JIS E 5004-5:2007 鉄道車両―電気品―第5部:高圧ヒューズ

JIS E 5004-5:2007 規格概要

この規格 E5004-5は、電力回路又は補助回路に接続される高圧ヒューズの特性及び試験方法について規定。

JISE5004-5 規格全文情報

規格番号
JIS E5004-5 
規格名称
鉄道車両―電気品―第5部 : 高圧ヒューズ
規格名称英語訳
Railway applications -- Electric equipment for rolling stocks -- Part 5:Electrotechnical components -- Rules for HV fuses
制定年月日
2007年11月29日
最新改正日
2015年10月26日
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対応国際規格

ISO

IEC 60077-5:2003(MOD)
国際規格分類

ICS

29.120.50, 45.060.01
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
鉄道 2019
改訂:履歴
2007-11-29 制定日, 2015-10-26 確認
ページ
JIS E 5004-5:2007 PDF [32]
                                                                                 E 5004-5 : 2007

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  3.1 構成機器・・・・[2]
  •  3.2 動作性能・・・・[3]
  •  4 分類・・・・[5]
  •  4.1 遮断範囲・・・・[5]
  •  4.2 利用区分・・・・[5]
  •  5 特性・・・・[6]
  •  6 製品情報・・・・[6]
  •  6.1 情報の文書化・・・・[6]
  •  6.2 表示・・・・[7]
  •  7 通常の使用条件・・・・[7]
  •  8 構造上及び性能上の要求・・・・[7]
  •  8.1 構造上の要求・・・・[7]
  •  8.2 性能上の要求・・・・[8]
  •  9 試験・・・・[9]
  •  9.1 試験の種類・・・・[9]
  •  9.2 構造上の要求に対する検証試験・・・・[10]
  •  9.3 性能上の要求に対する検証のための形式試験・・・・[10]
  •  9.4 性能上の要求に対する検証のための受渡試験・・・・[16]
  •  附属書A(規定)温度上昇測定用の試験回路の接続・・・・[17]
  •  附属書B(参考)“a”形ヒューズ及び“g”形ヒューズの時定数特性の比較・・・・[18]
  •  附属書C(参考)遮断容量試験用の試験回路の接続・・・・[19]
  •  附属書D(参考)遮断容量の検証・・・・[20]
  •  附属書JA(規定)IEC 60077-5によらない高圧ヒューズ・・・・[22]
  •  附属書JB(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[28]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS E 5004-5 pdf 1] ―――――

E 5004-5 : 2007

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本鉄道車輌工業会(JARI)及び財団
法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業
標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS E 5004の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS E 5004-1 第1部 : 一般使用条件及び一般規則
JIS E 5004-2 第2部 : 開閉機器・制御機器及びヒューズの一般規則
JIS E 5004-3 第3部 : 直流遮断器(予定)
JIS E 5004-4 第4部 : 交流遮断器(予定)
JIS E 5004-5 第5部 : 高圧ヒューズ

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS E 5004-5 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
E 5004-5 : 2007

鉄道車両−電気品−第5部 : 高圧ヒューズ

Railway applications-Electric equipment for rolling stocks- Part 5: Electrotechnical components-Rules for HV fuses

序文

  この規格は,2003年に第1版として発行されたIEC 60077-5を基に,対応する部分については対応国際
規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定さ
れていない規定項目を日本工業規格(日本産業規格)として追加している。また,ヒューズの定格電流,遮断試験電圧など,
日本の実情に合っていない箇所があるため,種別1にIEC 60077-5を,種別2に従来から鉄道車両用とし
て使われていた仕様内容を附属書JAに規定して,いずれかを選択できるようにした。今後,国際規格と
の整合化の主旨から種別1を優先的に適用することが望ましい。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所及び附属書JAは,対応国際規格にない事項で
ある。対応国際規格を変更している事項については,変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示
す。

1 適用範囲

  この規格は,電力回路又は補助回路に接続される高圧ヒューズ(以下,“ヒューズ”という。)の特性及
び試験方法について規定する。これらの回路の電圧は,IEC 60850:2007による直流600 V3 000 Vの標準
電車線電圧である。また,これらのヒューズは,交流補助回路にも利用できる。
なお,並列接続するヒューズには,適用しない。
注記1 この規格は,製造業者と使用者(以下,“受渡当事者”という。)間の協定がある場合,鉱山
用機関車,無軌条電車など鉄道車両以外の車両に搭載するヒューズに適用することができる。
注記2 この規格は,高圧ヒューズの特性について規定するものであるが,その特性にかかわる規定
は,設計の指標のために示すものであり,この規格によって適合性評価を行うことは,意図
していない。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
IEC 60077-5:2003,Railway applications−Electric equipment for rolling stock−Part 5:
Electrotechnical components−Rules for HV fuses (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していること
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。
これらの引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追

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2
E 5004-5 : 2007
補を含む。)には適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 4003 電気絶縁の耐熱クラス及び耐熱性評価
注記 対応国際規格 : IEC 60085:1984, Thermal evaluation and classification of electrical insulation (IDT)
JIS C 8269-1:2000 低電圧ヒューズ−第1部 : 一般要求事項
注記 対応国際規格 : IEC 60269-1:1986, Low-voltage fuses−Part 1: General requirements (IDT)
JIS E 4001 鉄道車両用語
注記 対応国際規格 : IEC 60050 (811):1991, International Electrotechnical Vocabulary−Chapter 811:
Electric traction (MOD)
JIS E 4031 鉄道車両用品−振動及び衝撃試験方法
注記1 対応国際規格 : IEC 61373:1999, Railway applications−Rolling stock equipment−Shock and
vibration tests (MOD)
注記2 JIS E 4031 鉄道車両用品−振動及び衝撃試験方法は,近々に発行する予定。
JIS E 5004-1:2006 鉄道車両−電気品−第1部 : 一般使用条件及び一般規則
注記 対応国際規格 : IEC 60077-1:1999, Railway applications−Electric equipment for rolling stock−
Part 1: General service conditions and general rules (MOD)
JIS E 5004-2:2006 鉄道車両−電気品−第2部 : 開閉機器・制御機器及びヒューズの一般規則
注記 対応国際規格 : IEC 60077-2:1999, Railway applications−Electric equipment for rolling stock−
Part 2: Electrotechnical components−General rules (MOD)
ISO 3:1973, Preferred numbers−Series of preferred numbers
IEC 60050-441:1984, International Electrotechnical Vocabulary. Switchgear, controlgear and fuses
IEC 60282-1, High-voltage fuses−Part 1: Current-limiting fuses
IEC 60850:2007, Railway applications−Supply voltages of traction systems

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS E 5004-1:2006,JIS E 5004-2:2006,JIS E 4001及びIEC
60050-441:1984によるほか,次による。

3.1 構成機器

  構成機器に係る用語及び定義は,次による。
3.1.1
ヒューズ(fuse)
種類に応じて設計された溶断機能をもった機器で,ある一定時間,電流がある一定値を超えて流れると
き,それが挿入されている回路の電流を遮断することによって開路する機器。ヒューズは完全な機器を構
成するすべての部品が含まれる。
3.1.2
ヒューズリンク(fuse-link)
ヒューズが動作した後に,取り替えられるようになっている(ヒューズエレメントを含む。)ヒューズの
部分。
3.1.2A
同形ヒューズリンク
あるシリーズのすべてのヒューズリンクを代表させて,特定のヒューズリンクの一つ又は少ない数を試

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E 5004-5 : 2007
験することを規定できるように,互いに特性だけが異なるように設計された,同一サイズの中でのヒュー
ズリンクのシリーズ。
注記 同形ヒューズリンクの特性の相違及びヒューズリンクが試験される細目は,試験と関連して規
定される。
3.1.3
ヒューズエレメント(fuse-element)
電流が規定時間以上の間,ある規定した値を超えているときに溶断するように設計されたヒューズリン
クの部分(可溶体と呼ぶことがある。)。
3.1.4
ヒューズベース(fuse-base)
接触部と端子部とを備えたヒューズの固定部分。
3.1.5
表示装置(indicating device)
ヒューズが動作したことを表示するために設けられたヒューズの一部。
3.1.5A
筒形ヒューズ
内部にヒューズエレメントを収めた筒の両端に接触部を備えたヒューズリンクを使用するヒューズ。
3.1.5B
消弧剤
ヒューズが溶断したときに発生するアークの消滅を容易にするために,ヒューズエレメントの周囲に配
置されている物質。
3.1.5C

ヒューズリンクを構成する最外側の絶縁管。
3.1.5D
キャップ
筒の両端又は一端を被覆し,ヒューズリンクの端部を形成する部品。
3.1.5E
開放箱形ヒューズ
ヒューズが溶断したときに,アークの消滅を促進するためのアーク流しを備えた開放箱に収納したヒュ
ーズ。
3.1.5F
給与電圧
試験の際,電流投入直前にヒューズの端子間に加える電圧。

3.2 動作性能

  動作性能に係る用語及び定義は,次による。
3.2.1
推定電流(prospective current)
ヒューズをインピーダンスの無視できる導体に置き換えたとき,その回路に流れる電流。
3.2.2

――――― [JIS E 5004-5 pdf 5] ―――――

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