JIS C 9801-1:2015 家庭用電気冷蔵庫及び電気冷凍庫の特性及び試験方法―第1部:一般要求事項 | ページ 2

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動作温度範囲が異なる。)。
3.3.3
便利機構(convenience feature)
指定した食料品に適した貯蔵条件が設けられた,きょう体又は容器(使用者が固定又は取外しが可能)。
便利機構の貯蔵条件は,配置されている室の貯蔵条件と異なってもよい。
注記 (対応国際規格の注記の内容は,定義文であるため移動した。)
3.3.4
切替室(variable temperature compartment)
二つ以上の異なる室タイプとしての使用を意図した室(例えば,冷蔵室にもなりフリーザー室にもなる
室)。各室タイプに該当した動作温度範囲が継続的に維持するように使用者が設定可能である。
注記 単一の室タイプとしての使用を意図した室は,それ以外の室タイプに見合っても切替室とはみ
なさない。例えば,ゼロスター室の要求事項を満足する可能性があるチラー室をいう。
3.3.5
フリーザー室(freezer compartment)
スリースター室又はフォースター室の要求事項を満たす室。
注記 場合によっては,ツースター区画及び/又は副室が,この室の中にある場合もある。
3.3.6
冷蔵室(fresh food compartment)
凍らせない生鮮食料品を貯蔵及び保存することを意図した室。
3.3.7
セラー室(cellar compartment)
冷蔵室の温度よりも高い温度で,食料品を貯蔵することを意図した室。
3.3.8
パントリ室(pantry compartment)
セラー室の温度よりも高い温度で,食料品を貯蔵することを意図した室。
3.3.9
チラー室(chill compartment)
非常に腐りやすい食料品を貯蔵することを意図した室。
3.3.10
貯氷室(ice-making compartment)
水を凍らせる及び氷を貯蔵することを意図した室。
注記 貯氷室はゼロスター室又は冷凍室に分類する。
3.3.11
製氷皿(ice mould)
自動的に水を満たし,自動的に氷を排出する自動製氷機の中にある皿。
3.3.12
製氷トレイ(ice cube tray)
手動で水を満たし,手動で氷を排出する形態の取外しが可能なトレイ。
注記 負荷冷却効率を測定するために,負荷として水の入った製氷トレイを使用する(JIS C 9801-3
の附属書G参照)。

――――― [JIS C 9801-1 pdf 6] ―――――

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3.3.13
ゼロスター室(zero-star compartment)
温度が0 ℃以下で,冷凍又は水を凍らせる及び氷の貯蔵にも使用するが,非常に腐りやすい食品を保存
することを意図しない室。
3.3.14
ワイン貯蔵室(wine storage compartment)
ワインの貯蔵及び熟成を意図した室。
注記 ワイン貯蔵室のための温度要求事項は,附属書Gで規定する。
3.3.15
非冷凍室(unfrozen compartment)
次に示すタイプの室。
ゼロスター室,チラー室,冷蔵室,セラー室,ワイン貯蔵室又はパントリ室。
注記 ゼロスター室は0 ℃以下を保つが,この規格における消費電力量及び性能試験においては非冷
凍室として取り扱う。(対応国際規格の貯氷室に関する内容は削除した。)
3.3.16
冷凍室(frozen compartment)
次に示すタイプの室。
ワンスター室,ツースター室,スリースター室又はフォースター室。
注記 冷凍室は温度に従って分類する(3.3.16.13.3.16.4参照)。
3.3.16.1
ワンスター室(one-star)
貯蔵温度が−6 ℃以下の冷凍室。
3.3.16.2
ツースター室(two-star)
貯蔵温度が−12 ℃以下の冷凍室。
3.3.16.3
スリースター室(three-star)
貯蔵温度が−18 ℃以下の冷凍室。
注記 場合によっては,ツースター区画及び/又は副室が,スリースター室の中にある場合もある。
3.3.16.4
フォースター室(four-star)
室の貯蔵温度がスリースター条件を満たし,最小限の冷凍能力がJIS C 9801-2の箇条8の要求事項を満
たす室。
注記 場合によっては,ツースター区画及び/又は副室が,フォースター室の中にある場合もある。
3.3.17
ツースター区画(two-star section)
スリースター室又はフォースター室の一部で,独立していない(すなわち,専用の個別に操作できる扉
又は蓋がなく),また,ツースターの必要条件を満たす区画。
なお,ツースター区画の上限は,室全体の内容積の20 %となる。
注記 (対応国際規格の注記の内容は,定義文であるため移動した。)

――――― [JIS C 9801-1 pdf 7] ―――――

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3.3.18
野菜用引出し又は野菜容器(vegetable drawer or crisper)
主として果物及び野菜の乾燥を遅らせるために設けられた便利機構。
注記 野菜容器は,一般的に取外しが可能な便利機構とみなすが,試験においては通常そのまま残す。

3.4 形態及び寸法

3.4.1
上開き形(top-opening type)
室(一つ又は複数)の上方から出し入れする冷却機器のタイプ。
3.4.2
前開き形(upright type)
室(一つ又は複数)の前方から出し入れする冷却機器のタイプ。
3.4.3
外形寸法(overall dimensions)
扉又は蓋を閉じた状態で(凝縮器,固定したテーブルボード及び外付け操作盤を含み,扉のハンドル及
び調整脚を除く)冷却機器が占める空間(高さ,幅及び奥行き)の寸法(図5参照)。
3.4.4
据付寸法(space required in use)
通常使用に必要な,扉又は蓋を閉じた状態で冷却機器が占める,空気の自由な循環に必要な空間及び扉
のハンドルも含む空間(高さ,幅及び奥行き)の寸法(図5参照)。
3.4.5
据付必要寸法(overall space required in use)
通常使用に必要な,扉又は蓋を開いた状態で冷却機器が占める全体空間(高さ,幅及び奥行き)の寸法
(図5参照)。
3.4.6
内容積(volume)
JIS C 9801-3の附属書Hで規定する,室又は副室若しくは冷却機器の庫内壁面から内側の部分。
3.4.6A
定格内容積(rated volume)
JIS C 9801-3の附属書Hで規定する内容積の値に基づき,製造業者が付与する値。
3.4.6B
冷凍室の内容積
3.3.16で定義した全ての冷凍室の,JIS C 9801-3のH.2.2の方法によって算出された内容積の合計。
3.4.6C
冷蔵室の内容積
3.4.6Bで定義した冷凍室を除く全ての室の,JIS C 9801-3のH.2.2の方法によって算出された内容積の合
計。
3.4.6D
食品収納スペース
JIS C 9801-3の附属書JAで規定する製造業者によって指定された位置に,カタログ及び/又は取扱説明
書によって製造業者が指示している部品(棚板,容器,仕切り板,皿など)を設置した状態において食品

――――― [JIS C 9801-1 pdf 8] ―――――

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を収納することができる空間。
3.4.7
棚(shelf)
食料品を置くことができる水平面。
注記 棚は,一つの部品で構成している場合,又は複数の部品を並べて取り付けて構成する場合があ
る。この棚は,固定又は取外しが可能である。
3.4.8
負荷配置限界(load limit)
貯蔵空間,かつ,食料品又は他の品の貯蔵を意図する限界表面。
注記 負荷配置限界は自然で明白な特徴又は標線の場合がある。
3.4.9
貯蔵計画(storage plan)
JIS C 9801-2に従って特定の性能を試験する場合における冷却機器内への試験用負荷の配置。

3.5 性能特性

3.5.1
消費電力量(energy consumption)
JIS C 9801-3に従って算出した,指定の期間又は指定の動作に対して冷却機器が使用する電力量(kWh)。
3.5.2
平均消費電力(average power consumption)
JIS C 9801-3に従って算出した,特定の試験条件又は動作における冷却機器の消費電力量を時間で除し
た平均値(W)。
3.5.3
貯蔵温度(storage temperature)
JIS C 9801-2の6.5に従って冷却機器が維持できる温度。
3.5.4
目標温度(target temperature)
JIS C 9801-3に従って消費電力量及び平均消費電力を算出するために使用する庫内温度の基準。
注記 目標温度は,室内(庫内)の空気温度である(附属書D参照)。
3.5.5 霜取り
3.5.5.1
自動霜取り(automatic defrost)
使用者が操作しなくても,冷却器に蓄積した霜の除去を全ての温度調節設定で自動的に開始,また通常
の動作に自動的に復帰,さらに霜取り水の排水を自動で行う霜取り動作。
3.5.5.2
手動霜取り(manual defrost)
自動霜取りでない霜取り動作。
3.5.5.3
オフサイクル霜取り(cyclic defrost)
機器内の室(通常は非冷凍室)を冷却する冷却器を自動的に霜取りし,また,霜取りを冷却システムの
各サイクルごとに行う自動霜取り。

――――― [JIS C 9801-1 pdf 9] ―――――

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注記 オフサイクル霜取りは,霜取り制御サイクルには含まれない。
3.5.5.4
可変霜取り(variable defrost)
通常使用の下で連続する霜取りの間の時間間隔を,経過時間若しくは圧縮機の運転時間以外の,又はそ
れに加えて,ある運転条件(又は複数の条件)を評価することによって,実際の冷却器への着霜に合致す
るように調整し,消費電力量を最小限にすることを意図した自動霜取り。
注記 デマンド霜取り(直接,冷却器表面の霜を測定し,それに応じて霜取りをする。)は,可変霜取
りの形態である。
3.5.6
安定運転状態(stable operating conditions)
冷却機器の平均庫内温度及び消費電力量が,JIS C 9801-2又はJIS C 9801-3で要求する安定性要求事項
を満たす状態。
3.5.7
定常時(steady state)
JIS C 9801-3の附属書Bで規定した適合基準に見合う安定運転状態。
3.5.8
周囲温度(ambient temperature)
試験中の冷却機器の周辺空間で測定する空気温度。
注記 各試験の周囲温度は,附属書Aに基づき測定する。その値は,特定の試験に適用可能であり,
JIS C 9801-2及びJIS C 9801-3に規定する。
3.5.9
制御イベント(control event)
運転状態の変化。
注記 運転状態の変化の例を,次に示す。ただし,これに限定しない。
a) 圧縮機における起動,停止又は回転数の変化
b) バッフル位置,ファン動作又はその他の組み込まれた制御若しくは機器の変化
c) 冷媒回路の状態変化
d) 霜取りヒータのオン及びオフ
e) 製氷機の動作
3.5.10
自動霜取り方式(frost-free)
一つ又は複数の冷却器表面に積層する霜の永久的形成を防止する自動霜取りのシステム。
3.5.11
温度制御装置(temperature control)
一つ又は複数の庫内温度を自動的に調整することを意図する装置。
注記 特に指定がない場合,二つの位置(例えば,開又は閉)の制御装置は温度制御装置として考え
ない。
3.5.12
温度調節装置(user-adjustable temperature control)
冷却機器内の一つ又は複数の庫内温度を変更することを意図した使用者が調整可能な温度制御装置。

――――― [JIS C 9801-1 pdf 10] ―――――

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JIS C 9801-1:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 62552-1:2015(MOD)

JIS C 9801-1:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 9801-1:2015の関連規格と引用規格一覧