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JIS C 6840:2021 規格概要
この規格 C6840は、偏波保持光ファイバにおいて,二つの偏波の独立性が不完全な場合に生じる偏波クロストークの試験方法について規定。
JISC6840 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C6840
- 規格名称
- 光ファイバ―測定方法及び試験手順―偏波クロストーク
- 規格名称英語訳
- Optical fibers -- Measurement methods and test procedures -- Polarization crosstalk
- 制定年月日
- 2006年3月25日
- 最新改正日
- 2021年1月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60793-1-61:2017(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 33.180.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2006-03-25 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2021-01-20 改正
- ページ
- JIS C 6840:2021 PDF [9]
C 6840 : 2021 (IEC 60793-1-61 : 2017)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 試験条件・・・・[2]
- 5 基準試験方法・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[2]
- 6.1 方法A : パワー比法・・・・[2]
- 6.2 方法B : ポアンカレ球の解析を用いたインライン法・・・・[5]
- 7 結果・・・・[7]
- 7.1 測定ごとの情報・・・・[7]
- 7.2 要求に応じて利用可能な情報・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 6840 pdf 1] ―――――
C 6840 : 2021 (IEC 60793-1-61 : 2017)
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第14条第1項の規定に基づき,認定産業標準
作成機関である一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準の案を添えて日本産業規格を改正すべ
きとの申出があり,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS C 6840:2006は改
正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実用新案権に関わる確認に
ついて,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS C 6840 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
C 6840 : 2021
(IEC 60793-1-61 : 2017)
光ファイバ−測定方法及び試験手順−偏波クロストーク
Optical fibers-Measurement methods and test procedures- Polarization crosstalk
序文
この規格は,2017年に第1版として発行されたIEC 60793-1-61を基に,技術的内容及び構成を変更する
ことなく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
1 適用範囲
この規格は,偏波保持光ファイバにおいて,二つの偏波の独立性が不完全な場合に生じる偏波クロスト
ークの試験方法について規定する。
この規格は,偏波保持光ファイバの偏波クロストークを測定するための二つの試験方法を示す。方法A
は,特定の波長における出力パワーの最大値と最小値とを比較するパワー比法であり,方法Bは,ポアン
カレ球の解析を用いたインライン法である。
それぞれの方法の詳細は,箇条6に規定している。
方法A及び方法Bで測定する偏波クロストークは,異なった定義に基づいている。
方法Aによって測定される偏波クロストークは,測定波長帯における“平均”値として定義される。一
方,方法Bによって得られる偏波クロストークは,“最悪”値を示す。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60793-1-61:2017,Optical fibres−Part 1-61: Measurement methods and test procedures−Polarization
crosstalk(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こと
を示す。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 6820 光ファイバ通則
――――― [JIS C 6840 pdf 3] ―――――
2
C 6840 : 2021 (IEC 60793-1-61 : 2017)
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 60793-1-1,Optical fibres−Part 1-1: Measurement methods
and test procedures−General and guidance
JIS C 6873 偏波保持光ファイバ素線
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 60793-2-70,Optical fibres−Part 2-70: Product
specifications−Sectional specification for polarization-maintaining fibres
JIS C 60068-1 環境試験方法−電気·電子−第1部 : 通則及び指針
注記 対応国際規格における引用規格 : IEC 60068-1,Environmental testing−Part 1: General and
guidance
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 6820による。
4 試験条件
特に指定のない限り,この測定はJIS C 60068-1に規定する条件で行わなければならない。しかし,規定
の条件で測定することが困難な場合には,判断に疑義が生じなければ,規定条件以外の条件で試験操作を
行ってもよい。
5 基準試験方法
方法A(パワー比法)による測定値は,JIS C 6873で偏波クロストークの平均値として定義されている
ので,方法Aを基準試験方法(reference test method,RTM)とする。
6 試験方法
6.1 方法A : パワー比法
6.1.1 方法の概要
方法Aは,偏波保持光ファイバ,光ファイバの片端又は両端にコネクタの付いた光ファイバ,及びそれ
らの構成要素が二つ以上接続された光ファイバの測定に適用可能である。偏光子及び検光子の両方を回転
させて光パワーが最小となるように調整し,そのときの光のパワーの測定値をPminとする。その状態から,
検光子を90度回転させたときの,光パワーの測定値をPmaxとする。ただし,実際の測定においては,90
度付近で最大となる光パワーをPmaxとすることがある。
測定を2回行い,その平均値を偏波クロストークとして用いる。
6.1.2 適用
この測定方法は,指定された波長において,出力端における光パワーの最大値及び最小値を用いた偏波
クロストーク測定に適用可能でなければならない。
――――― [JIS C 6840 pdf 4] ―――――
3
C 6840 : 2021 (IEC 60793-1-61 : 2017)
6.1.3 試験装置
6.1.3.1 原理
パワー比法の測定系の例を,図1に示す。
光入力部品 光出力部品
被測定光ファイバ
光源
無偏波化素子 偏光子 検光子 検出器
図1−パワー比法の測定系の例
6.1.3.2 光源
光源は,指定された波長を発光し,かつ,広い波長帯域[FWHM(full width at half maximum)において
20 nm以上]をもつもの,又はその代わりとして,そのコヒーレンス長(lc)が,被測定光ファイバに対し
て十分に短いものでなければならない。
1 L
lc L (1)
10 B
ここで, L : 被測定光ファイバ長
LB : 被測定光ファイバのビート長
λ : 光源の中心波長
LED(light emitting diode)又はSLD(super-luminescent diode)を,この測定方法の光源とすることが望
ましい。光源の出力は,非線形現象を引き起こさないレベル(標準的な上限値は,10 mW)以下に抑制し
なければならない。また,LEDを用いる場合には,出力が弱いので,高感度な光パワー検出器を使用しな
ければならない。
6.1.3.3 入出力部の光学部品
入力部及び出力部の光学部品は,余分なひずみ(歪)が生じない位置に設置しなければならない。
入力端でクラッドモードが最小となるよう,被測定光ファイバに注意深く入射することが望ましい。曲
げによるクラッドモードの誘起は,偏波クロストークの劣化を引き起こすことがあるため,回避すること
が望ましい。
6.1.3.4 検出器
検出器は,被測定光ファイバの端末から出力される光パワーが,もれなく受信できなければならない。
また,光検出器及び電気処理プロセスをもつ光パワー検出器を用いることも可能である。
検出器の感度(ロックインアンプなどの補助機器を含む。)は,測定できる最小値と最大値との間で5 %
以内の測定不確かさ及び直線性をもち,かつ,入射光の偏波状態に独立でなければならない。
6.1.3.5 無偏波化素子
光源が無偏光又はランダム偏光ではない場合には,偏光子を回転させても一定の光パワーが光ファイバ
――――― [JIS C 6840 pdf 5] ―――――
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JIS C 6840:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60793-1-61:2017(IDT)
JIS C 6840:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 33 : 電気通信工学.オーディオ及びビデオ工学 > 33.180 : 光ファイバ通信 > 33.180.10 : 光ファイバ及び光ケーブル
JIS C 6840:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC6820:2018
- 光ファイバ通則
- JISC6873:2009
- 偏波面保存光ファイバ素線
- JISC6873:2020
- 偏波保持光ファイバ素線