JIS D 5606:1973 規格概要
この規格 D5606は、自動車に用いる燃料タンクの液面を指示するフューエルゲージについて規定。
JISD5606 規格全文情報
- 規格番号
- JIS D5606
- 規格名称
- 自動車用フューエルゲージ
- 規格名称英語訳
- Fuel level gauges for automobiles
- 制定年月日
- 1950年10月10日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 43.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1950-10-10 制定日, 1953-10-20 改正日, 1956-10-02 改正日, 1959-10-01 確認日, 1962-10-10 確認日, 1964-02-01 改正日, 1967-01-01 確認日, 1968-06-01 改正日, 1971-07-01 確認日, 1973-03-01 改正日, 1976-03-01 確認日, 1979-03-01 確認日, 1983-10-01 確認日, 1988-12-01 確認日, 1994-03-01 確認日, 2000-11-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS D 5606:1973 PDF [5]
日本工業規格(日本産業規格) JIS
D 5606-1973
自動車用フューエルゲージ
Fuel Level Gauges for Automobiles
1. 適用範囲 この規格は,自動車に用いる燃料タンクの液面を指示するフューエルゲージ(以下,フュ
ーエルゲージという。)について規定する。ただし,液化石油ガスには適用しない。
関連規格: JIS D 0103 (自動車用電装部品の名称に関する用語)
JIS D 0201 (自動車部品の電気めっき通則)
JIS D 0202 (自動車部品の塗膜通則)
JIS D 0203 (自動車部品の耐湿および耐水試験方法)
JIS D 0204 (自動車部品の高温および低温試験方法)
JIS Z 8741 (光沢度測定方法)
2. 種類 フューエルゲージは,その構造により3種類に区分し,表1に示すとおりとする。
表1
種類 レシーバユニットセンダユニット 付属装置
1種 コイル式 可変抵抗式 −
2種 バイメタル式 バイメタル式 −
3種 バイメタル式 可変抵抗式 メータ用
ボルテージレギュレータ
3. 構造
3.1 構造一般 フューエルゲージは,燃料タンクの液面を検出するセンダユニットと,それを指示する
レシーバユニットとから構成し,3種にはメータ用ボルテージレギュレータを含むものとする。
3.2 目盛 目盛はフロートの位置による燃料の液面を示し,フロートの最上位(満位点),最下位(空位
点)およびその中間の3点を原則とする。なお原則として,最上位(満位点)をF,最下位(空位点)を
Eで表示する。
4. 形状および寸法 フューエルゲージの取付部および端子類の形状ならびに寸法は,付図に示すとおり
とする。
5. 外観 外観は,つぎのとおりとする。
(1) めっきを施したもので外部に現われる部分には,めっきむら,著しいきず,その他有害な欠点があっ
てはならない。
(2) 塗装を施したものは,表面に著しいぶつ,むら,きず,その他有害な欠点があってはならない。
――――― [JIS D 5606 pdf 1] ―――――
2
D 5606-1973
(3) めっきおよび塗装面で防げん(眩)処理を施したものは,その表面の光沢度はJIS Z 8741に規定する
方法2の光学条件により試験をしたとき,反射率は40 %以下とする。
6. 塗装およびめっき
6.1 塗装 表縁およびケースに塗装を施したものは,表2の試験条件により試験し,塗膜のはがれ,軟
化,浮きおよび変色が生じてはならない。ただし,樹脂素地については適用しない。
表2
直接風雨にさらされないもの 直接風雨にさらされるもの
浸せき液 : 水
JIS D 0202に規定する耐水4種または
液温 : 40 ℃
JIS D 0202に規定する耐水3種および
浸せき時間 : 1時間
耐食3種
判定時間 : 浸せきし,さらに1時間空気中放置後
6.2 めっき 表縁およびケースにめっきを施すものは,表3による。
なお,樹脂素地にクロムめっきを施すものは,その合計厚さを20 上とする。
表3
種類 素地 直接風雨に 直接風雨に 適用規格名
さらされないもの さらされるもの
鉄素地 MF Ni 10 −
ニッケルめっき
黄銅素地 MB Ni 5 −
鉄素地 MF Cr 10 MF Cr 20 JIS D 0201
クロムめっき
黄銅素地 MB Cr 5 MB Cr 5
亜鉛めっき 鉄素地 MF Zn 5 MF Zn 8
7. 性能
7.1 試験条件 試験条件は,つぎのとおりとする。
(1) 試験場所の状態は,JIS Z 8703に規定する常温常湿とする。ただし,指示誤差試験は,温度20±2℃
とする。
(2) 取付状態は,使用車種に応じたものとする。
(3) 測定には標準燃料計を用いる。標準燃料計とはレシーバユニット全目盛幅の1%以下の精度の測定装
置をいう。
(4) 試験電圧は,表4による。
表4
単位 V
公称電圧 性能試験電圧 耐久試験電圧
6 6.5 7.0±0.5
12 13.5 14.0±0.5
24 27.0 28.0±1.0
(5) 指示誤差試験では,センダユニットおよびレシーバユニットに微振動または軽打を与え,摩擦抵抗の
影響をなくす。
7.2 指示誤差 フューエルゲージの指示誤差は,表5による。
――――― [JIS D 5606 pdf 2] ―――――
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D 5606-1973
表5
指示誤差
種類
レシーバユニット センダユニット
E点およびF点において E点およびF点において
1種
全目盛幅の±6% 全目盛幅の±8%
E点およびF点において E点およびF点において
2種
全目盛幅の±6% 全目盛幅の±10%
E点およびF点において E点およびF点において
3種(1)
全目盛幅の±8% 全目盛幅の±8%
注(1)メータ用ボルテージレギュレータをもつものは,その誤差をレシーバユニット側に含める。
7.3 指示の遅れ フロートをE点からF点に急激に移動したとき,指針は1分以内にF位置の90%以上
を指示しなければならない。
7.4 絶縁抵抗 フューエルゲージにおいては,常温でレシーバユニット端子とケースとの間を500V絶縁
抵抗計で測定したとき,1M 坎 上でなければならない。
7.5 耐温度性 フューエルゲージをJIS D 0204に規定する5種により試験を行なったとき,各部に異常
がなく,さらに7.2,7.3および7.4に適合しなければならない。
7.6 耐振性 フューエルゲージを振動試験機台上に取付け,フロートを約21に固定しレシーバユニット
を作動させて,JIS D 1601に規定する8.3の段階2Gまたは4Gにより試験を行なったとき,試験前に対す
る指示の狂いは7%以下であり,その他各部に異常があってはならない。
7.7 耐久性 フューエルゲージのセンダユニットをE点からF点まで移動させ,さらにE点までもどす
操作を繰り返し30 000回行なったとき,試験前に対する指示の狂いは7%以下であり,その他各部に異常
があってはならない。
7.8 耐水性 直接風雨にさらされるフューエルゲージは,JIS D 0203に規定する噴水試験のS1を行なっ
たとき,試験後内部に水の残留がなく,レシーバユニットにおいてはガラス内面に著しいくもりの発生が
あってはならない。ただし,照明装置,通気孔などがある場合は,前面ガラス部だけを試験する。
8. 検査
8.1 構造検査 構造は,3.の規定に適合しなければならない。
8.2 形状および寸法検査 形状および寸法は,4.の規定に適合しなければならない。
8.3 外観検査 外観の有効面に約300lxの均一な照度を与え,約50cmの距離を隔てて自然の姿で目視で
検査を行ない,5.の規定に適合しなければならない。
8.4 塗装およびめっき検査 塗装およびめっきは,6.の規定に適合しなければならない。
8.5 性能検査 性能は,7.の規定に適合しなければならない。
9. 製品の呼び方 製品の呼び方は,規格名称または規格番号および種類による。
例 : 自動車用フューエルゲージ 1種
またはJIS D 5606 1種
10. 表示 フューエルゲージには,つぎの事項を表示する。
(1) レシーバユニットの端子には,タンク側にUNITまたはTANKの符号。ただし極性のないものは除く。
(2) 製造年月またはその略号。
――――― [JIS D 5606 pdf 3] ―――――
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D 5606-1973
(3) 製造業者名またはその略号。
付図
1. フューエルゲージのセンダユニット取付部
――――― [JIS D 5606 pdf 4] ―――――
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D 5606-1973
2. フューエルゲージの端子
(1) ねじ端子のねじ(記号S)は,原則としてJIS B 0209に規定するM4×0.7またはM5×0.8の2級とす
る。
(2) 平形おす端子は,JIS D 5403に規定するPAとする。
(3) ぎぼし形おす端子は,JIS D 5403に規定するCA呼び104とする。
(4) 形おす端子は,JIS D 5403に規定するTAとする。
参考図
備考 参考図は参考のために示したもので,規格の一部ではない。
JIS D 5606:1973の国際規格 ICS 分類一覧
JIS D 5606:1973の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISD0103:2019
- 自動車部品―電気装置の機器・部品の名称
- JISD0201:1995
- 自動車部品―電気めっき通則
- JISD0202:1988
- 自動車部品の塗膜通則
- JISD0203:1994
- 自動車部品の耐湿及び耐水試験方法
- JISD0204:1967
- 自動車部品の高温および低温試験方法
- JISZ8741:1997
- 鏡面光沢度―測定方法