JIS D 4102:2007 空気入りタイヤ用ホイール及びリム―用語・呼び・表示

JIS D 4102:2007 規格概要

この規格 D4102は、空気入りタイヤに使用されるホイール及びリムの用語・呼び・表示について規定。

JISD4102 規格全文情報

規格番号
JIS D4102 
規格名称
空気入りタイヤ用ホイール及びリム―用語・呼び・表示
規格名称英語訳
Wheels and rims for pneumatic tyres -- Vocabulary, designation and marking
制定年月日
1984年4月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 3911:2004(IDT)
国際規格分類

ICS

01.040.43, 43.040.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
自動車 II 2020
改訂:履歴
1984-04-01 制定日, 1989-03-01 確認日, 1994-03-01 確認日, 2000-11-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2007-02-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS D 4102:2007 PDF [21]
                                                                     D 4102 : 2007(ISO 3911 : 2004)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 用語及び定義・・・・[1]
  •  附属書A(規定)ホイール及びリムサイズの呼び・・・・[12]
  •  附属書B(規定)表示・・・・[14]
  •  附属書C(参考)対応外国語・・・・[15]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS D 4102 pdf 1] ―――――

D 4102 : 2007(ISO 3911 : 2004)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人自動車技
術会(JSAE)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会
の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS D 4102:1984は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS D 4102 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                              JIS
D 4102 : 2007
(ISO 3911 : 2004)

空気入りタイヤ用ホイール及びリム−用語・呼び・表示

Wheels and rims for pneumatic tyres-Vocabulary, designation and marking

序文

  この規格は,2004年に第3版として発行されたISO 3911を基に,技術的内容及び対応国際規格の構成
を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。

1 適用範囲

  この規格は,空気入りタイヤに使用されるホイール及びリムの用語・呼び・表示について規定する。
ホイール及びリムサイズの呼びは附属書A,表示は附属書Bに規定する。
注記1 参考として対応する外国語を附属書Cに記載した。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3911:2004,Wheels and rims for pneumatic tyres−Vocabulary, designation and marking (IDT)
なお,対応の程度を表す記号(IDT)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,一致していることを示す。

2 用語及び定義

2.1   ホイールの用語
2.1.1
ホイール
タイヤを装着し,車軸ハブに取り付け,荷重を支え回転する部分。一般にリムとディスクの二つの主な
部品から構成する。これらは一体である場合もあり,永久的に取り付けられているか,着脱可能な場合も
ある(図18参照)。
2.1.2
リム
タイヤを装着し保持するホイールの部分。
2.1.3
ディスク
車軸ハブに取り付け,リムを保持する部分。
2.1.4
単輪ホイール
車軸の一端に1本のタイヤを保持するホイール。
2.1.5

――――― [JIS D 4102 pdf 3] ―――――

2
D 4102 : 2007(ISO 3911 : 2004)
複輪ホイール
十分なインセットと構造を備えたホイールで,車軸の一端にそれぞれを組み付けた場合に,2本のタイ
ヤを保持することができるホイール(図2参照)。
2.1.6
インセットホイール
リム中心面がディスク取付面に対して車両内側にあるホイール[図1のa)参照]。
注記 インセットとはディスクの面からリム中心面までの距離をいう。
2.1.7
ゼロセットホイール
リム中心面がディスク取付面と一致するように構成されたホイール[図1のb)参照]。
2.1.8
アウトセットホイール
リム中心面がディスク取付面に対して車両外側にあるホイール[図1のc)参照]。
注記1 アウトセットとはディスクの取付面からリム中心面までの距離をいう。
注記2 輪距,すなわち車軸に取り付けられたタイヤの中心面の間隔はホイールのアウトセットが大
きくなるにつれ増加する。
1 リム中心面
2 ディスク
3 ナット座
4 ボルト穴
5 ボルト穴ピッチ円直径
6 ハブ穴直径
7 取付面直径
8 取付面
9 インセット
10 リム
11 ゼロセット
12 アウトセット
a) インセットホイール b) ゼロセットホイール c) アウトセットホイール
図1−乗用車用及び小型商用車用ディスクホイールの用語

――――― [JIS D 4102 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
D 4102 : 2007(ISO 3911 : 2004)
2.1.9
複輪間隔
二つのタイヤの間で要求される間隔を備えたリムのリム中心面間の距離(図2,図5,及び図6参照)。
1 リム中心面
2 ディスク
3 インセット
4 ディスク外側面
5 ナット座
6 ボルト穴
7 ボルト穴ピッチ円直径
8 ハブ穴直径
9 取付面
10 取付面直径
11 リム
12 複輪間隔
13 オフセット
a) 単輪取付け b) 複輪取付け
図2−商用車用ディスクホイールの用語
2.2 ホイールの形式
2.2.1
ディスクホイール
リムとディスクで構成され,永久結合したホイール(図1及び図2参照)。
2.2.2
二つ割りリムホイール
同じ幅又は異なる幅の二つの主要なリム部材をリム合わせボルト又は同等の方法で確実に締め付けられ
た,二つの固定フランジをもつホイール(図3参照)。
1 リム中心面
2 固定フランジ
3 リム合わせボルト
4 アウトセット
5 取付面
図3−二つ割りリムホイールの用語

――――― [JIS D 4102 pdf 5] ―――――

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