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JIS C 8709:2004 規格概要
この規格 C8709は、電気通信,電気機器,非常用電源などに使用する補水を必要としないシール形ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池の表示,性能及び試験方法について規定。
JISC8709 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C8709
- 規格名称
- シール形ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池
- 規格名称英語訳
- Sealed nickel-cadmium rechargeable single cells
- 制定年月日
- 2004年8月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60622:2002(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 29.220.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 電気設備 I 2021, 電気設備 II-1 2021, 電気設備 II-2 2021, 電気設備 III 2021
- 改訂:履歴
- 2004-08-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS C 8709:2004 PDF [19]
C 8709 : 2004
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人電池工業会(BAJ)/財団法人日本規
格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会
の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,IEC 60622:2002,Secondary cells and
batteries containing alkaline or other non-acid electrolytes−Sealed nickel-cadmium prismatic rechargeable single
cellsを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS C 8709:2004には,次に示す附属書がある。
附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 8709 pdf 1] ―――――
C 8709 : 2004
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[2]
- 4. 測定器具・・・・[2]
- 5. 蓄電池の種類及び表示・・・・[2]
- 5.1 種類・・・・[2]
- 5.2 表示・・・・[3]
- 6. 寸法・・・・[3]
6.1 種類I 3
6.2 種類II 5
- 7. 性能・・・・[6]
- 7.1 充電条件・・・・[6]
- 7.2 放電特性・・・・[6]
- 7.3 低温放電特性・・・・[7]
- 7.4 最大放電電流・・・・[7]
- 7.5 容量保存特性・・・・[8]
- 7.6 密閉反応効率・・・・[8]
- 7.7 サイクル寿命特性・・・・[9]
- 7.8 トリクル充電特性・・・・[10]
- 7.9 過充電特性・・・・[10]
- 7.10 ガス排出弁作動試験・・・・[10]
- 7.11 貯蔵特性・・・・[10]
- 7.12 外観・・・・[10]
- 8. 形式検査及び受入検査・・・・[10]
- 8.1 形式検査・・・・[11]
- 8.2 受入検査・・・・[11]
- 9. 取扱上の注意事項・・・・[12]
- 附属書1(参考) JISと対応する国際規格との対比表・・・・[13]
――――― [JIS C 8709 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
C 8709 : 2004
シール形ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池
Sealed nickel-cadmium rechargeable single cells
序文
この規格は,2002年に第3版として発行されたIEC 60622:2002,Secondary cells and batteries containing
alkaline or other non-acid electrolytes−Sealed nickel-cadmium prismatic rechargeable single cellsを元に,対応す
る部分については対応国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,
対応国際規格には規定されていない規定項目を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変
更の一覧表をその説明を付けて,附属書1(参考)に示す。
1. 適用範囲
この規格は,電気通信,電気機器,非常用電源などに使用する補水を必要としないシール
形ニッケル・カドミウムアルカリ蓄電池(以下,蓄電池という。)の表示,性能及び試験方法について規定
する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
IEC 60622:2002,Secondary cells and batteries containing alkaline or other non-acid electrolytes−
Sealed nickel-cadmium prismatic rechargeable single cells (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7516 金属製直尺
JIS R 3505 ガラス製体積計
備考 ISO 384 : 1978, Laboratory glassware―Principles of design and construction of volumetric
glassware, ISO 385 : 1984, Laboratory glassware―Burettes, ISO 4788 : 1980, Laboratory
glassware−Graduated measuring cylindersからの引用事項は,この規格の該当事項と一致して
いる。
JIS Z 9015-1 計数値検査に対する抜取検査手順−第1部 : ロットごとの検査に対するAQL指標型抜
取検査方式
備考 ISO/DIS 2859-1.2:1997, Sampling procedures for inspection by attributes―Part 1: Sampling
schemes indexed by acceptable quality level (AQL) or lot-by-lot inspectionが,この規格と一致し
ている。
――――― [JIS C 8709 pdf 3] ―――――
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C 8709 : 2004
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) シール形アルカリ蓄電池 製造業者が定める充電及び温度範囲内で作動したとき,密閉を保ち,ガス
又は電解液を外部に出さず,寿命期まで補水を必要としないアルカリ蓄電池。この蓄電池には危険な
内圧上昇を避けるガス排出弁が装着されている。
b) 定格容量(rated capacity) 規定条件下で放電したときに取り出せる製造業者が定めた電気量。単位は
アンペア時(Ah)などで表す。
c) 容量 電池が指定の条件下で供給できる電気量。
d) n n時間率定格容量(Ah)の数値。
e) 公称電圧(nominal voltage) 電池電圧の表示に用いる電圧。一般に起電力より若干低い値をとる。
f) 放電終止電圧 放電を打ち切るときの電池の端子電圧。
g) 高率放電特性 電池の容量に対して比較的大きな電流で放電をした場合の放電特性。
h) 低温放電特性 電池を低温下に置いて行った場合の放電特性。
i) 最大放電電流 変形,外観異常,極柱の溶断などを生じないで,放電可能な最大電流。
j) 容量保存特性 電池を,規定条件下で開路状態で放置した後,その電池がなお保有している容量。
k) 密閉反応効率 発生するガスが負極でのガス吸収反応などによって,水に戻る効率。
l) サイクル寿命特性 電池が,充電,放電及び休止期間からなる規定条件下で,負荷時に所定の寿命末
期容量又は電圧に至るまでに経過し得るサイクル回数で評価できる特性。
m) トリクル充電特性 自己放電を補うために,負荷から切り離した状態で行う充電(トリクル充電とい
う。)による耐久特性。
n) 過充電特性 満充電状態に達した後,継続して充電を行った場合の耐久特性。
o) ガス排出弁 定められた内圧を超えると作動し,ガスを放出させる弁。
4. 測定器具
測定器具は,この規格に規定がない限り,次のものを用いる。
a) 温度計 温度計は,±2 ℃の精度をもつ温度計とする。
b) 電圧計及び電流計 電圧計及び電流計は,±1 %の精度をもつ計器と する。
c) ビュレット又はメスシリンダー ビュレット又はメスシリンダーは,JIS R 3505に規定するもので,
ビュレットは体積許容差±0.05 mlのもの,メスシリンダーは体積許容差±0.5 mlのもの又はこれらと
同等以上の精度をもつビュレット又はメスシリンダーとする。
d) 時間の計測 時間を計測する測定器は,±0.1 %の精度をもつ計器とする。
e) 寸法測定器具 寸法測定器具は,JIS B 7516に規定する等級1級以上の直尺又はこれと同等以上の精
度をもつ測定器具とする。
f) 容量の計測 容量を計測する測定器は,±1 %の精度をもつ計器とする。
これらの精度は,使用する測定機器,測定技術及び試験方法で生じるその他すべての誤差を合わせ
たものとする。
5. 蓄電池の種類及び表示
5.1 種類
種類は,IEC 60622と一致している種類I及び国内で流通している種類IIとする。
5.1.1 種類I 種類Iは,放電特性によって区分し,表1による。種類I及びその呼び方は,種類Iを示
す記号KCの次に放電特性による区分を示す記号を付け,次いで,蓄電池の定格容量をアンペア時で示し
た数値を付ける。
――――― [JIS C 8709 pdf 4] ―――――
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C 8709 : 2004
表 1 種類Iの放電特性区分及び記号
放電特性区分 記号
低率放電特性 L
標準率放電特性 M
高率放電特性 H
超高率放電特性 X
備考1. これらの蓄電池には,次の放電率を推奨す
る。
L : 典型的には0.5C5 A未満
M : 典型的には0.5C5 Aを超え3.5C5 A未
満
H : 典型的には3.5C5 Aを超え7C5 A未満
X : 典型的には7C5 Aを超え
2. 種類Iの呼び方の例を次に示す。
例 KCH15
5.1.2 種類II 種類IIは,超高率放電特性のものとし,表2による。種類II及びその呼び方は,種類IIを
示す記号A及び放電特性を示す記号HHの後に,シール形を示す記号Eを付け,次いで,蓄電池の定格容
量をアンペア時で示した数値を付ける。
表 2 種類II及び記号
項目 記号
アルカリ蓄電池(種類II) A
超高率放電特性 HH
シール形 E
定格容量
備考 種類IIの呼び方を次に示す。
AHHE160
5.2 表示
蓄電池には,次の事項を適切な方法で表示しなければならない。
a) 種類(種類の呼び方参照)
b) 製造業者名又はその略号
c) 正極表示
備考 形式を単電池で表示しない場合は,組電池で表示する。
6. 寸法
図1に示す蓄電池の外形寸法は,種類によって,次による。
6.1 種類I 種類Iの寸法系列及び外形寸法は,表3による。寸法は絶縁被覆を含まない寸法とする。
――――― [JIS C 8709 pdf 5] ―――――
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JIS C 8709:2004の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60622:2002(MOD)
JIS C 8709:2004の国際規格 ICS 分類一覧
- 29 : 電気工学 > 29.220 : 電池及び蓄電池 > 29.220.30 : アルカリ二次電池(アルカリ蓄電池)
JIS C 8709:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7516:2005
- 金属製直尺
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計
- JISZ9015-1:2006
- 計数値検査に対する抜取検査手順―第1部:ロットごとの検査に対するAQL指標型抜取検査方式