14
C 8154 : 2015
C8
6
表B.1−LEDモジュールの分類(制御装置による構成/器具一体形,器具組込み形及び独立形による構成)
1
制御装置の内蔵形態による分類 照明器具への組込み形態による分類
54 : 2
器具一体形 器具組込み形 独立形
0
LEDモジュール(3.4) LEDモジュール(3.6) LEDモジュール(3.8)
15
制御装置内蔵形 制御装置内蔵形の器具一体形 制御装置内蔵形の器具組込み形 制御装置内蔵形の独立形
LEDモジュール(3.3) LEDモジュール(3.5) LEDモジュール(3.7) LEDモジュール(3.9)
制御装置一部内蔵形 制御装置一部内蔵形の器具一体形 制御装置一部内蔵形の器具組込み形 制御装置一部内蔵形の独立形
LEDモジュール(3.3A) LEDモジュール LEDモジュール LEDモジュール
制御装置非内蔵形 制御装置非内蔵形の器具一体形 制御装置非内蔵形の器具組込み形 制御装置非内蔵形の独立形
LEDモジュール(3.3B) LEDモジュール LEDモジュール LEDモジュール
注記 この表のLEDモジュールのうちの9種類(3.33.9)は,箇条3(用語及び定義)で定義している。
――――― [JIS C 8154 pdf 16] ―――――
15
C 8154 : 2015
附属書C
(参考)
製造工程における適合試験
製造工程における適合試験は,全てのLEDモジュールで実施する。
この試験は,定格電圧又は定格電流の条件下のLEDモジュールで,入力電力を測定して適合試験を評価
する。
LEDモジュールの光束は,同種のLEDモジュールと比べて極端に低いものがあってはならない。
注記 短絡などの安全性に関連する可能性のある内部損失がある場合,光束が極端に低下する。
独立形及び器具組込み形LEDモジュールは,極性の確認を除いて,JIS C 8105-1の附属書Q(製造工程
における適合試験)による。
――――― [JIS C 8154 pdf 17] ―――――
16
C 8154 : 2015
附属書D
(参考)
照明器具設計のための情報
この附属書は,制御装置の電源部を内蔵しないLEDモジュールを照明器具に組み合わせるときに,必要
になると思われる照明器具への熱伝導の機構,照明器具設計に有用な情報及び光生物学的安全性(青色光
傷害の評価)についての情報を,照明器具設計者に提供することを目的としている。
過熱防止のための適切な放熱機構とは,制御装置の電源部を内蔵しないLEDモジュールの熱放熱部,電
気接続部及び機械的構造部の単体の構造,それぞれの部分の間におけるインタフェース及びLEDモジュー
ル外部の熱受容部とのインタフェースが適切に設計されているものである。
これらが適切に設計されていることを証明するため,照明器具の許容する周囲温度環境の最悪条件で,
制御装置の電源部を内蔵しないLEDモジュールを照明器具に組み合わせた状態で,そのLEDモジュール
の指定された位置における温度が定格最高許容温度tcよりも低く保たれていることを確認しておくことが
望ましい。
D.1 一般
D.2及びD.3は,次の制御装置非内蔵形の器具組込み形LEDモジュールに適用する。
なお,器具一体形LEDモジュール及び独立形LEDモジュールは,適用しない。
− 工具を使うか,又は工具を使わずに,取付け・取外しができる機械的インタフェースを備える。
− 照明器具との接続部以外に熱管理機構がなく,安全な動作を照明器具への熱伝導に依存するような,
制御装置の電源部を内蔵しない。
この附属書は,これらのLEDモジュールの熱的特性に関連した必要事項を扱う。
D.2 設計の自由度
温度測定(ta,tc,td,tj,tl)の位置及び熱抵抗Rth(LEDモジュール,照明器具及び周囲に対して)の場
所を機械的インタフェースによって照明器具に固定した,制御装置の電源部を内蔵しないLEDモジュール
の概略断面を図D.1に示す。
――――― [JIS C 8154 pdf 18] ―――――
17
C 8154 : 2015
ta JIS C 8105-1で規定する照明器具の定格最高周囲温度
tc 最高許容温度
td 熱伝達温度
tj ジャンクション温度 (図だけの表示)
tl LED照明器具の表面温度 (図だけの表示)
Rth, module tc点とtd点との間の熱抵抗
Rth, luminaire td点とtl点との間の熱抵抗
Rth, ambient tl点と周囲との間の熱抵抗
図D.1−LED照明器具に機械的インタフェースによって固定されたLEDモジュールの概略断面
図D.1に示す熱抵抗を積算すると,次のようにシステムの熱抵抗Rth, systemになる。
Rth, module + Rth, luminaire + Rth, ambient = Rth, system
熱抵抗は,温度差及び熱流量から計算することができる。
例
Rth, system = (tc ta) / Pd
Rth, module = (tc td) / Pd
照明器具の設計自由度は,Rth, luminaireの合計 + Rth, ambient で与えられる。
これは次のように計算することができる。
Rth, luminaire + Rth, ambient = (td ta) / Pd
D.3 照明器具に組み合わせた状態での試験
制御装置の電源部を内蔵しないLEDモジュールのtcを維持するように照明器具を設計する場合に必要な
情報は,次による。
a) 制御装置の電源部を内蔵しないLEDモジュールの製造業者等によって提供されたtd及びPdの情報
b) EDモジュールの形状
c) EDモジュールの機械的インタフェース
d) 設計される照明器具のtaの表面特性の情報
ただし,照明器具を設計する場合,LEDモジュールの製造業者等から提供される情報だけでなく,照明
器具に組み合わせた状態での試験が追加で必要になる場合がある。
――――― [JIS C 8154 pdf 19] ―――――
18
C 8154 : 2015
D.4 青色光傷害の評価
D.4.1 リスク免除グループ及びリスク1グループの制御装置の電源部を内蔵しないLEDモジュール
制御装置の電源部を内蔵しないLEDモジュールのJIS C 7550による青色光傷害の評価が,免除又はリ
スク1である場合は,このようなLEDモジュールを1個又は複数個組み込んだ照明器具の青色光傷害の評
価も,光学的部品及び使用距離にかかわらず,制御装置の電源部を内蔵しないLEDモジュールと同じにな
る。
照明器具に対して直接,JIS C 7550を適用することでLEDモジュールよりも低いリスクグループに分類
することは,照明器具の製造業者等の判断による。
参考文献
JIS C 7709(規格群) 電球類の口金・受金及びそれらのゲージ並びに互換性・安全性
JIS C 8153 LEDモジュール用制御装置−性能要求事項
JIS C 8156 一般照明用電球形LEDランプ(電源電圧50 V超)−安全仕様
IEC/TR 62778,Application of IEC 62471 for the assessment of blue light hazard to light sources and luminaires
――――― [JIS C 8154 pdf 20] ―――――
次のページ PDF 21
JIS C 8154:2015の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 62031:2008(MOD)
- IEC 62031:2008/AMENDMENT 1:2012(MOD)
- IEC 62031:2008/AMENDMENT 2:2014(MOD)
JIS C 8154:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.140 : 電灯及び関連設備 > 29.140.99 : 電灯に関するその他の規格
JIS C 8154:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC7550:2011
- ランプ及びランプシステムの光生物学的安全性
- JISC8105-1:2017
- 照明器具―第1部:安全性要求事項通則
- JISC8121-2-2:2009
- ランプソケット類―第2-2部:プリント回路板ベースLEDモジュール用コネクタに関する安全性要求事項
- JISC8147-1:2017
- ランプ制御装置―第1部:通則及び安全性要求事項
- JISC8147-2-13:2017
- ランプ制御装置―第2-13部:直流又は交流電源用LEDモジュール用制御装置の個別要求事項
- JISZ8113:1998
- 照明用語