JIS D 4422:2007 自動車部品―ブレーキシューアッセンブリ及びディスクブレーキパッド―せん断試験方法

JIS D 4422:2007 規格概要

この規格 D4422は、自動車のブレーキシューアッセンブリ及びディスクブレーキにおける摩擦材とその支持部材との結合強度(せん断強度)の試験方法について規定。ただし,リベットタイプは除く。

JISD4422 規格全文情報

規格番号
JIS D4422 
規格名称
自動車部品―ブレーキシューアッセンブリ及びディスクブレーキパッド―せん断試験方法
規格名称英語訳
Automotive parts -- Drum brake shoe assemblies and disc brake pad -- Shear test procedure
制定年月日
1990年3月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6312:2001(MOD)
国際規格分類

ICS

43.040.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
自動車 I 2020, 自動車 II 2020
改訂:履歴
1990-03-01 制定日, 1995-01-01 確認日, 2000-11-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2007-01-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS D 4422:2007 PDF [13]
                                                                                   D 4422 : 2007

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 記号及び単位・・・・[2]
  •  5 試料及び条件・・・・[2]
  •  6 試験機及び試験ジグ・・・・[3]
  •  6.1 試験機・・・・[3]
  •  6.2 試験ジグ・・・・[3]
  •  7 試験手順・・・・[6]
  •  8 せん断強さの計算・・・・[7]
  •  9 結果の報告・・・・[7]
  •  附属書A(規定)試験手順フロー図・・・・[8]
  •  附属書B(参考)試験報告書・・・・[9]
  •  附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS D 4422 pdf 1] ―――――

D 4422 : 2007

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人自動車技
術会(JSAE)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会
の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS D 4422:1990は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS D 4422 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 4422 : 2007

自動車部品−ブレーキシューアッセンブリ及びディスクブレーキパッド−せん断試験方法

Automotive parts- Drum brake shoe assemblies and disc brake pad-Shear test procedure

序文

  この規格は,2001年に第2版として発行されたISO 6312を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,国内
の試験機を用いた試験に適用可能とするため,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,自動車のブレーキシューアッセンブリ及びディスクブレーキにおける摩擦材とその支持部
材との結合強度(せん断強度)の試験方法について規定する。この規格は,一体成形,及び接着タイプに
適用する。ただし,リベットタイプは除く。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6312:2001,Road vehicles−Brake linings−Shear test procedure for disc brake and drum brake
shoe assemblies (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを示
す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS D 0106 自動車−ブレーキ用語(種類,力学及び現象)
注記 対応国際規格 : ISO 611,Road vehicles−Braking of automotive vehicles and their trailers−
Vocabulary(MOD)
JIS D 0107 自動車−ブレーキ用語−部品
注記 対応国際規格 : ISO 611,Road vehicles−Braking of automotive vehicles and their trailers
−Vocabulary(MOD)
JIS D 4420 自動車用ブレーキライニング及びディスクブレーキパッドの水,食塩水,油,及びブレー
キ液に対する劣化試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 6314,Road vehicles−Brake linings−Resistance to water, saline solution,
oil and brake fluid−Test procedure(IDT)

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D 4422 : 2007

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS D 0106 及びJIS D 0107によるほか,次による。
3.1
摩擦材 (lining)
ブレーキシューアッセンブリ及びディスクブレーキの摩擦によって,制動力を生じさせる部材。
3.2
キャリア (carrier)
ブレーキシューアッセンブリ及びディスクブレーキにおいて,摩擦材が取り付けられている部材。
3.3
接合面積 (bond area)
摩擦材とキャリアとの間の接触する部分の面積。
3.4
せん断強さ (shear strength)
破壊荷重を,接合面積で除した比率。

4 記号及び単位

  記号及び単位は,表1による。
表1−記号及び単位
項目 記号 単位
破壊時のせん断荷重 F N
接合面積 A mm2
破壊時のせん断強さ r MPa

5 試料及び条件

  試料及び条件は,次による。
a) この試験手順は商品開発中,生産品又は異物介在後(JIS D 4420による条件など)若しくは,使用後
の試料に適用する。
b) 試験は,フルサイズの試料又はテストピースで実施する。
c) 試料の端部は,荷重ツール及び固定ツールと確実に接触するように準備する。シムは取り外す。
d) 摩擦材を取り付けたブレーキシューを試験する場合には,試験領域は,フルサイズ全体又はキャリア
まで切り込みを入れたテストピースの部分となる(図1参照)。
e) 用いる試料は,5個とする。
注記1 試験手順に示す荷重の負荷方向は,製品の使用状態の荷重方向とは異なる可能性がある。
注記2 せん断挙動は,摩擦材の縦横比,面取り及びスリットによって影響を受ける。

――――― [JIS D 4422 pdf 4] ―――――

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D 4422 : 2007
単位 mm
図1−シューアッセンブリのテストピース試料

6 試験機及び試験ジグ

6.1 試験機

  試験機は,次による。
a) 試験機は,圧縮若しくは引張試験機,又は加圧ラムを動かすことによって十分なせん断荷重を加える
ことができる同様の試験機(せん断試験機)を用いる。
b) 試験機には,せん断破壊の瞬間にかかる荷重を正確に記録するための装置を備えなければならない。
c) 荷重負荷は,次による。
1) 荷重上昇速さ一定の試験機の場合は, 荷重上昇速さが平均して(4 500±1 000)N/sとする。
注記 この数値は,一般的な自動車仕様に基づいた評価から決定した。
2) クロスヘッド移動速さ一定の装置において試験する場合には,試験速度は(10±1)mm/minとする。
なお,結果報告の場合には,荷重上昇速さ一定形との比較ができるように,試験速度を明記しな
ければならない。
3) 衝撃荷重は避ける。

6.2 試験ジグ

6.2.1  全般
せん断試験装置は,荷重負荷部分に対して平行に試料を保持する部分を備えていなければならない。
このジグが試料と接触する部分は,2 mm以下の半径をもっているものとする。
6.2.2 ブレーキシューアッセンブリ
試験ジグ(図2参照)は,次による。
a) 加圧ラムは,摩擦材の先端と試料の全長にわたり,かつ,ブレーキシューのフランジ部から(1±0.2)
mm内の全幅で接触できる構造のものとする。
b) 加圧ラムによる荷重負荷は,ブレーキシューのフランジ面に対し平行となっていなければならない。

――――― [JIS D 4422 pdf 5] ―――――

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