JIS C 9801-1:2015 家庭用電気冷蔵庫及び電気冷凍庫の特性及び試験方法―第1部:一般要求事項 | ページ 3

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3.5.13
温度調節設定(temperature control setting)
この規格に従って測定する消費電力量又は性能試験のために選択する温度調節装置の設定。
3.5.14
冷却時間(cooling time)
JIS C 9801-2の箇条7で規定した,冷蔵室の中の負荷を冷却するために要する時間。
3.5.15
冷却能力(cooling capacity)
JIS C 9801-2の箇条7で規定した,冷蔵室の中の負荷を冷却することができる能力。
3.5.16
冷凍時間(freezing time)
JIS C 9801-2の箇条8で規定した,一定量の負荷を冷凍庫又はフリーザー室で冷凍する時間。
3.5.17
冷凍能力(freezing capacity)
JIS C 9801-2の箇条8で規定した,冷凍庫又はフリーザー室の負荷から冷却システムによって熱除去を
行う能力。
3.5.18
製氷能力(ice-making capacity)
JIS C 9801-2の箇条9に従って冷却機器が自動製氷機で生成する氷の量。
3.5.19
温度上昇時間(temperature rise time)
冷却システムの運転を中断した後,JIS C 9801-2の附属書Cに規定する試験を実施したとき,温度が規
定値上昇するために必要な時間。
3.5.20
安定負荷(ballast load)
冷凍能力試験の間に軽負荷を加えるとき,冷凍庫又はフリーザー室に配置する既に貯蔵温度になってい
る試験用負荷とM負荷との組合せ。(附属書C参照。)
3.5.21
軽負荷(light load)
周囲温度と等しい温度の試験用負荷とM負荷との組合せ。(附属書C参照。)これを冷凍能力試験時に
フリーザー室の中に配置する。
3.5.22
負荷冷却試験(processing load efficiency test)
規定の水負荷を冷却機器に投入して,これを冷却する(及び冷凍室で凍らせる)ときに必要となる電力
量を測定する試験。
注記 JIS C 9801-3の附属書G参照。
3.5.23
冷却負荷(processing load)
使用者によって消費する追加の消費電力量(Wh/d)と等価の水負荷。

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3.5.24
負荷冷却効率(load processing efficiency)
規定の冷却負荷を冷やすために冷却機器が消費する追加の消費電力量と冷却負荷を除去するための算出
した熱エネルギーとの比。
3.5.25
負荷冷却からの復帰期間(processing load recovery period)
負荷冷却試験用に規定した負荷を投入した後,安定運転状態に到達するために必要な時間。

3.6 運転状態

  運転状態の概略を,図1に示す。
3.6.1
温度制御サイクル(temperature control cycle)
温度制御装置の動作によって行う温度の一定の繰返しのサイクル(オンオフなど)。
注記 温度制御サイクルの期間は,制御イベントと次のサイクルにおけるその繰返しとの間の時間で
ある。制御イベントを識別することができないところでは,温度制御サイクルの期間は,二つ
の連続した温度の最も高い点又は二つの連続した温度の最も低い点との間である。
3.6.2
霜取り制御サイクル(defrost control cycle)
ある自動霜取り開始前の安定運転状態の終了時点から開始して,次の自動霜取り開始前の安定運転状態
の終了時点までのサイクル。
注記1 自動霜取りの前の霜取り制御サイクルの開始点及び終了点は,次による。
a) オンオフサイクルを備えた冷却システムの場合,最後の規則的な温度制御サイクルの終
了時点(例えば,最後のオフ期間の終了時点)から開始する期間
b) オンオフサイクルを備えていない,ただし,温度制御サイクルを備えた冷却システムの
場合,温度制御サイクルの最高温度に関係する最後の電力,回転数及び冷却の変化
c) オンオフサイクルを備えておらず,また,通常温度制御サイクルも備えていない冷却シ
ステムの場合,安定温度運転の終了時点
注記2 オフサイクル霜取りは霜取り制御サイクルには含まれない。
3.6.3
霜取り運転(defrosting operation)
霜取り制御サイクルの開始から,霜取り後の冷却システムの冷却を開始するまでの動作。
3.6.4
霜取り及び復帰期間(defrost and recovery period)
霜取り制御サイクルの開始から,安定運転状態を達成するまでの期間。
注記 安定運転状態に到達しない製品では(例えば,霜取り運転の後,持続的に温度が低下する。),
霜取り及び復帰期間は,霜取り制御サイクルと等しくなる。
3.6.5
復帰期間(recovery period)
霜取り運転の終了から,霜取り及び復帰期間が終了するまでの期間。

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図1−選択した定義の説明図

3.7 記号

  TMP 温度測定点
T 測定点の温度
t 時間
i センサ位置を表す添え字
上記記号の説明を,表1に示す。
表1−記号の説明
室タイプ 瞬時温度 積分平均温度a) 瞬時平均温度b) 時間平均室内温度c)最高室内温度d)
(im) (a) (ma)
冷蔵 Ti Tim Ta Tma −
冷凍(f) Tfi Tfim Tfa Tfma T***,T**,T*
ゼロスター(z) Tzi Tzim Tza Tzma −
パントリ(p) Tpi Tpim Tpa Tpma −
セラー(c) Tci Tcim Tca Tcma −
チラー(cc) Tcci Tccim Tcca Tccma −
ワイン(w) Twi Twim Twa Twma −
周囲(a) Tai Taim Taa Tama −
注a) 積分平均温度は瞬時温度を積分して得られた値を時間で除した平均温度
b) 瞬時平均温度は測定した全ての瞬時温度の算術平均
c) 時間平均室内温度は瞬時平均温度の積分平均又は積分平均温度の瞬時算術平均(両方とも,同じ結果となる。)
d) 最高室内温度は試験期間中のM負荷の最高温度(JIS C 9801-2の表2参照)

4 分類

  冷却機器は,四つの気候クラスのうちの一つ(又は二つ以上)に分類される。機器を使用する周囲温度

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及び必要な貯蔵温度(JIS C 9801-2の表2参照)を満たす周囲温度範囲は,表2に規定する。
なお,この規格で採用する気候クラスは,温帯(N)とする。
表2−気候クラスの周囲温度範囲
気候クラス 略記号 周囲温度範囲(℃)
亜寒帯(Extended temperate)SN 1032
温帯(Temperate) N 1632
亜熱帯(Subtropical) ST 1638
熱帯(Tropical) T 1643

5 表示

5.1 定格の情報

  次の情報は,恒久的で読みやすい方法で製品に表示することが望ましい。
a) 冷却機器の種類(“冷蔵庫”など,適用可能な場合,用語“自動霜取り方式”を前に付けてよい。)
b) 製造番号及び/又は製造年月日(コード化してもよい。)
c) 全定格内容積並びに冷凍室及び冷蔵室の定格内容積
d) 動力源に関する情報
e) フォースター室をもつ機器は,定格冷凍能力(kg/12 h)
f) [対応国際規格のf)は気候クラスに関する内容のため削除した。]
a) e)の情報は,冷却機器の通常使用の位置にあるときに読み取ることができればよい。5.3Aによるそ
の他の表示は,通常使用時に若しくは冷却機器が壁から離れているとき,又は工具なしでフラップ若しく
はグリルを取り外した後に,容易に読み取ることができればよい。製造業者は,望ましいと考える任意の
追加情報を表示してもよい。
(最終段落は,対応国際規格の地域に関する内容のため削除した。)

5.2 冷凍室の識別

  識別に当たって,フォースター室は,外部又は内部にて前面から容易に視認できる記号(図2に示す記
号に従う。)によって識別する。
また,識別したフォースター室にツースターの区画がある場合,ツースターの識別記号(図3参照)を
表示し,この区画を明確に特定できるようにする。
この記号の詳細は,図E.1を参照する。
図2−フォースター室の識別記号
識別に当たって,ワンスター,ツースター又はスリースターの冷凍室又はきょう体は,外部又は内部に
て前面から容易に視認できる,図3に示す記号によって識別する。識別したスリースター室又はフォース
ター室にツースターの区画がある場合,ツースター区画を明確に識別するツースターの記号を表示する。
図2及び図3に示す記号は,二色以下を用いるか,又は二種類以下の対照的な表面仕上げを施す。大き
い星印の色(又は表面仕上げ)は,他の三つの星印の色と異なる色とする。この要求事項のために,白及
び黒は色とみなす。図2に示すフォースター室の識別記号と混同するような表示又は飾りが冷却機器上に

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ないことが望ましい。
ワンスター室 ツースター室 スリースター室
詳細は,図E.2を参照する。
(対応国際規格の説明文は,図中に織り込んだため削除する。)
図3−冷凍室のスター識別記号(フォースターを除く)

5.3 負荷配置限界線

  負荷配置限界線は,冷凍庫の内容積及び独立した扉をもった,きょう体又は室の中のスリースター貯蔵
空間に関してだけ用いることができる。
スリースターの貯蔵に適した,きょう体又は室の空間内では,次のいずれかの条件を満たした場合,負
荷配置限界線は不要である。
− スリースター又はフォースターの貯蔵として不適であると認めた空間がない。
− 負荷配置限界が固有の構造(例えば,バスケット,容器,フラップ)で決定する。
− 負荷配置限界が自然負荷配置限界で決定し[JIS C 9801-2の図1 b)参照],また,負荷条件を特別に取
扱説明書に記載する。
その他の全ての場合で,スリースター又はフォースター貯蔵空間の限界は,図4に示す形状の一つ又は
複数の負荷配置限界線によって見やすく,かつ,消えない方法で表示する。
製造業者は,可能な限り負荷配置限界の外側又はツースター室若しくはツースター区画の外側に貯蔵空
間を設けないことが望ましい。
単位 mm
図4−負荷配置限界の表示

5.3A その他の表示

  製造業者による宣言値などのその他の表示は,本体又は取扱説明書に記載する。
記載例を,次及び表2Aに示す。
霜取り制御装置のタイプの表示例
・ タイマ式
・ 圧縮機運転積算時間式
・ 可変式

――――― [JIS C 9801-1 pdf 15] ―――――

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JIS C 9801-1:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • IEC 62552-1:2015(MOD)

JIS C 9801-1:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS C 9801-1:2015の関連規格と引用規格一覧