JIS D 1304:2004 電気自動車―充電器―効率試験方法

JIS D 1304:2004 規格概要

この規格 D1304は、電動機を原動機とする車両総重量3500kg以下の乗用車及び貨物自動車が使用する充電器のうち,標準電圧が交流690V以下又は直流1000V以下の充電器の,実運転環境での効率試験方法について規定。

JISD1304 規格全文情報

規格番号
JIS D1304 
規格名称
電気自動車―充電器―効率試験方法
規格名称英語訳
Electric vehicle -- Charging system -- Test method of efficiency
制定年月日
2004年3月20日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

29.220.20, 43.120
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
自動車 II 2020
改訂:履歴
2004-03-20 制定日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS D 1304:2004 PDF [7]
                                                                                   D 1304 : 2004

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本自動車研究所(JARI)から団体規
格(JEVS G701:2002)を元に作成した工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願、実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS D 1304 pdf 1] ―――――

D 1304 : 2004

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. 試験条件・・・・[1]
  •  4.1 充電器の条件・・・・[1]
  •  4.2 測定条件・・・・[1]
  •  5. 効率算出方法と測定部位・・・・[2]
  •  5.1 充電効率の瞬時値・・・・[2]
  •  5.2 充電期間中の平均効率・・・・[2]
  •  5.3 コンダクティブ充電器の測定部位・・・・[2]
  •  5.4 インダクティブ充電器の測定部位・・・・[3]
  •  5.5 ひずみ(歪)電圧出力の処理・・・・[3]
  •  6. 測定器・・・・[3]
  •  7. 充電器単体の効率プロファイル測定・・・・[4]
  •  8. 実使用状態での効率導出方法・・・・[4]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS D 1304 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 1304 : 2004

電気自動車−充電器−効率試験方法

Electric vehicle − Charging system − Test method of efficiency

1. 適用範囲

 この規格は,電動機を原動機とする車両総重量3 500 kg以下の乗用車及び貨物自動車が使
用する充電器のうち,標準電圧が交流690 V以下又は直流1 000 V以下の充電器の,実運転環境での効率
試験方法について規定する。(標準電圧は,IEC 60038を参照)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 60068-1 環境試験方法−電気・電子−通則
JIS C 1102-2 直動式指示電気計器 第2部 : 電流計及び電圧計に対する要求事項
JIS C 1102-3 直動式指示電気計器 第3部 : 電力計及び無効電力計に対する要求事項
JIS C 1102-5 直動式指示電気計器 第5部 : 位相計,力率計及び同期検定器に対する要求事項
JIS D 0112 電気自動車用語(車両)
JIS D 0115 電気自動車用語(充電器)
IEC 60038 Standard Voltages

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS D 0112及び JIS D 0115によるほか,次による。
a) 充電制御 充電器の出力電圧及び出力電力を制御すること。
b) CU (Electronic Control Unit) 電子制御装置。
c) インダクティブ充電装置 インダクティブ充電器の地上側装置。
d) 充電器の効率プロファイル 充電器の出力電圧と出力電流との組合せに対応した効率を表す特性図。
この規格では,出力電流をパラメータとして,出力電圧(横軸)に対する効率(縦軸)表示を標準とする。

4. 試験条件

4.1 充電器の条件

 充電器単体を測定する。充電器に接続されている補機用充電器,その他主電池充電
以外の付加機能は,停止状態とする。停止不可能の場合には,その電力を測定して差し引くか,又は取り
外してもよい。

4.2 測定条件

 測定条件は,JIS C 0010に規定する次の大気条件の範囲とする。
a) 温度 15 ℃30 ℃
b) 相対湿度 25 %75 %
c) 気圧 86 kPa106 kPa
5. 効率算出方法及び測定部位

――――― [JIS D 1304 pdf 3] ―――――

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D 1304 : 2004

5.1 充電効率の瞬時値

 5.3及び5.4に示す各形式の充電器の充電効率の瞬時値は,式(1)による。
PO
× 100 (1)
PI
ここに, 充電効率の瞬時値 (%)
PI : 入力電力の瞬時値 (W)
PO : 出力電力の瞬時値 (W)

5.2 充電期間中の平均効率

 運転期間中の実用効率を表す平均効率は,式(2)による。
T
O
PO dt
av
T
× 100 (2)
O
P Idt
ここに, av 平均効率 (%)
T : 充電時間 (h)
PI : 入力電力の瞬時値 (W)
PO : 出力電力の瞬時値 (W)

5.3 コンダクティブ充電器の測定部位

 コンダクティブ充電器の構成を図1に示す。充電器単体の効率
を測定するために,入力電力は充電器の入力端(図中のPI),出力電力は充電器の出力端(図中のPo)で測定
し,換気設備,断続器などの直接充電に供しない装置の効率は含めない。
PO
被測定部
PI
商 充電制御装置
用 充電器 電子負荷装置など
電 (断続器など)

充電制御
ECU
図 1 コンダクティブ充電器

5.4 インダクティブ充電器の測定部位

 インダクティブ充電器の構成を図2に示す。インダクティブ充
電では,インダクティブ充電装置,充電カプラ及び整流器までを含む効率とし,入力電力は充電器の入力
端(図中のPI),出力電力は整流器の出力端(図中のPo)で測定する。コンダクティブ充電器と同様,換気設
備,断続器などの直接充電に供しない装置の効率は含めない。

――――― [JIS D 1304 pdf 4] ―――――

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D 1304 : 2004
PO
PI 被測定部

用 インダクティブ
電 整流器 電子負荷装置など
充電装置

充電カプラ
充電制御
ECU
図 2 インダクティブ充電器

5.5 ひずみ(歪)電圧出力の処理

 充電器の交流入力力率の改善の一手段として交流入力電圧に従った
出力電流(非直流)をもつ充電器があり,このひずみ(歪)電圧出力を一定電圧(電池と同条件)として
測定を可能とするために,図3に示すように充電器出力側又はインダクティブ整流器出力側にコンデンサ
C1を加えるか,コンデンサの効果と同等のフィルタ機能を用いてもよい。ただし,コンデンサの損失は,
効率測定精度に影響してはならない。
充電器
又は C1 電子負荷装置など
整流器
図 3
また,リップル電圧成分は,出力電圧に対して十分に小さな値(5 %以下が望ましい。)となるコンデン
サ容量を設定する。

6. 測定器

 試験に使用する測定器は,表1による。

――――― [JIS D 1304 pdf 5] ―――――

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JIS D 1304:2004の関連規格と引用規格一覧