JIS Z 9015-1:2006 計数値検査に対する抜取検査手順―第1部:ロットごとの検査に対するAQL指標型抜取検査方式

JIS Z 9015-1:2006 規格概要

この規格 Z9015-1は、計数値合否判定抜取検査手順について規定。

JISZ9015-1 規格全文情報

規格番号
JIS Z9015-1 
規格名称
計数値検査に対する抜取検査手順―第1部 : ロットごとの検査に対するAQL指標型抜取検査方式
規格名称英語訳
Sampling procedures for inspection by attributes -- Part 1:Sampling schemes indexed by acceptance quality limit (AQL) for lot-by-lot inspection
制定年月日
1999年5月20日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1999-05-20 制定日, 2006-11-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS Z 9015-1:2006 PDF [89]

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本規格
協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の
審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS Z 9015-1:1999は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 2859-1:1999,Sampling procedures for
inspection by attributes−Part 1: Sampling schemes indexed by acceptance quality limit (AQL) or lot-by-lot
inspectionを基礎として用いた。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS Z 9015-1には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)分数表示合格判定数の抜取検査方式の使用例
JIS Z 9015の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS Z 9015-0 第0部 : JIS Z 9015抜取検査システム序論
JIS Z 9015-1 第1部 : ロットごとの検査に対するAQL指標型抜取検査方式
JIS Z 9015-2 第2部 : 孤立ロットの検査に対するLQ指標型抜取検査方式
JIS Z 9015-3 第3部 : スキップロット抜取検査手順

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 9015-1 pdf 1] ―――――

Z 9015-1 : 2006 (ISO 2859-1 : 1999)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[2]
  •  2. 引用規格・・・・[2]
  •  3. 定義及び記号・・・・[3]
  •  4. 不適合の表現・・・・[7]
  •  4.1 一般・・・・[7]
  •  4.2 不適合のクラス分け・・・・[7]
  •  5. 合格品質限界 (AQL)・・・・[7]
  •  5.1 使用及び適用・・・・[7]
  •  5.2 AQLの指定・・・・[8]
  •  5.3 AQLの優先値・・・・[8]
  •  6. 抜取りのための製品の提出・・・・[8]
  •  6.1 ロットの構成・・・・[8]
  •  6.2 ロットの提出・・・・[8]
  •  7. 合格及び不合格・・・・[8]
  •  7.1 ロットの合否・・・・[8]
  •  7.2 不合格ロットの処置・・・・[8]
  •  7.3 不適合品・・・・[8]
  •  7.4 不適合又は不適合品のクラス・・・・[8]
  •  7.5 致命的クラスの不適合に対する特別留保・・・・[8]
  •  7.6 再提出ロット・・・・[9]
  •  8. サンプルの抜取り・・・・[9]
  •  8.1 サンプルの選択・・・・[9]
  •  8.2 サンプルの抜取の時期・・・・[9]
  •  8.3 2回又は多回抜取方式・・・・[9]
  •  9. なみ検査,きつい検査及びゆるい検査・・・・[9]
  •  9.1 検査の開始・・・・[9]
  •  9.2 検査の継続・・・・[9]
  •  9.3 切替えルール及び手順・・・・[9]
  •  9.4 検査の停止・・・・[11]
  •  9.5 スキップロット抜取検査・・・・[11]
  •  10. 抜取検査方式・・・・[11]
  •  10.1 検査水準・・・・[11]
  •  10.2 サンプル(サイズ)文字・・・・[12]
  •  10.3 抜取検査方式の求め方・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 9015-1 pdf 2] ―――――

                                                            Z 9015-1 : 2006 (ISO 2859-1 : 1999)

pdf 目次

ページ

  •  10.4 抜取検査形式・・・・[12]
  •  11. 合格・不合格の判定・・・・[12]
  •  11.1 パーセント不適合品率検査・・・・[12]
  •  11.2 不適合数の検査・・・・[13]
  •  12. 補足情報・・・・[13]
  •  12.1 検査特性曲線(OC曲線)・・・・[13]
  •  12.2 工程平均・・・・[13]
  •  12.3 平均出検品質 (AOQ)・・・・[13]
  •  12.4 平均出検品質限界 (AOQL)・・・・[13]
  •  12.5 平均サンプルサイズ(ASS)曲線・・・・[14]
  •  12.6 生産者危険及び消費者危険・・・・[14]
  •  13. 分数表示合格判定数の1回抜取方式(補助手順)・・・・[14]
  •  13.1 分数表示合格判定数の抜取検査方式の適用・・・・[14]
  •  13.2 合格・不合格の判定・・・・[15]
  •  13.3 切替えルール・・・・[16]
  •  13.4 抜取検査方式が一定でない場合・・・・[16]
  •  附属書A(参考)分数表示合格判定数の抜取検査方式の使用例・・・・[84]

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS Z 9015-1 pdf 3] ―――――

Z 9015-1 : 2006 (ISO 2859-1 : 1999)
白 紙

(pdf 一覧ページ番号 4)

――――― [JIS Z 9015-1 pdf 4] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 9015-1 : 2006
(ISO 2859-1 : 1999)

計数値検査に対する抜取検査手順−第1部 : ロットごとの検査に対するAQL指標型抜取検査方式

Sampling procedures for inspection by attributes-Part 1: Sampling schemes indexed by acceptance quality limit (AQL) or lot-by-lot inspection

序文

 この規格は,1999年に第2版として発行されたISO 2859-1,Sampling procedures for inspection by
attributes−Part 1: Sampling schemes indexed by acceptance quality limit (AQL) or lot-by-lot inspection及び2001
年に発行されたTECHNICAL CORRIGENDUM 1を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
この規格の主な改正点は次のとおりである。
・ なみ検査からゆるい検査への移行手順が新しいものになった。
・ ゆるい検査と同等のものとしてスキップロット検査を参照した。
・ 用語“限界品質”は“消費者危険品質”と変更し,付表6-A,付表6-B,付表6-C,付表7-A,付表7-B
及び付表7-Cの表題に示されている。
・ ロットがAQLに等しい場合に不合格となる確率である生産者危険の新しい表が追加された。
・ 分数で表現される合否判定数の抜取検査方式が追加された。この方式のねらいは,合格判定数0と1
との方式の間の連続的な補間である。分数表示合格判定数は付表11-A,付表11-B及び付表11-C,で
与えられており,付表2-A,付表2-B及び付表2-Cの該当する矢印の位置の方式として使用できる。
・ ゆるい検査において,合格判定数と不合格判定数とのギャップをなくした。
参考 これによって,従来の規格の手順にあった条件付合格のルールはなくなった。
・ 2回抜取方式で平均サンプルサイズが小さくなるように,幾つかの変更を行った。
・ 多回抜取方式は7回方式を5回方式に変更した。この変更で,平均サンプルサイズが増加することは
ない。幾つかの方式では前の版の対応するものよりも小さな平均サンプルサイズのものになっている。
・ スキームとしての検査特性曲線(OC曲線)を付表12に加えた。
JIS Z 9015は,“計数値検査に対する抜取検査手順”を共通タイトルにして次の各部で構成される。
− 第0部 : JIS Z 9015抜取検査システム序論
− 第1部 : ロットごとの検査に対するAQL指標型抜取検査方式
− 第2部 : 孤立ロットの検査に対するLQ指標型抜取検査方式
− 第3部 : スキップロット抜取検査手順
この規格を使用する場合には,JIS Z 9015-0を併せて利用することを強く推奨する。これには図などを

――――― [JIS Z 9015-1 pdf 5] ―――――

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JIS Z 9010:1999の国際規格 ICS 分類一覧