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JIS F 0412:1998 規格概要
この規格 F0412は、船の機関部機器類の表示灯の色について規定。運転,制御,異常などの状態についての状態表示及び動作並びに可聴警報器の動作について規定。
JISF0412 規格全文情報
- 規格番号
- JIS F0412
- 規格名称
- 船舶機関部機器類の警報及び表示の方式
- 規格名称英語訳
- Alarming and indicating system of equipment used for engine department in ships
- 制定年月日
- 1977年2月1日
- 最新改正日
- 2019年2月14日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 2412:1982(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 47.020.70
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 1977-02-01 制定日, 1980-02-01 確認日, 1984-11-15 改正日, 1990-02-25 改正日, 1995-03-28 確認日, 1998-04-20 改正日, 2003-12-17 確認日, 2009-03-19 確認日, 2013-10-25 確認日, 2019-02-14 確認
- ページ
- JIS F 0412:1998 PDF [13]
F 0412 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,運輸大臣が改正した日本工
業規格である。これによって,JIS F 0412-1990は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正では,国際規格との整合を図るために,対応国際規格の技術的内容を変更することなく採用
し,規定内容の一部を改正した。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS F 0412 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
F 0412 : 1998
船舶機関部機器類の警報及び表示の方式
Alarming and indicating system of equipment used for engine department in ships
序文 この規格は,1982年に第1版として発行されたISO 2412, Shipbuilding−Colours of indicator lightsを
元に,対応する部分(表示灯の色)については対応国際規格を翻訳し,技術的内容を変更することなく作
成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定されていない規定項目を日本工業規格(日本産業規格)として追加し
ている。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,船の機関部機器類の表示灯の色について規定するとともに,その運転,制御,
異常などの状態についての状態表示及び動作並びに可聴警報器の動作について規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 2412 Shipbuilding−Colours of indicator lights
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版を適用する。
JIS F 9001 船内総合情報システム設計通則
JIS Z 9101 安全色及び安全標識
備考 ISO 3864, Safety co1ours and safety signs(1)からの引用事項は,この規格の該当部分と同等である。
注(1) 現在は,見直し作業中である。
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 可視表示器 表示灯,CRTディスプレーの映像表示装置の総称。
b) 可聴警報器 ブザー,ベルなどの発音警報機器の総称。
c) ブザー停止 可聴警報器の動作を確認して,その動作を停止する。
d) 点滅及びブリンク停止 可視表示器の点滅及びブリンク動作を確認して,その動作を停止する。
e) ランプリセット 可視表示器の動作を確認して,その動作を変える。
f) ランプレスト 可視表示器の動作を確認して,その動作を停止する。
g) 異常停止 異常発生によって,運転中の機器が自動的に停止する。
h) 手動停止 運転中の機器を人為的に停止させる。
i) ランプテスト 表示灯の点灯試験。
――――― [JIS F 0412 pdf 2] ―――――
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F 0412 : 1998
j) ブザーテスト 可聴警報器の動作試験。
k) 延長警報表示 機関部警報を1個又は数個で代表し,操だ室及び機関士居住区域(機関長室,機関士
室,総合事務室,職員食堂など)に延長して設ける警報表示。
l) CRTディスプレー CRT, LCDなどのVDU (Video Display Unit) の総称。
m) 点滅 表示灯,文字,記号などの点滅表示。
n) 反転 文字,記号などの色が抜けて縁どりされた部分が指定色となって表示される。
o) ブリンク 反転の状態からの点滅,又は反転の状態における縁どりされた部分だけの点滅。
4. 色及びその意味 表示灯の色及び動作については次によるものとし,CRTディスプレーの表示は,JIS
F 9001の附属書1(カラー表示装置への表示方法)による。
4.1 表示灯の色 表示灯を装備する場合の色は,表1に示す意味で使用しなければならない。適用例も
同じく表1に示す。
――――― [JIS F 0412 pdf 3] ―――――
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F 0412 : 1998
表1 表示灯の色
色 意味 内容 代表的な適用
赤 危険又は警報 極めて重要な機械,例えば操だ機,推進機関用潤滑油ポンプ又はモ
危険の警告又は直ちに行動を
起こす必要がある事態。 ータの停止(1)。
推進機関,油圧装置,その他の潤滑システムの圧力低下,温度及び
圧力の値(水,油その他)の臨界レベル到達,基本的な回路の破損。
主機トリップのオーバーライド等特に注意を要する状態などの表
示。
ACB開。
黄(2) 注意 状態の変化又は変化の切迫。
温度及び圧力の値が正常水準と違ってはいるが,危機的ではない場
合。
緑 安全状態の指示。
安全(正常運転及 機械の運転は正常である。
び正常作業状態) 液体は循環している。
圧力,温度,電流その他が限度内にある。
ACB閉。
青 指示/情報 モータ準備完了。
青は上記の赤,黄及び緑の3
(対象とする場 無負荷発電機接続準備完了。
色に含まれない特定の意味を
合の必要に従っ 与えることができる。 休止電気機械用の電熱回路。
て割り当てられ
る特定の意味。)
白(3) 特定の意味なし アース絶縁指示器。
どのような意味ももたせられ
(中立) 同期ランプ。
る赤,黄及び緑の3色を使用
電話の呼出し。
することに疑問がある場合,
自動制御の機器。
例えば,確認の場合にいつで
も使用できる。 電源表示。
注(1) モータの停止警報を設ける場合には,表示灯の色は赤色とすることであって,停止警報を設けることを要求
するものではない。
(2) 黄赤色(橙色)も含む。
(3) 透明色も含む。
備考1. ランプの意味を色の解釈だけに依存してはならない。
2. 補足情報として銘板/彫り込み文を使用しなければならない。
3. 色の数の選択並びに点滅灯及び定常灯の使用は,警報システム及び信号システムの性質によって変わる。
一般には,すぐ行動を起こす必要がある事態を示すには,点滅赤を使用しなければならない。
4. これらの色の意味は,JIS Z 9101 (ISO 3864) に合致している。選ばれた色は,相互に区別できなければな
らない。
5. 表示ランプの色の選択は,装置の操作者にとって最も重要なのはどの情報かということによって変わる。
4.2 表示灯の動作 表示灯の動作の区分及びその表示する内容は,表2による。
表2 表示灯
区分 表示の内容
点灯 ある継続した状態を表す。
滅灯
点滅 異常状態発生を表すか,又は正常状態から変化したことを表す。
備考1. 点灯を,更に強点灯,弱点灯に区分して表示してもよい。
2. 点滅の周期は,約1秒とする。
点滅の周期を変えて2種以上の状態を表してもよい。
3. 表示器の動作は標準動作を示すものであり,動作パターンは6.の規定による。
4. 警報表示は,可聴警報器と併用する。
5. 可聴警報器 可聴警報器は,次による。
――――― [JIS F 0412 pdf 4] ―――――
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F 0412 : 1998
a) 可聴警報器は,緊急度及び環境騒音によるマスキング[隠ぺい(蔽)効果]を考慮した音量及び音質
をもたなければならない。
b) 可聴警報器の動作は,連続又は断続とする。
備考1. 可聴警報器は,ベル,ブザー,ゴング,サイレン,クラクション,エアホーン,電子ホーン
などとする。
2. 警報の内容によっては,音の周波数を変えて区別してもよい。
6. 警報表示
6.1 圧力,温度,液面,スタンバイ自動切換などの警報 制御場所又は監視場所に備える圧力,温度,
液面,スタンバイ自動切換などの警報表示の動作パターンは,図1及び図2のとおりとする。
――――― [JIS F 0412 pdf 5] ―――――
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JIS F 0412:1998の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2412:1982(MOD)
JIS F 0412:1998の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.70 : 航海及び制御設備
JIS F 0412:1998の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISF9001:2004
- 船内総合情報システム設計通則
- JISZ9101:2018
- 図記号―安全色及び安全標識―安全標識及び安全マーキングのデザイン通則