JIS D 1037:2011 二輪自動車―最高速度試験方法 | ページ 3

                                                                                              9
D 1037 : 2011 (ISO 7117 : 2010)
入して整数としなければならない。
12.2 試験報告書
試験報告書は,附属書Bによる。

――――― [JIS D 1037 pdf 11] ―――――

10
D 1037 : 2011 (ISO 7117 : 2010)
附属書A
(参考)
加速距離の決定方法
A.1 一般
この附属書は,試験二輪車が安定した最高速度で走行していることを保証するために,適切な加速距離
を決定するための二つの例を示す。一方は加速距離変更法であり,他方は連続速度測定法である。
A.2 試験条件
A.2.1 試験二輪車の準備
試験二輪車は,箇条6に従って準備しなければならない。
A.2.2 乗員及び運転姿勢
乗員及び運転姿勢は,箇条7による。
A.2.3 大気条件
大気条件は,箇条10による。
A.3 試験方法
A.3.1 加速距離変更法
A.3.1.1 一般
この方法では,加速距離を一定の長さ増加させ,試験二輪車が最高速度に達するまで,それぞれの加速
距離における車速を測定する。
A.3.1.2 測定機器及び精度
箇条8に規定する測定機器を使用しなければならない。
A.3.1.3 試験路
試験路は,9.3.1又は9.3.2による。
可能な限り,直線試験路を使用しなければならない。環状試験路を試験に使用する場合は,測定区間は,
試験路の直線部分の終端に位置しなければならない。また,環状試験路の円環部分は,加速及び減速だけ
に使用しなければならない。
両方の試験路において,試験路の長さは最高速度に到達するのに十分長くなければならない。図A.1に
示す測定区間aは,直線試験路の終端又は環状試験路の直線部分の終端に位置しなければならない。測定
区間の後に試験二輪車が安全に停止することができるように,試験路の長さを設定する。

――――― [JIS D 1037 pdf 12] ―――――

                                                                                             11
D 1037 : 2011 (ISO 7117 : 2010)
aa
bb
a
a
bb
a
測定区間
b
試験二輪車の走行方向
図A.1−試験路
A.3.1.4 加速距離の増分の決定
加速距離は,同一の長さで増加させるものとし,最小増分は,50 mとする。
A.3.1.5 加速距離変更法の試験方法
A.3.1.5.1 光電管及び電子式時間カウンタ又は同等の機器を測定区間に設置する。
A.3.1.5.2 試験二輪車は,可能な限り早く加速しなければならない。
A.3.1.5.3 測定区間距離Lstを走行する時間tを測定し,車速vを式(A.1)によって計算する。
6.3Lst
v= (A.1)
t
A.3.1.5.4 加速距離を増分長さだけ増加し,連続して最低3種類の加速距離において試験する。
A.3.1.5.5 測定された車速が,直前の加速距離における車速と等しいか,又はそれより低くなった場合,
直前の測定における加速距離を必要最短加速距離として採用する。
決定方法の例を図A.2に示す。

――――― [JIS D 1037 pdf 13] ―――――

12
D 1037 : 2011 (ISO 7117 : 2010)
X 加速距離,m
Y 車速,km/h
1 必要最短加速距離,m
図A.2−増分200 mの場合の車速と加速距離の関係例
A.3.2 連続速度測定法
A.3.2.1 一般
この方法では,車速と加速距離の関係とを求めるために,試験二輪車が最高速度に達するまで車速を連
続的に測定する。
A.3.2.2 測定機器及び精度
車速を連続的又は十分な頻度で測定することができる機器,例えばGNSS(Global Navigation Satellite
System : 全地球航行衛星システム)又は非接触式速度計などを使用する。車速の測定許容誤差は,1 km/h
以内でなければならない。
A.3.2.3 試験路
試験路は,9.3.1又は9.3.2による。
可能な限り,直線試験路を使用しなければならない。環状試験路を試験に使用する場合は,測定区間は,
試験路の直線部分の終端に位置しなければならない。また,環状試験路の円環部分は,加速及び減速だけ
に使用しなければならない。
A.3.2.4 連続速度測定法の試験方法
A.3.2.4.1 試験二輪車は,可能な限り早く加速しなければならない。
A.3.2.4.2 車速を連続的に測定し,加速距離に対する関数としてプロットする(図A.3参照)。
車速が最高値に達した時点の加速距離を,必要最短加速距離として採用する。

――――― [JIS D 1037 pdf 14] ―――――

                                                                                             13
D 1037 : 2011 (ISO 7117 : 2010)
X 加速距離,m
Y 車速,km/h
1 必要最短加速距離,m
図A.3−連続速度測定法の試験結果例

――――― [JIS D 1037 pdf 15] ―――――

次のページ PDF 16

JIS D 1037:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 7117:2010(IDT)

JIS D 1037:2011の国際規格 ICS 分類一覧