JIS C 62623:2014 パーソナルコンピュータの消費電力測定方法

JIS C 62623:2014 規格概要

この規格 C62623は、a)EUTの各消費電力モードにおける消費電力及び/又は消費電力量の測定を可能にする試験方法;b)任意の期間(通常は年間)における標準消費電力量を算出する計算式;c)この規格とともに使用する主要プロファイルの求め方;d)EUT間における消費電力量の同種比較を可能にする区分方法;e)結果を提示するための所定書式;を規定。

JISC62623 規格全文情報

規格番号
JIS C62623 
規格名称
パーソナルコンピュータの消費電力測定方法
規格名称英語訳
Desktop and notebook computers -- Measurement of energy consumption
制定年月日
2014年12月22日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

IEC 62623:2012(MOD)
国際規格分類

ICS

35.160
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2014-12-22 制定日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS C 62623:2014 PDF [40]
                                                                                  C 62623 : 2014

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語,定義及び略語・・・・[1]
  •  3.1 用語及び定義・・・・[1]
  •  3.2 略語・・・・[4]
  •  4 EUTの仕様・・・・[5]
  •  4.1 コンピュータの種類・・・・[5]
  •  4.2 消費電力モード・・・・[5]
  •  4.3 プロファイル特性・・・・[7]
  •  4.4 区分特性・・・・[8]
  •  5 試験手順及び条件,区分,TEC計算式,計測器の仕様並びに結果報告・・・・[9]
  •  5.1 一般事項・・・・[9]
  •  5.2 試験設定・・・・[9]
  •  5.3 試験手順・・・・[11]
  •  5.4 試験条件・・・・[12]
  •  5.5 区分・・・・[12]
  •  5.6 年間消費電力量の計算式・・・・[13]
  •  5.7 有効RMS電力計測器の仕様・・・・[15]
  •  5.8 有効RMS電力計測器の精度・・・・[16]
  •  5.9 周囲照度計の仕様・・・・[17]
  •  5.10 結果報告・・・・[17]
  •  附属書A(参考)プロファイル方法の概要・・・・[20]
  •  附属書B(参考)主要プロファイル・・・・[22]
  •  附属書C(参考)プロファイル調査の実施方法・・・・[24]
  •  附属書D(参考)TEC計算例・・・・[28]
  •  附属書E(参考)エネルギスターV5準拠試験方法・・・・[30]
  •  附属書F(参考)消費電力測定方法・・・・[32]
  •  附属書G(規定)対応国際規格に関する区分の登録方法・・・・[36]
  •  参考文献・・・・[37]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[38]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 62623 pdf 1] ―――――

C 62623 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 62623 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 62623 : 2014

パーソナルコンピュータの消費電力測定方法

Desktop and notebook computers-Measurement of energy consumption

序文

  この規格は,2012年に第1版として発行されたIEC 62623を基に,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。また,附属書JAは対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,4.1に規定する最終製品として販売するデスクトップ及びノートブックのパーソナルコンピ
ュータに適用し,次の内容を規定する。
なお,これ以降の試験に供するデスクトップ及びノートブックのパーソナルコンピュータを被試験機器
(以下,EUTという。)という。
a) UTの各消費電力モードにおける消費電力及び/又は消費電力量の測定を可能にする試験方法
b) 任意の期間(通常は年間)における標準消費電力量(以下,TECという。)を算出する計算式
c) この規格とともに使用する主要プロファイルの求め方。主要プロファイルは,平均消費電力を電力量
へ変換するTEC計算式において用いる。
d) UT間における消費電力量の同種比較を可能にする区分方法
e) 結果を提示するための所定書式
この規格は,EUTに対するいかなる合否基準も規定しない。当該基準は,試験結果の使用者によって定
められる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 62623:2012,Desktop and notebook computers−Measurement of energy consumption(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  (削除)

3 用語,定義及び略語

3.1 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。

――――― [JIS C 62623 pdf 3] ―――――

2
C 62623 : 2014
3.1.1
有効作業負荷(active workload)
TEC計算式(5.6参照)におけるEUTが実行する生産性又は有効性のある模擬活動量。アクティブモー
ドにおける平均消費電力測定値Pwork(4.2.10参照)及び負荷サイクルのアクティブ部Twork(3.1.13.6参照)
で表される。
3.1.2
区分(category)
EUT構成の分類。
3.1.3
負荷サイクル(duty cycle)
EUTが個別の消費電力モードそれぞれに費やす時間の区分。
注記 負荷サイクルは,合計すると1になる百分率で表される。
3.1.4
消費電力量(energy use)
任意の期間に交流電源から測定される製品の消費電力量。
注記 消費電力量は,キロワット時(kWh)で表す。
3.1.5
外部電源装置,EPS(external power supply)
コンピュータきょう(筐)体の外部にある別の物理的きょう体に収められており,コンピュータに電力
を供給するために,交流電源をより低い直流電圧に変換するように設計されている機器。
注記1 外部電源装置は,直流電源装置又はACアダプタと呼ばれることもある。
注記2 外部電源装置の効率を測定する試験方法を説明する文書(外部電源装置効率試験方法)への
参照は,参考文献に記載されている。
3.1.6
内部電源装置,IPS(internal power supply)
コンピュータきょう体と同じ物理的きょう体に収められており,コンピュータに電力を供給するために,
交流電源をより低い直流電圧に変換するように設計されている構成装置。
注記 内部電源装置の効率を測定する試験方法を説明する文書(汎用内部電源装置効率試験方法)へ
の参照は,参考文献に記載されている。
3.1.7
ローカルエリアネットワーク,LAN(local area network)
限定された地理的領域内において使用者用に設置されているコンピュータネットワーク。
(IEC 60050-732:2010)
注記 現在コンピュータに使用されている二つの主要技術は,IEEE 802.3イーサネット又は有線LAN,
及びIEEE 802.11 Wi-Fi又は無線LANである。
3.1.8
製造業者(manufacturer)
販売することを意図した製品の設計,開発及び製造に責任を負う組織。これら業務をこの組織自体が行
っているのか,又はその代理人が行っているのかは問わない。

――――― [JIS C 62623 pdf 4] ―――――

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C 62623 : 2014
3.1.9
RGB(red green blue)
コンピュータディスプレイ上の画素を構成する原色(赤・緑・青)。
注記 RGB値は,正確な色を指定するための当該画素に対する各色の彩度設定を表している。
3.1.10
標準消費電力量,TEC(typical energy consumption)
同種のパーソナルコンピュータのエネルギ効率を比較するために用いられる消費電力量。これは,一定
期間に通常の動作を行った際の任意のプロファイルにおけるEUTの消費電力量の数値である。
注記 デスクトップ及びノートブックパーソナルコンピュータに関する,TEC手法の主要基準は,標
準的な年間消費電力量を示す数値であり,あるプロファイルの年間使用状況を表す推定標準負
荷サイクルによって測定する平均的な動作モードにおける消費電力量を用い,キロワット時
(kWh)で表す。
3.1.11
実消費電力量,TECactual(actual energy consumption)
Pworkを用いて測定された標準消費電力量。
3.1.12
推定消費電力量,TECestimated(estimated energy consumption)
4.2で規定するPworkの代わりにPsidleを用いて推定された標準消費電力量。
3.1.13
負荷サイクル特性(duty cycle attributes)
EUTが個別の消費電力モードそれぞれに費やす時間の比率。
注記 負荷サイクル特性の例は,3.1.13.13.1.13.6による。
3.1.13.1
負荷サイクルのオフ部,Toff(off component of duty cycle)
EUTがオフモードである時間の比率。
3.1.13.2
負荷サイクルのスリープ部,Tsleep及びTsleepWoL(sleep component of duty cycle)
EUTがスリープモードである時間の比率。
3.1.13.3
負荷サイクルのオン部,Ton(on component of duty cycle)
EUTがオンモードである時間の比率。
注記 Ton負荷サイクルは,Twork+Tsidle+Tidleの合計と等しい。
3.1.13.4
負荷サイクルのショートアイドル部,Tsidle(short idle component of duty cycle)
EUTがショートアイドルモードである時間の比率。
3.1.13.5
負荷サイクルのロングアイドル部,Tidle(long idle component of duty cycle)
EUTがロングアイドルモードである時間の比率。
3.1.13.6
負荷サイクルのアクティブ部,Twork(active component of duty cycle)

――――― [JIS C 62623 pdf 5] ―――――

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