JIS C 8957:2019 太陽電池モジュール・アレイ互換性標準

JIS C 8957:2019 規格概要

この規格 C8957は、出力が50kW未満の太陽光発電システムに供する結晶系シリコン太陽電池モジュール及びアレイの中で,陸屋根又は勾配屋根に設置するものについて規定。

JISC8957 規格全文情報

規格番号
JIS C8957 
規格名称
太陽電池モジュール・アレイ互換性標準
規格名称英語訳
Interrelationship of photovoltaic modules and arrays
制定年月日
2019年3月20日
最新改正日
2019年3月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

27.160
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2019-03-20 制定
ページ
JIS C 8957:2019 PDF [7]
                                                                                   C 8957 : 2019

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 モジュール・・・・[2]
  •  4.1 構造・・・・[2]
  •  4.2 電気的特性・・・・[3]
  •  5 アレイ・・・・[3]
  •  5.1 構造・・・・[3]
  •  5.2 電気的特性・・・・[4]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS C 8957 pdf 1] ―――――

C 8957 : 2019

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS C 8957 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
C 8957 : 2019

太陽電池モジュール・アレイ互換性標準

Interrelationship of photovoltaic modules and arrays

1 適用範囲

  この規格は,出力が50 kW未満の太陽光発電システムに供する結晶系シリコン太陽電池モジュール及び
アレイの中で,陸屋根又は勾配屋根に設置するものについて規定する。この規格は,保有しなければなら
ない構造的及び電気的な互換性をもたせるための項目を規定する。
なお,この規格は,次のモジュール及びアレイには適用しない。
a) 屋根しゅう(葺)材などの建材としての機能をもつモジュール及びアレイ
b) 集光式及び追尾式太陽電池モジュール及びアレイ
c) 太陽光及び太陽熱ハイブリッド形太陽電池モジュール及びアレイ
d) Cモジュール

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 0920 電気機械器具の外郭による保護等級(IPコード)
JIS C 0922 電気機械器具の外郭による人体及び内部機器の保護−検査プローブ
JIS C 8918 結晶系太陽電池モジュール
JIS C 8951 太陽電池アレイ通則
JIS C 8952 太陽電池アレイの表示方法
JIS C 8955 太陽電池アレイ用支持物の設計用荷重算出方法
JIS C 8960 太陽光発電用語
JIS C 8992-1 太陽電池モジュールの安全適格性確認−第1部 : 構造に関する要求事項

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS C 8951,JIS C 8955及びJIS C 8960によるほか,次による。
3.1
出力端子保護カバー
モジュールから電気出力を取り出すため,ケーブル,バイパスダイオードなどが接続できるようにモジ
ュールに取り付けたボックス。
3.2
勾配屋根
切り妻,寄せ棟など,屋根面が傾斜している屋根。

――――― [JIS C 8957 pdf 3] ―――――

2
C 8957 : 2019
3.3
陸屋根
屋根面が水平又は水平に近い屋根。
3.4
通風路
屋根に取り付けたモジュールの裏面などに設ける通風用の空間。

4 モジュール

4.1 構造

  構造は,次による。
a) 基本構造 スーパーストレート構造で,枠(フレーム)をもつ構造とする。
b) 枠(フレーム) 金属など硬質な材料とし,モジュールを裏側又は表側からボルト類によって固定で
きる構造とする。
なお,モジュールを支持物に固定した状態で,アレイの想定荷重(固定荷重,風圧荷重,積雪荷重
及び地震荷重)に耐え得る強度とし,想定荷重は,JIS C 8955による。
c) 取付方法 取付方法は,モジュールを1枚単位で取付け及び取外しが可能な取付方法とする。また,
モジュール長辺枠を1辺当たり2か所,合計4か所以上で取付金具又はボルト類によって支持物に固
定する。
d) 取付金具及びボルト類 取付金具及びボルト類の強度は,アレイの想定荷重(固定荷重,風圧荷重,
積雪荷重及び地震荷重)に耐え得る強度とする。
なお,想定荷重は,JIS C 8955による。
e) 出力端子の接続方式 出力端子の接続方式は,次による。
1) 出力端子の構造,寸法,強度などについては,JIS C 8992-1の7.2(現地配線端子)による。
2) モジュールに附属する電線は,公称断面積が2.0 mm2の軟銅線又はこれと同等以上の強さ及び太さ
のものとし,JIS C 8992-1の7.4(出力リード又はケーブル)によるほか,アレイの短絡電流に耐え
なければならない。また,耐候性がある電線でなければならない。
3) モジュールに附属する電線は,施工上及び保守上,作業に支障がない長さとする。
f) 太陽電池モジュールの極性表示 太陽電池モジュールの極性表示は,次による。
1) モジュールの極性を,出力端子保護カバー内の端子近傍又は出力端子保護カバー表面に記号,文字
又は色のうち一つ以上の方法で明瞭に表示しなければならない。また,出力端子保護カバーからリ
ード線を延ばして,先端にコネクタ(差込接続器)などの接続器を設ける場合は,コネクタの表面
又はその近傍に表示し,出力端子保護カバー内の端子近傍又は出力端子保護カバー表面にも表示し
なければならない。
2) 極性の表示方法は,記号を用いる場合は正極を+,負極を−とし,文字の場合は正極をP,負極を
Nとする。色を用いる場合は正極を赤,負極を青,又は正極を白,負極を黒とする。
g) コネクタの構造及び性能 コネクタの構造及び性能は,次による。
1) モジュールの接続に用いるコネクタの充電部には,JIS C 0922に規定する検査プローブ11(図1参
照)が触れない構造でなければならない。
2) モジュールの接続時にアークが発生するおそれがある部分に用いる絶縁物は,アークによって有害
な変形,絶縁低下など変質が生じてはならない。

――――― [JIS C 8957 pdf 4] ―――――

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C 8957 : 2019
3) 長期間経過しても接触抵抗が増加してはならない。
4) 防水構造でなければならない。防水性能としては,コネクタが屋根上に接する可能性を考慮した場
合,JIS C 0920で規定するIP55と同等の防水性をもたなければならない。
5) モジュールの接続に用いる差込プラグ及びプラグ受け間の引張強度は,地震などの災害時の安全性
を考慮して,出力端子カバー内の端子強度より小さく,かつ,作業性を損なわない範囲で十分な強
度をもち,外部荷重にも耐えなければならない。
6) 外郭の材料は,耐候性及び耐熱性をもっていなければならない。太陽電池モジュールの機能耐用年
数との整合をとり,モジュールの使用期間耐え得るものでなければならない。
単位 mm
図1−検査プローブ

4.2 電気的特性

  太陽電池モジュールの出力特性の表示を,設置者が容易にモジュール出力特性を判別できるように,JIS
C 8918及びJIS C 8952に従って,銘板表示をするとともに仕様書に記載しなければならない。

5 アレイ

5.1 構造

5.1.1  陸屋根用アレイ
陸屋根用アレイの構造は,次による。
a) 支持物の構造 モジュールを直接受ける部材は,モジュール裏面側から小ねじを差し込み,かつ,固
定できる構造,又は表側から取付金具及びボルト類で固定できる構造でなければならない。
b) 支持物の強度 アレイを組んだ状態で,想定荷重(固定荷重,風圧荷重,積雪荷重及び地震荷重)に
耐え得る強度をもたなければならない。
なお,想定荷重は,JIS C 8955による。
c) 屋根への取付方法 屋根への取付方法は,支持物を建築物の構造耐力上主要な部分に堅固に連結する
方法か,又は重量基礎,コンクリートなどの重量物を用いて,想定荷重に対して十分な強度及び安全
性を確保できると同時に,雨漏りなど建築物へ悪影響を与えない方法とする。堅固に連結する方法の
場合には,取付部分がアレイから受ける想定荷重(固定荷重,風圧荷重,積雪荷重及び地震荷重)に

――――― [JIS C 8957 pdf 5] ―――――

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JIS C 8957:2019の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 8957:2019の関連規格と引用規格一覧