この規格ページの目次
- 3 用語及び定義
- 4 試験上の一般的注意事項
- 5 表示
- 5.1 回路力率
- 5.2 記号
- 5.3 出力比
- 6 始動電圧
- 6.1 スタータで始動するランプ
- 6.2 スタータなしで始動するランプ
- 6.3 スタータなしで始動するランプ(北米仕様)
- 6.4 スタータへの最大印加電圧(実効値)
- 6.5 スタータ内蔵形ランプ
- 7 予熱条件
- 7.1 スタータ(内蔵形を含む)で始動するランプ
- 7.2 スタータなしで始動するランプ
- 7.3 スタータなしで始動するランプ(北米仕様)
- 8 ランプ電力及び電流
- 8.1 スタータ(内蔵形を含む)で始動するランプ
- 8.2 スタータなしで始動するランプ
- 8.3 スタータなしで始動するランプ(北米仕様)
- 9 回路力率
- 10 入力電流
- 11 ランプ端子の最大電流
- JIS C 8118:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS C 8118:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS C 8118:2008の関連規格と引用規格一覧
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C 8118 : 2008
(MOD)
JIS C 7618-2 片口金蛍光ランプ(環形を含む)−第2部 : 性能規定
注記 対応国際規格 : IEC 60901:1996,Single-capped fluorescent lamps−Performance specifications,
Amendment 1 (1997)及びAmendment 2 (2000) (MOD)
JIS C 8147-1 ランプ制御装置−第1部 : 一般及び安全性要求事項
注記 対応国際規格 : IEC 61347-1:2000,Lamp controlgear−Part 1: General and safety requirements
(MOD)
JIS C 8147-2-3 ランプ制御装置−第2-3部 : 交流電源用蛍光灯電子安定器の個別要求事項
JIS C 8147-2-8 ランプ制御装置−第2-8部 : 蛍光灯安定器の個別要求事項
注記 対応国際規格 : IEC 61347-2-8 : 2000,Lamp controlgear−Part 2-8: Particular requirements for
ballasts for fluorescent lamps (MOD)
JIS C 61000-3-2 電磁両立性−第3-2部 : 限度値−高調波電流発生限度値(1相当たりの入力電流が
20 A以下の機器)
JIS Z 8113 照明用語
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8113及びJIS C 8147-2-8によるほか,次による。
3.1
リードピーク式安定器 [(peak) ead circuit ballast]
ランプに直列にコンデンサが接続され,電源電圧に対して入力電流が進相になる安定器。
4 試験上の一般的注意事項
4.1 この規格による試験は,形式試験である。この規格による規定は,形式試験用として製造業者が用
意した試料を試験するためのものである。通常,この試験用試料は,製造業者の代表的製造品の特性をも
つ製品で,製造品の特性中心値に近いものでなければならない。
注記 形式試験で適合が確認された試料と同様に製造した製品は,大部分が定められた公差をもって
この規格を満足しているとみなす。ただし,製造のばらつきの大きさによっては,規定公差外
の製品ができることは避けられない。特性検査のための抜取方法及びその手順については,IEC
60410を参照。
4.2 試験は,特に指定がない限り,箇条の順番に行う。
4.3 用意した1台の安定器で,すべての試験を行う。
4.4 通常,すべての試験は,安定器の各形式ごとについて行うか,一群の類似形式の安定器がある場合
には定格電力ごとに,又は製造業者と合意して選んだ群の中で代表的な安定器について行う。
4.5 各試験条件を,附属書Aに示す。
4.6 この規格で規定する安定器は,すべてJIS C 8147-2-8の要求事項を満足しなければならない。
4.7 この規格では“安定器設計のためのインフォメーション”を含むランプ特性規格を引用しており,
これは,適切な点灯条件を得るためのものである。しかし,形式試験においては,ランプ性能試験を必要
としない。
5 表示
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次の事項を安定器本体,製造業者のカタログ又は類似の資料に表示する。
5.1 回路力率
高力率のものは“高力率”又は回路力率の値(例えば, 0.85)を表示する。低力率のものは,表示し
なくてもよい。
なお,回路力率は安定器本体に表示する。
5.2 記号
記号 は,その安定器が可聴周波数におけるインピーダンスの規定に適合していることを表す(箇条
14参照)。
5.3 出力比
附属書JAによる。
6 始動電圧
始動電圧は変圧式安定器に適用し,試験は,A.4に規定する条件で行わなければならない。
6.1 スタータで始動するランプ
スタータで始動するランプの始動電圧は,次による。
a) 定格入力電圧が125 V以下の変圧式安定器では,定格入力電圧の94 %,定格入力電圧が125 Vを超
える変圧式安定器では,定格入力電圧の90 %の入力電圧を安定器に加えたとき,始動電圧は,JIS C
7601に規定する始動試験電圧以上の電圧でなければならない。また,定格入力電圧の100 %の電圧で
はJIS C 7617-2及びJIS C 7618-2のそれぞれの附属書A2(蛍光ランプの低温始動試験方法)に規定さ
れた試験電圧以上の電圧でなければならない。ただし,始動に関して特別に考慮された安定器は,適
合ランプを接続し同等の始動性をもっていれば,規定値以下でもよい。
b) ランプを並列点灯する安定器は,最も不利な条件においても,個々のランプに対して関連する要求事
項を満足しなければならない。
6.2 スタータなしで始動するランプ
スタータなしで始動するランプの始動電圧は,6.1の規定による。ただし,始動に関して特別に考慮され
た安定器のうち,40 Wラピッドスタート形蛍光ランプ1灯用リードピーク式安定器については,二次電圧
の波高率(最大値/実効値)は2.3以下とし,遅相形安定器の始動電圧に対するリードピーク式安定器の
始動電圧比(実効値の比)は,1/1.09以上とする。
始動電圧は,4本のランプ端子の測定値の最大値とする。
注記 昇圧形安定器で,電源にコンデンサを直列接続するものは,リードピーク式安定器又は進相形
安定器と称する。一般的に,進相形安定器の無負荷二次電圧の波高率は,1.552.0であり,リ
ードピーク式安定器においては,2.02.3である。
6.3 スタータなしで始動するランプ(北米仕様)
(不採用)
6.4 スタータへの最大印加電圧(実効値)
安定器が試験用ランプで動作して,定格周波数で,かつ,電源電圧が定格の92 %106 %の間で点灯
しているときのスタータ端子間電圧は,関連するランプデータシートについてJIS C 7617-2の2.3(ランプ
データシート)及びJIS C 7618-2の2.3(ランプデータシート)で規定された最大値を超えてはならない。
ランプが最初に始動したとき,安定点灯後もこの規定を適用する。
安定器が並列回路で点灯するように設計されているときでも,関連要求事項はそれぞれのランプ規格を
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C 8118 : 2008
満足する必要がある。
6.5 スタータ内蔵形ランプ
スタータ内蔵形ランプの始動電圧は,6.1のa)の規定による。
7 予熱条件
試験は,A.5に規定する条件で行う。
注記 並列接続用に標準的に使われる定格静電容量の許容差10 %のコンデンサを安定器と直列接続
する場合,コンデンサ及び安定器の許容差が同時に不利な方向に発生して十分なランプ性能が
得られないことがあるため,このような許容差の大きいコンデンサは直列接続用としては適さ
ない。
このため,JIS C 7617-2又はJIS C 7618-2の関連するランプデータシートに規定されている
要求事項を満足させるためには,安定器のチョークコイル成分の許容差を基準としてコンデン
サの許容差を狭くするか,許容差が不利な方向に同時に発生しないように直列に接続する誘導
リアクタンス及びコンデンサを選択する。
7.1 スタータ(内蔵形を含む)で始動するランプ
定格周波数の定格入力電圧を安定器に加えたときの陰極予熱電流を測定する。このときの陰極の擬似負
荷抵抗は表1のとおりとし,陰極予熱電流は表2に適合しなければならない。
表1−スタータ形の陰極擬似負荷抵抗
種別 定格ランプ 両陰極合計の 種別 定格ランプ 両陰極合計の
電力 擬似負荷抵抗 電力 擬似負荷抵抗
W 圀 W 圀
直管形 4 140 コンパクト形 4 160
6 140 6 160
8 140 9 70
10 70 13 50
15 50 18 50
20 50 27 30
30 30 30 30
40 40 28 40
環形 30 30 36 40
32 40 55 25
40 40 − −
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表2−陰極予熱電流特性
適合ランプが 陰極予熱電流 適合ランプが 陰極予熱電流
属する試験用 A 属する試験用 A
安定器の区分 安定器の区分
b) b)
6a 0.150.23 5c 0.190.30
8a 0.200.30 7c-1 0.180.28
10a a) 0.270.39 7c-2 0.190.30
15a a) 0.370.51 9c 0.190.30
20a 0.450.61 10c 0.180.28
30a 0.750.95 13c 0.300.43
32a 0.530.69 18c 0.230.35
40a 0.550.71 26c 0.350.50
55a 0.801.05 − −
注a) 試験用安定器の区分10aにはGL10を,15aにはGL15を含む。
b) 試験用安定器の区分の数字の後のアルファベットは,ランプ
の種別を表すもので,“a”はスタータランプを,“c”はスタ
ータ内蔵形ランプを表す(表C.1参照)。
JIS C 7617-2及びJIS C 7618-2に規定していないランプの予熱電流は,ランプ製造業者が規定しなけれ
ばならない。
7.2 スタータなしで始動するランプ
陰極加熱用巻線をもつ安定器の陰極巻線特性は,陰極巻線に表3に示す擬似負荷抵抗を接続し,定格周
波数の定格入力電圧を安定器に加えたときの擬似負荷抵抗の両端の電圧は,表3に適合しなければならな
い。ただし,始動に関して特別に考慮された安定器は,擬似負荷抵抗の両端の電圧の上限値を特に高く定
めることができる。
表3−陰極巻線特性
適合ランプが属する 1陰極当たりの 擬似負荷抵抗の
試験用安定器の区分a)擬似負荷抵抗 圀 端子電圧 V
20b 9.6±0.1
40b 3.44.2
110b 3.20±0.05
注a) 表の試験用安定器の区分の数字の後のアルファベット“b”
は,ラピッドスタート形ランプを表す(表C.1参照)。
高抵抗陰極のランプ用に設計され,擬似負荷抵抗にランプデータシートに規定された最大値を超える電
圧を発生させる安定器の擬似負荷抵抗は,次の式による。
110.
R
1.2 In
ここに, R : 擬似負荷抵抗(Ω)
In : ランプデータシートに規定されたランプ電流
定格電圧の92 %106 %の電圧を安定器に印加したとき,擬似負荷抵抗に流れる電流はランプ電流の
2.1倍を超えてはならない。
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C 8118 : 2008
7.3 スタータなしで始動するランプ(北米仕様)
(不採用)
8 ランプ電力及び電流
試験は,A.6によって行う。
8.1 スタータ(内蔵形を含む)で始動するランプ
適合ランプの規格に特に規定のない限り,供試安定器は,試験用ランプを点灯させたときのランプ電力
及びランプ電流が,試験用安定器で点灯させたときのランプ電力の92.5 %以上,ランプ電流の115 %以
下でなければならない。試験用安定器及び供試安定器は,同じ周波数の定格電圧で試験を行う。
ランプを直列点灯させるように設計された安定器では,それぞれの定格ランプ電力が20 Wを超えない
場合,ランプ電力は87.5 %以上に,ランプ電流は120 %以下とする。この試験において,試験用安定器
を用いたときの値はそれぞれのランプ電力の和とする。
注記 2本の蛍光ランプを直列点灯させる安定器の概要を,附属書Bに記載する。
8.2 スタータなしで始動するランプ
安定器は,試験用ランプに流れる電流の値が,そのランプを試験用安定器で点灯したときの値の115 %
以下でなければならない。ただし,スリムライン形ランプでは,120 %以下とする。
ランプに供給する電力は,試験用ランプの光束が,そのランプを試験用安定器で点灯したときの値の
90 %以上とする。
その試験用安定器の回路は,測定方法の要求事項によって個々の陰極予熱の有無は,いずれでもよい(附
属書A参照)。製造業者は,それらのランプを用いた測定方法を明らかにしなければならない。
これらの試験において,試験用安定器は供試安定器と同じ定格周波数とし,それぞれの定格電圧で点灯
しなければならない。
ランプの電気特性及び光出力特性の測定方法は,JIS C 7601による。
8.3 スタータなしで始動するランプ(北米仕様)
(不採用)
9 回路力率
定格電圧の定格周波数で試験用ランプを点灯したとき,回路力率の測定値は,“高力率”と表示したもの
は0.85以上とし,回路力率の値を表示したものは,表示値との差は0.05以下でなければならない。
10 入力電流
安定器の入力電流及び入力電力は,定格電圧においてその安定器で試験用ランプを点灯したとき,安定
器の表示値の±10 %以内(ランプ電力が10 W以下の安定器は,±20 %以内)とする。
11 ランプ端子の最大電流
この要求事項は,スタータなしでランプを始動させる安定器に対して適用する。
定格周波数の定格入力電圧を加えて適合ランプを点灯するとき,ランプ端子に流れる電流は表4の値以
下でなければならない。試験条件は,A.7による。
――――― [JIS C 8118 pdf 10] ―――――
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JIS C 8118:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60921:2004(MOD)
- IEC 60921:2004/AMENDMENT 1:2006(MOD)
JIS C 8118:2008の国際規格 ICS 分類一覧
JIS C 8118:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC61000-3-2:2019
- 電磁両立性―第3-2部:限度値―高調波電流発生限度値(1相当たりの入力電流が20A以下の機器)
- JISC7601:2010
- 蛍光ランプ(一般照明用)
- JISC7605:2011
- 殺菌ランプ
- JISC7617-2:2009
- 直管蛍光ランプ―第2部:性能仕様
- JISC7618-2:2009
- 片口金蛍光ランプ―第2部:性能仕様
- JISC8147-1:2017
- ランプ制御装置―第1部:通則及び安全性要求事項
- JISC8147-2-3:2011
- ランプ制御装置―第2-3部:交流及び直流電源用蛍光灯電子安定器の個別要求事項
- JISC8147-2-8:2011
- ランプ制御装置―第2-8部:蛍光灯安定器の個別要求事項
- JISZ8113:1998
- 照明用語