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C 62820-1-1 : 2022
図A.6−ハンドセットユニットのEUTにおける側音マスキング定格の測定
A.9 無信号時雑音レベル試験
試験場所の環境騒音は,30 dB(A)以下とする。
EUTの種類によって,図A.2図A.5に従って設定する。試験信号が送信されない(無信号)状態で行
う。
音響測定分析器を用いて,対応するEUTの無信号状態の雑音レベルを,A特性を用いて測定する。
A.10 呼出音圧レベル試験
測定は,それぞれ図A.7に示すように設定して行う。呼出音が調節可能な場合は,呼出音量を最大音量
に設定し,JIS C 1509-1:2017に規定されたクラス2の騒音計を用い,URU又はSMUのエンクロージャ表
面の中心の直前0.5 mで音圧を測定する。
図A.7−呼出音圧の測定
A.11 音響安定性(ラーセン効果)試験
ハンドセットユニットのEUTの音響安定性試験は,図A.8に従って設定する。平らな木製の板又はこれ
と類似の材料で相互に垂直な三つの平面の内側の角“O”から底板の対角線に沿って0.25 mの“R”の位
――――― [JIS C 62820 pdf 31] ―――――
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置にハンドセットの受話器を設置する。
ハンズフリーユニットのEUTの音響安定性試験は,図A.9に示すように設定する。平らな木製の板又は
これと類似の材料の表面を,0.2 mの距離で,ハンズフリーユニットのEUTに平行に設置する。その平ら
な表面は,各側面においてEUT自体から少なくとも0.2 mを超える大きさとする。
図A.8−ハンドセットユニットのEUTの音響安定性試験
図A.9−ハンズフリーユニットのEUTの音響安定性試験
A.12 音響安全性試験
EUTの音響安全性試験は,図A.10に従って設定する。調節可能な場合は,全ての音量を最大音量に設
定し,呼出し状態及び通話状態にしたとき,JIS C 1509-1:2017に規定されたクラス2の騒音計を用い,EUT
のエンクロージャ表面中央から0.1 mの音圧を測定する。また,ハンドセットユニットのEUTの通話状態
の受話器の音圧を測定する。
――――― [JIS C 62820 pdf 32] ―――――
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a) ハンズフリーユニットのEUTの b) ハンドセットユニットのEUTの
呼出し状態及び通話状態の測定 呼出し状態の測定
c) ハンドセットユニットのEUTの通話状態の測定
図A.10−音響安全性試験
――――― [JIS C 62820 pdf 33] ―――――
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附属書B
(規定)
映像特性試験
B.1 試験条件
試験条件は,特に規定がない限り,次による。
a) 反射型テストチャートの照度は,システムの電源を切った状態でVCUのカメラレンズの前で測定し
て200 lx400 lxとし,試験配置はISO 12233:2014の4.1の規定によるか,又は,チャートの表面上
で測定して,2 000 lx±400 lxとし,試験配置はJIS C 6021:2005に規定された3.のc)による。
b) 透過型テストチャートの輝度は,チャートの表面上で測定して,635 cd/m2±31 cd/m2とする。
c) 照明光源の色温度は,3 100 K±100 Kとする。
d) モニタ画面の面照度は,300 lx以上とする。
注記 a)及びb)は,テストチャートによって選択する環境試験条件である。
B.2 試験システムの接続
B.2.1 タイプA及びタイプB
試験システムを,製造業者が指定する方法で,図B.1の接続図に従って設置する。カメラでテストチャ
ートを撮影し,モニタ画面にテストチャートを全面表示するように画像を調整する。特に規定がない限り,
表示する画像の境界線は,テストチャートの境界線と一致させる(垂直又は水平の矢印は,モニタ画面の
境界線に接触させる。)。最良の画像結果が得られるようにモニタ画面を調整する。
B.2.2 タイプC
試験システムを,製造業者が指定する方法で,図B.1の接続図に従って設置する。VCUとURU又はSMU
とは,設置場所の光環境条件が異なるため,相互に影響しないようにする。例えば,別の部屋に設置する,
又は適切な遮光手段によって相互に影響しないようにする。また,VCUにカメラ角度調節をもつものは,
カメラ正面で測定を行う。ただし,製造業者の指定がある場合は,指定の位置で測定する。カメラとテス
トチャートとの距離は,特に規定がない限り,0.5 mとし,設置したテストチャートの背景(モニタ画面に
映るテストチャート以外の部分)の反射率は,18 %以下とする。
図B.1−映像特性試験の接続図
――――― [JIS C 62820 pdf 34] ―――――
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B.3 画像解像度試験
試験システムを,B.2に従って接続する。試験には,図B.2に示すTE170テストチャートを用いる。テ
ストチャートは,ISO 12233:2014の5.2.3に規定されたサイズとし,テストチャートとカメラとの位置関係
は,ISO 12233:2014の4.2に規定された配置で行う。EUTのモニタ画面に表示されたテストチャートの中
央部分の画像解像度を測定する(広角レンズの場合の画面のゆがみは除外する。)。垂直解像度及び水平解
像度の両方を測定し,より低い値の解像度を選択する。解像度の数値に100を乗じてTV本とする。
図B.2−TE170テストチャート
B.4 グレースケール(階調特性)試験
試験システムを,B.2に従って接続する。試験には,図B.3に示すTE83テストチャート又は図B.3Aに
示すJIS C 6021:2005の4.2に規定されたテストチャートCを用いる。図B.3Aに示すテストチャートCを
用いる場合は,VCUの前面0.5 mに位置するテストチャートを撮像し,グレースケールを測定する。EUT
のモニタ画面に表示される全てのグレースケールを測定する。
――――― [JIS C 62820 pdf 35] ―――――
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JIS C 62820-1-1:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 62820-1-1:2016(MOD)
JIS C 62820-1-1:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.320 : 警報及び通報システム
JIS C 62820-1-1:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC61000-6-1:2019
- 電磁両立性―第6-1部:共通規格―住宅,商業及び軽工業環境におけるイミュニティ規格