JIS D 3636:2003 自動車―ディーゼル機関用燃料噴射装置の試験―ピントル形校正用ノズル

JIS D 3636:2003 規格概要

この規格 D3636は、燃料噴射ポンプ試験装置上でディーゼル機関用の燃料噴射ポンプの試験及び調整をするために用いる校正用ノズルについて,寸法,噴孔部(方法1)及びしゅう(摺)動部(方法2)のすき間を測定する試験方法について規定。

JISD3636 規格全文情報

規格番号
JIS D3636 
規格名称
自動車―ディーゼル機関用燃料噴射装置の試験―ピントル形校正用ノズル
規格名称英語訳
Road vehicles -- Diesel fuel injection equipment testing -- Pintle type calibrating nozzle
制定年月日
1994年11月1日
最新改正日
2018年10月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4010:1998(MOD)
国際規格分類

ICS

43.060.40, 43.180
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
自動車 I 2020, 自動車 II 2020
改訂:履歴
1994-11-01 制定日, 2000-11-20 確認日, 2003-03-20 改正日, 2008-05-20 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS D 3636:2003 PDF [13]
                                                                                   D 3636 : 2003

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人自動車技
術会 (JSAE)/財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS D 3636:1994は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 4010:1998, Diesel engines−
Calibrating nozzle, delay pintle typeを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。 経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS D 3636には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定) ISO 4010によらない,ピントル形校正用ノズルの要求事項
附属書2(参考) 参考文献
附属書3(参考) JISと対応する国際規格との対比表

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS D 3636 pdf 1] ―――――

D 3636 : 2003

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 呼び方及び表示・・・・[1]
  •  4. 寸法及び公差・・・・[2]
  •  5. 試験方法・・・・[2]
  •  5.1 概要・・・・[2]
  •  5.2 試験方法1 : 噴孔部すき間・・・・[2]
  •  5.3 試験方法2 : しゅう(摺)動部すき間・・・・[4]
  •  附属書1(規定) ISO 4010によらない,ピントル形校正用ノズルの要求事項・・・・[6]
  •  附属書2(参考) 参考文献・・・・[8]
  •  附属書3(参考) JISと対応する国際規格との対比表・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS D 3636 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                              JIS
D 3636 : 2003

自動車−ディーゼル機関用燃料噴射装置の試験−ピントル形校正用ノズル

Road vehicles−Diesel fuel injection equipment testing− Pintle type calibrating nozzle

序文

 この規格は,1998年に第2版として発行されたISO 4010,Diesel engines−Calibrating nozzle, delay
pintle typeを元に,対応する部分(形状及び寸法)については対応国際規格を翻訳し,技術的内容を変更す
ることなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定されていない規定項目を日本工業規格(日本産業規格)
として追加している。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格にない事項である。変更の一覧
表をその説明を付けて,附属書3(参考)に示す。

1. 適用範囲

 この規格は,燃料噴射ポンプ試験装置上でディーゼル機関用の燃料噴射ポンプ(以下,ポ
ンプという。)の試験及び調整をするために用いる校正用ノズル(以下,ノズルという。)について,寸法,
噴孔部(方法1)及びしゅう(摺)動部(方法2)のすき間を測定する試験方法について規定する。
ノズルの適用限界は,噴射ポンプの試験結果による。このノズルの仕様については,個々のポンプにつ
いてポンプ製造業者が確認し,ポンプ試験仕様書に記載する。代表的な範囲は,150 mm3/stroke以下とす
る。ただし,日本においては,これよりはるかに広い範囲で実用されており,受渡当事者間の協定によっ
て150 mm3/stroke以上でもよいものとする。
なお,附属書1にISO 4010によらないピントル形校正用ノズルの要求事項を規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修
正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 4010:1998, Diesel engines−Calibrating nozzle, delay pintle type (MOD)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS D 3604 自動車用ディーゼル機関燃料噴射ノズルの形状及び寸法−サイズ“S”
備考 ISO 2697:1974 Road vehicles−Fuel injection nozzles−Size“S”からの引用事項は,この規格
の該当事項と同等である。

3. 呼び方及び表示

 ノズルの呼び方は,ISO 4010とし,ノズルのキャップナットから突き出すシャフト
部分に表示する。ただし,D 3636-1でもよい。

――――― [JIS D 3636 pdf 3] ―――――

2
D 3636 : 2003

4. 寸法及び公差

 ノズルの寸法及び公差は,図1による。
図に示す以外の寸法は,しゅう(摺)動部のすき間を除き,JIS D 3604のB形による。
しゅう(摺)動部のすき間は,5.3で示す方法で測定する。
単位 mm
図 1 ノズル断面図

5. 試験方法

5.1 概要

 次の二つの試験方法によるすべての測定は,洗浄され乾燥されたノズルで行わなければなら
ない。流量測定のための測定装置は,表示値に対して測定正確度±0.5 %に校正済みのものを用いる。

5.2 試験方法1 : 噴孔部すき間

 方法1は,噴孔部すき間を空気流量で測定する。
5.2.1 空気流量特性 ノズルの流量特性は,図3で示す測定装置によって測定し,表1に示す流量範囲で
なければならない。
表 1 空気流量特性
針弁リフト 流量
mm cm3/min L/h
0.1 120220 −
0.35 400以下 −
0.5 600以上 −
最大流量時リフト − 228238
最大リフト − 210220
表1に示す値は,大気圧が98 kPa, 大気温度が293 Kの場合に基づいている。
針弁リフトに対する空気流量特性を,図2に示す。

――――― [JIS D 3636 pdf 4] ―――――

                                     図 2 空気流量特性(1)
注(1) 斜線で示した範囲は,流量特性の範囲を示す。
5.2.2 試験条件 ノズルの噴孔部有効断面(針弁リフトごとの流路断面積最小部)及び出口部で,それぞ
れ流速が音速に達しているならば,測定装置が示す流量は,ノズルの噴孔部有効断面に比例する。この条
件を満足するために,測定時,ノズル出口で,大気圧力 (Pa) より少なくとも60 kPa低い圧力 (Pe) が常に
得られなければならない。針弁リフト0.1 mm及び0.35 mm時,ノズル出口部では大気圧より少なくとも
80 kPa低い圧力でなければならない。
また,流量計が示す値は, 測定時の大気条件(圧力,大気温度)に依存する。比較できる結果を得るた
めには,流量計の読みを流量計製造業者の校正条件で補正しなければならない。さらに,この補正値を,
熱力学の法則 (2) に基づいて,図2の特性を規格とする場合の条件(圧力98 kPa,温度293 K)に補正し
なければならない。
また,受渡当事者間(ポンプ製造業者及びエンジン製造業者)の協定によって規格の上限・下限のマス
タノズルを設定することによって,大気条件を補正してもよい。
Ta Pl
注(2) Qa= Ql
Pa Tl

――――― [JIS D 3636 pdf 5] ―――――

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