JIS D 2502-2:2009 自動車部品―ラジエータのプレッシャキャップ及びフィラネック―第2部:性能,試験方法及び表示 | ページ 2

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D 2502-2 : 2009
b) 負圧弁の開弁圧試験 負圧弁の開弁圧試験は,常温で空気圧を加え,負圧弁の開弁圧を測定する(図
3参照)。空気が連続的に出始めたときの圧力を開弁圧とする。圧力は,2 kPaの細かさまで読みとる。
図3−負圧弁試験装置
c) 残圧試験 残圧試験は,常温で圧力弁の開弁圧に相当する空気圧を加えた後,フィラネックのl6寸法
(表A.1参照)の部分に,プレッシャキャップのつめを位置させ,フィラネック内の圧力が安定した
後に測定する。
d) プレッシャキャップの着脱耐久試験 プレッシャキャップの着脱耐久試験は,常温でプレッシャキャ
ップの着脱を60 回行った後,箇条7 a)の圧力弁の開弁圧試験を行う。
e) 圧力弁の耐久試験 圧力弁の耐久試験は,表3の試験条件で試験を行った後,箇条7 a)の圧力弁の開
弁圧試験を行う。ただし,圧力弁のガスケットは,試験液に浸された状態で耐久試験を行う。
表3−圧力弁の耐久試験条件
項目 試験条件
最大圧力 圧力 kPa 開弁圧の1.2 倍
加圧時間 s 10
最小圧力 圧力 kPa 大気圧
加圧時間 s 10
繰返し回数 回 18 000
試験液 50 %濃度エチレングリコール主体の水溶液
試験温度 ℃ 80以上 a)
注a) 受渡当事者間で取り決める。
f) 負圧弁の耐久試験 負圧弁の耐久試験は,表4の試験条件で試験を行った後,箇条7 b)の負圧弁の開
弁圧試験を行う。ただし,負圧弁は,試験液に浸された状態で耐久試験を行う。

――――― [JIS D 2502-2 pdf 6] ―――――

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表4−負圧弁の耐久試験条件
項目 試験条件
最大圧力 圧力 kPa 開弁圧の1.2 倍
加圧時間 s 10
最小圧力 圧力 kPa 大気圧
加圧時間 s 10
繰返し回数 回 18 000
試験液 50 %濃度エチレングリコール主体の水溶液
試験温度 ℃ 80以上 a)
注a) 受渡当事者間で取り決める。

8 表示

  プレッシャキャップには,次の事項を表示する。
a) 開弁圧 (kPa)
b) 危険警告の文章又は ! 記号

――――― [JIS D 2502-2 pdf 7] ―――――

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附属書A
(規定)
プレッシャキャップ性能試験用フィラネック

序文

  この附属書は,プレッシャキャップの性能試験に用いるフィラネックについて規定する。
A.1 形状・寸法
プレッシャキャップ性能試験用フィラネックの形状・寸法は,表A.1による。
表A.1−プレッシャキャップ性能試験用フィラネックの形状・寸法
単位 mm
種類 D1 D2 D3 a) D4 D5 h a) l1 a) l2 l3 l4 a) l5 a) l6 a) r a)
A種用 43 31.4 最小 最大 22.8 最小 12 10.6 15.8 最小 12.2 最小 1.52
+0.02
±0.5 ±0.3 19.4 39 ±0.02 0.3 ±0.02 ±0.02 11.5 0 11.5
B種用 56.5 41.5 最小 最大 31.5 最小 23 13.9 19.5 最小 16 最小 1.52
+0.02
±0.5 ±0.5 27.3 49.5 ±0.02 0.3 ±0.02 ±0.02 13 0 23
注a) 推奨値である。
A.2 材料
プレッシャキャップ性能試験用フィラネックの材料は,構造用炭素鋼とし,硬質クロムめっきの表面処
理を施す。

――――― [JIS D 2502-2 pdf 8] ―――――

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附属書JA
(規定)
小形へん(扁)平プレッシャキャップの性能試験方法

序文

  この附属書は,小形へん(扁)平プレッシャキャップの性能試験方法について規定する。この附属書で
規定する以外の事項は,箇条7の規定による。ただし,箇条7 f)の負圧弁の耐久試験には,適用しない。
JA.1 全般
小形へん(扁)平プレッシャキャップの性能試験は,附属書JBに規定する小形へん(扁)平プレッシ
ャキャップ性能試験用フィラネックを用いて行う。特に指示のない場合,小形へん(扁)平プレッシャキ
ャップは,乾燥状態で常温のままとする。
JA.2 圧力弁の開弁圧試験
圧力弁の開弁圧試験は,常温で空気を加え,圧力弁の開弁圧を測定する(図JA.1及び図2参照)。最初
は,水槽の中に気泡が連続的に出るが,空気供給量が上昇するに従って大気調圧弁が閉じる。このとき流
量計によって,空気の流れが停止したことを確認する。その後,内圧が上昇し,圧力弁が開弁する。水槽
に気泡が連続的に出て,空気漏れ量が30 cm3/minに相当する圧力を開弁圧とする。
図JA.1−圧力弁試験装置

――――― [JIS D 2502-2 pdf 9] ―――――

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D 2502-2 : 2009
附属書JB
(規定)
小形へん(扁)平プレッシャキャップ性能試験用フィラネック

序文

  この附属書は,小形へん(扁)平プレッシャキャップの性能試験に用いるフィラネックについて規定す
る。
JB.1 形状・寸法
小形へん(扁)平プレッシャキャップ性能試験用フィラネックの形状・寸法は,表JB.1による。
表JB.1−小形へん(扁)平プレッシャキャップ性能試験用フィラネックの形状・寸法
単位 mm
種類 D1 D2 D3 D4 D5 l1 a) l2 a) l3 l4 a) l5 a)
F種用 41.1±0.5 31.4±0.5 17.8±0.5 24.2±0.5 最大37.3 12.5 4.2±0.02 5.2±0.3 8 4
種類 l6 a) l7 a) l8 a) l9 a) l10 l11 a) l12 a) l13 a) r a)
F種用 12 1 12 7.5 6±0.3 1.5 0.8 2.8 0.81.2
注a) 推奨値である。
JB.2 材料
小形へん(扁)平プレッシャキャップ性能試験用フィラネックの材料は,構造用炭素鋼とし,硬質クロ
ムめっきの表面処理を施す。

――――― [JIS D 2502-2 pdf 10] ―――――

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JIS D 2502-2:2009の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9818:1991(MOD)

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