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C 61810-1 : 2020 (IEC 61810-1 : 2015)
表B.2−メーク及びブレーク容量の検証(正常使用)
区分 メーク ブレーク サイクル数及び頻度
I/Ie U/Ue cos I/Ie U/Ue cos サイクル数 1分間 励磁の時間
当たりの (s)
サイクル数
c) c)
AC誘導負荷 10 0.3 1 0.3 50 6 0.05
(コンタクタ 10 1 0.3 1 1 0.3 10 >60 b) 0.05
コイル,ソレノ 10 1 0.3 1 1 0.3 990 60 0.05
イドバルブ) 10 1 0.3 1 1 0.3 5000 6 0.05
合計サイクル数 6050
I/Ie U/Ue T0.95 I/Ie U/Ue T0.95 サイクル数 1分間 励磁の時間
当たりの
サイクル数
c) c)
DC誘導負荷 1 6×P a) 1 6×P a) 50 6 T0.95
(コンタクタ 1 1 6×P a) 1 1 6×P a) 10 >60 b) T0.95
コイル,ソレノ 1 1 6×P a) 1 1 6×P a) 990 60 T0.95
イドバルブ) 1 1 6×P a) 1 1 6×P a) 5000 6 T0.95
合計サイクル数 6050
Ie : 定格動作電流 I : 開閉電流 Ue : 定格動作電圧 U : 開閉電圧
P=Ue×Ie : 定常電力(W) T0.95 : 定常状態電流の95 %に達する時間(ms)
注a) “6×P”の値は,多くの直流誘導負荷がP=50 W,すなわち,T0.95の値は,最大6×P=300 msになるという
経験的な関係に由来している。
50 W以上の定格負荷は,並列接続の小さな負荷で構成しているとみなす。したがって,電力値には無関係
に300 msがT0.95の最大値となる。
b) 最大許容サイクル数による(接点のメーク及びブレークが確実にできる範囲)。
c) 試験は,定格動作電圧Ueに合わせた試験電流Ie及び定格動作電圧Ueの1.1倍で行う。
表B.3−電気的耐久性
電流 区分 メーク ブレーク
交流 誘導負荷(コンタク I U cos I U cos
タコイル,ソレノイ 10Ie Ue 0.7 a) Ie Ue 0.4 a)
ドバルブ)
直流b) 誘導負荷(コンタク I U T0.95 I U T0.95
タコイル,ソレノイ Ie Ue 6×P c) Ie Ue 6×P c)
ドバルブ)
Ie : 定格動作電流 I : 開閉電流 Ue : 定格動作電圧 U : 開閉電圧
P=Ue×Ie : 定常電力(W) T0.95 : 定常状態電流の95 %に達する時間(ms)
注a) 表示する力率は,通常値で電気的特性をシミュレートする試験回路だけに適用する。
力率0.4の回路において,シャント抵抗は過電流損に起因する制動効果を模擬するために用いられる事実
を参考とする。
b) 直流の誘導負荷は低抵抗に作用するスイッチング機器に働き,定格動作電流は最大発生電流以上でなければ
ならない。
c) “6×P”の値は,多くの直流容量負荷がP=50 W,すなわち,6×P=300 msまである経験的な関係に由来し
ている。
50 W以上の定格負荷は並列接続の小さな負荷で構成しているとみなす。したがって,電力値には無関係に
300 msが最大値となる。
――――― [JIS C 61810-1 pdf 46] ―――――
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C 61810-1 : 2020 (IEC 61810-1 : 2015)
表B.4−接点定格の略号設定及び同等な使用負荷種別
呼称a) 使用負 閉鎖熱 定格動作電圧Ueにおける VA 定格b)
荷種別 電流Ithe 定格使用電流Ie
A A VA
交流 120 V 240 V 380 V 480 V 500 V 600 V M B
A150 AC-15 10 6 − − − − − 7200 720
A300 AC-15 10 6 3 − − − − 7200 720
A600 AC-15 10 6 3 1.9 1.5 1.4 1.2 7200 720
B150 AC-15 5 3 − − − − − 3600 360
B300 AC-15 5 3 1.5 − − − − 3600 360
B600 AC-15 5 3 1.5 0.95 0.75 0.72 0.6 3600 360
C150 AC-15 2.5 1.5 − − − − − 1800 180
C300 AC-15 2.5 1.5 0.75 − − − − 1800 180
C600 AC-15 2.5 1.5 0.75 0.47 0.375 0.35 0.3 1800 180
D150 AC-14 1.0 0.6 − − − − − 432 72
D300 AC-14 1.0 0.6 0.3 − − − − 432 72
E150 AC-14 0.5 0.3 − − − − − 216 36
直流 125 V 250 V − 400 V 500 V 600 V
N150 DC-13 10 2.2 − − − − − 275 275
N300 DC-13 10 2.2 1.1 − − − − 275 275
N600 DC-13 10 2.2 1.1 − 0.63 0.55 0.4 275 275
P150 DC-13 5 1.1 − − − − − 138 138
P300 DC-13 5 1.1 0.55 − − − − 138 138
P600 DC-13 5 1.1 0.55 − 0.31 0.27 0.2 138 138
Q150 DC-13 2.5 0.55 − − − − − 69 69
Q300 DC-13 2.5 0.55 0.27 − − − − 69 69
Q600 DC-13 2.5 0.55 0.27 − 0.15 0.13 0.1 69 69
R150 DC-13 1.0 0.22 − − − − − 28 28
R300 DC-13 1.0 0.22 0.1 − − − − 28 28
M=make(投入)
B=break(遮断)
注a) 文字は閉鎖熱電流を表し,交流又は直流で区別する。例えば,Bは交流5 Aである。定格絶縁電圧Uiは
文字の後の数字と同じである。
b) 定格使用電流Ie(A),定格実効電圧Ue(V)及び見掛け上の遮断電力B(VA)の間に次の式が成り立つ。
B=Ue×Ie
――――― [JIS C 61810-1 pdf 47] ―――――
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附属書C
(規定)
試験のセットアップ
C.1 試験回路
一般的な試験回路を,図C.1及び図C.2の機能ブロック図に規定する。
断路スイッチ,負荷切換スイッチ及び試験用接点は,規定した試験条件で適切に配列する。
他に規定しない限り,表C.1及び表C.2に示す特性を適用する。
試験条件は,箇条11を適用する。全ての関連詳細(例えば,サイクル数・開閉頻度・励磁時間)は,製
造業者が指定しなければならない。
提示された電流値は,接点回路電流定常値[交流では実効値(r.m.s.)]に換算して記載する。
接点負荷カテゴリ0及び1 接点負荷カテゴリ2(C.4参照)
ZS<0.02 ZM,B(交流) ZS<0.05 ZM,B(交流)
RS<0.02 RM,B(直流) RS<0.05 RM,B(直流)
L/R及びcosφの標準的な負荷値及び許容誤差 : 表C.2参照
負荷切換スイッチ,ポジション1 : 異なった負荷(突入電流)を使用する場合はメーク試験。
負荷切換スイッチ,ポジション2 : 同じ負荷を伴ったメーク試験,及びブレーク又は循環試験。
断路スイッチ : 負荷回路の接続/切断に使われ,試験接点とは独立している。
RPの計算式 : RP=33.3×(1/cosφ−cosφ)×U/Ie
図C.1−標準試験回路
――――― [JIS C 61810-1 pdf 48] ―――――
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C 61810-1 : 2020 (IEC 61810-1 : 2015)
注記 試験中のリレーには,サプレッサ及び/又は表示装置を含む。
図C.2−機能ブロック図
表C.1−接点負荷の電源特性
特性 電源装置の 接点負荷カテゴリ 許容誤差 注記
標準値 (C.4参照)
電圧 推奨され,他にCC 0及びCC 1 ±2 % 閉接点を含む負荷間の電圧
規定される値 CC 2 ±5 %
電流 推奨され,他にCC 0及びCC 1 ±5 % −
規定される値 CC 2 最小値 : 定格試験電流 試験で要求する過渡電流は,
適切に規定しなければなら
ない。
周波数 標準定格値 CC 0CC 2 ±2 % 表1参照
波形 正弦波 CC 0CC 2 最大ひずみ率5 % 表1参照
直流中の交流成分 0 CC 0CC 2 最大6 % 表1参照
(リプル)
交流中の直流成分 0 CC 0CC 2 ピーク値の最大2 % 表1参照
表C.2−標準的接点負荷特性
負荷特性 標準値 接点負荷カテゴリ 許容誤差 注記
(C.4参照)
直流電源 交流電源 − − −
CC 0負荷 L/R≦10−7 s cos 樢最 CC 0CC 2 − Lは,避けられない固有
(≦30 mV/≦10 mA) の回路インダクタンス
抵抗負荷 L/R≦10−7 s − CC 0及びCC 1 −
L/R≦10−6 s − CC 2 −
− cos 樢最 CC 0CC 2 −
誘導負荷 L/R=0.005 s − CC 0及びCC 1 ±15 % −
L/R=0.040 s − CC 2
− cos 0.4 CC 0CC 2 ±0.1 −
誘導負荷については,標準値とは別の値を製造業者が明示する場合,それらを使用できる。ただし,許容誤差は
この表による。
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C 61810-1 : 2020 (IEC 61810-1 : 2015)
C.2 説明及び要求事項
C.2.1 コイル励磁電源
リレーコイル励磁の電源には,ヒューズなどの安全対策,定められた電圧,及びインピーダンス安定化
対策を施した電源装置を用いる。
電源電圧は,定常値に対し許容誤差±5 %の定格コイル電圧値とならなければならない。入力電圧形状
は方形とする。
電源は,外部から制御できなければならない。また,必要に応じて,その極性も外部から制御できなけ
ればならない。
C.2.2 開閉(コイル制御)装置
この装置は,試験中に要求される種々の開閉動作ができる電気回路であり,試験リレーに接続して,双
安定リレーの極性を変えることができる。
この装置は,定められた許容誤差範囲内でコイル電圧の定格値を操作する能力がなければならない。
C.2.3 接点負荷電源
負荷回路の電源は,ヒューズなどの安全対策,定められた電圧,及びインピーダンス安定化対策を施し
た電源装置を用いる。
電源インピーダンス(ZS)及び抵抗(RS)に対する要求事項は,図C.1で与えられる。電源装置の許容
誤差は,表C.1による。
C.2.4 制御装置
この装置は,規定した試験シーケンス制御の同期のコマンドを出し,命令のフロー(例えば,スタート,
計測,ストップ)を生成する。
C.2.5 計測及び表示装置
この装置は,制御装置によって発生した波形を比較しながら,リレー接点開閉の検出を毎回行う。意図
した機能を果たすまで,どんな故障も,表示及び記録しなければならない。この装置は,試験の結果に重
大な影響を与えてはならない。
C.3 試験回路図
試験回路図は,他に規定しない限り,表16で示すものから選択しなければならない。
C.4 接点負荷カテゴリ(CC)
試験回路の詳細を選定するため(表C.1及び表C.2参照),製造業者は試験接点の適切な接点負荷カテゴ
リを提示しなければならない。
− 接点負荷カテゴリ0(CC 0) 最大開閉電圧30 mV,最大開閉電流10 mA以下の特性をもつ負荷。
− 接点負荷カテゴリ1(CC 1) 接点アークが生じない低負荷。
注記 継続時間が1 ms以下のアークは無視される。
− 接点負荷カテゴリ2(CC 2) 接点アークが生じる高負荷(図C.3参照)。
――――― [JIS C 61810-1 pdf 50] ―――――
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JIS C 61810-1:2020の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 61810-1:2015(IDT)
JIS C 61810-1:2020の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 61810-1:2020の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC60664-3:2019
- 低圧系統内機器の絶縁協調―第3部:汚損保護のためのコーティング,ポッティング及びモールディングの使用