JIS D 0302:1996 自動車―外周り寸法の測定方法

JIS D 0302:1996 規格概要

この規格 D0302は、乗用車の外周り寸法の測定箇所及び測定要領について規定。なお,トラックについても準用することができる。

JISD0302 規格全文情報

規格番号
JIS D0302 
規格名称
自動車―外周り寸法の測定方法
規格名称英語訳
Road vehicles -- Measuring method of exterior dimensions
制定年月日
1967年3月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

43.040.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
自動車 I 2020, 自動車 II 2020
改訂:履歴
1967-03-01 制定日, 1970-04-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-04-01 確認日, 1979-04-01 確認日, 1984-12-01 確認日, 1990-03-01 確認日, 1996-01-01 改正日, 2002-03-20 確認日, 2006-12-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS D 0302:1996 PDF [8]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 0302-1996

自動車−外周り寸法の測定方法

Road vehicles−Measuring method of exterior dimensions

1. 適用範囲 この規格は,乗用車(1)の外周り寸法の測定箇所及び測定要領について規定する。
なお,トラック(1)についても準用することができる。
注(1) 乗用車及びトラックとは,JIS D 0101によるものをいう。
備考 この規格の引用規格を,次に示す。
JIS D 0101 自動車の種類に関する用語
JIS D 0102 自動車用語−自動車の寸法,質量,荷重及び性能
JIS D 0103 自動車用電装部品の名称に関する用語
JIS D 0110 自動車のぎ装品用語
JIS Z 8401 数値の丸め方
2. 用語の定義 この規格で使用する用語の定義は,JIS D 0102,JIS D 0103及びJIS D 0110による。
3. 測定条件
3.1 自動車は,整備された状態で水平な平たん(坦)面(以下,接地面という。)に置き,直進姿勢にあ
る空車状態で測定する。
なお,タイヤの空気圧は,通常走行に対する指定空気圧(範囲で指定している場合には,その中央値)
とする。
備考 最大積載状態で測定した値を併記するときには,その旨を注記する。
3.2 自動車の附属物については,次の条件で測定する。
(1) アウトサイドミラー及びアンダミラーは,含まない。
(2) 番号標は,含まない。ただし,番号標ブラケットは,含む。
(3) たわみ式アンテナは,含まない。
(4) けん引装置,フック,バンパなど車台・車体に固定されたもので,上記(1)(3)に掲げたもの以外は,
すべて固着物とみなし,測定範囲に含める。
3.3 自動車の可動部分については,次の状態で測定する。
(1) 荷台の後部ドアは,閉じた状態とする。ただし,荷台床面高さ (H117) 測定の場合を除く。
(2) ドア,フード,トランクリッド,ベンチレータのふた,サンルーフなどは,閉じた状態とする。
3.4 次に示すような,調整機能がある構造の装置については,設計標準位置とする。
(1) 座席の前後・上下の位置,及び座席の背当ての取付け角度

――――― [JIS D 0302 pdf 1] ―――――

2
D 0302-1996
(2) 車高調整位置の高さ
3.5 灯火器の照明部及び反射部は,次の部分とする。
(1) 灯火器の照明部の範囲は,灯火器構造違いによって求められた部分とする(付図7参照)。
また,反射部の範囲は,外からの光を反射するために,光学的に設計されたレンズ部分とする。
(2) 灯火器の上縁,下縁,外縁,内縁及び前縁は,照明部又は反射部の最端部とする。
3.6 測定箇所において特記しない場合には,長さ方向は接地面及び自動車の縦中心面に平行に,幅方向
は接地面に平行で縦中心面に垂直に,高さ方向は接地面に垂直に測る。
4. 数値の丸め方 寸法の単位はmmとし,測定値は,小数位をJIS Z 8401によって丸めて整数位とする。
なお,角度については分までを原則とするが,必要に応じて10分単位,30分単位又は度単位に丸める。
5. 測定箇所及び測定要領 外周りの測定箇所及び測定要領は,次による。
(1) 長さ方向
番号 測定箇所 測定要領 備考
L101 全長 付図1参照,附属物につい
自動車の縦中心面及び接地面に平行に,自
ては,3.2参照
動車の接地面への投影点の最前端から最後
端までの最大長さを測る。
L102 軸距 付図1参照,左右異なる軸
前後車軸の軸中心間の水平距離を測る。3軸
距をもつ場合には,それぞ
車では,前車軸と中間の車軸との間を第一
れについて測る。
軸距,中間の車軸と最後の車軸との間を第
二軸距,4軸車では,第三車軸と第四車軸と
の間を第三軸距として,各々の車軸の中心
軸間の水平距離を測る。
L103 前オーバハング 付図1参照,左右異なる軸
最前の車輪中心を通り,縦中心面に直角な
距をもつ場合には,それぞ
鉛直面から自動車の最前部までの水平距離
を測る。 れについて測る。
L104 後オーバハング 付図1参照,左右異なる軸
最後の車輪中心を通り,縦中心面に直角な
距をもつ場合には,それぞ
鉛直面から自動車の最後部までの水平距離
を測る。 れについて測る。
L105 前ボデーオーバハング 付図1参照,左右異なる軸
最前の車輪中心を通り,縦中心面に直角な
距をもつ場合には,それぞ
鉛直面からボデー最前端(バンパ,フック,
れについて測る。
番号標ブラケットなどの附属装置を除き,
ラジエータグリル,オーナメントなどを含
む。)までの水平距離を測る。
L106 後ボデーオーバハング 付図1参照,左右異なる軸
最後の車輪中心を通り,縦中心面に直角な
距をもつ場合には,それぞ
鉛直面からボデー最後端(バンパ,ヒンジ,
れについて測る。
番号標ブラケットなどの附属装置を除く。)
までの水平距離を測る。
L107 コーナリングランプ前縁距 付図6参照
照明部の前縁を通り,縦中心面に直角な鉛
離 直面から自動車の最前部までの水平距離を
測る。
L108 サイドターンシグナルラン 付図6参照
照明部の前縁を通り,縦中心面に直角な鉛
プ前縁距離 直面から自動車の最前部までの水平距離を
測る。

――――― [JIS D 0302 pdf 2] ―――――

                                                                                              3
D 0302-1996
(2) 幅方向
番号 測定箇所 測定要領 備考
W101 全幅 付図4参照,附属物につい
自動車の縦中心面に直角,かつ接地面に平
行に,自動車の接地面への投影点の左右 ては,3.2参照
各々の最も側方の最大幅を測る。
W102 前輪距 左右のタイヤの接地面との接触面におけ 付図2参照
る,タイヤ中心間の幅方向の距離を測る。
W103 後輪距 複輪の場合には,複輪間隔の中心間の幅方
付図3参照
向の距離を測る。
W104 ヘッドランプ外縁距離 付図6参照
すれ違い用照明部の外縁と自動車最外側と
の水平距離を測る。
W106 パーキングランプ外縁距離 付図6参照
照明部の外縁と自動車最外側との水平距離
を測る。
W107 フロントターンシグナルラ 付図6参照
照明部の外縁と自動車最外側との水平距離
ンプ外縁距離 を測る。
W108 テールランプ外縁距離 付図6参照
照明部の外縁と自動車最外側との水平距離
を測る。
W109 リヤターンシグナルランプ 付図6参照
照明部の外縁と自動車最外側との水平距離
外縁距離 を測る。
W110 リフレックスリフレクタ外 付図6参照
反射部の外縁と自動車最外側との水平距離
縁距離 を測る。
W112 クリアランスランプ外縁距 付図6参照
照明部の外縁と自動車最外側との水平距離
離 を測る。
W113 ストップランプ外縁距離 付図6参照
照明部の外縁と自動車最外側との水平距離
を測る。
W114 前部フォグランプ外縁距離 付図6参照
照明部の外縁と自動車最外側との水平距離
を測る。
W115 アウトサイドミラー中心距 付図2参照,左右非対象の
左右の鏡面方向調節部中心の水平距離を測
離 る。 場合には,自動車の縦中心
面からの距離を測る。
W116 ドア開放時最大幅 付図4参照
左右ドアを最大に開放し,固着物を含む最
外側の左右の距離を測る。
W117 後部フォグランプ 照明部の端部とストップランプの端部との
最短距離を測る。
W118 前面ハザードランプ外縁距 付図6参照
照明部の外縁と自動車最外側との水平距離
離 を測る。
W119 後面ハザードランプ外縁距 付図6参照
照明部の外縁と自動車最外側との水平距離
離 を測る。
W120 フロントターンシグナルラ 付図6参照
左右の照明部の内縁間の水平距離を測る。
ンプ内縁距離
W121 リヤターンシグナルランプ 付図6参照
左右の照明部の内縁間の水平距離を測る。
内縁距離

――――― [JIS D 0302 pdf 3] ―――――

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D 0302-1996
(3) 高さ方向
番号 測定箇所 測定要領 備考
H101 全高 接地面から自動車最高部までの高さを測 付図2参照,附属物につい
る。 ては,3.2参照
H102 最低地上高 接地面と自動車の中央部分(2)の最下部との
付図3参照
距離を測る。
注(2)自動車の縦中心面から等距離で平
行な2平面の内に含まれる,車輪
の内縁間の距離の80%の部分
H103 ヘッドランプ地上高 付図6参照
すれ違い用照明部の上縁及び下縁の接地面
からの高さを測る。
H106 フロントターンシグナルラ 付図6参照
照明部の上縁及び下縁の接地面からの高さ
ンプ地上高 を測る。
H107 テールランプ地上高 付図6参照
照明部の上縁及び下縁の接地面からの高さ
を測る。
H108 リヤターンシグナルランプ 付図6参照
照明部の上縁及び下縁の接地面からの高さ
地上高 を測る。
H109 リフレックスリフレクタ地 付図6参照
反射部の上縁及び下縁の接地面からの高さ
上高 を測る。
H111 クリアランスランプ地上高 付図6参照
照明部の上縁及び下縁の接地面からの高さ
を測る。
H112 前部フォグランプ地上高 付図6参照
照明部の上縁及び下縁の接地面からの高さ
を測る。
H113 ストップランプ地上高 付図6参照
照明部の上縁及び下縁の接地面からの高さ
を測る。
H114 アウトサイドミラー地上高 付図2参照
接地面から左右の鏡面方向調節部中心まで
の高さを測る。
H115 前バンパ地上高 付図2及び付図5参照
バンパ最前端の位置における接地面からの
高さを測る。最前端部が上下に幅をもって
いるときには,その中心とする。
H116 後バンパ地上高 付図3及び付図5参照
バンパ最後端の位置における接地面からの
高さを測る。最後端部が上下に幅をもって
いるときには,その中心とする。
H117 荷台床面高さ, 付図1参照
荷台(又はトランク床面)後端中央部の接
トランク床面高さ 地面からの高さを測る。ただし,小突起物
及び局部的な凹凸部を除く。
H121 ハイマウントストップラン 付図6参照
照明部の下縁の接地面からの高さを測る。
プ地上高
H122 後部フォグランプ地上高 付図6参照
照明部の上縁及び下縁の接地面からの高さ
を測る。
H124 コーナリングランプ地上高 付図6参照
照明部の上縁の接地面からの高さを測る。
H125 前面ハザードランプ地上高 付図6参照
照明部の上縁及び下縁の接地面からの高さ
を測る。
H126 後面ハザードランプ地上高 付図6参照
照明部の上縁及び下縁の接地面からの高さ
を測る。
H127 サイドターンシグナルラン 付図6参照
照明部の上縁及び下縁の接地面からの高さ
プ地上高 を測る。

――――― [JIS D 0302 pdf 4] ―――――

                                                                                              5
D 0302-1996
(4) 角度
番号 測定箇所 測定要領 備考
A101 アプローチアングル 付図1参照,たわみ式泥よ
自動車のすべての固着物を含む前部下端か
けは含まない。
ら,最前車輪タイヤ外周に引いた接平面が,
接地面と成す最小角度を測る。
A102 デパーチャアングル 付図1参照,たわみ式泥よ
自動車のすべての固着物を含む後部下端か
けは含まない。
ら,最後車輪タイヤ外周に引いた接平面が,
接地面と成す最小角度を測る。
A103 ランプアングル 付図1参照,たわみ式泥よ
自動車の縦中心面に投影した自動車の輪郭
けは含まない。
において,前・後のタイヤの外周にそれぞ
れ接する二直線の交点が自動車の下側輪郭
上にあるときの,二直線が成す角度の補角
の最小値を測る。三組以上の車軸をもつ自
動車では,最大軸距の間で測る。
付図1 側面
付図2 前面
付図3 後面

――――― [JIS D 0302 pdf 5] ―――――

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JIS D 0302:1996の関連規格と引用規格一覧