この規格ページの目次
JIS C 8800:2021 規格概要
この規格 C8800は、燃料電池技術で用いられる一般的な用語について規定。
JISC8800 規格全文情報
- 規格番号
- JIS C8800
- 規格名称
- 燃料電池発電システム用語
- 規格名称英語訳
- Glossary of terms for fuel cell power system
- 制定年月日
- 2000年11月20日
- 最新改正日
- 2021年12月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- IEC 60050-485:2020(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 01.040.29, 27.070
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2000-11-20 制定日, 2008-07-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認日, 2021-12-20 改正
- ページ
- JIS C 8800:2021 PDF [28]
C 8800 : 2021
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 3.1 触媒(Catalyst)・・・・[1]
- 3.2 電極(Electrode)・・・・[2]
- 3.3 電解質(Electrolyte)・・・・[4]
- 3.4 膜電極接合体(Membrane electrode assembly)・・・・[5]
- 3.5 セル(Cell)・・・・[5]
- 3.6 スタック(Stack)・・・・[6]
- 3.7 燃料処理(Fuel processing)・・・・[9]
- 3.8 燃料電池(Fuel cell)・・・・[10]
- 3.9 燃料電池発電システム(Fuel cell power system)・・・・[11]
- 3.10 効率(Efficiency)・・・・[16]
- 3.11 運転(Operation)・・・・[17]
- 3.12 電流(Electric current)・・・・[18]
- 3.13 電圧(Voltage)・・・・[18]
- 3.14 電力(Power)・・・・[19]
- 3.15 分極(Polarization)・・・・[19]
- 3.16 寿命(Life)・・・・[20]
- 3.17 圧力(Pressure)・・・・[21]
- 3.18 起動(Start)・・・・[21]
- 3.19 停止(Shutdown)・・・・[21]
- 3.20 時間(Time)・・・・[22]
- 3.21 状態(State)・・・・[22]
- 3.22 試験(Test)・・・・[23]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[24]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS C 8800 pdf 1] ―――――
C 8800 : 2021
まえがき
この規格は,産業標準化法に基づき,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本
産業規格である。これによって,JIS C 8800:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS C 8800 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
C 8800 : 2021
燃料電池発電システム用語
Glossary of terms for fuel cell power system
序文
この規格は,2020年に第1版として発行されたIEC 60050-485を基とし,我が国の実情に合わせるため,
技術的内容を変更して作成した日本産業規格である。
なお,この規格で,対応国際規格に追加する用語の番号は,“x101”から始まる番号を付ける。“x”は,
それぞれの用語一覧での用語番号の最初の数字を示す。また,点線の下線を施してある箇所は,対応国際
規格を変更している事項である。技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,燃料電池技術で用いられる一般的な用語について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60050-485:2020,International Electrotechnical Vocabulary (IEV)−Part 485: Fuel cell technologies
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。
2 引用規格
この規格には,引用規格はない。
3 用語及び定義
用語及び定義は,次による。なお,参考のために対応英語及び対応するIEC 60050-485:2020における用
語のIEV番号を示す。
3.1 触媒(Catalyst)
番号 用語 定義 参考
対応英語 対応IEV
番号
1001 触媒 catalyst
化学反応を促進させる物質であって,それ自身は変化しな 485-01-01
いもの
注釈1 触媒は,反応速度を高め,反応活性化エネルギ
ーを低下させる。
注釈2 電極触媒(1002)を参照。
――――― [JIS C 8800 pdf 3] ―――――
2
C 8800 : 2021
番号 用語 定義 参考
対応英語 対応IEV
番号
1002 電極触媒 電極の電気化学反応を促進する触媒 electrocatalyst485-01-02
注釈1 燃料電池では,触媒層に電極触媒を配置する。
注釈2 この用語は,主に,PEFC又はPAFCで用いら
れる。
1003 触媒量 485-01-03
catalyst loading
燃料電池の正極及び/又は負極に担持された触媒の有効
電極面積当たりに含まれる触媒の量
注釈1 触媒量の単位は,ミリグラム毎平方センチメー
トル(mg/cm2)で表す。
1004 触媒被毒 ある物質による触媒特性の能力の低下現象 catalyst 485-01-04
注釈1 電極触媒被毒は,燃料電池性能の劣化をもたらpoisoning
す。
注釈2 電極触媒被毒は,反応ガス中に微量に含まれる
物質によって起こる。
1005 触媒焼結 485-01-05
catalyst sintering
化学プロセス及び/又は物理プロセスによって触媒粒子
が相互に結合し固まる現象
1006 電極触媒担持 電極触媒を担持し,導電媒体として働く構成材料 electrocatalyst485-01-06
体 注釈1 この用語は,主に,PEFC又はPAFCで用いら support
れる。
1101 改質触媒 改質反応を促進する触媒 reforming catalyst
1102 一酸化炭素被 carbon monoxide
燃料ガス中の一酸化炭素によって負極の電極触媒能力が
毒, 低下し,セル電圧が低下する現象 poisoning
CO被毒
3.2 電極(Electrode)
番号 用語 定義 参考
対応英語 対応IEV
番号
2001 電極 electrode
燃料電池において電気化学反応を起こすとともに電流を 485-02-01
流す電子伝導体又は半導体
注釈1 電極は,正極又は負極のいずれかである。
2002 ガス拡散電極 gas diffusion
反応ガス及び/又は生成ガスの拡散のために設計された 485-02-02
電極 electrode
注釈1 ガス拡散電極は,ガス拡散層及び触媒層の機能
をもつ,一つ以上の多孔質層で構成される。
注釈2 ガス拡散電極は,ガス拡散正極又はガス拡散負
極のいずれかである。
2003 リブ付電極 電極基材にガス流路の溝を付けた電極 485-02-03
ribbed electrode
2004 負極, 燃料ガスを電気化学的に酸化する電極 anode 485-02-04
燃料極
2005 正極, 酸化剤ガスを電気化学的に還元する電極 cathode 485-02-05
空気極
2006 触媒層 485-02-06
catalyst layer,
通常,イオン伝導性及び電子伝導性を併せもつ電極触媒を
含み,いずれかの側が電解質と接触する多孔質層 active layer
注釈1 (対応国際規格の注釈を削除した。)
2007 三相界面 three-phase
電解質,電極及び反応物(燃料又は酸化剤)が共に存在し, 485-02-07
boundary
そこで燃料電池の反応が進行する場で,イオン伝導性及び
電子伝導性を併せもつガス拡散電極内の微細構造空間
――――― [JIS C 8800 pdf 4] ―――――
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C 8800 : 2021
番号 用語 定義 参考
対応英語 対応IEV
番号
2008 有効電極面積 電流の方向に垂直な,電極の幾何学的面積 active area, 485-02-08
注釈1 有効電極面積の単位は,平方センチメートルeffective area
(cm2)で表す。
注釈2 有効電極面積は,セルの電流密度の計算に用い
る。
2009 電気化学的表 電気化学的に利用可能な電極触媒表面の面積 electrochemical485-02-09
面積 注釈1 電気化学的表面積は,単位体積当たりの表面積surface area
(m2/m3)と電極体積との積で表す。
注釈2 電気化学的表面積の単位は,平方メートル(m2)
で表す。
2010 電気化学的比 質量又は体積当たりの触媒の電気化学的表面積 specific 485-02-10
表面積 注釈1 比表面積は,触媒の質量又は体積当たりの開口electrochemical
気孔構造体で反応を促進する電極触媒の面積 surface area
に対応している。
注釈2 比表面積の単位は,平方メートル毎グラム
(m2/g)又は平方メートル毎立方メートル
(m2/m3)で表す。
2011 比活性 485-02-11
specific activity,
電極内の電極触媒の質量に関連付けられた値で,ある電圧
において燃料電池から取り出せる電流値 mass activity
注釈1 比活性は,電気化学的表面積又は触媒層の体積
に関連付けられる。また,面積比活性又は体積
比活性へもそれぞれ関連付けられる。
注釈2 比活性の単位は,通常,アンペア毎グラム(A/g)
で表すが,アンペア毎平方センチメートル
(A/cm2)又はアンペア毎立方センチメートル
(A/cm3)でもよい。
2012 粗さ因子 有効電極面積に対する電気化学的表面積の比率 485-02-12
roughness factor
2013 気孔率 porosity
電極材料の全体積又は電解質マトリックス材料の全体積 485-02-13
に対する気孔の体積の比率
注釈1 全体的な開放気孔率,気孔形状,サイズ,サイ
ズ分布などの気孔率の特徴は,燃料電池の電極
の重要な特性であり,その性能に大きく影響す
る。
2101 燃料ガス fuel gas
燃料電池の負極に供給される気体燃料又は気化した液体
燃料
2102 酸化剤ガス 燃料電池の正極へ供給される酸化剤を含むガス oxidant gas
注釈1 一般的に,空気又は空気を含むガスが用いられ
る。
2103 水素ゲイン, hydrogen gain
設定した発電条件下で,水素組成だけを変えた場合の電圧
H2ゲイン の差分
2104 酸素ゲイン, oxygen gain
設定した発電条件下で,酸素組成だけを変えた場合の電圧
O2ゲイン の差分
――――― [JIS C 8800 pdf 5] ―――――
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JIS C 8800:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 60050-485:2020(MOD)
JIS C 8800:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 27 : エネルギー及び熱伝達工学 > 27.070 : 燃料電池
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.29 : 電気工学(用語集)