JIS C 8435:2018 合成樹脂製ボックス及びボックスカバー | ページ 5

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単位 mm
x) 4CB/4OB スイッチカバー 2個用 平(ひら) y) 4CBL/4OBL スイッチカバー 2個用 平(ひら)
図1−ボックスカバーの寸法(続き)

10 試験

10.1 ねじの固定

  ねじの固定は,JIS C 8462-31の12.9による。

10.2 絶縁抵抗及び耐電圧

  絶縁抵抗及び耐電圧は,JIS C 8462-31の箇条14による。

10.3 機械的強度

  ボックス及びボックスカバーは,取付け時及び通常の使用時に生じる機械的ストレスに耐え得る十分な
強度がなければならない。
機械的強度は,次による。
a) 埋込用ボックスは,10.3.1及び10.3.2
b) 露出用ボックスは,10.3.3
c) ボックスカバーは,10.3.1
ボックスがJIS C 60068-2-75の附属書D図1(試験装置の例)に示す試験器具に取り付けるには大き過
ぎる場合,又は低温での試験で振り子式ハンマを用いることが実際的でない場合には,試験は,JIS C
60068-2-75の附属書E図1(スプリングハンマ試験装置)に示すスプリングハンマを,10.3.1又は10.3.3
の該当する項目で要求する衝撃に一致する衝撃エネルギーに調整して行う。
10.3.1 低温衝撃
供試体を,非加圧状態で厚さ40 mm±10 %及び密度538 kg/m3±10 %の独立気泡のスポンジゴムのパッ
ド上に置き,JIS C 8461-1の図2に示す装置を用いて衝撃試験を行う。
供試体とともに試験用装置全体を,2時間±15分間,−5±2 ℃に維持した恒温槽内に保持する。
各供試体には質量1 kgのおもりを100 mmの高さから垂直に落下させ衝撃を与える。
打撃は,試験が可能な全ての面に対して行う。
ボックスカバーは,表面側の最も中央に近い部分の4か所の等間隔の位置に衝撃を与える。
ノックアウトをもつものは,ノックアウトの10 mm以内の範囲には衝撃を与えてはならない。

――――― [JIS C 8435 pdf 21] ―――――

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試験後,供試体にはこの規格で認められないような損傷があってはならない。
注記 感電及び水の有害な浸入に対する保護を損なわない仕上げ表面の損傷,小さなへこみ及び小
さな欠けは,無視する。
通常視力又は拡大倍率がない矯正視力で確認できない材料を貫通するひび割れ,繊維強化成形品の表面
ひび割れ及び小さなへこみは,無視する。
10.3.2 圧縮試験
ボックスを,その前部及び後部をカバーする十分な大きさの2枚の硬質板の間に置く。板には衝撃を加
えず500±5 Nの力を1分間±5秒間,ボックスの前面から後部に向かって加える。試験後,ボックスには,
この規格で認められないような,又はそれ以後の使用に支障のあるような変形及び損傷があってはならな
い。
10.3.3 衝撃試験
露出用ボックスの衝撃試験は,JIS C 8462-31の15.3による。ただし,JIS C 8462-31で引用するJIS C
8462-1(家庭用及びこれに類する用途の固定電気設備の電気アクセサリ用のボックス及びエンクロージャ
−第1部 : 一般要求事項)の図9(部分Aの打撃の落下高さ)は,次の図2に置き換えて適用する。
h 落下高さ
d 合板からの距離
図2−部分Aの打撃の落下高さ(JIS C 8462-1の図9を修正)

10.4 耐熱性

  耐熱性は,JIS C 8462-31の箇条16による。

10.5 異常温度及び炎に対する絶縁材の耐性

  異常温度及び炎に対する絶縁材の耐性は,JIS C 8462-31の箇条18による。

――――― [JIS C 8435 pdf 22] ―――――

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10.6 ノックアウトの加圧試験

  ノックアウトの加圧試験は,次による。
a) 埋込用ボックスのノックアウトは,供試体のノックアウトの中心に,直径10 mmで先端が平らな丸棒
で160 Nまで加圧する。
試験後,ボックス及びノックアウト部にひび又は割れがなく,定位置に残らなければならない。
b) 露出用ボックスのノックアウトは,40±1 Nの力を60±1秒間加える。これは,直径6 mmで先端が
平らな丸棒を用いる。
ノックアウト表面に垂直な方向で,最も動く可能性がある箇所に10 mm/minの速さで力を加える。
2重のノックアウトをもつボックスには,力は最も小さいノックアウトに加える。
試験後,ノックアウトは,定位置に残らなければならない。

10.7 つり下げ負荷試験

  つり下げ負荷試験は,次による。
a) つり下げ負荷試験は,耐熱丸孔カバーに適用する。
b) 供試体の照明器具を取り付ける固定手段用のめねじ部に,ねじを含む全体の質量による力が250 Nと
なるつり下げおもりを,表13に規定するトルクの2/3のトルクで締め付ける。
つり下げ負荷がかかった供試体を90±2 ℃の加熱箱中で24時間保持する。
試験中,つり下げおもりが抜けたり,落ちたりしてはならず,試験後,おもりを外したとき供試体
にひび又は割れがなく使用に影響する損傷があってはならない。
表13−ねじの締付トルク
ねじの公称直径 ねじのトルク
mm Nm
3.6を超え4.1以下 1.20
4.1を超え4.7以下 1.80
4.7を超え5.3以下 2.00

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