁イミュニティ要求事項−高周波妨害
表E.3−電磁イミュニティ要求事項−高周波妨害
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ポート/インタ 現象 試験方法に関する 第1種環境に対するレ 第2種環境に対するレベ
フェース 基本規格 ベル ル
きょう体ポート ESD m),n) JIS C 61000-4-2 q)4 kV CD又はCDが不 6 kV CD又はCDが不可
気中放電(AD)o) 可能な場合は8 kV AD 能な場合は8 kV AD
接触放電(CD)
8 kV CD又は15 kV ADm)
無線周波数電磁界,JIS C 61000-4-3* 80 MHz1 000 MHz 80 MHz1 000 MHz
振幅変調p) 10 V/m 20 V/m i),g)
80 % AM(1 kHz) 80 % AM(1 kHz)
無線周波数電磁界,JIS C 61000-4-3* 1.4 GHz2.0 GHz 1.4 GHz2.0 GHz
振幅変調p) 3 V/m 10 V/m i),g)
80 % AM(1 kHz) 80 % AM(1 kHz)
無線周波数電磁界,JIS C 61000-4-3* 2.0 GHz2.7 GHz 2.0 GHz6 GHz
振幅変調p) 1 V/m 3 V/m i),g)
80 % AM(1 kHz) 80 % AM(1 kHz)
電源ポート ファストトランジ JIS C 61000-4-4 h)2 kV/5 kHz a) 4 kV/5 kHz a)
(60 V未満の補 ェント/バースト
助直流電源ポー サージb) JIS C 61000-4-5 r)1 kV c) 2 kV c)
トを除く。) 1.2/50 μs,8/20 μs 2 kV d) 4 kV d)
伝導無線周波数コ JIS C 61000-4-6* 0.15 MHz80 MHz 0.15 MHz80 MHz k)
モンモードe) 10 V 20 V g)
80 % AM(1 kHz) 80 % AM(1 kHz)
電力インタフェ ファストトランジ JIS C 61000-4-4 h)2 kV/5 kHz 4 kV/5 kHz
ース ェント/バーストe) 容量性クランプ 容量性クランプ
信号インタフェ ファストトランジ JIS C 61000-4-4 h)1 kV/5 kHz 2 kV/5 kHz
ース ェント/バーストe) 容量性クランプ 容量性クランプ
伝導無線周波数コ JIS C 61000-4-6* 0.15 MHz80 MHz 0.15 MHz80 MHz k)
モンモードe) 10 V 20 V g)
80 % AM(1 kHz) 80 % AM(1 kHz)
計測及び制御線 ファストトランジ JIS C 61000-4-4 h)2 kV/5 kHz 4 kV/5 kHz
ポート ェント/バーストe) 容量性クランプ 容量性クランプ
60 V未満の補助 サージf) JIS C 61000-4-5 r)1 kV d), f) 2 kV d), f)
直流電源ポート 1.2/50 μs,8/20 μs
伝導無線周波数コ JIS C 61000-4-6* 0.15 MHz80 MHz 0.15 MHz80 MHz k)
モンモードe) 10 V 20 V g)
80 % AM(1 kHz) 80 % AM(1 kHz)
注記1 基本規格に*が付いている箇所は,JIS C 4421の5.3.4も参照。
注記2 機能安全を目的として要求する電磁イミュニティは,外部保護装置を用いて達成することができる。
注a) 電流定格100 A未満の電源ポート : 結合及び減結合回路網を用いた直接結合。
電流定格100 A以上の電源ポート : 減結合回路網を用いない直接結合又は容量性クランプ。容量性クラン
プを用いる場合,試験レベルは,4 kV/5 kHz又は100 kHzとする。
b) IS C 4421の5.1.3に規定する軽負荷試験条件時に63 A未満の消費電流である電源ポートに限り適用する。
基礎絶縁の定格インパルス電圧を超えてはならない(JIS C 60664-1を参照)。
c) 線間の結合
d) 対地間の結合
――――― [JIS C 61800-5-2 pdf 69] ―――――
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C 61800-5-2 : 2019 (IEC 61800-5-2 : 2016)
表E.3−電磁イミュニティ要求事項−高周波妨害(続き)
注e) 接続するケーブルの合計の長さが製造業者の機能仕様によって,3 mを超えてもよいポート又はインタフェ
ースに限り適用する。
f) 接続するケーブルの合計の長さが製造業者の機能仕様によって30 mを超えてもよいポートに限り適用する。
シールドケーブルの場合には,シールドへの直接結合を適用する。この電磁イミュニティ要求事項は,技術
的な理由からサージ保護装置の使用が実用的でないフィールドバス又は他の信号インタフェースには適用し
ない。供試装置(EUT)の結合及び減結合回路網の影響で正常な機能が達成できない場合は,この試験は要
求しない。
g) 規定された試験レベルは,無変調搬送波の実効値である。
h) IL 3の用途で用いることを意図したPDS(SR)(JIS C 0508規格群に従う。)の場合,規定された最高レベル
での試験持続時間は,基本規格に示される持続時間の5倍に増やす。
i) これらの増加させた値は,携帯送信機に一般に用いる表E.4の周波数範囲において適用する。
k) これらの増加させた値は,携帯送信機に一般に用いる表E.5の周波数範囲において適用する。
m) キャビネットきょう体に放電を行う場合,より高い試験レベルを適用する。
n) 定義されたESDの制御手順に従って作業を行う訓練を受けた者以外の人が接近できる部分に対しては,JIS C
61000-4-2に記載する環境条件に従って試験レベルを適用する。ただし,接近が保全要員だけに制限された装
置に対してはこれらを適用しない。
o) 気中放電試験については,試験する所定のレベルだけでなく,そのレベルまでの全てのレベルを試験する。
p) 携帯無線送信機が20 cmよりも近くで使用することがある場合,PDS(SR)が影響を受ける可能性があるこ
とを安全マニュアルの中で警告として示す。
q) IL 3の用途で用いることを意図したPDS(SR)の場合,放電回数は3倍に増やす。
r) IL 3の用途で用いることを意図したPDS(SR)の場合,サージパルス回数は3倍に増やす。
表E.4−放射試験のための携帯送信機及びISMの一般周波数範囲
中心周波数 周波数範囲 用途
MHz MHz
84.000 83.99684.004 イギリス専用のISMバンド
− 137174 Mobile及びSRD
151.850 151.820151.880 MURS
154.585 154.570154.600 MURS
168.000 167.992168.008 イギリス専用のISMバンド
219.500 219220 AMATEUR
− 380400 TETRA
− 420470 AMATEUR
433.920 433.05434.79 ISMリージョン1だけ
− 450470 4G/LTE-A
− 698894 3G/UMTS3.9G/LTE
− 746845 TETRA
− 825845 TETRA
− 830840 3G/FOMA
− 860915 3.9G/LTE
873.000 870876 TETRA
− 860960 RFID
− 886906 イギリス専用のISMバンド
− 880915 GSM 3G/FOMA 3G/HSPA
918.000 915921 NADC
− 902928 ISMリージョン2だけ
− 925960 GSM 3G/HSPA
− 1 2401 300 AMATEUR
――――― [JIS C 61800-5-2 pdf 70] ―――――
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JIS C 61800-5-2:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61800-5-2:2016(IDT)
JIS C 61800-5-2:2019の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.200 : 整流器.変換器.安定電源装置
- 29 : 電気工学 > 29.130 : 開閉装置及び制御装置 > 29.130.99 : その他の開閉装置及び制御装置
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.110 : 機械の安全
JIS C 61800-5-2:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB9960-1:2019
- 機械類の安全性―機械の電気装置―第1部:一般要求事項
- JISC4421:2008
- 可変速駆動システム(PDS)―電磁両立性(EMC)要求事項及び試験方法