JIS F 0407:1998 船舶―ディーゼル船における機関室通風―設計要件及び計算基準 | ページ 2

                                                                                              5
F 0407: 1998
6.3 油た(焚)きボイラ及び熱媒ヒータ(熱媒油ボイラ)からの熱放射 油たきボイラ及び熱媒ヒータ
(熱媒油ボイラ)からの熱放射 戀 kW) は,次による。
油たきボイラの蒸気量が既に分かっている場合は,次の式によって算出する。
hb
b=ms mfs h 100B 1
備考 排気ガスボイラと排気管からの熱放射は,6.7を参照。
熱の需要が,熱媒ヒータで賄われる場合,又はボイラ容量がkWで既に分かっている場合,次の式によ
って算出する。
hb
b=Q B1
100
ここに, ms : 全蒸気消費量 (kg/s) (5.1参照)
mfs : 燃料消費量[kg(燃料)/kg(蒸気)]
備考 mfsの詳細データがない場合は,mfs=0.077 (kg/kg) を用いてもよい。
h : 燃料の比エンタルピ (kJ/kg)
備考 hの詳細データがない場合は,h=40200 (kJ/kg) を用いてもよい。
拿 油たきボイラ又は熱媒油ヒータの連続最大負荷時の熱損失 (%)
備考 戰 ータがない場合は, 戰 算に使用し
よい。
B1 : ボイラ及び機関室内の他の熱交換器の据付位置に対応する係数は定

(6.7参照)
Q : 熱媒ヒータ又は蒸気ボイラの連続最大負荷 (kW)
6.4 蒸気管及び復水管からの熱放射 蒸気管及び復水管からの熱放射 kW) は,次の式によって算出す
る。
hp
p=msc
100
ここに, mac : 全蒸気消費量 (kW) (5.1参照)
[1.6kg(蒸気)/hにつき1kWとする。]
蒸気管及び復水管からの熱損失(蒸気消費量kWに対して)
(%)
備考 瀰 ータがない場合は, 0.20 (%) を計算に用いてもよい。
6.5 発電機からの放熱 空冷発電機からの放熱 最 kW) は,次の式によって算出する。
g=Pg
100
ここに, Pg : 空冷発電機の出力 (kW) (予備機は除く。)
発電機効率 (%)
備考 ータがない場合は, 94 (%) を用いてもよい。
6.6 電気装備品からの放熱 電気装備品からの放熱 攀 kW) は,次の二つの方法のうち,いずれか一つ
に基づいて算出する。
a) 電気装備品の全詳細データが判明している場合,熱放射は同時使用の合計とする。
b) 通常の船舶で,電気装備品の全詳細データが不明の場合,熱放射は航海中に使用する電気品及び照明

――――― [JIS F 0407 pdf 6] ―――――

6
F 0407: 1998
の定格の20%とする。
6.7 排気管及び排気ガスボイラからの放熱 排気管及び排気ガスボイラからの放熱は,7.3に配管1m当
たりのkWで示されるグラフによって算定してもよい。具体的な数値が不明な場合は,2サイクル機関に
ついては△t=250K,4サイクル機関については△t=320Kを使用してもよい。ただし,ケーシング及び煙
突内に設置の排気管及び排気ガスボイラは,考慮しない。
また,排気ガスボイラが暴露ケーシングの直下に装備されている場合は,6.3と同様の係数B1=0.1を使
用する。
6.8 加熱タンクからの放熱 加熱タンクからの熱放射 kW) は,機関室に隣接する加熱タンク表面の合
計面積に基づき表1に示す数値を使用する。
表1 熱放射とタンク
タンク表面
タンク温度における熱放射 圀一
60℃ 70℃ 80℃ 90℃ 100℃
非保温 0.14 0.234 0.328 0.42 0.515
保温厚さ30mm 0.02 0.035 0.05 0.06 0.08
保温厚さ50mm 0.01 0.02 0.03 0.04 0.05
6.9 その他のものからの熱放射 その他のものからの熱放射 kW),例えば,圧縮機,蒸気タービン,
減速機,清浄機,ヒータ,油圧システムは,放射熱排出のための空気量の合計を計算するときに含めるこ
と。

――――― [JIS F 0407 pdf 7] ―――――

                                                                                              7
F 0407: 1998
7. グラフ
7.1 機関の計画出力に基づくディーゼル機関の熱損失 (%)

――――― [JIS F 0407 pdf 8] ―――――

8
F 0407: 1998

――――― [JIS F 0407 pdf 9] ―――――

                                                                                              9
F 0407: 1998
7.2 ボイラ (kg/s) と熱媒ヒータ (kW) の連続最大負荷時の熱損失 (%)

――――― [JIS F 0407 pdf 10] ―――――

次のページ PDF 11

JIS F 0407:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 8861:1988(IDT)

JIS F 0407:1998の国際規格 ICS 分類一覧